徒然なるままに

2003

'03,1 '03,2 '03,3 '03,4 '03,5 '03,6 '03,7 '03,8 '03,9

 

2002

'02,1 '02,2 '02,3 '02,4 '02,5 '02,6 '02,7 '02,8 '02,9 '02,10 '02,11 '02,12

2001

'01,1 '01,2 '01,3 '01,4 '01,5 '01,6 '01,7 '01,8 '01,9 '01,10 '01,11 '01,12  

2000

      '00,4 '00,5 '00,6 '00,7 '00,8 '00,9 '00,10 '00,11 '00,12

03/10/25

木曾街道の10月

 てっぺんが赤く、中ほどは黄色、下の方はまだ色づきが弱い。そんな秋の行くサマそのままという様なもみじが多く目に付く。
 開田村の紅葉はカラマツ。コーナーの端々に降り積もっている。踏めば滑りそうな気がして結構気を使う。明るく日が射すカラ松林に続く白樺の林。紅葉と落葉、「いつもの」と言う様にルート化したR19から開田村を通り、今日は初めてのR361を抜け高山に出た。Touring Mappleでは「...狭路、美女がいる雰囲気はない...」とあったが、その「美女峠」を越えた辺りで初冠雪の白さが薄く残る乗鞍岳が見えた。もう少したったら、まっ白な美女となることだろう。

 この季節に浸ろうと紅葉のきれいさを思い浮かべ、ルートは高山を経由し、せせらぎ街道を抜け馬瀬街道。帰り道は温泉に入り帰るつもりで周った。廻った中ではせせらぎ街道が一番交通量が多かった。クルマを流して紅葉見物に走るのには丁度いいコースだろう。
 日も蔭ってきたせいで木々の色づきは侘しく見えた。高山を通る頃は18度程あった気温も馬瀬温泉の辺りでは10度前後迄下がってきていた。温泉に入った後の帰りの距離を考えて、少しでもアパートに近い金山温泉で湯に入り戻った。
 3シーズンのウエアーの下にインナーをつけて丁度いい。もう少ししたらグローブも2重の物にする必要があるだろうが、今はまだこのままいける。秋特有の澄んだ空気とラジエーターファンから登ってくる暖かい風が程よく感じられるTouringシーズン終盤。

    

03/10/18

千曲川スケッチ

 仕事、焼香も合わせと言うのは変だが、岩手に帰り仕事の後、葬式の済んだ叔母の所で線香を上げ戻って来た。ということだ。
 鞄に入れ持って行った3冊の島崎藤村の本はようやく帰りの新幹線で読み始めた。今時の本ではないので随分読み辛いのだろうと思いながら、エッセイ的な「千曲川スケッチ」から開き始めた。短文が多く、文体もそれほど堅くはなくて読みやすい。これを読み終えたらいよいよ
「馬籠宿」の出てくる「夜明け前」に移ろうと思う。こちらは中々手強そうだが…秋の夜長…でもあるし。

    

03/10/10

ちょっとお休み

 携帯に電話が入ったのは昼時間だった。着信Noは実家からと出ていた。なんとなくの、いやな予感で通話ボタンを押した。
 近くの親類で訃報の知らせ。自分には叔母にあたる。

 便りの無いのは元気な便りとはよく言う。平穏な便りは本当は重要なことなんだと改めて思う。
秋の夜はしみじみと…

    

03/10/04

秋に入った馬瀬街道

 リコリンという毒を持っているとか「彼岸花」
毒といってもその昔、飢饉の際には水で晒して食したというからそれほど強い毒ではないのだろう。
 それでも曼珠沙華の名を持つこの花は近づいて見てみると葉のない茎の先端に朱色に咲かせた花は妖しい雰囲気がある。秋に咲いた桜もサクラらしさは感じないアヤシさだが…
 先月初めて行き、気に入った馬瀬温泉に出かけた。温泉もいい湯だと思うがR41からR256、86、431と続くコースが気に入っている。通行量が少なく少し寂しい感じもするが、バイクで走るには都合がいい。走ってみるとやはりバイクは多い。同じように感じるバイク乗りは多いのだろう。
 秋晴れ、気温は20度前後。少し寒めの風もいい。路傍にはコスモスが揺れる。

 「美輝の里」パンフレットをもらってみてみると、「過疎地域滞在施設モデル事業」…
(第3セクター)馬瀬総合観光株式会社…とか書いてある。地域振興目的の施設のようだ、今日は「道の駅」美輝の湯ではなく。「スパー美輝」の方に行ってみたが、ぬる湯、寝湯、深湯、箱蒸し、打たせ湯、水浴、足湯、露天とかとか。と各種の湯船があり、休憩部屋には直接、麺類の厨房があり、半日位ビール片手にゴロゴロするのもいいかもしれない。紅葉まであと2週間位か。その頃にまた行ってみよう。

    

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