徒然なるままに

2006

'06,1 '06,2

 

2005

'05,1 '05,2 '05,3 '05,4 '05,5 '05,6 '05,7 '05,8 '05,9 '05,10 '05,11 '05,12

 

2004

'04,1 '04,2 '04,3 '04,4 '04,5 '04,6 '04,7 '04,8 '04,9 '04,10 '04,11 '04,12

 

2003

'03,1 '03,2 '03,3 '03,4 '03,5 '03,6 '03,7 '03,8 '03,9 '03,10 '03,11 '03,12

 

2002

'02,1 '02,2 '02,3 '02,4 '02,5 '02,6 '02,7 '02,8 '02,9 '02,10 '02,11 '02,12

 

2001

'01,1 '01,2 '01,3 '01,4 '01,5 '01,6 '01,7 '01,8 '01,9 '01,10 '01,11 '01,12

 

2000

 

 

 

'00,4 '00,5 '00,6 '00,7 '00,8 '00,9 '00,10 '00,11 '00,12

06/ 2/ 19     ほとんどの日本人を幸せにした荒川静香。

  24日は朝から夜中までTVは荒川静香一色。
いつも見ている夕刊は8ページ仕立てなのだけれど、その中の4頁がカラー版で女子フィギアスケート記事で3頁が 荒川静香の大写し。ページの片隅には開催14日時点迄の終わった競技のメダル獲得国一覧が載っている。70種目 が終わり金銀銅いづれかの受賞者がいる国は24ヶ国。全210個のメダルの中で日本は彼女の1個のみ。それが金の メダル。ということだ。物理的なタイム競争などと違い、時に或いはルール設定によって「!?」のつく判定など が出たりする「出来映えとか審査主観」が順位に現れたりする類の種目にも入るけれど、スタンディングオベーションと 会場内の歓声は画面越しにも伝わってきて、他候補選手の転倒とは関係ない祝福が与えられる結果だったと思う。

 80歳に近づく我が家の親父は、メダルが取れないのはTVが悪いと憤慨するが、確かにマスメディアのオリンピック 前の煽りようは、あれもメダル。これもメダル。とあたかもメダルざくざく気分。事前の盛り上げだけは景気がよかった。
 それが2週間経過し、表彰台で君が代が流れることはおろか銀も無く銅もない。メダル候補と騒いだ選手はなんとか入賞範囲に 入ったのはいい方。TOPレベルという自国評価でも本番を終えてみれば周りがさらに上に行っていたということか? よくバラエティ番組で「引っ張る」という構成があるが、昼のワイドショー時間帯のニュースやら、夜10時台のニュース でも民放系は特にその「引っ張り構成」と「煽り」作りの錯覚か。
 「感動を与えられる滑りを。。。Playを。。。」とインタビューに答える選手が時にいるが、そのコメントには不遜すぎる という違和感を感じていた。そんな作為で頂点に上れるものではない。映画、ドラマの感動とは違う。

 いくらTV観戦でもスポーツはライヴに勝るものはない。それは先のわからないリアルなもので1秒先がわからない 現実がそこにあるわけで、シナリオのあるショーとか観客の反応でギャグを畳み掛ける寄席、お笑い系とは違う。今回の オリンピック前の「煽り方」「この種目は残念だったけれど、今度の種目は。。。」というような「引っ張り方」を見て いても、大方のニューズ番組は「報道」とは称していてもお笑い番組、バラエティ番組と見紛う。 戦前予測は予想で責任はない。ということか。。。。又はそれを視聴者が望む。と制作者側は言うのかもしれないが、 それは違うようだ。総コンビ二チャンネルの放送界。それしかないから見てしまうだけで、やはり多チャンネルが進む中 では専門チャンネルが欲しい所。このままでは「引っ張り」「煽り」構成の目くらましで客観的な実力なり価値観なりの 認識が出来にくい環境がずっと続く。憤慨するのは年老いた親父より出場する選手かもしれない。

ということで、感動と憤慨の間に届いたコンデンサとCPUを組込み、ひまわり式首振り キカイのコントロール部と駆動部 は動いた。2回現れたエラーもソフトの処置で収まったようだ。設置して稼動は再来月か。。。    

06/ 2/ 19     上村愛子は頑張ったと思うなぁ

  「どうやったらオリンピックでメダルが取れるんだろうなぁ。。。」順位確定後つぶやく 様なシーンがTVに写っていた。容姿も画になり易いようでTV取材も多かった方だと思う。
 そういったメディアでの持ち上げが多いと変に「な〜に、どうせTV映りがいいから。。。」なんて 思いがちになっていた。それでも「メダル、メダル」と流されるものだから、「ひょっとしたら」 と期待して見ていた。後講釈では「着地の乱れが。。。」とか「ターンのスピードが。。。」とか 解説してくれるが、考えてみると3度目のオリンピックで7位。6位。5位とメダルには届かなかったが 順位を上げて来ている。
 女子で初めてというエアーの技を習得するまでのシーンも度々流され、 世界TOPクラスで競う為の練習、訓練は全てそれなりの苦労、努力が必要だとは思うが、それでも個々の 素質、適正には、ワリと器用にこなせて出来るタイプと何度も反復して覚え込んで習得できるタイプとある。 足掛け2シーズンを費やして高難度の技を自分のものにした上村と、その後同じ技を取り込んだ他の選手を みると、上村愛は後者のタイプのように見える。4年に一度のイベントで順位を上げてきた経過には そういった積み重ねがあるようだ。他の選手は頑張っていないと言うつもりはサラサラないが、要は秀でた 天性の。。とか器用さは低くても何度も何度も繰り返してようやく身につける。とかの話しには結構オジサン 達はホロッと来るのだ。
 似たようなイメージはスピードスケートで4大会目でも4位に入っている岡崎朋美もそう思える。 4大会出場と言うのだから16年、出続けているわけだ。とすると上村愛子も次のオリンピックは4位か? お、あと4回出れば金メダル、ってか!?。でも競技の性質上アクロバティックな身体の動きがポイントとなる 種目は残念ながら他の脚力、持久力とか別な技術向上を求める種目よりは身体的ピークを超えるのは早そうだ。 他の国の選手の年齢層を見ても、あと1回がTOPレベルで競える限界かなぁ。それほど上位に入らなくても もう一度出場する場面は見てみたい。

   かつての共産圏の国々とかは国策としての選手強化で高順位の選手を育てていたが、競技種目によっては その手法だけでは強化は難しい。スキー場とかスケート場とかのインフラが整わないと成立しない冬季スポーツは そういった範囲に入る。
 選手の身体能力訓練やドーピングを含めた身体の作り込みだけではダメって事は、そのクニ全体の国力が上がって 競技人口も相応に増えていないとTopレベルで競える選手は出ないだろうし継続的な競技レベルのUPは期待できない。
 以前どこかのTV局が盛んに北朝鮮事情を報道していた中に、月光仮面の様に白いマントを ひるがえし、鉄砲を抱えて雪の野山を駆け回るような軍事訓練の様子があったけれど、そんな「バイアスロンと かくれんぼ複合で相手を撃つか拉致すれば勝ち」みたいな種目があったら北朝鮮選手もメダル圏内かもしれない。。。 ま、月光仮面も乗っていたバイクはカブ(ハンターorスポーツ!?)だったし、白いマントの内側は派手な真っ赤で カモフラージュと云うより時代はそれがカッコ良かっただけなので大したコトはない。

 どうしても競技のルーツが北欧から出てるノルディック系や、新しい分野のスノーボード系はそのルーツに近い国 が上位に来るし、先の競技環境が底上げして層も厚くなる。ここらで日本発祥の競技なんかを作ってしまえば メダルだけの獲得は簡単なのかも。と言っても竹スキーとか雪合戦、カマクラ作り競争ぐらいしか思い 当たらない。農耕系だと雪が積もってしまえば囲炉裏端で冬篭りだもんなぁ
 とかはお話しの脱線ながら、この間、初滑りのスキー場ではハングル文字の案内板。温泉、ゲレンデでも韓国語が 耳についた。観光客誘致の影響もあるけれど、少し前には日本でもカナダに行って。とかニュージーランドでスキー をする様な層がいたけれど、段々には中国人スキーヤーがこの辺のスキー場で滑りまくる日があるのかもしれない。 今は、スケート系で上位に入って来ている国々だけれど、もっと冬季スポーツのインフラが整い、競技人口が増えれば アジア人のメダリストに日本人が入ることはもっと難しくなるのかもしれない。

 それなら高齢者の冬季スポーツ振興に寄与しよう(!?)と、居酒屋同好会有志が、スキーショートツアーを敢行。 冬1番の寒さを超えた頃ながら、マイクロバスを仕立てて県内随一の積雪量がある夏油スキー場に出かけた。
メンバーの多くがバイク乗り。面白いことに、スキーの滑り方もバイクの走りに似るようだ。カッ飛びタイプから、ダートタイプから、普段の ライディングが連想できるのが面白い。用具も旧車から新車まで。←画像リンク ↓nafuさん提供


 今回の、オリンピックは前評判だおれの様相なのだけれど、開会中の国会審議も似た具合になってきた。3点セット、 4点セットで華々しくスタートしたが、民主党が下手なのか自民党が上手すぎるか、なかなかすっきりした形に落着しない。
 週末には永田議員の堀江メールというコピーで武部幹事長がらみで3000万円のやり取りというダイレクトなパンチを 繰り出したものの、メール自体の真贋論争と誹謗中傷合戦もどきになってしまい。自民、民主どちらかが相応のダメージを 負わないと収束しそうにない。
 レイムダック的に求心力を失う 政権末期。というのはパターンなのだし、国権の最高機関を構成するヒトビトに汚い行為 があった場合は断然、糾弾処罰はして欲しい。
 勿論今は事実はわかるヒトしか分かっていないけれど、これが誰かが作為した「罠」だとしたらまったく 魑魅魍魎の世界。材料は豊富でも上手い活用が出来ないとしたら腕が悪いと思われるのは当然でもう少しちゃんとした Playを見せて欲しいもの。

 てな事を思いつつ、先週来手に入れたローテーターがようやく動いた。
コントロール部分と可動部がそろって、ようやく動く組み合わせデバックの目処がついたものの、確認の途中で、 進相コンデンサの容量不足と、A/Dコンポートが昇天。でもってコンデンサを1個とCPUチップを再手配しなければ。


06/ 2/ 12     ずいぶん遅い初滑り

  例年なら年が明けない内に数回は出かける冬場の遊びなのだけれど、今年は2月に入ってようやく初滑りとなった。 降ったり溶けたりしながら徐々にスキーの季節感が盛り上がる。
というのが個人的には自然なシーズンの入り方なのに今シーズンは12月に入る前から雪、雪、雪すっかり冬。 と感覚的にも乗り切れなかった上に年末の ギックリ腰が追い討ち。
 年内には平年シーズン全量位の降雪があったそうだ。本来なら年明け1月の中盤からここから本番。という雪も 今年は相対的に降る雪は少なくなったような気分。

 数年ぶりの雫石は、山頂から駐車場までサラサラした雪。前日はR4をトコトコ北上、nafuさんお勧めという 紫波「はらぺこ」で大ザルを頼んだら30cm角位のセイロにキッチリ のった倍盛。※旨いそばだけれど自分にとってのザルそばは1.5人前位が適量。ちょっと多いなぁ、、の量だと 意外とそばは腹持ちが良くてこの日は苦しくなった腹を抱えて「今日は温泉だけでいいや。。」と翌朝Open直後の フラットコンディションのゲレンデを楽しみに温泉&ビールに没頭。
 朝風呂と朝食後8時半頃から軽い昼食をはさみ2時頃までゆっくり回った。レディスダウンヒルもメンズもイライラする程の待ち時間も無くて、駐車場のクルマは随分塞がっているが ゲレンデはそれほど込んではいない。以前はグッツや土産物なども売っていた、レディスダウンヒル側の建物の ショップはベンチを置いただけの休憩所になっている。かつての世界アルペンを開いた程のスキー場という 華やかさは薄らいだ。堤義明氏の表舞台からの退場と同期した凋落をどこか感じさせる。コースはいいのだから ケバくないシンプルでホッとするようなスキー場であって欲しいなぁ。個人的には網張的な素朴さがいいなぁ。

 朝の整備が行き届いたゲレンデで滑る限り、気になる腰も今時のひょうたん型スキー板でなくともまったく苦にならない。 でもこんな所ばっかり滑ったら上手くもならないが。。。
朝方くっきり見えていた左手の岩手山も岩手高原スキー場も 滑り出してまもなく小雪に隠れた。気温は下がったままで雪質はずっとパウダー状。
今年は結構遅くまで滑ることが出来るかもしれない。


  ヤフオクで入手したローテーター到着。
ひまわり式太陽光発電機を回転させるエンジンはコイツになる予定。なのだけれど、まずは思っている構造なのか まずは早速バラシてみて、使いこなせるものかどうかの確認と、多分20数年は経過しているはずなので、元気な ものかどうかも見当をつけてみないことには。。。

※「はらぺこ」の大ザルは「倍盛」と思ったが、実は「3人前!」ということがその後のnafuさん証言にて判明。腹が苦しくなるのも もっとも。そうなのだ自分の欲求では「大ザル」が適量だったはず。3人前でこの大ザルは冬シーズン以外なら丁度吸収できそう!う〜んここは 岩手R4沿いお勧めそばやさん一押しですね。
 
06/ 2/ 4     引き際の難しさ

  時が経ち、意図的な操作、見方が排除されてようやく正確で公平冷静な評価がなされる ものかもしれない。政治家の評価はその時々の人気と権力が支持率と政権維持の目安となり易い。 まぁその時々の国情で過剰な支持、賛美も時にはあるのだが。任期を迎えるその終盤は 政治、行政がらみの何らかの事件が起きる。
 最たるのはお隣、韓国のTop政治家なんかが そうなんだけれど引き際、又は引退後には汚職事件が湧き上がる。「これでもか」みたいな叩き方が 毎回のように繰り返される。
「手のひらを反した。。」様なと言うのは日本も含めメディア報道では常にあるあるものだが そう言った中国レベルの支配側の統制とか宣伝工作は無いまでも、「リーク」とか「流す」とか によって動かされる構造があるのも事実。
 去年、大量新人議員を作り上げた小泉総理は、次の総裁選が近づくにつれ「激しい権力闘争が。。」 とその新人議員研修会かなんかの後で話した内容をTV取材で披露していた。今話題の3点セット とか4点セットの背景に作用している部分が無いとは言えない。いづれ閉幕があるのだけれど、 幕が下りたあとのカーテンコールをカッコよく決められる政治家は多くない。小泉美学なるものが有り そうなので潔さを演出を表現するだろうがくれぐれも後々まで院政を敷く様な真似は して欲しくないもの。

  ひまわりソウチ製作中
 エネルギー問題をどうのこうのしようなんて大それた動機ではなくて要はナケナシの資金で太陽光発電 を効率よくやってみようと言うことだ。既に商品化されていたり、大規模な施設では動いているものも あるし、一部個人でTryしている人もいるようだ。
 ギックリ腰の今年の冬シーズン。コタツに入っていることをいいことに小さなボードマイコン相手にあーでも こーでも。。。の時間を経て、どうやら少しは動きそうな気配。
 単に、太陽光を常にソーラーパネルにまっすぐあてる。というだけで、似たようなソウチとしては 天体望遠鏡などの黄道追跡とかアマチュア無線界のアンテナローテーターを駆動するものがある。 常設で年中稼動だから、降雪、台風の風圧、耐候性は割増しが必要かもしれない。
 中身は多分、似たようなもので構成するのだが、コントローラーはPICという汎用の8bit品1個をさらに簡単 そうなPIC BASICという言語で組んでいるので、東西南北のラジアル方向と日の高さの仰角の2方向の 制御を狙ったけれど、プログラム容量とスタックエラーの繰り返しで、目指す2軸の制御の内、仰角は今の ところ保留中。或いは固定にせざるを得ないか。。。

 この時期、段々日が長くなって来るのを感じ易いけれど、1日ザックリ1分づつ日の出が早まり、日の入り が遅くなる。その東西の日の出日の入りの角度は夏至と冬至では角度にして120度も違う。
 同じように南中時 (大体正午)の日の高さの差は夏至が74度、冬至期は27度で差は47度程。当然2軸の内1つの選択では 仰角よりは東西方向への回転となる。
 で、今年はもっぱら整骨院通いとこんなインドアライフだったが、シーズン最大級の寒気団が来ている今週末。

  ようやく腰の不安もなくなって来たので、この週末は初スキーにでも行ってみよう。  

  

 


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