徒然なるまま

2024 '24,1 '24,2 '24,3 '24,4 '24,5 '24,6 '24,7 '24,8 '24,9
2023 '23,1 '23,2 '23,3 '23,4 '23,5 '23,6 '23,7 '23,8 '23,9 '23,10 '23,11 '23,12
2022 '22,1 '22,2 '22,3 '22,4 '22,5 '22,6 '22,7 '22,8 '22,9 '22,10 '22,11 '22,12
2021 '21,1 '21,2 '21,3 '21,4 '21,5 '21,6 '21,7 '21,8 '21,9 '21,10 '21,11 '21,12

'24/ 9/28  空高き秋なれど・刈り残しの稲

 今年の稲刈り日設定は難しかった。てな過去形だけれど・・・
当地、稲刈り進捗は今週末でザっと50%位か!高温期が多く登熟も進み、今シーズンは早めに刈りましょう!てな農業系案内も有ったけれど、晩夏の天気、予報は目まぐるしく不安定。なんにしても稲作は天気次第。

 結果的に、収量は平年より多かったものの「胴割れ」といわれる刈取り時に割れる籾も多かった。これらは籾剥ぎ時に所謂「くず米」として選別される。この量がここ数年では数倍の量になった。それでも総収量が多くなったので収量の玄米量としては、ほぼほぼ豊作と感じられる年だった。

 そんな折、今年の春からコメ不足(!?)と報じられる。
確かに小売価格的には前年比200%てなニュースも見られ、政府保有の備蓄米を放出すべき!てなワイドショー的ニュースも有った。知り得る事ではないけれど、単純に市場価格上昇に委ねたものか、意図したものなのか。

 他の流通消費材、市場価格変動を見据えての判断なのかどうか!?
結果的には、この秋のコメの買取価格にも反映し、米価は高くなった。稲作農家には幸いな事だが、むしろ正常化とも思える。「日本型直接支払い」と称される補助金のいびつさが質される好機とも思えるんだが。

 25年間に達する稲作農産物の補助金制度が質される方向に来ているか…。
「食料安全保障」としても、耕作地保全はなすべき事ではあるけれど、一旦耕作を停めた圃場を正常化させるためには年単位の時間が掛かる。少子高齢化しかも中山間地域は限界集落化、労務費単価が\10/hともマイナスとも揶揄される。

 今時、秒、分単位で打ち込まれるミサイルをチラつかされる時代では地味な分野だろうが、些細にも命をつなぐ穀物に関われる巡り合わせでの所感。

'24/ 9/21  稲刈り・秋空・彼岸の入り

 直前までコロコロ変わる天気予報。
確かに「秋の空」とは言うけれど、気象庁から民間に降りた天気予報会社。それぞれお天気コーナーを持つ。そんな中、目に見える道具は揃っていながら予報の精度は!?「秋の空」とは言うけれど当日にならないと分からん?では役に立たない。
 TV番組的には頭を使わなくともネタが尽きないので便利かもしれないが・・・

 爺なども台風発生!となると主要各国、日米欧の気象局が出すスパコン予測を見比べたりするが、こういう便利な道具を使いこなすのも、衛星画像も目で見えてしまうだけに、意外と人間の先読み感覚に誤解を招きやすくなる気もする。

 むしろ、そういう便利な道具に惑わされる面も有るのかも知れない・・・
1916年12月7日、太平洋中部に進出し航海を続ける空母赤城が発出した、当日23時05分から観測した観測Dataが残っている。
 同年翌日12月8日の真珠湾攻撃の決行判断はこれも必要要件だったと思う。

 今だ「不意打ち」と本邦人マインドからは不名誉感を感じさせる宣戦布告タイミングのズレ。布告文書英訳時間の不手際とも言われるが、誤解を受けず正確に伝わる"translation"の難しさ も有ったかと。日常会話には不自由し無さそうな大谷クンなり、かつてIchirouが通訳を使い続ける意図もそこにあるかと。

 数日先の天気の読み、秋の予報は確かに難しい。
当日に限らないけれど、こういう自然現象を上手く使える事自体が時のキーマンだった時代は長い。わが国で有名なのは陰陽師がそういう役割だったろうし、時の様々なクニ。集団の主も期待される能力がそんなお託宣だった事だろう。

 我が家の稲作は、行程最後の籾の乾燥と脱穀は作業委託をしている。
なのでそこにつなぐ稲刈り行程の設定は天候の読みが結構微妙。後工程の予約なり相手先の都合も気になる。今週火曜日稲刈り日の設定は先週中盤。毎日天気予報を観ながらも、最終決定は天気図の秋雨前線。

 目に訴えやすい衛星画像なり各国が持っているスパコンが打ち出す予測は訴求力はあるだろうが所詮、パラメータ設定やらそれなりに数多く出て来る計算結果を判断・選択するのは人間の知識の集積。そんな読みと末娘の応援帰省(^^♪

 かの昔、山歩きをしてた頃、山中のテント泊での天気の読みは当時NHK第2が時間帯で流していた日本各所観測所の気象通報。
「石垣島では天候晴れ、※※の風、風力※、気圧※ミリバール。那覇では・・・」と読んでいく各所観測所Data。それをプロットしたのが天気図となる。

 勿論AM中波放送では各地域の予報も放送する。でも、山中の天気は「山沿いでは・・・」で曖昧。翌日の山行を決断するのは山の中で判断する当事者のみ。
 ま、現代はそういう各国各地の場所に特化した予報専門の天気予報士も居るが、ワイドショーお天気コーナーでは無理というもの。

 さて肝心の今年の稲作結果。収量はザっと昨年までの平均、15%増し。
併せてくず米も倍増し(´;ω;`)。自家用・縁故米の必要量を除いて読んだ出荷米はチョッと上積みしておいたものの、もっと多く出しても良かったなぁと・・・
 まぁ欲はかくまい( ̄∇ ̄;)。

 先月来スポーツニュースでは毎回のように注目を浴びてきた本塁打50本+50盗塁の記録。40+40の時も若干盗塁数を先行させながら、対レイズ戦の最終回裏2アウト、逆転満塁ホームランと云う大盛り上がりの記録だった。

 今週は対マーリンズ最終戦、残り試合数9。PO進出M1/リーグ優勝M7でのビジター戦!なんと6打席3安打、3本塁、打打点10、盗塁2というとんでもない数値で安々と51+51に達した。当日TV各局は必ずこのニュースを流している。

 観客も対戦相手ファンさえ賞賛の様子はNPBではあまりイメージ出来ない、カーテンコールに応える場面では、ピッチクロックも止めたという。観客席は子供達も多い!ヒーロー度合いが突き抜けてるんだろうな。  

'24/ 9/14  迷う、稲刈り日

 コメの収穫時期は毎年の事なんだけれど、稲刈り日を何時にするか!?何せ天気次第。かつて当地・周辺でのハセ架け、ホンニョウ架けが主体だった稲刈りにおいては、秋雨・台風などで数日稲刈り日程がずれたりしても、天日乾燥期間である程度、次の脱穀工程まで冗長性を持ち得るんですが・・・

 元が手作業、或いはバインダー等、多少機械化をしても、稲刈り〜籾収穫までは一カ月前後の時間的余裕は有ったと思うんですがね。今時だと更に省力化を進めコンバイン刈りだと稲を刈って籾で収穫、その後は出荷用に水分調整の乾燥工程を経て直結した籾剥ぎ玄米化。となる。

 しかもコンバイン刈りに雨は禁物。刈って脱穀までは一連のコンバインの中で行われるので省力化にはなるけれど、作業中は天気の良さが必要条件なわけで、いづれ稲刈り日設定は天候次第となってしまう。しかも田んぼの稲は既に台風10号の余波で靡いてしまっている(´;ω;`)

 これ以上強い雨に見舞われると田んぼの稲は倒伏してしまいそう。一部倒伏に至った部分は刈り取ってホンニョウ架けにしておいた。まぁこの時期毎年の事ながら、順調に秋晴れの中快適な稲刈りを済ませる年の方が少ないか!?無事稲刈りを済ませると年寄りが逝く・・・てな話しも聞くが分かるような気もする。

 ハセ架け/ホンニョウ架け時代にはここの工程が籾剥ぎまでのタイミング調整も出来たがコンバイン刈りではそこが難しい。時間・労力を機械Powerで補える事にはなるが、むしろ天気読みのイライラに軽減化された労力分、全て持って行かれるような・・・  

'24/ 9/7  秋風、稲刈り準備

 冬風には木枯らし1号とか春風には春一番てな言葉がある。
秋風には!?聞かないなァ、当地、旧盆が過ぎれば残暑の暑さは残るものの、熱帯夜なる25℃越えの晩などは無くなり夜は寝やすくなる。暑い日が続く今年も夜が寝やすくなった事には幸い。

 さすがに旧盆過ぎてがらりと秋風!!とはなっていなくて日中の暑さというか、特に湿度の高い日は9月に入っても続いている今年は職業欄への記入事項がある書類には「農業」と記入している身には今年は雑草がすぐ伸びて草刈りの頻度が多くなってシンドイ!と実感する所に今年の天候の異質感を感じる。

 まぁ単に高齢域に入っている体力低下によるものか!?。
そうは思いたくないものだが、雑草もそうだが稲の成長の具合を見てもやはり今年は高温続きもあるが雨量も多い気がしていて、稲穂の登熟も早まっている様な!!。今年の稲刈りは平年比1週間程度早めようかと思っている。

 てなわけで年に一度のコンバイン出動に向けてメンテナンス。
このコンバインが我が家に来たのは6年前。そもそも我が家規模の小規模農業だと当地バインダー刈り、ハセ掛けが普通。そのバインダーも齢40歳手前でとうとうDown。数年前にも稲刈り途中で不調になり圃場で直したりしたが、この年は事前の動作確認時に、プーリーの破損発見。

 以前の様に作業途中圃場で!。とならなかっただけ幸いと思い町内の購入農機屋に駆け込んで交換パーツを求めたが言われた言葉にカチン!!「もう平成も30年ですよ、昭和の機械の部品は・・・」てな話。メーカー直営店なので、新しい機械を売らんかな!!は分るが、以降この農機屋で農機を買うのは止めた。

 幸いなことに、離農したという親戚で使わなくなったというバインダーが有ったのでこの年は それを借り稲刈りは済ませた。借り物でも機齢はそれまでの我が家のモノより10歳ほどは若そう。速度も速く仕上がりも格段と良く感じた。その家は我が家と脱穀機も共用していた程だったので両方引き取る事にした。

 そんなこんなの慌ただしい稲刈りの年だったが、その冬ちょっと考えた稲作の収穫方法。バインダー刈り/ハセ掛け/脱穀。一気に済ませるコンバイン化。丁度圃場畦畔に建てていた長木小屋も倒壊間近。この処理も有るという事で・・・。てな事で今日び離農者も増え中古農機屋大繁盛。程度の良い農機が安く出回っている!という事も幸い。

 ただねぇ農機はマメにメンテナンスというか、主に「清掃・油さし・オイル交換」程度だがクルマ等と違い平均使用期間はずっと長い。自分がバインダーを買った時の価格感よりずっと安価でそこそこ使えるコンバインが入手出来る。まぁバインダー購入時での将来感よりは老い先時間も就農時間も長くは無いが(´;ω;`)

 そんなこんなの週末、マタマタ地元紙に「白い(盛土)」農地記事。
先だしジャンケンと云うモノが有るのか、効果がどういうモノか!?今流行りのニューポリ系なのか!?三方一両損的治世は遠き過去なんでしょうねぇ。果たしてこれが解決に至るものか!?やはりNHKの朝ドラは時流を観てるのかな?
「虎に翼」の意図とは違うだろうが、いっそ法的決着の方がクリアー感も。

 時は丁度、兵庫県知事の百条委員会がニュースでも取り上げられているが、話題の当該県お隣大阪府では守口市でも、事案は異なるがこの委員会を設置。
 今週、初会が有ったとか。事案の詳細は知り得ていないが「周知」というか自立的なコミュニティ形成には有効な手段かも。当地記事による現時点では当該住民6人で市議会議員を通じて請願提出の段階の様だけれど経緯は見続けていきたい。 

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