徒然なるまま

2025 '25,1 '25,2 '25,3 '25,4 '25,5 '25,6
2024 '24,1 '24,2 '24,3 '24,4 '24,5 '24,6 '24,7 '24,8 '24,9 '24,10 '24,11 '24,12
2023 '23,1 '23,2 '23,3 '23,4 '23,5 '23,6 '23,7 '23,8 '23,9 '23,10 '23,11 '23,12
2022 '22,1 '22,2 '22,3 '22,4 '22,5 '22,6 '22,7 '22,8 '22,9 '22,10 '22,11 '22,12
2021 '21,1 '21,2 '21,3 '21,4 '21,5 '21,6 '21,7 '21,8 '21,9 '21,10 '21,11 '21,12

'25/  6/28  梅雨、最中・・・

 当地、東北北部の梅雨入りは平年並みで6月14日だったそうな。
元々東北北部は梅雨入り宣言が為されない年もあり後に「・・・と思われる」てな表現も多い。それでも入梅後、梅雨明けは割とはっきりしてるか!?データ的な梅雨明け平均値は7月28日頃。既に梅雨明けした沖縄・奄美での梅雨明けは平年より10日〜2週間程早く表現的には「かなり早い」となっている。
 今週後半は近畿迄梅雨明け宣言(@_@))今年の夏時期が気にかかる。

 元々日本列島は北東から南西へ細長く伸びているので北と南の気候は全く違う。南西諸島で梅雨明けが「かなり早い」かったとしても、そもそも北海道だと梅雨はないと言われて来てて入梅・梅雨明けのデータすらない。なので沖縄・奄美で梅雨明けが「かなり早い」としても当地でもそうなるわけではない。

 いづれ稲作、水稲に関しては田植え後〜刈取りまでの各段階での水管理がキモ。勿論各段階での天候も。特に「間断かん水」期間での出穂期と追肥、中干期の見極めが良く分からない所。その間の稲の様子を見ながらの追肥とかも…それらがちゃんと見極められれば本当の稲作農業者と言えるんだろうが未だ至っていない。

 まずは水見頻度が下がった時間で草刈りに励みましょうかね。
今は電柵の下は小型の電動草刈り機で電線に触れそうになる範囲であれば丁度バッテリー切れる前に刈れるので丁度良い。がちょっと間が空くと通路・畦畔の草の伸びに焦々。稲刈り収穫期まではあと3,4回は草を刈る事になりそう(';ω;')

'25/  6/21  間断かん水、飽水状態に・・・

 田植えから50日程から田んぼは一旦水を落とし「中干し」を行う。更にその20日ほど前から「間断かん水」の水管理。中干期前後はそんな水管理がセオリー!と田んぼの水管理マニュアルにはある。
 出穂前後には苗の様子を見ながら追肥も適宜対応・・・と!

 ただこの時期は、夏前の梅雨時期に入り天気が読みづらい。どの程度の雨量になるものか雨の日がどれほど続くのか!?一応田植えした苗はそれなり成長していて特段トラブルは起きていない。あとは天気次第で水管理と畦畔の草の伸びを見ながら適時草刈りに励む繰り返しですねぇ。

 何より気になるのは今度の月曜日からの天気図。梅雨前線は週を通して日本列島に沿って停滞する予報。梅雨だからと言えばそうだが、この週末まで35℃にもなる高温状態と強い日差しが続いたので水不足も気になったのだが、週明けからむしろ梅雨の雨量がどれだけになるか!?

 てな事で、田んぼは少し手も抜けて、ちょっと間が空いている木楽庵庵行。
やはり山道、通路、開墾畑の草刈りは都度!初期に植えたブルーベリーはここの所安定した収穫を得ている。ログに泊まりながら芋の子会に励んでいた時期、友人から頂いて斜面に植え付けた株。これまではまだ実の付きが良くなかったが、樹齢なのか今年は去年までとは見違えるように実の付きが多くなった。

'25/  6/14  ここの所、日課は田んぼの水見

 目にするTVでは米価高騰の話題が続いてどの位なるか!?。
農水大臣入れ替えで尚更メディアは小躍りしたか、米ネタはまだまだ続く。備蓄米・古古米・古古々米・ついには「ココココ米」となり、それでも足りなきゃ輸入するとまで。

 「有料レジ袋」に「セクシーな環境取り組み」。今度は「古米は減価償却」!そこの言葉ヅラだけ捉えるとチョイ聞きだけでは「!?・!?」な面が多い新農水大臣、やがて農協をぶっ壊す!とまで言うのだろうか。いづれメディア的にはウエルカムな人事だったろうし、内閣支持率も上がり現宰相も幾分勢いづいて来たか!?

 一躍、時のトレンドアイテム化したコメ話題だけれど、ここ30年位は2度程コメ不足で単年度だけの不足&高騰し、1993年のタイ米騒動は記憶にある方も結構居るかと!そういう突発的な出来事以外は失われたン十年間ひたすら価格低下。農業人口も減り続けましたね。単に過渡期の反動的な揺り戻しだけでは!?

 まぁ買って食べるには安いに越したことはないとは思うけれど。
戦略物資とは言いながら、本気でそういう政策はとってこなかったのが実態かと。欧米の効率化とアジア圏の人海戦術的な生産量とのどちらかにも行きれず自然減。自分は出来る範疇でチョイ増やしたけれど。

 勿論、大規模集約も進んではいるけれど、なにせ相手は気候自然現象を相手にする主食品。4,5百年前の人間すら戦イクサ事は収穫期は避けていたとか。もしくは戦略的にその期を狙って相手の圃場に火を放つとか。今回のコメ騒動とは直接関連は無いのだけれど、何度か繰り返し見た黒澤明の「七人の侍」を思い出す。

 ハリウッドの名が残る映画監督の中には、この映画に影響を受けた。とかいう話やリメイク版的なモノも何作かある。単にチャンバラ話ではない、大河とか史実に沿ったものではないけれどそれぞれの「背景」の描き方が秀逸なのだろう。爺的には三船敏郎演じる菊千代が気に入っている。

 主役はそれこそ七人の侍なのだけれど、むしろその「背景」は百姓だと思う。
志村喬演じる七人の侍のボス役、島田勘兵衛が三船敏郎の偽侍、菊千代に「お前百姓だな(だっけかな!?)」と尋ねる。・・・菊千代は「百姓とはなぁ・・・」と想いを吐露する。今の世に島田勘兵衛役やら菊千代役は居そうにはないけれど。


 米・話に戻ると、経済論理では農家経営は規模に走るしか成り立たないでしょうね。中山間地農家では規模にもよるでしょうが収穫量のかなりの割合を所謂「縁故米」に充ててる!かと。我が家では収穫量5割がそう。
 JAさん集荷量が下がってるとか云うのは強制供出制度が無くなり、比率的には半数以上の中小農家は安いコメをJA経由で売るよりは、中間搾取が少ないだろうしメリットか合理性を選択するでしょうね。

 まぁ前農相すら「米は買った事がない!」とか,支持者内でのウケ狙いのつもりもあったかもしれないけれど。それらをサモサモの如く連日取り上げ続けるメディアもどうかと・・・。
 結果的にはそれ以上の話題を放つ新農相。備蓄米販売に列を作る様相などを見ると、益々メディアネタも続き、それこそ「それが飯のタネ」てなところ。

 勿論少子高齢化の折り、LGBT++とかとかも加わり担い手など先細り、小規模農家など無くなってしまうかもしれません。果たしてその時、大規模とは言っても多くは借地営農スタイルで規模を拡げても、こなす為の設備投資は緩くない。
 何よりお天と様の恵みは気まぐれ、安定収量の保障は出来ない。備蓄の最適化も現状で良いのか!?頭の良い方たちはよくよく考えて欲しい。まぁ殆どは酔いどれ爺の世迷い事でもありますが。

'25/  6/7  梅雨の季節に、入ったか!?。

 既に、九州辺りは梅雨に入ったらしい。
気象庁のサイトを見ると梅雨入りと明けのはっきりした定義はないという(!?)初雪の様な誰が見てもわかる様な気象現象ではないので、週の半分位が雨だったり上がったりする週が続いた。とかで判断するらしい。なので梅雨入りと明けの発表は「今日から入った・明けた」てな事は無くて、後日「・・・入った、明けた」とみられる。となるらしい。

 過去データ50年位では、梅雨入りの日で早いのは「6月2」ごろ、遅かったのは「7月3日ごろ」となっている。「入り」はそれぞれ発表されているが「明け」は発表されない年も結構あって、割と曖昧。それでもザックリ当地付近の梅雨期間は1カ月〜1カ月半程続くので、植物の成長には具合よく、雑草も伸び放題。晴れた日は草刈りが気にかかる。

 田んぼは、田植えから3週間半位。稲の成長としてはしっかり根付いて少々の風にもなびくだけで浮き上がる事は無い。「分げつ期」となり1本の茎から20本近くの茎に増える。この辺りから雑草も目立って来るので除草も・・・とマニュアルにはある。我が家の田んぼも1枚、ひどく雑草の生える田んぼが有り、除草機でも押してみようか(;'∀')

 当地、山間の中山間地域の典型みたいなもの。中山間登録地区として5年前は26軒。作付け+耕作者も11軒は居たのだが現在は作業委託も含め6軒に減少した。圃場は維持管理として草刈りとか野菜などを栽培すればいい方で、山あいの耕作放棄地は増えるばかり(*´Д`)。
 勿論大規模集約化も進んではいるが、軌道に乗るまでは中々大変なようだ。

 爺も草刈りでしのいでいた維持管理圃場を5a、1枚田んぼに戻してみたが1年目は全くダメだった。
 これが暗渠整備とか基盤整備も含めて規模の拡大を図って平均収穫量まで戻すには数年かかるだろう。まずはこの「数年」が問題。中山間地域、耕作者の平均年齢は70歳を超えたという。担い手、若返りを果たさない限り継続出来ない。

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