徒然なるままに

2007

'07,1 '07,2 '07,3 '07,4 '07,5 '07,6

 

2006

'06,1 '06,2 '06,3 '06,4 '06,5 '06,6 '06,7 '06,8 '06,9 '06,10 '06,11 '06,12

 

2005

'05,1 '05,2 '05,3 '05,4 '05,5 '05,6 '05,7 '05,8 '05,9 '05,10 '05,11 '05,12

 

2004

'04,1 '04,2 '04,3 '04,4 '04,5 '04,6 '04,7 '04,8 '04,9 '04,10 '04,11 '04,12

 

2003

'03,1 '03,2 '03,3 '03,4 '03,5 '03,6 '03,7 '03,8 '03,9 '03,10 '03,11 '03,12

 

2002

'02,1 '02,2 '02,3 '02,4 '02,5 '02,6 '02,7 '02,8 '02,9 '02,10 '02,11 '02,12

 

2001

'01,1 '01,2 '01,3 '01,4 '01,5 '01,6 '01,7 '01,8 '01,9 '01,10 '01,11 '01,12

 

2000

 

 

 

'00,4 '00,5 '00,6 '00,7 '00,8 '00,9 '00,10 '00,11 '00,12

'07/ 6/ 23    梅雨入り前に!と思っていたが。。。

 雨宿り小屋を設置している周囲は腐葉土層などの表層付近が水を結構含んでいるらしく、窪地などはヌカルミが多い。水路をつけようと少し掘るとすぐ粘土層が現れる。こんな層は水を透しにくいはずでだからこそヌカルミも多くなるのだろう。
 ここに通い始めた辺りに、放置された廃道を復活させようと埋め尽くされた笹竹を切り再度、路を開いたが雨が降ればすぐ田んぼ状態で、クルマが雨宿り小屋まで登れたのは今年になって、側溝がつながってからだった。
 本来はU字溝なりコンクリ打ちをしてしっかりした側溝にすべきなんだろうが費用もかかるしユンボで掘り進めただけの側溝ながら、それでもこう云った土木工事はジワジワと環境を改善してくれる。規模が大きな工事でもないので里山としての環境にはそれほど影響は無いだろうが、ヒトがその辺りを動き回るには便利さが格段に違う。
 ちょこまかした手作業的な泥と汗にまみれる地味な作業ながらも土木整備は欠かせない。

 そんなわけで、奥のほうに伸ばした林の中の作業道にも水路を掘って排水を促したいのだけれど、作業道と交差する所をどうしようかと思っていたが、結局伐採した雑木の中からクリとナラに防腐処理をして橋をかけることにした。
 窪地を掘った水路にはコンスタントに水が流れて排水機能をしてくれればいいが、好天が続いている今は滲み出した腐葉土層に蓄えられた水がヌカルミを作っているだけ。それでも雨なんかが降ったりこれからの梅雨時はここを流れるはずだし、水路が機能し続ければ、周囲のヌカルミも少しは乾燥しやすくなるだろう。出来ればこの橋の下をチョロチョロとでも水が流れ続ければ「春の小川」的な風情が楽しめるかもしれない。費用も少なく上がるだろうし。。。

 そんなわけで埋め込み型の土管やらU字溝はさけて丸太を渡した土橋を架ける事にした。ただ出費は少ないが流れ出る汗の量がねぇ。ペットボトル2本の水を飲むのでその位は。。
 梅雨前に橋を架けて梅雨の雨で水路が安定すれば。。。と思っていたが台所のリフォームやらで取り掛かりが遅れ、どうやらこの週半ばに梅雨入りとなり橋の完成も遅れそうだ。

'07/ 6/ 17    まったく、さわやかな季節

 「さわやかな。。。」と云うのはあんまりありふれているので「まったく、」を付けてみたのだけれど、表現したい事には大した効果が有りそうも無く、貧困なボキャブラリを嘆くばかり。
一番の季節とも言いかねるけれど梅雨に入る少し前のこの季節は、多分生き物全てが高揚感が湧くのかもしれないしそんな精神状態と昼寝をしても寒くも暑くも無いし、昼飯とビールを空けた後の昼寝は日が傾いてから慌てて起きるハメにも。。。
 週初めからの好天は30℃を越し西日本での梅雨入り予報を聞き、イヨイヨ週末から来週明け辺りは東北も梅雨の季節かぁ。。。!?と思っていたら、週中の荒れた低気圧通過から急に遠くまで見渡せる視界のいい秋めいた空。
 雨も梅雨間直の雨らしからぬ。というよりまるで東南アジアのスコールのようなピンポイントで「ザワーっ」と来て上がる雨。
 いたるところで聞く「温暖化の。。。」という話をすぐ想像してしまうような気象。もっとも「木楽庵の畑でパパイア、マンゴーでも生らないかぁ」とか嘯いては見るのだが。。。

 足掛け4週間ほど台所のリフォームをし続けていたので週一程度、山に来ても草刈りと枯れ草のゴミ焼きやらで一日が終わってしまい山作業は手付かずだった。今週は山仕事復帰という事でウォーミングアップを兼ねてチェーンソーワークを少々。。。
 春先の荒れて強い風で所々で倒された木々があって、その中で径30cmチョイのコシアブラの木があったので、いつか何かに使えるだろうと適当にカットして取っておいた。
 カービングの練習に使ったのもこの木。今回はこれで椅子と削ってみた。出来ればもう一回り大きなやつの方が座り心地が良さそうだが、ま練習という事で。

'07/ 6/ 10    キッチン・リフォーム終了。山の緑が気になり庵行

 時間が許せば。。。というより性格的なもの!?「これで終了」。。期日、納期的終了期に近づくと自己満足度合いの満たされ具合が足りないのか、とかく作業の終わり頃は中々道具を放さず「イジイジ」とコネクリ回しがち!
 それ程ならその時々の重要なポイントをしっかり抑えればいいのだけれど、カタチが出来てこれでオシマイ!という段階になるとなぜか、まだまだイジリ続ける。そんな癖は長らく禄を食んだ仕事の職業柄なのか?そんな思いは自分より師匠の岡澤さんのほうが強そうだ。
 最終工程は、勝手口のドアと併設した網戸だった。使わなくなったスプリング巻き取り式の移設なのだけれど、サイズあわせやら動作のスムーズさの調整に最後まで手間取った。
 リフォーム師匠の岡澤さん作の軽自動車の小物入れ的なユーティリティに優れた冷蔵庫の使い勝手を模した戸棚と床暖モドキの床に仕込んだ凍結防止ヒーターやらの見えない所への仕掛けも楽しみつつ、今回のリフォーム終了。使い手からの実使用評価はこれから。。。

 最近の「木楽庵」行きはリフォーム作業に飽きた息抜きパターンが多い。
週1ペースなので、この時期の緑の変化が面白い。山作業は継続した仕事が出来ないので精々草刈り程度。な、もので枯れ木拾いをして焚き火をするとD・オーブンの出番。
ビールを開けつつ出来上がりを待つ。
 この日はD・O4作目にしてようやく「牛もも」の登場。D・Oのローストも慣れてきたので「満を持して」というつもりとリフォーム終了の内祝いのつもりだったが、結果「チト。。。いや大分硬い」。
 味は悪くないのだが、温度が高かったか加熱時間30分では長すぎたか、オレンジと「腿肉」が合わなかったか、今度このパターンでは「ボルシチ」にTryして見よう。畑にビートも植えて。。。  

   「ローストビーフ、オレンジ風味」
 材料(少し大食い2人前)
○牛もも肉600g。
○オレンジ1個、ニンニク3片
○季節の野菜:キャベツ、大根、茸。
○塩コショウ、ローリエ、バジル。
○つけ合わせ:畑のサニーレタス、大根おろし、トマト。
 作り方
@もも肉は150g程度にカット、塩コショウ、バジル粉で下味をつける。
Aニンニクの香りを移したラードで軽く表面を焼く。
B野菜はザク切り。オレンジはリンゴの皮むきの要領でむいておく。
CD・Oの底の方にキャベツ。その上にAのビーフ塊とエリンギを乗せて一番上にはオレンジを輪切りに。
D火加減により※長すぎない時間で加熱。
(※上下5分5分のオキ火で30分加熱したら、肉は堅くなりすぎた。)
Gワインは赤。畑から大根を引き抜いて大根おろしにしたものと定番のサニーレタスとトマトを添えて恒例により「旨い!」を連発してニコニコ食べる!!事

'07/ 6/ 3    リフォームも、庵の緑も8合目

 台所リフォーム決行の発端は水周りによくある床の「ボヨボヨ、ベコベコ」という湿気による床材の劣化。要は床の貼り替えがメインだったので、ツヤヤカな真新しい床面を見るとなんとなく当初の目的は達したかのような気分になるのだけれど、「ついでに。。。どうせなら。。。」Callが増えるものだから、床は貼り上げても、作業工程はまだ少し残っている。
 「タイルの張替え」なんてDIY趣味のオヤジなら造作も無い事なのだろうけれど、初体験オヤジにとっては「さてどうやって周りを傷を付けずに剥がせるのだろう!?」から始まるわけだ。「ハツリ」から「モルタル貼付け」「目地仕上げ」など面白いけれど、試行錯誤しつつやってる事と出来上がり程度への不安は常に付きまとう。
 リフォーム師匠の指導とアイディアをもらいつつ、なのだけれど基本的には素人仕事なので、多種な作業は初体験の出来事とチョンボ/リカバーが毎日の様に湧き上がる。時には34年前建築時のタイムカプセルめいた「ゴミ」を見つけて当時のオモヒデに更けたりと。。。

 そんなわけで、3Weekから20日程度かなぁと目論んだ工事期間を仮設流し台での台所家事を強いている家族への気兼ねと、それでも1つの作業へのこだわりも保ちたいし。。。
(でも結局最後は低レベルでの妥協点を探してしまうのだけれど。。。)
そういったアマチュアならでのコダワリを今回、リフォームの先輩、岡澤師匠から叱咤激励されつつ手取り足取り。ミスったところは罵り合いながらようやく流し台を搬入するところまで来た。
まぁどうやら進捗も、峠は越して今は8合目と云う頃か!?!?

 という事で庵作業は随分ご無沙汰。週1、2回の畑checkが丁度緑の変化が大きい季節に重なっているので、こんな頻度 の畑仕事では、行く度に変化する緑を眺めてビールなんか開けたら、しばしぼんやり時間だけが過ぎてしまい、、で畑作業も遅々として。。。ボヤキ多し。
と言っても、昼飯&ランチグラスでストレス解消も図りたくて、丁度ダッチオーブンという目新しいハードウェアも導入した事で大きくなってきた野菜を使いながら今日のメニューは。。。

   「烏賊飯と筍、ラディッシュの煮込み」
 材料(2人前)
○上がり始めた夏イカ。大きかったら2ハイ。
○もち米1.5合(半日くらい水に浸しておく)。
○季節の野菜:貰い物の筍、畑のラディッシュ。
○醤油、酒、砂糖、生姜、こぶダシ。カタクリ粉
○つけ合わせ:アスパラ、畑のサニーレタスなど。
 作り方
@のもち米を醤油、こぶダシ各スプーン1杯で下味を付ける。
Aイカの内臓と足を外す。
A’イカの腑は塩を一振りしアルミホイルに包み、D・Oにのせ蒸し焼きにすると酒のつまみにGood!!
B@のもち米をAの烏賊に詰めて楊枝などで入れ口を閉じる。
Cザク切り筍、ラディッシュ、ゲソ と一緒にD・Oへ。
Dダシ汁300cc位、酒適量、醤油適量、で浸す。
E生姜をすりおろし振りかけ、40分程加熱する。
F降ろし際に水溶きカタクリ粉50ccを回しかける。
Gワインは白。畑のレタスを添えて恒例「旨い!」と言って食べる!!

(注)イカの腑ボイルで飲みすぎない事!メインの烏賊飯に失礼にあたる。



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