徒然なるままに

2006

'06,1

 

2005

'05,1 '05,2 '05,3 '05,4 '05,5 '05,6 '05,7 '05,8 '05,9 '05,10 '05,11 '05,12

 

2004

'04,1 '04,2 '04,3 '04,4 '04,5 '04,6 '04,7 '04,8 '04,9 '04,10 '04,11 '04,12

 

2003

'03,1 '03,2 '03,3 '03,4 '03,5 '03,6 '03,7 '03,8 '03,9 '03,10 '03,11 '03,12

 

2002

'02,1 '02,2 '02,3 '02,4 '02,5 '02,6 '02,7 '02,8 '02,9 '02,10 '02,11 '02,12

 

2001

'01,1 '01,2 '01,3 '01,4 '01,5 '01,6 '01,7 '01,8 '01,9 '01,10 '01,11 '01,12

 

2000

 

 

 

'00,4 '00,5 '00,6 '00,7 '00,8 '00,9 '00,10 '00,11 '00,12

06/ 1/ 29     雪は減ってきたけれど

「クルマが入ってきたぞ〜」。。。朝、起きがけに親父が外に出て又、入って来るなりに 言った。どうやら道路わきの花壇兼そば畑に突っ込んでスタックした車があったらしい。
 1月も半ばを過ぎて先月以来の降雪は少なくなってきていた。今シーズンは何十年ぶりかの 雪の多さだったけれど、この辺り平年並みに戻ってきたということか、あまりに先月は多すぎたので 相対的に雪が少なくなったと感じるだけかもしれない。それでもこの1月後半から2月初旬が 寒さから言えば一番きつい頃。
 夕方さらっと降った雪はすぐ溶けて、路面が濡れたまま夜を越し凍った路面の上に表面が 少し白くなる程度に降りかかる雪。これが滑る!。自治体は除雪費予算が底をついたとか報道されて いるが、今朝は金がなくなって走らない除雪車のせいではなくて前夜程度では雪かきが出来る 降雪量ではないので、むしろ路面に積もった状態よりたちが悪くさながらスケートリンク。
 毎年のようにクルマが転がり落ちる田んぼとか、デンデンデンと入り込む畑なんかは普通、又か!と思う 土地土地の人間は思い当たるカーブがあるものだけれど、この花壇と畑は直線路に面しているので、 クルマが飛び込むなんて事は今まで無い事だった。

 幸いドライバーもクルマも無傷だったようで、空けた家の窓から見たときは、ドライバーは 家族の誰か、多分親父さんかなぁ。。。を呼んで、4駆のクルマで引っ張り出そうとしていたところだった。
 ゴルフの横峰親娘ばりにぼやきながら二人は牽引ロープの取り付けに励む。
 気を悪くするかなぁと 思いつつも、被害も無いようだし、まぁ親娘の絆を確かめ合う熱いシーンを。。ということでシャッターを 押させていただいた。

 病的かと思うようなライブドア&堀江氏の報道が続く。
当事者は留置され、発する言葉は司直止まり。接見はあるのかどうか弁護士は当然ついているだろうけれど そちらからの会見はなされていないから、メディア報道は今のところ全て検察系から流れてくる内容なので、何を 主張しているのか正確にはわからない。
 報道は「。。。」のようです。とは言うがその「。。。」の部分は本当にそうなのか正確性もわからない。 大きな事件だしそれなりの報道量だろうが、特に当事者が一方的に表現の規制を受けている時期、片一方が作る フィルターを介しての情報は距離をおいて見るべき。
 おそらく保釈まで1年近い時間を要する拘束の間、一方的に流される報道によって社会的に抹殺状態になる。 もしくは抹殺するのがこの手の拘留。
 否認を通し抗弁がさなれ裁判に至っても、どのレベルで結審するのかはわからない。若いとは言え これからの時間は極めて長い。この間「イトカワ」に触って疲れ果てた「はやぶさ」がちゃんと地球に戻るかどうか!? と同じ位、時間は長く復活の確率はなくなって行くんだろうなぁ。

 この週末報道された「東横イン」の「不正改造」報道というか西田憲正社長の記者会見は一風変わったものだった。 昨年秋から耳目を集めている偽装建築申請事件もこの先長い処理がかかり直接的な当事者への報道注目度はピークが 過ぎた感はするが、マンション、ホテル建築への注目度はまだまだ高い。この時期に笑いながら「やっちゃった。。」 「ささいな。。。」「どうせ年に1,2度しかあんまり使わない。。。」という話しをあっけらかんとさわやかに 会見していた。
元々明るく「ノー天気そう」なキャラクターなのか、これにもビッ栗大賞を上げたい位。
 でも、これだけ建築確認がらみで世の建設業界がピリピリしている(わけでもないのか)中での綱渡り改造。 まぁこれもサクセスな社長さんなんだからそれだけ太っ腹な確信犯なのかね。

 確かに、普通は生涯のBig事業となる、家、マンションの退去勧告とか、信用売買で身上を潰すヒトが何人も出そうな 偽装建築申請事件やライブドア事件のような一気に目立つ実質被害は少ないかもしれないが、マスメディアなどは 話すテーマが少なくなったか社会規範や道徳、教育。。と何やらかにやらひっくるめて視点を拡大させながら流しまくる 、そんな「規範」「道徳」からみればドッコイの行為。各社、似たり寄ったりのバラエティ的な報道やら売れている バラドルやお笑い系頼りの番組は見たいとも思わないけれどやはりアイディア、工夫を凝らしたプログラムは目を引く。 最近面白いと思えたのはTV朝日系の「法案ファイト」が見ていて面白かった。
 コネ、利権が目立ち、陳情という手段しか思い当たらない今の立法メカニズムなのだがコイツは目新しく面白かった。 受けのいいテーマに偏り易いかも知れないけれど一般国民に近い目線で法案提起というのは、もしこれが 法案成立まで行ったりしたら参画意識も高まりその場限りで終わらせない継続性も培えるかもしれない。バラエティ外 でやって欲しい所。

 そういえば、この一関にも去年1軒「東横イン」がOpenしていたけれど、あそこは。。。!?   

06/ 1/ 22     バラエティな週

 月曜日夕方にはライブドアのガサ入れ。火曜日はヒューザー小嶋進社長の証人喚問。水曜日は株の暴落。 木曜日は偽装建築申請事件の追加参考人招致。金曜日はやっぱりの輸入牛肉再開でのトラブル。 てなわけで腰の痛みも回復して来ながら、コタツに入ってTVとネットチェックの多かった週。 ホントはそんな運動不足を助長するようなのは良くないのですがね。

 ライブドアショックはビッ栗ものだったけれど、こんなスピードで駆け上がった背景には「叩けば埃の出る ような事は」みたいな感を普通はもつさね。一方NHK、日経はこんなに取材能力が高かったのか?とこちらも驚き! なんせ抜き打ち夕方の家宅捜索2時間前に速報!?或いはNHKのフライングか?捜査官が乗り込む前にはバベルの塔 ヒルズビルの前で各社カメラを構えて中継出来るのだから!これもなんかあるんだろうねと勘ぐってしまう。
 図らずも東証の処理能力不足が露呈してしまって、これが「相場のメカニズム」かと思うようなスパイラルだった。 韓国、欧州、米国と伝播して二周足らずで収束方向。 先端トレーディングプログラムを駆使する外国人投資の遣り手ファンドは素直に反応。引いて、 反転の兆しで又寄せて、投機的信用売買と、デイトレ人気の浮動株洗い直しには役立ったかもしれない。
 メディア的には象徴的なシーンだったのか、どこかの局は「。。。ずる賢いヒトにだまされちゃいますよ。。。」とか 「お金は人が発明した最大の発明品だ。。」とか言った部分を流しながら 解説していたけれど。持ち上げたり、叩いたり。メディア界では反感を持っている方が多いだろうし、 落ちればここぞとバッシングの嵐はいつもの事。自分自身はLD株もLDのBlog/H.Pも持っていないので恨みも同情も ないのだが。。。

 さ〜て1ヶ月の間を空けたり、ライブドアショックの直後だったりで希薄化を期待したい向きもあったかもしれないが 17日も19日もバッチリ国交委の承認喚問と参考人質問の中継は見させてもらった。。。のだったが、小嶋社長の パフォーマンス全開を楽しみにしたものの、、、
「あれっ」とまぁ静かな展開で、ホサニンの目障りさもあったけれど見方によれば中々シブイ芝居で 「刑事訴追のおそれがあるので証言拒否。。。」の連発というのは消極的な「Yes」表現 ということだぁ〜ね。ただ状況以外のクリアな物証が出ないねぇ。一貫してこれら参考人質問と証人喚問で気を吐いている 増淵議員がトライアングル構図を説いてイメージは良く伝わるのだが、
粉砕すべきガードは厚さを増している感がある。
 伊藤某元長官は討ち取ったとして大物議員の名前は出てもバッファの秘書を盾にするわけだし。政争としての捉え方に 仕立てられる。口利き、献金、賄賂路線ではなく、むしろトライアングルのもう1角をしっかり検証願いたいものだ。
 今回の参考人質問は新人、若手を舞台に立たせた自民党。世間の様子を伺いながらの投げやりな対応よりはるかに良い 事は明らかだが、それにしても、四ヶ所氏のような海千山千では弁護士資格を持っていようと1年生議員では太刀打ち出来ない。 研修会ではないのだから模擬質問なら議員会館の食堂ででもやってくれ。と思ってしまう。

 民間審査機関とは言え確認申請検査員の殆んど元はセカンドキャリアの実務ベースでの天下りなわけだから。 この建築確認申請に限らずそんなルートを営々と保たせていること自体異常なのだ。 更にそのキャリアが政策を握っている状態もヨロシクナイ。議員立法で2回も見送られたのが内閣提出の姑息な紛らせ方で 通したバイクの二人乗り解禁のやり方でもないけれど本来は行政機能 のキャリアに政策を牛耳られている立法府の形態も又オカシイ。
そんなことだから、公称400万人の公務員削減も行政法人、天下りに分散させてしまう。身内にやさしく庶民から搾取する 水戸黄門の役人、代官そのもの。時に大泥棒でも中央権力に楯突く姿は支持が集まる。その時代なら年貢としての 強制力のある税すらも、まして視聴料やら年金の不払いは減らない。 こっちはサラーリーマンとしての仕込まれ方と小心から律儀に納付、支払いは続けているのだが。。。これだけ立法行政が 持ちつ持たれつなら、裁判員制度の範囲も対象を立法、行政に関わる事件を含める必要があるなぁ。2009年から施行される 内容に、これらは対象外となっているのだから。

 本来、建前は公平で門戸の広いメリットシステムでユウシュウな人材を登用しているはずの官僚システム。 だが政権交代と入れ替えられるアメリカンなスポイルズのような入れ替え制までは行かないまでも リフレッシュ時期が必要なのかもしれない。蓄積もあるのだが垢も多い。元はユウシュウ な能力をその垢の中で保身に費やしてもらっては困る。なんせ中央省庁に入らんがために我がクニのトップエリート学府を 選び、その一握りとなって公1種と崇高なココロザシを携えて進む道だろうから。。。なんていうヒトも中にはいるはずなのに。。。
 だからこそ日本国憲法第十五条第2項【すべて公務員は、全体の奉仕者であつて一部の奉仕者ではない。】 という条文を感じさせる行動は示して欲しいのだが。。。
う〜ん今日はグチ、文句が多いなぁ。

 そういえば冒頭のホリエモン氏も東大中退組だったとか。センターライン沿い真直ぐの片山某さつきパターン もあるし、わき道、間道を通って走る堀江モンパターンも紙一重だなぁ。
「光クラブ事件」。この時代には生を受けていなかったのでリアルタイムで事件の経緯を見たわけではないが、 これをモチーフとした小説が随分ある。自分もその中の一冊「高木 彬光」の「白昼の死角」だったかがきっかけで知る事になった 「光クラブ事件」。興味のある方はキーワードを検索して見られると良い。ホリエモンと重なるイメージはどちらも虚像。   

06/ 1/ 15     そろそろ運動を始めねば。。。

 腰を痛めて2週間。これまで軽く「コキッ」と来た時にも特に通院もしないで1週間から10日位 で殆ど痛みは取れていた。さすが今回の初期には這って寝起きする状態で毎日のように治療に通い ようやく普通の生活での痛みは取れたがまだ深く屈伸すればまだ痛みがでる。
 この際もう少し治療は続けようと思う。正常+丈夫にする手立てを聞きながら。
例年なら近場のスキー場に通っている時期なのだが、いつもになかった初期の苦しさの思いが残っていて、 初滑りもまだ行っていない。冬場の運動不足には丁度良くて。。。まぁ半分はスキー帰りの温泉とビール、昼寝で そっちがメインとなるパターンも多いのだが。。。
 少し具合が良くなったものだから、ようやく板を出しワックスだけは掛けてみた。
今時は(どうみてもカッコは良くないなぁと思うような)「ひょうたん」の様な外形をした「カービング」 とかいうヤツしか無いようで、5,6年位前から広まっているようだけれど、ほっそり長い板は珍しく古臭く見える。 カービングとやらはターンなんかのし易さはまったく別物という。昔ならそんな話を聞けば飛びつく所だったけれど、 歳を取ったせいだろうそこまでの欲求が出てこない。 まぁシーズンも半ばになってくるので今年もこのまま。。。まずは初滑りを果たさなければ!

 今年から、「山」を使える事になった。いわば只の里山ではあるのだけれど、我が家では小さな田畑と元は山間の畑 に杉を植林しただけで、普通の「里山」というのはなかった。
 山の多い岩手に生まれ育って小学校あたりでの遊び場は結構「近くの里山で」というのが昭和中ごろ世代の遊びだった。
 そんな「里山」は今の普通の生活には必要性もなくて燃料用に薪とか炭とか枯れ木を。。。 なんていう生活も今は殆どの家庭ではずいぶん過去の事、山間地の里山は荒廃が進んでいる。 「里山で遊ぶ」なんて昔話にでもなりそうでノスタルジー的な面もあるかもしれない がダッシュ村なんかは視聴率が高いのだろう、結構番組は続いているし参考になることも多い。

 別に自給自足を果たすわけではないし、どの位の面積があれば暮らしていけるのかもわからない。
 これも、どんな生活をするかという事の折り合い次第なのだが、あまり石油、ガスに偏重しないやり方も出来るかもしれない。 なにせ「スイッチポン」のような便利さに浸った楽さ加減と元々の田舎暮らしから又々見得を切った田舎暮らしでもなかろうし。
 それでも思いのままに出来そうなスペースが欲しいとは思っていた。DOS→Win95,98,XP、速度、容量も進化して来たPCの便利さから 時にはボードu-conを使ってみるのも。というノリで縁があったのを幸いに思い切ってそんな空間を使ってみる事とした。   

06/ 1/ 8     年初。出だしあんまり調子よくないなぁ。

 正月中のTVは大方がバラエティ色の強い、お笑い系タレント大活躍の番組が多くて、 2時間とか物によっては3時間も続くのがあって、ボヤ〜ンと時間をつぶすように 眺めるにはまぁそれでもいいのかもしれないが、いいかげん飽きてくる。
 以前は、深夜になると映画を結構流していたのだけれど、最近はそれも少ない。 むしろ、映画を見るなら、ネットでも無料視聴サイトが便利だ。地上波民放のコマーシャル 頻度に似たサイクルでCMが流れるので同じような営業収益で成り立っているのだろう。
ただ1番の違いはデマンドが出来ることで、アクセスの高いプログラムはつながりが悪いようだが 少し待てば、それなりに好きな映画を見ることが出来る。我が家のADSL回線はこの地区で サービス開始を始めてすぐ申し込んだのだけれどその時の契約1.5Mのままで今となれば、ブロード バンドというには低速なのだが、回線長もそれほど長くなく田舎の強みで分岐、遠回りも少ないようで ロスが小さく済んでいるようだ。かろうじて「Gyao」の映画は動画として見えている。時が経てば、さらに速度 は必要になるのだろうけれど、画質の精細度も上がりプロジェクターレベルに耐えられればネットの 重要なコンテンツになるのは間違いない。

 とまぁ、ギックリ腰も治療を続けているのでネットシネマでグータラして深夜まで見た後PCの電源を落とした。 ここしばらく、コタツ、茶の間でキーボードをたたく形態なので、もっぱら無線LANのノートがメインだった。 そんな翌日、電源を入れたらウインドウズが立ち上がらない。セーフモードにも入らない。パーテーションを 区切った別ドライブに別のOSを入れれば、Data位は取り出せるのではないかとやってみたが、「HDD重大な障害!?」 というようなコメントが出てくる。これは困った。以前はデスクトップがメインでノートがサブだった。 その辺りはマメにも半年サイクル位でバックアップもとっていたのだけれど、日付を見たら'04年12月が最後だった。
こういったH.PのDataなんかはサーバーから降ろせばいいけれど、横着が進んでネットバンキングやら通販とか それぞれのID/PWの殆どがノートの中になってしまっていた。
 携帯の使用頻度が高い人は、その携帯を忘れただけで、情緒不安定状態になるらしい。自分は携帯はそんなに 使わないし、!?な着信には出ない位なので携帯を忘れても大して気にもならないのだが、普段使っている PCが落ちてしまったら、”Oh No!!!".....とたんに落ち着かない気分。この寒いのにコタツから出てデスクトップにすがるのも 億劫だし、何とかノート復活の手立てを考えないと。。。     

 。。。結局、修理屋に出したのだが案の定、HDDがダメでDataも取れない!との事で、すっかりあきらめて、少し容量を を増したタイプのHDDに入れ替え、あ〜年明け早々「お痛み。。」まこの際、ディスクの中も軽くして、3年ほど酷使した HDDなので、そっくり入れ替えれば、少ない可動部のPCのパーツの中で一番動いている円盤が新品になるのだから。。。 もう少しこのノートに頑張ってもらおう。。。   

 
06/ 1/ 1     年末。とどめのギックリ。

  一番最初に「これが。。。」と言う症状が出たのは何年か前、冬に向けてのタイヤ交換の時だった。 それからは、重いものを持つときは腰を下して足の力で立つ様な持ち上げ方をしていたのだったけれど、 それ程重いものを持たなくても何度か腰を痛めたことがあった。今回ははっきりしたきっかけが分からないのに、 上着をとって歩き始めたらどうも腰をそらすとググッと痛みが走った。何度か屈伸をしたけれど、 立ち上がる時の痛みが益々きつくなってきた。段々に腰をかがめないと歩く事も出来ない。
 通常の医療関係もそろそろ年末休みにはいる、夕方5時を過ぎていたが慌てて町内の整骨院に向かった。 これまでも最初のタイヤ交換の時から、これがギックリ腰なんだろう。と思いながら2,3日から 1週間もすれば痛みもなくなって、それが繰り返すことにもなるのだけれど、マジメに治療を受けた事はなかった。 だから、「ギックリ腰」のメカニズムも正確には知らないで来ていて、「ひどくなるとヘルニアになる」 みたいなイメージだった。

 なんとも弱々しくソロソロとうつ伏せになり整骨院の先生が腰の辺りの背骨付近を押しながら問診。 自分が今まで「ギックリ腰」に持っていたイメージは「【背骨の骨のつなぎ】が脱臼に近い状態になるんだろう」 というものだったが、先生が触診しながら言うには、「それはもっとも重症で危険」であり多くは 「腰部の背筋を傷める」状態らしい。何でも「背筋膜損傷」とかが自分の症状で、その他にも 「仙腸関節の損傷」とか「腰椎どうしを結ぶ靱帯(じんたい)の損傷」とかも同じ様に「ギックリ腰」 状態になるようだ。

 要は、「背筋が弱くなっていて筋肉が疲労しやすく、急に過度なチカラが加わりそこを覆う筋膜が傷むもの。 運動不足なんでしょう」と言うことだ。
情けなくも、12月初めからの雪のせいにしてコタツの虫になっている事が多かった。 薄々は気付いていて、これはまずいと1週間程前から犬の散歩に合わせて、山に向かって離したあと、 スクワットやらクロカンめいたランニングを始めたものだった。急に息が切れるまで! を目安に始めたものだから弱まった背筋に変な疲労が蓄積したのかもしれない。 にわかアスリートまがいは恥ずかしかったので先生には言わなかった。
 背中縦横、バッテンにテーピングと腰の辺りに湿布。腹部/背中グルグル巻きの包帯の上からコルセット で息が苦しい位固めて、年末年始中の湿布を貰って帰った。 直前の忘年会で酒の上とは言え調子に乗って引け受けた「手打ち年越し蕎麦」はお断りする羽目になってしまった。

  そんな、こんなの少し屈んだ前傾姿勢での年末で、またもや、社会?(国際)ニュースネタ。
週中「上海総領事館職員が自殺」。1年半前の事件という事だが、発端は「文春」のスクープネタか?対する 外務省記者会見 があり、安倍官房長官もコメント、中国外務省報道局が反応した。
「中国のイメージを著しく損なう行為に強烈な憤りを表明する」 「中日双方でこの件の性質についてはすでに結論が出ている」 「(自殺から)1年半もたってから日本側が再び取り上げ、自殺と中国当局者を関係づけるのは、 別の意図があることが明らかだ」。。。と言うものだ。
 真実はどうなのかは!?だが、この件で日中のどちらがウソが少ないかと言えば日本国内報道の方が 信頼出来るだろう。今まではこう言った報道はほとんどなされて来なかったのだから。

 なにせ1964年の日中国交正常化で条件付けられた※「日中記者交換協定」が足かせとなり長い間 正確な中国情報を報じさせなかったし、中国国内の報道メディアは独裁共産党の報道機関の役割を担って来た事 のつけが回ってきた。現在の報道内容にも疑問は残り常に背景を考えざるを得ない。 そんな中だからむしろ中国テーマのH.P、ブログは数多く、チベット始め少数民族問題、経済格差問題、 中国共産党問題。北朝鮮ネタも多いが中国ネタを扱うサイトの多い事。悪意、好意をよく認識しながら 見ればそれ相応の情報を得る事は出来る。面白い事に中国国内の新聞社まで「ストライキ」を起こした事 などが表面化して来ている。メディア統制瓦解の胎動なのか後戻りはしにくい。統制強化に動けば 中国発信報道の信頼性は益々下がる。
※「日中記者交換協定」1964,4/19
1、中国を敵視しない
2、二つの中国を造る陰謀に加わらない
3、日中国交正常化を妨げない
これじゃ中国当局の解釈範囲で気に入らない報道は何でもダメという事になる。

 古臭いながら「美人局」的常套手段、手口が目を引きやすい今回の上海総領事館事件。
F・フォーサイスの小説より単純化したスパイ物語みたいな話。真実がどれほどの内容かは分からないが 「1年半前の事がなぜ今、取上げられる」という部分は確かに気になる。
事件自体は色仕掛けに嵌まってしまって、「まずい!」と自覚した結果の自決はプロのけじめみたいな 不幸事だけれど、そもそも国と国との間でシゴトするための必要な覚悟の部分だろう。変なのと情けない のは1年半経過しての表面化、その間の行動がどうだったのか???の外務省官僚諸氏。 仲間がその状態に陥って、ヤヤもしたら戦争にもなりかねない事態で。。。
ペルーでもフジモリ氏が帰った後、一人外交官が亡くなっていたなぁアンデス山中での自動車事故と いうことだけれど。。。イラクでは2人射殺されたのだったし。。。

 国交正常化以来、最悪の日中関係と表現される今、靖国批判/東シナ海問題/軍事脅威/嫌中意識増加の日本。 中国国内では法輪溝/共産党脱党/日本でもあったような高度成長期の歪テンコ盛の中国。 1億3千万人の国家と13億人のクニ。その13億の民が安定した集団を保ち続けられるのかどうかは 多分誰もわからない。人類の誰も経験した事はないのだから。
 元々、国家体制も違い双方の常識が共通認識として希薄なのだから小さな組織さえ 「総論賛成、各論反対。。」と言う事は多々あるものだが、最近の日中は建前とはいえ基本事項さえ 噛みあわせようとしないように見える事は危険!!13億もいる個々の人となりは知る事も出来ないのだけれど、 対個人では違う生き物に対する付き合い方を意識する事も必要もない。
 残念な事に自分自身は中華人民共和国にも朝鮮民主主義共和国にも足を踏み入れた事はない。 ただ台湾、返還前の香港と韓国には何度か訪れた。それぞれシゴト上の議論。勿論酒の上の口論も交わした。 双方ボーダーを隔て体制の異なる同胞を持つ片方だけの付き合いだけれど、間に国境が有るにしても人の 気質自体は共通する部分があると思うのだ。
 飲んでヘロヘロになった後、強く印象に残った話しがあった、片方は「我々はボートピープル。。。」 と一方は「常に戦時下状態だった。。。」と云う。
その時も今も自分には無い言葉。世界史には共有点が有ったにしても自国史はそれぞれ。
 人が集まり集団になればその集団自体毎の性格を持つし論理が出来るしルール化は必然。 それが13億という数の前には。。。今年はどぉなる!?なんて事を言っても。。。なので

さ〜て元旦の晩は支那ソバとキムチでも喰うか、おっと年初計画でも思い浮かべながら。。。
  

 


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