徒然なるままに

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2011

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2010

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2009

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2008

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'12/ 12/ 29  「炉穴斗」からロケットマスヒーターに。

 冬本番になって、朝ストーブへの火入れが最初の仕事となってます。
さて先々週試して見たロケットストーブの燃焼実験・・・というほど大げさなものではないですが・・・
燃え方を試してみたら、その燃焼音も、煙の少なさも(着火時以外は殆ど出ない)、灰の少なさも良さげな素性を感じる。なので今週は、燃焼筒からちゃんと熱を取れる状態までの試作品を作って見た!

 ログ周辺は雑木林なので、冬の暖房に薪ストーブは欠かせない。今は時計型とか単にブリキストーブとか言われるよく燃えるストーブを作業用土間に使っている。 これはこれで、木材加工で出るおが屑、ソーダスト、木っ端などの焼却にも都合がいいし、なんと言っても鋳物ストーブよりはるかに安価で焚いてすぐ暖を取れる。
 弱点は燃焼効率が悪い事、薪の消費量が多い。煙突の煤がつきやすい。火が落ちるとすぐに冷える。耐久性が悪い・・・とはいっても3シーズン位は充分持ちそうですが。鋳物とか琺瑯仕上げの見るからに立派な薪ストーブなら、長所・短所が丁度、このブリキストーブの逆なんでしょうね。

 パイプ車庫改造の休憩小屋ではホムセン調達の安い鋳物ストーブを使っていて薪をちゃんと燃やせば、それなりに暖をとれたが如何せん容量が小さくログ内で恒久的に使うには役不足。今シーズンはブリキストーブで我慢して次には、ちゃんとした薪ストーブをなんとか・・・と思っていたトコロにこのロケットマスヒーターが俄かに候補の上位に!

 ペチカとかオンドルとか煙道からの熱を使って暖をとるのは結構昔からある方法らしいけれど日本ではそれが主流にはなりませんねぇ。少なくても自分の身の回りでは見た事が無かったし・・・。通年的に乾燥しがちで寒い冬が長い風土と蒸し暑さもある風土では家屋構造も違ってくるだろうし。石や土を多用する建て方と木と草、紙などを使う建て方の違いもあるんでしょうかね。

 冬の暖をとる方法論にも様々な形態と発達の仕方があるんでしょうし、そういう薀蓄系は専門外では有りますが、事このロケットストーブなるものはブリキストーブの即暖性もペチカ、オンドルに似た煙道からの熱の回収と蓄熱性も兼ね備えているし、なんと言っても高い燃焼効率を得られそうなトコロと原発電気文化よりローテク!?であっても、知恵を出せばマダマダ!てなトコロにも惹かれますねぇ。

 で、1斗缶とペール缶で作ってみたロケットマスヒーターは、
ブリキストーブと体感では同等の!或いはコスパを考えればそれ以上かもなぁ・・・
しっかり暖房器具にも湯沸しにもなりますね。こりゃ据付タイプもアリでしょう。

考案者Dr,Larry Winiarskiが紹介している「16個の煉瓦を使った
ロケットストーブの作り方」!という動画がYoutubeにあった。


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 ロケットストーブは、3.11以後の被災地では大分重宝されたようだ。身近にある1斗缶と古い煙突だけでも、或いは古い瓦、コンクリートブロックでも、震災、津波被災直後の電気復旧までの長い期間、ガス、灯油が切れて暖をとるにも調理にも。
 極限状態ではシンプルなものに程、役立つ物があるものだ。

 気になる震災関連の新聞記事がある。それは山田町で起きた、
【山田のNPOが全140人を解雇 突然通知に怒りの声】:12/26岩手日報
【山田町が緊急雇用事業を委託するNPO法人「大雪(だいせつ)りばぁねっと。」(北海道旭川市、岡田栄悟代表理事)が年度予算を使い切ったとされる問題】
最近は【NPO問題】とかも記されるようだが、記事が目に付いた頃は何か悪い事が起きたんだろう?とは思うが何が悪いのかがよく分らない記事だった。そんな断片的なキーワードを題する記事は今月、月初から目に付いた。

 いわば震災復興を食い物にする悪さ、犯罪の類なんだろうが、国レベルでも復興予算の使い込み行為。が明らかになっている。なにも山田町行政機関が使い込んだわけでもないだろうし(!?)、混乱の中起きた背景もあるかもしれないが、不幸を食い物にする出来事があった事だけは確か。緊急雇用事業、復興の為の予算。その金の使い方の問題。

 それにしてもなんで山田町の緊急雇用対策として、大雪なんとかNPOとかいう北海道のNPOが出てくるんでしょう?町役場の手が回らないから外部委託という感じなのでしょうね、いわゆる丸投げというヤツかな?NPOに町が騙された!?
時々、職員の使い込みとか不祥事で何億!とかいう事件もあるが、町が?担当部署が?それとも町長とか?議会も?実に不可解な出来事。

 気になりNPO管轄の内閣府NPOホームページがあるので当該団体を検索してみたら。
う〜んこりゃダメだ。NPOとの関わりなど持ったことも参加したことも無いこんなシロウトがその団体資料(活動計算書/財産目録/事業報告書/貸借対照表/定款その他)中身は殆どメモ程度なので簡単に眺めただけでオカシイと普通思うんじゃないかな。
 胡散臭いと言うよりは、こんな団体を町が使ったり、事業報告を受け「了とした」人がいるのでしょう。悲劇なのか喜劇なのか・・・

 確かに復興には多くの資金が必要だろう。けれど目配りがきかないほどの複雑な仕組みなのかな?網の目をくぐる様に流用とか食い物にするような出来事も管理できない頼まれ仕事的なおしごとで復興となるのだろうか?前年度、本年度のこの無くなってしまったお金の額はここで職がなくなったという人たち人件費の5年分にもなるという。なにも変な事業とかせずに、ただばら撒いた方がまだましだったかも。(苦笑) 復興を名にして更に増税も行われる。こんな出来事が分ってくるとこりゃ氷山の一角だべ!と思う人だって少なくないだろう。国がかりで流用した復興予算もウヤムヤの気配。今回は被災地その現場で起きた出来事だけに、せめて、つまびらかに解明、再発させないための糧にして欲しい。

 関連キーワードで検索し数ある個人サイトの内容をみるとこの町の雰囲気、行政に詳しい方のブログもあり、すでに昨年度より、この事業費の使われ方のおかしさを訴えている。結果こここに至り。というわけだが残るのはその事業による「雇用」にもてあそばれたような憤りか空虚さだけかもしれない。

 これも元は一般市民が納めている税金。それをしっかり正しく使うよう、マツリゴトを行うのが行政。そうなっていないのが問題なんでしょう。先のブログの様に既に、このおかしな出来事にオカシイといい続けているマトモな人がいるという事だけでも救いかもしれない。
【「リース料が計画上回る山田・NPO法人問題」12/19岩手日報】てな報道は事実の1面でしかない。
【NPO法人大雪りばぁねっと。の予算使い切り問題12/22岩手日報】ホントにこれが事の主題なの?

 なんで回りくどい報道なんでしょう!?山田町・緊急雇用対策で日報さんのサイトを検索すると、なるほど去年の今頃はこのNPOが作った無料仮設浴場施設とかの提灯記事を書いてるんだねぇ。ましてやこの地域は先の衆院選で大勝した党の首相もつとめた鈴木善幸さんの地盤、倅俊一氏も返り咲いたし・・・てな事も勘ぐられてしまいそうだ。 ジャーナリストなら取材の過程で事の背景からどう有れば良いのかまで見ているはずだ。もはや社会の木鐸とは思えないメディアだが、それでも世論形成の力、世論誘導力は持っているメディアが何を追及、どう解説してゆくのかを見て行きたい。

年の瀬であまり面白くない出来事は書き納めにして、来年こそ明るい年にしたいもの。
  それでは皆さん酔いお歳を・・・


'12/ 12/ 22  雪の合い間に地駄曳き&半割り作業。

 例年のシーズン初めのドカ雪も、この辺りではそれ程の降雪はなかった。庵周辺で降った5,6cmの雪も先週から今週にかけて殆ど融け山道も乾いていたが、やはり年の瀬、この週末はX’mas寒波とやらに乗って雪が舞い降りてきた。
 ストーブの薪割りが日課的になってきて、なんとか少ない薪で暖かく!
と始めた「ロケットマスヒーター」なるものの1斗缶実験機も一時棚上げ。年末の雪は根雪にならんとも限らない。そんな時期の前に、夏場に伐り倒しておいた杉を運び上げる事にした。

 雪に閉じ込められる季節にはせっかく広めの間取りとした土間を有効に使って木工作業と合い間にはロケットストーブ遊びに当てよう。まずは丸太運びを終えて用材の確保から・・・
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2012衆院選挙雑感

 自民党圧勝から1週間。既に安倍内閣と外交、経済という感じでTVは規定路線的にバンバンPRに余念がないように見えます。
 今も石バ幹事長さんがTV討論に出て持論をしゃべりまくってますが、どうにも気持ちが悪いなぁ目つきと言い「と、するならば・・・」の論理展開の仕方は何時見ても馴染めない。

 それにしてもイマイチ、ホントかなと実感がないのですが、これで消費税は上げよう。原発は続けよう。TPPには参加しよう。国防軍を発足しよう。憲法は変えよう。という事に信託したヨ。  という事になるんですかねぇ。
 なんでも得票率としても小選挙区38%。比例区26%という得票で議員数6割を取れるというのは、6割の国民が支持していると言う事とは違うわけですよね。まぁ2009年の民主党圧勝パターンでも似たモンでしょうが。 あぁそういうことなのかな、民主党が選挙で謳った主張とは全く違う事をしまくったのは得票率よりも多い、得票しなかった人たちをオモンバカッタ政策だったのかな(苦笑。

 おっ、つけっぱなしにしてたTVで、ガスタンク解体をしてる社長さんかな、普通なら思いもしない解体方法に「作った人は作ったようにしか解体出来ない」と・・・名言っぽいですねぇ。一杯出現した政党含めみんな「改革」と謳うものの、そんなシステムを作った人たちはきれいに終わらせる改革と言うものは出来ないものかもしれませんねぇ。

 まぁさすがに今回、民主党さんには投票する勇気はなかったのですが、さりとてやたらハイテンションな自民党総裁さんに委ねる度胸も有りませんでしたからねぇ、かつて「再チャレンジ出来る世の中」を掲げた安べさんですから身をもってお示し下さったのはスゴイ事だと思いますが・・・

 それにしても又々
【がれき処理せず340億円を交付 環境省、14団体に復興予算】
 東日本大震災で発生したがれきの広域処理をめぐり、環境省が受け入れ先から除外したにもかかわらず北海道から大阪までの7道府県の市町や環境衛生組合など計14団体に、復興予算の廃棄物処理施設整備費として総額約340億円の交付を決定していたことが21日、共同通信の調べで分かった。
 同省が「検討すれば、結果として受け入れなくても交付金の返還は生じない」と異例の通達を出していたことも判明。
・・・(役人は一旦予算立てするとそれを使わないのは罪悪と考えるのでしょうか?)

このうち神奈川県の4団体は交付条件だった「検討」さえしていなかったことも分かり、共同通信の指摘を受けた同省は不適切と判断、神奈川県分の計約160億円の決定を取り消す方針だ。
2012/12/22 02:00 【共同通信】】


 今現在、復興大臣平野達男氏も副大臣黄川田徹氏も我が県選出議員なだけに「は〜ぁ」気分になります。官僚出身大臣だからなのか!?単に何もなければ黙判で事は進んでゆく仕組みなんでしょうか。 今度の政権党、自民党さんはこういう事はないようにしてほしいですねぇ。  

'12/ 12/ 15  朝鮮もすなる炉穴斗といふものを我もしてみむとて・・・

 事実上のロケットかミサイルか、はたまた事実上の人工衛星か何らかの物体かわかりませんがフェイントを掛けられ慌てふためいた週初め。
 朝鮮のロケットに触発されたわけではなくて、こっちは「炉穴斗ストーブ」とでも名づけたい【ロケットマスヒーター】なるものの原理機として、シングル材用セメントの1斗缶と余っていた煙突を使って試して見ることに!
 これは【ロケットストーブ】と検索すれば一番多く出てくるタイプでYoutubeでも様々見る事が出来る。
 燃焼中は確かにロケットと言えばロケットらしい。というかホンモノのロケットなど間近で見たことはありませんが煙突を吹き抜ける燃焼ガスが「ズォ〜〜ッ」とか「グォ〜〜ッ」という小さめの轟音をとどろかすサマはまさしくロケットストーブ!!

 テント車庫改造の休憩小屋では冬の間はホムセン調達の安い鋳物ストーブを使っていたが、ログで使うにはいかにも非力。それに燃焼効率が悪いのか薪材が悪いのかやたら薪の使用量が多い。
 今シーズンは先シーズンに引き続きブリキストーブで我慢するつもりだが、恒久的にはちゃんとした暖房設備が欲しいところ!
 できればオーブンもあるクッキングストーブ的な機能が欲しいのだが熱容量もそれなりでまともなクッキングストーブとなると・・・と思いながらもネット検索を続けている時に気になったロケットストーブ。

  1斗缶と煙突の組み合わせは一番簡単で先のYoutubeでもそれなりに勢いよくいかにも完全燃焼っぽく見えるし、普通(!?)の薪ストーブの1/5の量も薪で充分。とか謳っているのも見受けられる。試して見た限りでは正にこれを暖房に使えれば!!という意欲が湧いてくる。なにせ1斗缶と煙突。トタン鋏と断熱用パーライト一袋14L程あれば誰でも簡単にものの30分程で確かめられる。

   レンガを積んだり、U字溝とかボイド管で煙道を回しヒーテッドべンチを作りつけたりとか実用化されてる人もいるようだ。確かにDIYココロを誘うシロモノ!!
 だがちょいと待て、薪がぐんと少なくて済み燃焼効率も熱効率もそんなにいいものなら爆発的に普及してもいいのでは!?手広くネット販売もしている様な薪ストーブ専門店とかもあるが、そういうところでは見かけない。
 ここ3年の日本のシロアリ政治と3.11対応。司法系行政のウソが表面化してきた挙句それに輪をかけ翼賛報道で埋め尽くされれば何かと猜疑心ばかり強くなる。(苦笑・・・わけでも無いが、ま、メリットがあればデメリットだってあるもの。
 そんな「!?」に答えるような【ロケットストーブ20のウソ】なるブログまであって
※ロケットストーブは完全燃焼する
※灰が少ない。
※すすが出ない。
※垂直の煙突がいらない。/掃除がいらない。/煙がでない。・・・等々、まるでTVショッピングのセールストークみたいなそそる文言に「実際は・・・」と解説してる。

 まぁそういうメリットデメリット。それぞれがどの程度なのか?夢のストーブなのか?霊感商法レベルなのか(苦笑
今シーズンは種々かじりながら、試してみようか!!と。それでもDIY意欲が消えないのならやってみても悔いはなかろうて。

'12/ 12/ 8  中折れ式、仕切りドア完成。

 先シーズン、作業用土間でストーブを焚いていても、今のキッチンはまだ床を張っていなかったので、隣の床下部分から入ってくる冷気でストーブの恩恵はその周辺だけ。
まぁ焚き火をしてるようなものだった。  去年の冬はそんな寒さに耐えかねてプチプチのエアーキャップを木枠に張って仕切りドアにして冬場をしのいだ。

 さすがに1年を経てキッチンも床が張れて流しが付き電子レンジまであったりすると、そんな床間から見ればプチプチクッションの簡易ドアはいかにも貧相なもの。
 土間から見る分には大して違和感は無いんですがねぇ(苦笑。 てなわけで先週組み上げた仕切り用ドアを建て付けた。形状はポリカプラダンを差し込んだ中折れ式の内開きドア。

 幅が110cm程あるので前面板張りでは重さが嵩むしデッドスペースも大きくなる。軽さと閉めた時も閉鎖感が少なくなるようにしたい。というわけで作業土間に多用しているポリカプラダンを挟み込んだ。
 本来ならガラスがいいんだろうが、作業中、長物部材でぶつけて割ってしまったりしそうだし、重要なコストメリットも高い!屋内使用なら耐久性も気にならんだろう!と。

 そんなドア取り付けの作業を続けていた日、キッチン北側の出窓でなにやら黒っぽい生き物がパタ付いていた。
最初は蛾か!?もしくはコウモリ!?とも思ったが、近づいてみるとスズメよりずっと小さな野鳥。黒っぽく見えたのは全身、濃いめ茶系統の地味な色。知ってる限り鳥類は華やか!とか鮮やかな色合いをしているのは雄。
 こんな地味な色合いはきっと何かの雌だろうなぁ・・・それにしても見た事はない野鳥。帰ったら調べてみようと画像を何枚か撮ったらそれでなくてもパニックに陥ってるその鳥は今度は固まったように動かなくなった。サイズはずっと大きいが丁度、雌はこんな色合いをしる雉やヤマドリは追われて逃げ場がなくなったような角隅に追い込まれると固まった様に動かなくなったりする。鶏もそうだったような・・・鳥類はみなそうなんですかねぇ!?

 画像を見て調べれば種類が分る位シャッターを押した後、窓を開けてやると森の奥に飛んでいった。
帰ってネットで鳥類図鑑を見たらこれは「ミソサザイ」。ネットでは鳴き声をまとめているサイトもある。開いて聞いて見るとよく周囲で鳴いている声。あれはミソサザイ(鷦鷯) の鳴き声だったのかぁ・・・

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 さ〜て明日は雪も降って外仕事は寒いので期日前投票に行こうかなぁ。

今週、老父購読紙では「自民党300議席越え」(!?)という今回の選挙予測記事が載っていた。
3年前「政権交代」という選択でペケとなったのが3年の時間で民主党よりはマシだんべという事になったのかな?  でも今回の選挙は、前回選挙で政権任期中は消費税は上げないと言っていたのが、施行は任期後かも知れないが、3党合意だか自民・公明・民主談合で強引に消費税増税法案を通した後の信任選挙じゃなかったっけ?
 そういう中で合意3党に易々と過半数を与えると言う事は世論調査で支持した有権者はみんな消費税UP大賛成と言う事なんですねぇ。しかもその中で「自民党300議席越え」と言う事は、安倍総裁がいう国防軍も原発推進もTPPも!賛成が多いと言う事なんだろうなぁ・・・

 上の数値は共同通信まとめと言う事だが、なにかと取りざたされる大手メディアの政治関連記事。世論調査も最たるものかもしれない。
 自分など見る新聞は資源ごみに出すタイミングの古新聞が殆どだし、見るTVも山通いのクルマの内程度。世論調査対象にもならん層なのでしょう。どうも新聞にのる世論調査とやらにはなにかとしっくり来ない。 近年こういうマスメディアとネット数値の乖離が益々大きくなってきている。
ちなみにYahooみんなの政治で各種行っている投票数値もそのネット数値の一つだろうが、項目も結構多く結果も分りやすい。それをみるとTV,新聞との開きがよくわかる。

 

'12/ 12/ 1  今シーズンは来ないと思ったら、来てた

 先シーズンまでは明らかに!!!と思う形跡があった。

足跡であったり、木肌の削れ痕であったり。はたまた
 サラミというよりは色の薄い太め魚肉ソーセージ的な排泄物。色が薄いというのは正確ではない。
どちらかといえば灰色。灰色の魚肉シーセージより一回り太いバナナ状に曲がったクソ!!
 おそらくその色はクリ・ドングリとか木の実を集中的に喰ったものなんだろうなぁ・・・
と変に感心するほどの一見、糞とは思えないほどの完璧な糞
(だったと思う。今となれば匂いも嗅いで確認して見ておくべきだったかも)

 去年、今年と2年続いたクリとドングリの不作であの足跡も、灰色の糞も今年は見かけない。多分今シーズンは庵周辺に熊は来ていないのだろう。
 挙句、震災のあった去年も麓の市野々川には鮭の遡上は普通どおりにあった。それが今年は全く見かけなかった。3km位下流にある鮭の捕獲柵までは来ているのを見かけていた。その柵を越えるほどの雨はこの秋も2、3度あったのだが、ここの麓までは上って来なかったようなのだ。

 初雪も過ぎて冷えて空は澄みきった朝、市野々川を渡る橋から流れの穏やかになった淀みをみたら、白くなった鮭の躯。
遡上の季節もそろそろ終わる、川底に横たわる鮭は1尾だけ、もしかしたらパートナーも見つける事無く沈んだのかもしれない。別にクリ・ドングリの不作とは関係ないと思うが、ここ2,3年、蔓延り広がった葦で川の流れも狭くなったように見えていた。そういう狭くなった流れで遡上しにくくなっていたのかもしれない。たった1尾だけでここまで来たとしたら、なんとも侘しい感じもする。ま、熊はカンベンだが来シーズンにはもっと多くの鮭が上って欲しいところ。

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11月30日。 日本記者クラブで行われた党首討論会で面白いやり取りがあったようだ。
「小沢さんの力を利用した方々が怖がっているのではないでしょうか。国民が求める政治を実現するために小沢さんの力を使いたい。小沢さんを使いこなせずに官僚を使いこなすことはできません」
TVのニュースで断片的に見た「日本未来の党 嘉田代表」の答弁にカメラが切り替わった野田首相の眉毛がヒクッと吊り上げた場面を捉えていた面白さに話の前後詳細を見たくなった。
 既にYouTubeにUPされていた。
1時間26分の長いビデオだが、やりとりは8分頃から。
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 質問者は冒頭「・・・内容のあるそして品格のある質疑にしたい・・・」
と説明をした読売新聞の橋本五郎氏

「え〜嘉田さんにお聞きします。え〜卒原発を唱えてるんですけど、それ以外の政策はどうもぉこれは原発依存ならぬ小沢依存ではないのかと。これ誰が見てもぉそういう具合に見えるんですねぇ。
 でぇしかもぉそうすると今の総理、誰を選ぶかって時にどうも小沢さんを選ぶのかどうなのか、しかも役職、役職にはつけないと、そうすっと益々影でって話になってしまう。
 いったい、まあんまり聞きたくは無いんですけども、いったい小沢問題ど、どういう消化の仕方をしてるんですか?」

それに対する嘉田党首の答えが正確には以下。

「あのぉ、個人的な問題もございますので、私の今の立場をお話しさせていただきます。
なぜ皆さん小沢さんをそう怖がるのか?これまで小沢さんの力を・・・」
と言い始めたところ

ここで野次
<怖がってませんよ>・・・これは質問者の声っぽい
<嫌がってるだけです>

「・・・え〜嫌がるか、」と言い換えて冒頭の
小沢さんの力を利用した方々が怖がっているのではないでしょうか。国民が求める政治を実現するために小沢さんの力を使いたい。小沢さんを使いこなせずに官僚を使いこなすことはできません」

と応えた場面だったわけだ。
隣の石原慎太郎氏の様に記者の突っ込んだ質問には罵倒すようなそこの浅さとは次元の違うウイットに富んだ名回答と思う。
 対象は代表質問をした橋本五郎氏の内容も品格も無い想定された質問ではあったと思うが正に品格のある政治家の回答ではないか。

 ところで今回の衆議院選挙の意義はなんでしたっけ?
3党談合とかで合意挙行した消費税増税の後、近いうちに問う民意と反映させる選挙だったはず。
そんな細かい事より大同につけと耄碌した世迷い虚言癖の党もあって11もの政党があれば、目くらまし事も続くだろうが、問われた信任は消費増税がその一義に変わりは無い。そして3.11後続いている状況とこれからに対する信任であろう。投票の視点はそこに尽きる。
 と思いますが。、


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