徒然なるまま |
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'25/ 5/31 | 巣立ち迄は、受難の日々が続く。 田植えシーズンイン。ログへの足は遠のいている。 巣箱に営巣したシジュウカラの様子も気になるのだが、不在時の様子はトレイルカメラに委ねて5日目の庵行。しばらく見ていたのだが、給餌に出入りする姿が見えない。既に巣立ちしたか!? そもそも巣箱に出入りする様子は検出できるのか!?風などで揺らぐ木の葉などしか写っていないのでは!?などと気にしながらカメラを外してみた。結構シャッターは切れているようだ、トレイルカメラの小さなモニターで確認してみると100枚近くも画像は収容されている。 まず驚いたのは、テンかイタチか?執拗に巣箱に取り付いている動物が写っていた。自宅でPCに取り込んでみると動物の方はイタチの様だ。5分程、巣箱の上に登ったり出入り口の穴に鼻を寄せたりしている様子が写っている。他にもアオゲラは分ったがヒヨドリサイズに近い野鳥も・・・ まずは巣箱の中を見たが空っぽ。気になったイタチ被害は受けなかったようだ。幼鳥の姿も無く糞が2,3個。まだヒナがいたのなら糞は親鳥が咥えて巣から離れた所へ運び出す。残っていた糞は巣立った幼鳥の置き土産だろう。まずは撮れていた画像を画像ページに張り付けた。 残念ながら巣立ち瞬間は収納されていなかったが、イタチが来た翌日巣立ち日と思われる日の画像の一部には少し離れて葉の茂った小さな枝が不自然に垂れ下がった様子が数枚残っていた。ひょっとしたら巣箱からその枝に飛び移って垂れ下がったのか!?そう思いたい所。一旦巣箱は外したが、意外にも他の野鳥、夏鳥のサンショウクイ迄、巣箱の様子を窺っている。 カメラのモニターでは確定的ではなかったサンショウクイをWikiで見ていたら「夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し・・・」とある。考えて見れば夏鳥の繁殖はそうなんでしょうね、ツバメもそうだしほぼ確実に数回は子作りするようだし。 巣穴サイズが適正なのかは分からないが様子伺いしてるようだし・・・ エナガなど営巣から巣立ち迄の間にヘビなどに襲われることもあって、巣立ちの確率はそんなに高くないとか、なので繁殖期も3月ごろから始まり数回卵を産むケースもあるという。シジュウカラはどうなのか分からないが、今少しは林の中で給餌している様子。外した巣箱はもう一度戻して置こうか・・・ |
'25/ 5/24 | 野鳥は、繁殖期。 巣箱を作ったのは去年か?一昨年だったか!?。 今迄3度ほどログ躯体の各場所に営巣した野鳥が居た。出窓の庇部分に2度、屋根のけらば迄伸ばした母屋材に1度。庇部分で営巣したのはシジューカラで、母屋材の所はオオルリ(!?)。 シジュウカラの時は抱卵時期には気づかなかったが、給餌には頻繁に出入りしていたし、そのタイミングで近づけば「ジギジギジギ」と警戒音を立てるので気づきやすい。何よりキッチンの出窓の軒先なので、ヒナも巣立ち時が近づくとキッチンの窓に寄ってみると親鳥が餌を運んでくると雛の鳴声も結構聞こえてくる。 ただオオルリは、ロフトの窓から1m程!巣の状態は良く見えるのだが」、あまりに近すぎて窓に近づいただけで親鳥は決して近くに寄らない様だ。残念ながら突然、雛共々消えてしまって巣立ちなのかどうかは分からず仕舞い。元気に巣立って行った!!のだろうと思いたいのだが、サテ!? 巣立ち後の幼鳥などは、目にする頻度が多いのだが、抱卵から巣立ち迄を目にする機会は中々ない。これがツバメなどでは住居の軒先や、果ては家の中にまで巣を作るケースも有る。且つ、決まった場所には毎年営巣するようだ。なので巣立ち迄、間近で目にすることが出来る。が糞の害が厄介で巣作り自体敬遠されるケースも多い様だ。 まぁ、山の中にポツンと立てたログなので、言わば彼らのテリトリーに、こちらが間借りしてるようなモノ。そこに巣作りされても、こちらが文句を言う筋合いも無いだろうし、ならば、連中様に専用の営巣場所を提供しても良いんじゃないかと巣箱を構えたわけ!巣箱は3戸作ってそれぞれ設置したが、今の所ご利用いただいたのは合歓の木の幹に括り付けた1戸だけ。 |
'25/ 5/17 | 田植え、終了&スマホデビュー。 朝、育苗センターから発注していたひとめぼれ41箱を受け取り通路に並べる。その頃を見計らったように応援隊着。ザックリ今日の役割分担を説明!と言っても今迄、自分がメインで仕切ってからは手伝ってもらっているので、あまり細かな説明はしなくても、それぞれ動いてくれる。 まずは並べた育苗箱に「箱粒剤」という主に「いもち病殺菌剤」を所定量振りかけてもらいながら、田植え機に苗をセット。長女の方では、去年やってもらった作業の電柵配線。田植え機などの出入り側以外を張り始めてもらう。最終的には田んぼ4枚の全周を張り巡らす予定で始める。 で、爺は水位調整した一番下で最小の田んぼから田植え開始。 植え終わり時の退出スペースのライン引きをした後、開始!最初の列の半分以上を進んだ所で「!?!?」の指摘声。植えた後を見るとヒョコヒョコと浮いている。「植えている時の音も変!」と。 田植え機の各状態を見直すと、副変速機のセット違い(´;ω;`) なにせ、一年に一回一日だけの作業ですからねぇ・・・と云い訳をしつつ、失敗した列は彼女らの植え直し作業に委ねて、その後は何とか植え付けられても、やはり最初の田んぼ一枚終わって見直してみてもかなり手直し作業に委ねる事になってしまいます。そんなこんなのミスも有りつつひたすら植え付け作業に! スタートの田んぼを終了し2枚目はわが家では唯一大きなSquare1反田んぼ。 最初の田んぼで田植え機セッティングも最適化しつつ、後はひたすら植え続ける。なにせやり直しがきかないので、間が広がったり狭かったり、植えた列を踏んでしまったり、植え付けの条数が合わなくなったりと都度補正しつつKnowHawの蓄積を図るものの、何せ年に一回、本番の一日だけですからねぇ。 そんなこんなの言い訳をつぶやきつつ、昼食も田んぼの長木小屋で済ませ、作業自体は3時過ぎ辺りには終わったかな。 空いた苗箱は既に水路で洗ってくれていたが、水路の水量が足りない!と、そう言えば前日の雨の日、用水路に流す小川の水戸は増水に備えて1枚外したまま。この水路の使用者はひょっとすると今年から我が家だけ!?だなぁ・・・となると水戸管理も!! そんなわけで「我田引水」とは無縁となりながら、改めて離農者の増え方に驚いてしまう。我が家の田んぼがある地区で50歳の手習いふうに田んぼ作業を始めて20年位経つわけだが、10軒ほどあった田んぼを耕している農家はもはや4,5軒か!作業委託を除けば今年はわが家含めて3軒だけになってしまっている。 去年辺りから「米価高騰」についてメディアでは「喧しく」伝えられているが、JAから出ている毎月届く冊子では『お米が足りません「JAに出荷をお願いします」』というチラシが折り込まれ『令和7年度産米「最低保証価格」として全農いわてから23,000円/60kgが示されています』(去年は20,000円位だったかな?) いづれ米集めに必死と言うか、この数値では今の米価は下らない!?いやいや機に乗じた方々がまともになれば十分低価格で買える様になると思いますよ。 しかし、どうして同じスケールで語らないのかなぁ、そもそもの小売価格は精米5kgとか最近は2kgが売れ線らしいが、先の買取20000円云々は一俵玄米(60kg)、農家出荷価格は備蓄も同じ紙の米袋玄米30kg。それぞれ基準単位を共通にしないと分かりづらい。むしろ意図的に混乱させてるるのかな!? 現実には今年のそんな価格はどうなるか分からないけれど、中山間地域他、離農の動機には「肥料代にもならん」とか「後継者がいない(農家を生業として継ごうとは思わない)」と言うのが大きな原因としてある。今続けているのは、それじゃないという事なんでしょうね。まぁ我が家も続けてはいる訳なんですが( ´艸`) そう言えば、今週はイヨイヨ!!スマホデビュー。田植え応援で帰省中の末娘のお世話になった結果なのだが。とはいえ未だ通話もメールもしていない。 とはいってもそれまで使っていた高齢者御用達の「簡単携帯」と変わらぬ使用頻度特に用途としては通話とメールだけなのですがね。試しの自宅家電へも繋いでみたし、SNSも娘からのが入って来ている。 当面の使用には支障ないだろう。ただ困ったのは今迄のガラケーの電話帳移行に手間取っているが・・・ま、なんとかなるだろう。 機種はIphoneSE3、カメラの目が3つも有るような最新機ではないけれど、電池持ちが悪くなって新型に機種変された、元の旧型7,8年前のIphone7をドローンのモニターに使ってるので、その機種と操作系IFが似てるので結構慣れやすいんじゃないかな!?元々の携帯も通話と主にCメールだけだったし。 |
'25/ 5/10 | 今週は田植え準備、代掻き。 今年の田植えは去年、一昨年よりザックリ10日間前後、早めた。 元々亡父が田んぼをやっていた頃、田植えは5月連休の歳時記みたいなものだった。周囲でも今ほど離農家が多くなく休耕田もあまり目に付かない10数年程前は、5月連休となるとそちこちで帰省する孫子達の応援も当てにし(!?) 周辺の田んぼはワイワイと賑やかだった。 稲刈りイベントも似たようなものだったが労力としては当てになるようで、ならなくも無いか( ´艸`)。いづれ一日仕事で終わらせた後は、定番のBBQ!と。 多分、各農家それぞれ違った催しを構えてそれなりに賑やかなイベントだった。今や記憶としてあるだけだが。 そんな春イベント田植えは週明け12日。去年は20日だったので10日弱早めた恰好か。そもそもというか亡父健在時は5月連休設定が多く、田んぼのある地区の中では早い方で、時には一番早く田植えを行うパターンが続いていた。 春の一大イベントを早めに済ませられてホッとするのも良いのだが、どうもあまり早く済ませると穂の孕みも早く、スズメが我が家の田んぼに定着してしまう気が…連中は最初に見つけた餌場に執着するようなのだ。 自分が耕すようになって田植えタイミングは徐々に元に戻して来たんだが、スズメ対策も意外と案山子が効いている様で、当初は自分も半信半疑だったのだが、案山子を使うにあたって少し手を加えた。と云うのはなるべくリアルに!しかも時々動く様に!動くと言ってもそんなに凝ったわけではない単に極力軽く作った。 本体も頭も発泡スチロール。頭部は百均で売っているウィック用なのかな、その頭部分を組み合わせて風が吹けばクルリと動く!てな風に。 これは効いたような気がするなァ、選挙時期のある日選挙カーが通り過ぎる時に、田んぼ作業者と間違ったか、声をかけてくれましたからねぇ。その案山子を2体使うようになってから、スズメたちは近寄らなくなった気がする( ´艸`) とにかく稲穂が形成され、ミルク状の米の元が穂に蓄積され始めると間もなくスズメは啄み始める。多分そのタイミングの田んぼを見つけると「我が食卓」と居付いてしまうのかもね。 サテ我が家の田んぼが有る区域でも10年前に比べれば、田んぼ作付け農家は半減どころか1/4に減り、ここ数年加速度的に減って来た感じ。世間様では米価高騰が、今年も!と毎日の様に取り上げられるが、この生産者減少の影響はたまにしか、しかも定量的には報じられない。勿論報じ側に米作の生業者はいないだろうし。 少し考えればわかる事だが、生産者減少はそのまま収穫米の量も減るけれど、米作を辞めた生産者はそのまま消費者、米の購入者となるわけなんだよね。 離農したそれまでの生産者はJAなり集荷業者に出荷していただろうし所謂「縁故米」も供給していたかもしれない。つまり離農が増える事は生産量、集荷量が減るだけでなくその分消費量増大にもなり、生産者減少は生産量減少+消費量増大の影響が出ます。生産コストより米を買う方が軽く賄える経済合理性という判断と営農者の高齢化!担い手無しという世情ですかね。 数日、数週間、数食だけのインバウンド影響云々よりこっちの影響の方がデカそう。そんな単純な見方を報じたメディアは見ない、ただひたすら今週も米代が上がったと。「何故」を素直に言わない農水省、JA。 自らの離農と言うか農業よりは「金勘定」と…無駄に肥大する組織とか権力保持の自己保存本能恐るべしですから。 |
'25/ 5/3 | 連休は、春の田んぼ作業に。 世間様では今週明けから五月連休・ゴールデンウィークかな。 確かに、この爺とて会社員時代はまとめて連休として休めるこう云う期間が楽しみでもありました。ただ先輩OB曰くの「サンデー毎日」状態に馴れてしまうと、楽しみ期間と言うよりはわずらわしさも感じるワケで・・・ 何せ当時の社会人。生徒・学生の様な春休み・夏休み・冬休みの様なまとめて取れる連休は少ないわけですからねぇ。ただ、今現在は多様な勤務体制とかも有るようなので、当時の連休待ち遠しい!というような層は、多少変わって来てるのかもしれませんがね。ワイドショーでは11連休てな方も居る様で・・・ 今現在の様に、農業も生業の一つとなっている身では、このゴールデンウィークは農繁期突入ですからねぇ。既に畑は半分近く種蒔きも進んでいるし、田んぼは畦畔草刈り・施肥・クロ塗り・給水路の整備等々、この期間やらなければならない作業項目が目白押し。 ここ2週間程、風邪なのか、何らかの感染症なのか、いづれ行きつけクリニックさんでの検査では、コロナではないしインフルでも百日咳でも無いてな診断後、2週続けて種類の違う抗菌剤やら、諸々処方されて、大分楽にはなったものの全快モードとは言いかねる。作業負荷も控えつつと言う事でこの春先の農繁期、宿題が積み重なる。 ま、それなりの作業負荷を心がければ何とかなるか、このゴールデンウィーク期間やるべきことを、やれる範囲でオーバーワークにならない程度にこなしていかないと!今年の田植えイベントは5/12設定。それまでにそれなりの準備作業を積み重ねて行かないと、田植えにはなりませんからねぇ。 昨年来、何かと米価高騰話題が多い。確かに買って食べるには、他の食品も値上がりしているけれど群を抜いて値上り幅は大きい。ただ考えて見ればこの30年近く米価は天候不良凶作年とかを除けばひたすら下降トレンド。それが元に戻っただけとも!。何故米だけが毎年安くならんといかんの!?それまで安くなって来た部分は誰かの懐に入って行ったんでしょうか!?。 身の回りだけを見ても下降トレンドの始まりと今を見れば中山間稲作農家は半減どころか1/4程度に減っている。大規模集約化の方向で、生産量自体は大規模化農家や法人組織が有る程度の収量を支えてはいるが、所謂中山間農家自体、米だけじゃ生活できないし、後継ぎ無く、作付け自体をやめて行く流れは止まらない。収穫量総量は下がってしまうよね。 「日本奥地紀行」を著したイザベラバードが書き残した文章では、田舎の隅々まできれいに耕された日本の農村風景が賛美されていた。勿論現代の様な様々な産業の発達も乏しく、食うための農業従事がごく普通の時代。現代環境とは全く違う。経済合理性から考えれば今の時代、小規模、零細稲作など存続する意義は見出しにくい。 でもねぇ・・・ |
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