徒然なるままに

2010

'10,1 '10,2 '10,3 '10,4 '10,5 '10,6 '10,7 '10,8 '10,9

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'10/ 9/ 27 山仕事:急に寒くなり、彼岸も過ぎていよいよ秋。

 やはり太さが揃わない若い自家林材は中々難儀。
と言っても、ログを刻むのは初めてなので比較対象がないので、なんともこんなもんか・・・で済ませる事が殆どなのですが(苦笑
 ログ壁の端面を見れば長さを稼ぐ為に根元まで伐っているせいもあり、まぁ見事に(!?)太いのと細いのと交互に重なっている。曲がりも加わり手作り感充分すぎるか。梁材も出来ることなら太くて、いかにもがっしりさせたいのだけれど、ちょっと華奢な感じが漂う。

 ログ積みの壁の段階では同じような作業が続き上段になるにつれなんとかサドルノッチの要領も分ってきたような気がしていたが、梁を渡す段階に入り今までのサドルとロックノッチのパターンからラウンドのスクエアノッチとなり習熟の早い人ならサクサクいけるか、物覚えの悪いせいか一箇所一箇所復習しながらの作業でなかなかはかどらない。さて何箇所くらい刻めば身につくものか(笑。

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風穴が開くのか検察。

 郵便不正事件は思わぬ展開で検察側は村木元局長に対して控訴断念(!?)で無罪確定めでたし。という結果になった。ただ控訴断念では無いだろうとおもいますがねぇ。どのような賠償を償うものかそういう話題にはなってませんね。

 天気予報と見るついでに各チャンネル、朝のニュースなりニュースショーをパラパラと切り替えてみた。大体がTV慣れしているような弁護士に解説をさせていたようだが 「ヤメ検」上りの弁護士だと「・・・あり得ない」という決まり文句を一様に発してましたね。「検察」というのは正義と権威、威信の組織なので、今回の証拠改竄をした人間が特殊なのだ。という組織擁護なんでしょうねぇ。「由々しき事態」とでも言うのかなと思ったら、異口同音に「ありえない事」ですからねぇ。確かに「由々しき事態」となればその個人だけではなくて起こりえた環境も指すでしょうからね。「ありえない」という事は、元の組織も今行われている捜査、手法も「とても正しいことなのに!」という前提ですねぇ。ならば可視化なんてなにも問題ないでは無いですか?
 むしろそれこそが今となってはあり得ない発言だと思う人は増えたことでしょう。大体にして有罪率99.ナン%とかの数字自体あり得ない事だったんじゃないんですかね。0.ナン%かで無罪となった事件は余程、腕の悪い検察官だったんですかねぇ。でもそれじゃ裁判所などいらないでしょう。まるで官僚と政治家の関係を見るようです。

 小沢一郎さんはそんな部分にメスを入れたかったんじゃないでしょうかね。
でも入れられたんじゃ痛くてたまらんという人は一杯いるわけで。現状体制維持の人たちが反小沢と考えれば至極納得。
 今回この村木裁判と証拠捏造の前田検事逮捕を発端に官僚の権化みたいな旧態然というより益々劣化の激しい体制、日本型システムが生まれ変わるきっかけに・・・。
 とは期待のしすぎでしょうね。

 付け足しで
尖閣諸島・久場島沖で領海侵犯の上、取締りの海上保安庁の巡視船に体当たりを繰り返した中国漁船船長。逮捕までは良かった。
これを突然那覇地検の判断で(・・・ホントかね)釈放、帰しちゃった。こんなことはあり得るんですかねぇ。中国政府報道官が「帰せ!尖閣諸島はわが領土」とか、マコトに中国らしいやり方を展開して日本政府は「日本の法律に基づいて」とか言い合いしている最中。もはやクニとクニのお話しになっているところを独断で帰す!?これこそ「あり得ない」でしょう。行政職員の独断(という事にして!?)で帰しちゃった。政府が「それを了とする」だって!?

 かつて日本漁船拿捕は韓国の一方的な李承晩ライン設定で4000人近くも抑留され銃撃等での死者は44人にもなった。つい先ごろは国後利島周辺でロシア国境警備局の警備船から撃たれた。 国境警備とはかの様に人命を賭すレベルの行為のはず。それを・・・しかも中国は定番の「謝罪と賠償を求める」だとぉ。「あいた口が・・・」とはこのことでしょうねぇ。現場の海上保安官は銃も撃たずに命がけで捕まえたんだろうに。

 那覇地検独断で帰したわけではない事は最高検察庁で検事総長含め協議の結果という事だが、那覇検察の記者会見で次席検事が外交上の考慮を理由付けなんてそんな外交権限は検察には無い。政府の指示それもコソコソ表に出さない指示でそれに従がって帰し、ご大層な理由付けをして正当化するとしたら上には阿て下には踏ん反り返る検察とはナンなのか。こんなのが牧民官然としている公務組織は辞めてしまえ!とは言えるが、辞めさす直接手段は今の国民にはないんだよなぁ。

 北朝鮮の不審船追跡と銃撃沈没の時は何度もその逃走と銃撃シーンのビデオがTVでも流された。今回は当時の前原国交大臣が損傷を受けた巡視船の視察まで行っている。そして「国内法で粛々と処置を」までは良かった。でもせっかく外務大臣になったのだから最後までやればいいのに!
 その後21日「フジタ」の社員4人(※旧日本軍の遺棄化学兵器処理事業)が軍事施設内でのビデオ撮影とかで中国当局が身柄を拘束。レアアース輸出の事実上の停止。
 日本政府が中国に負けた。ということですかねぇ。挙句、謝罪と賠償とは、ハァ〜〜

'10/ 9/ 11 山仕事:クロスビーム終了&稲刈り。

 試行錯誤しつつのシーリングビーム。交差式というかクロスビームというのか、感覚的に配置した(苦笑 ロフト床を支える梁の一方向を載せ終えた。
 あんまりこの方式が採用されないのは、この後に載せる本来のビームの加工が面倒になるからなのかなぁ・・・と作業をしながら思う。というのもログ壁の最上段になるログ材はこれらビームのノッチ加工がそのビーム本数分増えるのだが、交差式だとその本来のビーム自体も交差部分で全てノッチ加工を施さなければならなくなるし、手間がかかる事になる。けれど強度的にはどんなものか!?交差部のノッチの組み込みというかボルト併用でもその締結がしっかりしていれば強度は高まると思うのだが・・・
 まぁこれもやってみてその手間と得られる効果がイメージするものと見合うものか!?これまたセルフビルドならではの遊び方かも(苦笑

 この9月に入って、周囲の田んぼの稲穂は急に色付き黄色っぽくなってきた。ローカルニュースでは刈り取り時期は1週間、10日程早まるとか言っている。我が家の田んぼは春先の低温で田植えは1週間程平年より遅らせてある。なので刈り取りを1週間早めれば、Total2週間程度稲作期間は短くなっている事になる。でも稲自身が刈り取り時期だという色合いになってるわけだから、天気の具合を見ながら稲刈りに励まなければねぇ。
 いう事で、台風と天気を見ながら、ちょっと早めの稲刈りとなった。高々1反8畝の稲作ながら段々少数派になってきたバインダー刈りハセ掛け天日干しの稲刈りは昼食、昼寝で2時間ほどの休息を入れて秋晴れの1日で約半分の1反弱を済ませた。5時過ぎまでハセ掛けをし家に帰りシャワーを浴び晩酌後、めっきり涼しくなった宵の口頃、東の空に白く大きな木星が登ってきていた。


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 郵便不正、「虚偽有印公文書作成・同行使罪」村木被告無罪
 半年前、おかしな捜査だと思ったこの事件の判決公判が10日、大阪地裁で開かれた。
(既出記載テーマ:3/28)
(既出記載テーマ:5/30)
 注目してからの、証人尋問も中々ドラマチックな展開だったし、公判最後の論告求刑の内容も興味津々だったが、その時検察の論告たるや、それがまかり通ったら、このクニは検察が一番エライのか!?もしくは戦時中の特高警察もどきがまだ生きているのか!?的なおふざけとしか言いようのない内容だった。
 なにせ求刑根拠が「・・・と推認される」とか
「・・・と考えるのが自然・合理的だ」
「関係者が事実を否定しても直ちに合理的疑いが生じるわけではない」
とかとかの内容でしかないものだった。これじゃ連中が、コイツは怪しい!とかコイツはオカシイ!とか思っただけで罪人として裁判に欠けられてしまうことになる。なんとも恐ろしい世界で連中の起訴した事件の99.5%は有罪判決が出るといわれる実態がこんなものなのか!?と思わせる。
 まぁさすがにこんな内容のない論告求刑で有罪化するする裁判所は常識的にはないはずなのだけれど、菊爺みたいなおとなしい優良国民(!?)にさえ「陰謀とはこういうものか・・・誰が描いているのだろう・・・」という様に、法の番人か番犬に対する疑いを芽生えてさせる事には寄与したのかな(苦笑

 これだけ素人が見ても変な裁判なら分りやすいし、既に当件の関係検事など10名は人事的処理がなされてしまったと一部報道をみたが、その検事当事者と事件捜査当初に検察リークと思われる報道を流し続けた、メディア側の説明なりは無いのか!?と腹ただしく思う。
 判決後の村木さんは取調べで供述調書へのサインを求められても
「私がこんなことを言いましたか。私と全然人格が違う人の調書です」
として「一貫して否認を続けた。」という。又、
「これ以上、私の時間を奪わないでほしい」
と判決後に述べている。捜査段階で報道は確かに「村木被告は供述をし始めている」と報道した。そんな事実はなかったわけだ、ウソの報道というか当局のいわゆるリーク、情報操作を確信犯的に便乗していたのかもしれない。
 いよいよ無罪判決が出そうになってようやく「検察捜査の・・・云々」めいた社説、論説を書いているが、内容は各社今回の大阪地検特捜部の担当検事の範囲と、尋問可視化程度に留めている様だ。公判で証言した石井一参議院議員は判決後
「一体この事件は何だったのかと言いたい。検察の存在が必要かどうか社会に問題提起した事件だ」
「マスコミは検察捜査の検証をするだけでなく、自らの報道の検証もすべきだ」
とも述べたようだ、さすが舌鋒鋭い政治家で端的に言い得ていると思うが、「何だったのか・・・」に加え+何故こういうことが起きるのかを詳しく取材、報道解説してもらいたい。人事処分を受けた検事の何人かは東京地検で平行して捜査していた西松建設関連捜査とも掛け持ちだったという。、一つの検察捜査現場だけの問題とは思えない。

 民主党石井一議員の口利き関与に関してもあたかも事実と思わせる報道だった。当事案は特定政党、宗教法人と政治にとりわけ情熱をも燃やすこの石井議員をターゲットにした無理なシナリオだったする見方もあるようだが真実は分らない、いづれ結果的にそれらはウソの報道をしていたということだ、世間一般の噂話、排他的に行う村社会のいじめ悪口に似て、こそこそ伝え広まる悪口レベルと大差ない。時に良識を標榜する(!?しないなぁ)メディアがよく使う「セツメイセキニン」を果たしてもらいたいものだ。
 これだけレベルの低い捜査、裁判が行われ、検察は人事的処置をとった(ようだ!?)と言ってもそれはどのようなレベルの処置かは分らないが、それが責任の取り方として適正とは思えない。いみじくも現在次期総理大臣を決める与党代表選挙に出ている小沢一郎さんがいう「(特に役人は)誰も責任をとらない世の中になっている。」という状態に他ならない。」

 日本の官僚制度が上手く機能したのは明治時代と終戦直後位なものかもしれない。いまや彼等にクニ喰い潰され様としているようにさえ見える。元々は邑のトップレベルの秀才が集っていたはず。でもなんで明治の様に或いは終戦直後の様に上手く機能しないのだろう!?彼等自身がそれをよくわかっているのかも。元々頭のいい連中なんだし、穿ってみれば自身を奮い立たせるココロザシが持てないのかもしれない。
 で〜もそれじゃこまるんだよね我々一般市民は。明治維新で士農工商の身分制度はなくなり平民も官僚への道が開けはしたが 明治初期の官僚はそれでも維新を成し遂げた武士出身が多かったであろう。現実はどうだったのかよく分らんが、天地がひっくり返るような世の中の変化があった中で「この国を背負ってたつ」的な心意気が漲っていたんじゃないだろうか!?元が武士なら自らの非には腹を切って責任をとるとか・・・まぁそこまではないか!?
 でも公務を担うにはそんな責任感を期待してしまうんだよねぇ!であれば情けない状況にもならんと思うのだが・・・
※検察の論告求刑の後、最終弁論が行われた最後の公判では傍聴するヘンなオジサンが裁判長に向かって「裁判長、チョンマゲ切って下さい!」「誰も切らないなんて日本は終わりです!」とか騒ぎ立てて強制的に退去させられたアクシデントもあったとか。
 その時の言動 行動を聞けばただのヘンなオジサンなのだが「チョンマゲを切って」というより「腹を切って責任を取らせろ」みたいなことを言いたかったんじゃなかろうか?と思うのは考えすぎか。自分もそんなヘンなオジサンに入ってしまうのか(苦笑

 恣意的な権力行使、操作される世論。メディアが報じる世論調査と真逆のリサーチを示すネット情報。TV・ラジオ・新聞など既存のメディアは受け取り側の志向はお構い無しに一方的に情報を流し続け、盛んに行っている世論調査などでも、誘導的な設問設定を行える。ネット情報の選択して積極的に情報を求めてゆくネットユーザーに対してはコントロール出来ない。既存メディアの発する調査数値とネットで示す数値の乖離は当然のものだろう。で、真実はどちらが示すものなのか?という事なのだ。既存メディアはその認識をしているだろうが、自らがそのいい加減差を是正しないかぎり、自滅の道をは戻れないのだろう。
 ひょっとするとあと何年か或いは何十年かすれば、あの時代の検察、特捜部とマスメディアの異常な行動がきっかけでそれまでの権力の暴走と権力におもねるメディアの浄化がなされる発端となった。とかの歴史になればいいと思うのだが・・・。

'10/ 9/ 4 山仕事:とりあえずの道普請を切り上げログワーク再開。

 たかだか20m強程の坂道だけれど、土砂を運んだりしながら3日ほどかけて、道普請は切り上げた。
これでユンボの移動は大分楽になった。いままで手動の簡易クレーンでログ材を持ち上げていたものを早速ユンボのバケットに吊るしてビームを1本揚げた。やっぱりこりゃ楽ですなぁ。これからの小屋組みの部材揚げはこれで一安心。なんだけれど、何時も「とりあえず」になってるなぁ・・・(呆

   この9月にはいっても、日中は30度を越す日が続いて夜も蒸し暑い晩をなっていた。ただ金曜日までの夜の蒸し暑さは沖縄を通過して朝鮮半島から北海道で熱帯低気圧になった台風8号の影響だったのだろう、週末土曜日の晩はうってかわって涼しい晩となり虫の音も一際、秋を感じさせた。これまでの異様な暑さは稲作には良かったのかもしれない、既に稲穂は垂れ下がり色合いも変わってきている。刈り取り時期も平年より10日程も前倒ししないとダメなようだ。今年は暑い稲刈りになりそうだ。

 

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