徒然なるままに

2004

'04,1'04,2'04,3'04,4'04,5'04,6'04,7'04,8'04,9'04,10  

2003

'03,1'03,2'03,3'03,4'03,5'03,6'03,7'03,8'03,9'03,10'03,11'03,12

 

2002

'02,1'02,2'02,3'02,4'02,5'02,6'02,7'02,8'02,9'02,10'02,11'02,12 

2001

'01,1'01,2'01,3'01,4'01,5'01,6'01,7'01,8'01,9'01,10'01,11'01,12 

2000

      '00,4'00,5'00,6'00,7'00,8'00,9'00,10'00,11'00,12
 

 

04/10/31  霜降〜秋陰〜秋時雨。

 終日快晴の金曜日。放射冷却で外に出ているクルマの窓には霜が付いていた。
一転して週末はどんよりし、土曜の晩からは雨になり朝になってもサワサワと静かな秋の雨。
 クラブTouringの予定になっていたが、Solo行でも天気の良し悪しは重要な要素だけれど、Mass Touringとなれば尚更。で夜の内に日曜日の麻亜多”会Touringは中止連絡!


 静かな朝は惰眠を貪る zzz。。

<庭の池には落ち葉とポツンと秋の雨>



 

04/10/21  又々々々台風。そして地震。

 どういうわけか関東でギックリと東に方向を曲げ太平洋に抜けた台風23号。幸いにも東北は直撃の被害は受けなかった。ただ、度重なる襲来で保水力は一杯一杯なのだろう。西日本の台風被害は甚大なようだ。


 画題も雄々しい「凱風快晴」北斎の赤富士。
 スケールは比べ様もないが、こじんまりと穏やかながら端正な室根の山肌にあたっていた夕日の赤さは「凱風快晴」ならぬ「台風快晴」。

10度目の上陸した台風が過ぎた後に震度6強の地震。そんな週末に館が森牧場経由、室根山ふらりTouring。

室根山。台風の逸れた夕方、夕日の照り返しを少し引いて撮ってみた。>

 今度は地震。
度重なる台風襲来により各地で水害。新潟も洪水被害が発生し、おそらくその復興も全ては終了しきれない内に震度6強と報じられた地震。新幹線も初めて脱線するレベルの揺れだったらしい。
台風でダメージを受け今度は地震と立て続けての被災に会った地方の落胆。なんとも。。。

04/10/11  待ちわびた秋晴れ予報。。

 台風、秋雨前線の停滞で中々秋らしい天気から遠ざかっていた後の秋晴れ予報。
土曜日は曇りがちだったが、日曜日は終日快晴。家の前R456を駆ける二輪も多い。これほど今日の日曜日が晴れるのが分かっていたら、昨日はバイクを出さず今日にするのだったが。。。
自分が秋空と紅葉を期待してバイク行と家を出たのは曇天がちの昨日!走り出し、いつも目が行く町外れの路傍の温度表示。9時半となるのに10℃の表示。あまり寒くは感じないのだがこの辺りでも葉っぱが色ずく気温となっている。まだ青空が出ている北西方向に向かった。


R343で水沢境の峠を越えたところで新しい大きな萱葺き屋根が見えた。正法寺。
しばらく続いていた葺き替え工事ももはや終盤、葺いたばかりの間新しい萱のラインがきれい。何でも面積が720坪もある日本No1の萱葺き屋根という。傍に寄りカメラを向けていたら説法なのか庫裏の方から読経が聞こえていた。

もう少し下れば天平元年(729)開基の古刹黒石寺があり、旧正月の蘇民祭は必見。

<正法寺、山門を上がり大屋根を撮ってみた>

 水沢を抜け、半分ほど収穫を終えたリンゴ畑で残っていたリンゴに日が射していた。
何年か前から、米の窃盗が時折報じられたいたが、なんと今年はリンゴが盗まれたとか。しかも収穫直前の畑から!!
 確かに手を伸ばせば、もぎ取れる位の位置まで赤く熟れていたりする。クルマもよく通る農道脇にあったりするリンゴ畑はこの辺りでは普通の風景で、ある面では無防備かもしれない。
それでもそこを通学する小学生でもそのリンゴを盗ったりはしないのも、この辺りの常識なのだが。。。
Newsで報じられたリンゴ窃盗はその量も6tと言っていたので、悪ガキのいたずらとか出来心ではなく収穫の近づいた畑から確実に根こそぎ奪ったもの。赤く熟したリンゴの写真を撮るのも少し気が引けた。

04/10/11  またまた台風。今度の22号で上陸9度め。

 山頂付近一面の紅葉。高層に若干のすじ雲がある他は何処までも澄み切った高原ロードをマイペースで走る。  はずだった蔵王エコーライン。
少し距離はあるものの日帰り圏内で行ける距離だが台風通過との微妙なタイミングとなり、バイクは避け泊まりでもいいかとクルマで出かけた。コースは鳴子〜尾花沢〜蔵王周辺まで。


先週に続き高原ロードを通りたいと思ったが台風一過とはならず、山頂はガスがかかっていた。
翌朝、雨は上がったが山間には雲が漂う。
山頂付近は紅葉が始まっているが500m下の温泉街まで色づくのはもう少しかかる。


<山形蔵王側、鳥兜山頂より>

 蔵王、山形方面となれば、選択は温泉と蕎麦。。。たのしみの蕎麦街道。
温度、湿度によって微妙に水加減を調整する必要があると言う蕎麦打ち。台風の影響が残る小雨の中でも固めの田舎蕎麦はいつも通り。「七兵衛そば」屋さんはメニューが無い。
 出るのは「七兵衛そば食べ放題」一品。ピリッとした大根おろし汁にそばつゆを入れ食べる。付け合せはナスの漬物。キクラゲ。昆布。何も言わなくとも、お椀1杯でザル1枚相当のお代わりを「これでもか」みたいな感じで「もういいです」と言うまでどんどん持ってくる。
どこかワンコそば風なノリがある!!自分は3杯食べた。
 宿は温泉街の「喜らく屋」(奇しくも先週の宿と同名ながら今回、夜の散財は無い)で、湧き出る沢の温泉をそのまま露天風呂に仕立てた「大露天風呂」の湯船1つ相当の大きさの露天風呂がある。
 お客は少なく、大きな露天風呂の湯船に一人横たわり、縁に頭を乗せると真っ黒な空に薄く山霧が流れる。雨粒にはならないほどの小さな水滴が顔に当たる。さっきまでの夕食でのビールと燗酒のアルコールが抜けてゆく。

 翌日、秋晴れには遠いが雨は上がり陽射しも出始めた。先週の「行きは晴れ帰りは雨」とは逆パターン。
朝食の後風呂に入っていると。昨日の雨の中来たのであろうTouringグループらしい排気音が聞こえる。今日は走りやすい天候になるだろう。早い時間に出発しているようだ。う〜んクルマは楽なものの、やはりこんな時はバイクで来るべきだったかも。。。ま、これも秋の空。
 こちらはゆっくりペースで蔵王に登るロープウェイに乗った。山頂は紅葉が進んでおり色づきはもうじき下の温泉街まで下がる。
ゴンドラに同乗している車掌さん(!?乗務員さん!?)が下に見える大露天風呂を詳しく説明してくれた。
それまで周囲に気をとられていたが、なるほど下を見れば昨日は入っていても気がつかなかったが露天風呂の上空にはロープウェイが通っている。ご用心。

04/10/03  秋の「麻亜多”会」一泊Touring。

 この山岳ロードも東北を代表する「XX.ナントカライン」の草分け的な観光道路である「磐梯・吾妻スカイライン」快適なワインディングだ。
いつもの集合場所を出るときから、空は快晴だった。一昨日頭上を通過して行った台風21号の後、台風一過の澄んだ秋空がこの日も続いていた。高速を南下する際もジャケットの中は汗ばんでいた。遠目で白バイに見えるライトシルバーFJRの及川さんは風処理の巧いFJRの利点でシャツ姿で走っている、多分秒速4□m位は出ているのだろう。


イオウ泉の玉子温泉のある高湯温泉を通り「磐梯・吾妻SL」に入る。ここから再集合場所を浄土平に設定し恒例のFree走行。
「爆走隊」とじっくり「正しく景観を舐め回し登り隊」に自然分化し吾妻小富士に一番近い「浄土平」で休憩した。
ここからその火口縁まで登るのが普通なのだが、夜に体力を温存したい麻亜多”会メンバーは登らずに猪苗代湖周辺の温泉へ向かった。


<上の写真は有料道路で潤っている福島道路公団HPより拝借。手前が浄土平>

 さて、途中の温泉で汗を流した後は、宿の「きらく屋」さんLogo入り夜会服と宿サンダルに身繕いし、磐梯熱海の歓楽街を目指してまだ明るい路地へ向かった。
入った焼き鳥屋「浅草」は我々が飲んで騒いでそこを出るまで、他のお客さんが入ることはなかった。かつて、慰安旅行といえば「磐梯熱海」というのが岩手県辺りでは代表的な行き先で、シゴトがらみながら一度ならず多い人は、5,6回も来ている人もいるはず。ところが昨今、そんな企業の大名行列的慰安旅行はとんと無くなり、時流からも外れた昔の観光地のサマそのままで街はさびしさが漂う。
 そんな雰囲気からゲイジュツ的揺舞とでも言える「キンプンショー」を懐かしんでいる及川さんの面白オカシ話で店の女将さんは「昔はストリップショーも有ったのに、もうなくなってねぇ」とシミジミしているが岩手弁と福島弁で大いに盛り上がる。その勢いで親切な女将さんには2次会のセッティングまでお世話を頂き、暗く怪しそうな夜道を二次会会場前までエスコートしてくれた。
そこは岩手弁、福島弁、タガログ弁、エイゴ弁が飛び交い。インターナショナルな夜は更けていき、すこし寂しくなった温泉街への経済貢献を果たしたのであった。

 翌日は一転して雨。夕べの酔いで平衡感覚がおかしい。温泉で少しは回復させようと長めの朝風呂でも昼前は回復しそうにない。雨でもあるし、爆走Modeは無しで、淡々と土産調達もSA立ち寄りと休憩をとりながら帰路に着いた。



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