徒然なるままに |
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'11/ 06/ 26 | 1週間遅い梅雨入り。 西日本、特に九州地方の雨の被害が連日伝えられていたが、今年の東北の梅雨入りは平年より1週間程遅れて入ったとの天気予報。 つい数日前には真夏日が何日かあり川の水も下がり田畑も大分乾いてきていた。程よい雨なら歓迎なのだが最近のこの季節は大雨も一緒にやってくる。震災以降地割れ崖崩れが方々にあり過ぎた雨量には土砂災害の不安が募る。 ----------------- 放射線量:今週の定点実測最大値0.53uSv/h、最小0.11uSv/h【SW83A】 線量はさっぱり下がる様子がない。やっぱり事故初期に撒き散らされた汚染が広く拡散しているのだろう。なんて思ってるところに個人サイトながら公表された線量数値をプロットして地図に重ねた放射能汚染Mapが掲載された。 うわっ・・・当地ドンピシャのホットスポット。線量が下がらないわけだ。 ※測定値のあるデータのマッピングなので、正確を期すには空白域を埋め綿密に測定し細かいメッシュにする必要があるだろう。 知りたくないという方もいると思うが、正しい姿を把握しておく事が必要だと思う。 |
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出典【早川由紀夫の火山ブログ】 | 出典【ラ・ターシュに魅せられて】 | ||||||||
放射能汚染Mapを公開した早川由紀夫氏へ早々とクレームが入っているということだ。特に岩手県の小役人は「風評被害にあたる」とかいつも使ってるのかもしれないブラフのつもりか・・・ 早川氏は悠々「どうぞ法的処置を取ってください」「それは、学問の自由への侵害である」と返したという。う〜ん一関に住む自分が見た線量値は0.5を越えてたんだよねぇ。役人が使っている線量データは正しいのかねぇ!?まともなデータなら使用機器、測定条件、測定者合わせて一緒に提示してくれないと・・・とガッコのレポートでは散々言われたよなぁ。 ------------- またまた森まさこ参院議員、怒る。 「国賠訴訟」なんて文言も出るが、今の時点で原子力不安院が原発再稼動を説得して回っている状態とは・・・呆れ果てる状態を越すとどうなるんだろう!?。 組織構成の問題も指摘されている中、事故も収まらず、事故検証、被害者対応、徐染のなのか疎開なのか、方向性も定まらない中でのこういう指示を出す政府の状態は常人には考えられない。 常人のような顔をした狂人がいるんだろう!さてはてそれはどっち!?。 原子力不安院を遣わし、原発再稼動の蠢きをしつつ「再生エネルギー特別措置法案」を決める迄は!とか言い出す今の首相。 盛んにTV報道もされた、孫正義の「エネルギーシフト」講演会で喜色満面、意気軒昂なスピーチをしている。 「全量買取り」これは孫正義の商人思考にしか過ぎないと自分は思う。 震災3ヶ月、冷凍機能も失われ、そもそも水産加工業自体なり行かなくなった沿岸部で散乱した海産物から大量発生しているハエが日常生活を悩ましている。ハエは腐敗物に群がるが、欲深な人間はカネの匂いに群がるものだ。 原発事故を機に突然言い出す1000万戸にソーラーパネルとか、メガソーラーとか、転んでもタダでは・・・てな感じのそこに携わる人間の腹を肥やす為の企みに見える。 発電と送電の分離、地産地消的にセル化し、多様な形態でのエネルギーの確保とスマートグリットとかも胡散臭いが、それに類したセル間のやり取りは必要だろうし、現状の10社既得権益化した構造より分散化と有機的な結合の方が災害や有事にタフなエネルギー政策だと思うが・・・ とか山の中で独立系の電源を維持している庵レベルだと簡単、無責任な事も言えるんですがね。 |
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'11/ 06/ 19 | 散り始めた森のシャンデリア。 初めてその形容を知ったときには、なんと気取った・・・とか思ったものの、吊り下がった形状とか、その白く埋め尽くされた花を見ると確かにそうだなぁ・・と最近は思う。 秋になり実の種が茶色く堅くなるとその実を集めてヤマガラの餌にしたものだ。 今は捕獲しちゃあダメなのかもしれないが、ン十年前にはヤマガラを捕まえて鳥篭にいれ飼ってたケースが結構あった。頭のいい野鳥らしく芸も仕込めるらしい。自分の時はせいぜい籠の中で宙返りをする程度だったが、なんでも神社などではおみくじを引かせたりすると聞いた。 そのヤマガラはこのエゴノキの実を上手に割って食べていたものだ。 小屋組み材の刻み加工はポストと梁材をほぼ終えた。板貼り箇所にガイドのスリット入れながら、仮組みし微修正を続ける。 ドーマー部分も、本体の小屋組みと同じ構造に。明かり採り効果も期待するが、幅2m高さ2.6mのこの大きさはスペースのゆとり感に大分寄与するかと・・・ ----------------- 放射線量:今週の定点実測最大値0.40uSv/h、最小0.09uSv/h【SW83A】 2度程、瞬間的に1uSv/hのアラームが鳴ったのはなんだったろう? ----- "The media can influence political decisions, change public attitudes and, of course, save lives." 「メディアは、政治判断に影響を及ぼして、公共の態度を変えて、もちろん命を救うことができます。」(直訳) 国連・国際防災戦力(UNISDR)とか言うんですねぇ。そんな機関があることも知りませんでしたが、その国際機関で出したレポートというのに冒頭の文言があったわけです。レポートタイトルが「DISASTER THROUGH A DIFFERENT LENS」直訳では(異なったレンズを通した災害)なんだそうですが「レンズを通してみる異なる断面」みたいな訳の方があいそう・・・ で、 序文に 2011年3月11日に日本を襲った地震と津波は、災害がいつでもどこでも起こり得る、という明確な注意(警告的な)です。 ・・・ とあるので確かに今回の東日本大震災を主に論じたメディアのあり方を論じるレポートなのでしょう。まともなメディアの会社ではどなたかは読んでいると思いますが、冒頭の「メディアは、政治判断に影響を及ぼして、公共の態度を変えて、もちろん命を救うことができます。」という所は、こんな大災害に際してメディアがなすべき役割を箇条書きで注意文としてまとめているその最後に書かれている文章。 まさに報道いかんで政策まで影響を及ぼす。反対に政策を担う役割方の広報めいた報道ばかりしたらどうだろう、要は政府とメディアの関わりというかあり方をあえて採り上げている。 政府発表も、大手メディアも「言っていることが信じられない」というような感覚がこれほど広まった事はなかったのではないのかなぁ。特に今回の震災、原発事故の放射線報道にそれを感じるのは自分だけではないと思うのだが。 2週間も経ってから公表される、放射線被ばく予測Map。いつの間にか変化する基準値。公表される各県の線量値の信憑性(実生活からみてね)。3ヶ月経ってからの内部被ばく調査。全てが現在に至る原子力推進・保護ありきを前提にし、放射線被害をうける国民を犠牲にしている!と感じられる事々。 日本国内ではそれでもこのままの状態を維持しようとし続けているが、海の外から見た目からはすでにそんな日本の体制のオカシさが見透かされているようだ。 |
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'11/ 06/ 12 | 東側妻面はキングポストトラス。 先週、仮組みしてみた西側は窓を広めに取りたいので、トラスの筋交いは入れない形にした。 東側は林が迫っているので、あまり窓にはこだわらず、オーソドックスに筋交いを配したキングポストトラスに組んでみた。 小さな小屋なら、妻面だけで母屋と棟木を渡すようだが、間が8mもあると、それは余程太い丸太でもどうか?という事でその8メートルスパンに更に2つのトラス構造で入れる予定。 ログ壁を積んでいる時はかなり現物合わせの要素が大きかったが、さすがに小屋組みはそんなわけにも行かず、総組み図から各部材の図面を引いた。 いや〜酩酊状態での図面では、さすがに心配なので一旦書き込んだ寸法を2度3度検算しながらの刻み加工。加工してから「アチャ〜」では、しばし戦意喪失でペースダウン甚だしいですからね。今の所、図面に引いた部材寸法で刻んで仮組みをして致命的なチョンボは無くて済んでいる。ま油断大敵ですが。 天気に恵まれれば今月中にはおおどころの加工は終わらせたいところ。 ----------------- 放射線量:今週の定点実測最大値0.33uSv/h、最小0.09uSv/h、雨樋付近Max3.56uSv/h【SW83A】 新聞記事から・・・一関で初めて計測したという地表付近の放射線量。 岩手日報 「・・・ 文科省と厚労省の安全指標である同3・8マイクロシーベルトを大幅に下回ったと発表した。」 岩手日日 「・・・ 基準値を現在、年間20ミリシーベルトとしており、同市の年間線量はこれを大きく下回った。」 今、確認する事が出来る線量計の値と既知の測定点でレベルを確認してみようと思っていたが図らずも、一応おおやけの値が公表された。なんだ殆ど似た数値と変に感動。 と思ってる場合じゃなくて、クルマで歩いてみてもコンマいくつレベルよりずっと高い所もある。さてさて・・・ 基準値を「大幅に下回り」とかいう修飾語は必要なんでしょうかねぇ。 読んで見た一個人としては別な視点を報道して欲しかったなぁ。 なんで今まで発表している盛岡の10倍なのか? 距離的な高まりか?南に位置する宮城とかはどういうレベルなのか 測定は1ポイントだったんでしょうか?変動幅は? 生活上注意すべき事はないのか? 普通なら単に「問題ない」とかではなくてもっと掘り下げた記事になるんじゃないのかなぁ? 陸山会関連、小沢議員の話題の時は、憶測も散りばめ役目は終わったから辞めろ。 とかの論説まで書いてたもんだが・・・ まるで県なのか原発関係者の広報みたいな記事を読んだ翌々日には 「牧草地でのセシウム検出。基準値の3倍越え。」(アチャ〜) NHKで先月放映した「ネットワークで作る放射能汚染地図」は大きな反響があったようだ。 既にGoogleMapを使い宮城では、ユーザーが計った放射線量によって色別に表示された分布を見ることが出来る。線量計は様々だろうが汚染量の濃淡と今まで公表された汚染物質の拡散マップとを見比べると「あぁそうかぁ・・・」という位重なり合う。 先の紙面の新聞社はどういう理由で安全性だけを強調する記事を掲載するのか分らないが、この手の情報は旧来の既存メディアではネットに太刀打ちできなくなっていますねぇ。 これら放射線量数値は事故以来3ヶ月間の降灰物だと思うのだが、その肝心な時はどうだったのか?これも今更ながらデータの開示が欲しいところですねぇ。 大手医療機関の放射線科とか理系大学、高専辺りでは計測可能だろうし、測定したんじゃないのかな!? 今となっては、個人でも線量計が入手出来て値を見る事が出来る。そうなってから今更小出しにデータを出されてももはや不信感を通り越してストレスが鬱積してゆくだけなんですが。 他都道府県ではシブシブなのか遅ればせながらなのか大分データー開示はされてきているようだ、東京では都民の声が強いからか、東北の県よりはるかに詳しくHPでも掲載されている・・・担当が暇なのかな・・・岩手県のHPでもようやく掲載内容が変わってきた。 ただなんとも、特に図示部分などは欺瞞の色が濃い。さてそれはどこに隠されているでしょう。 6月3日参議院予算委員会で福島県選出の参議院議員「森まさこ」氏、質疑 普通こういう女性の声を詰まらせながらの切々たる訴えに弱いんだが・・・ こういうのもあるんだねぇ・・・ |
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'11/ 06/ 05 | 計ってみた放射線量/ログは小屋組み材の仮組み確認。 放射線量に関しては下の段で 初めて手掛ける加工はやはり何かとミスやら不手際連発で思ったように納まらない。 ドーマー構造のセオリーは分らないがカタチからすると屋根の小屋組み構造をそのまま小さくしても何とかなるんじゃない!? という事でサイズの大小はあるがトラス部分は同じ構造にしたこの。ドーマー材の加工を練習台にして何とか刻み加工は終えた。 さて今週は本番の屋根の構造材の刻み加工。 妻面は当然ながら開ける窓と明かりとりのハメ殺し窓を設ける。その妻面にはキングポストトラスと中央部分にはカラータイトラス二組の組み合わせ。 ログ材は同じ位の太さがいいのだろうが材料揃えが中々そうはいかない。結局太鼓挽きも厚み140mm、120mm、100mmと3種類になってしまった。う〜ん登り梁の勘合部とかカネ勾配は楽だよ!とも聞くが、シロウト初加工には中々楽とは思えない(苦笑 ま、それでもドーマー部分での練習が効いたか、仮組みしてみるとソコソコ・・・らしくみえる。でもなんか見栄えが細いなぁ、それは作者に似たものか・・・ ----------------- 放射線量: 6月3日付けの岩手日報紙によると 県は3日、盛岡市の県環境保健研究センターで2〜3日に測定した放射線量は平均で1時間当たり0・022マイクロシーベルトだったと発表した。健康に影響を与える数値ではないという。 2日に盛岡市と一関市で採取した水道水、1〜2日に同センターで採取した降下物から放射性物質は検出されなかった。 これは【2日から3日にかけて「東北、関東各地放射線量が上昇」】という前文の記事に対する岩手県での測定値と言う内容で掲載されているもの。 この岩手県での放射線量の記事は5月はほぼ毎日掲載されていたが最近は掲載しない日もあったりする。県のホームページには継続して載ってはいるが、メデイアの報道は単にその県発表をそのまま流しているに過ぎない。 確かに「盛岡市の県環境保健研究センター屋上の・・・」とか測定ポイントもあわせて報じてはいるが、特に毎日聞いているラジオの放送などを聞くと「健康に影響を与える数値ではない」という部分が強く耳に残る。 この報道に疑問を持つのは自分だけだろうか?これは以前も書いたのだが、測定ポイントは盛岡の県環境保健研究センターの屋上だという。そこの測定値が県全域を表すわけではない。ここ一関は福島原発から直線160kmほど、盛岡はここより100km更に離れる。大気内に拡散した放射性物質はまだら模様に落下してホットスポットなる放射線量の高まる場所が出来る。他の地域も場所によって濃淡がある。というのは既に広く知られた事実であり、福島県内でも事故発生後、結構長い間、単に同心円で設定していた区域割を遅ればせながらそういう場所が計画的避難区域とかに指定され混乱をまねいている。 先の自称県紙と県内最大の聴取エリアを持つラジオ放送でも、この放射線量の報道に関しては「健康に影響はない」とずっと言い続けている。かの枝野官房長官が連呼した「直ちに健康に・・・」のおはなしのようだ。 札幌では「札幌市、放射線監視を強化 今秋から4カ所で独自計測」 近場気仙沼では 「放射線の不安解消に 保護者が測定器」と双方週末の報道。気仙沼は宮城の北端だが、既に宮城県内では放射線技師が声掛けし、県内の病院4箇所でこの放射線モニタリングなるものを続けている。これは宮城県ホームページから確認できる。 どうやら、お上の大本営発表内容では納得できないという事が広まってきているという事か!?いや、今回の放射線に関しては小さな子供を持つ親御さんは子供を守る為に細心の注意を配る事は当然の事、これをモンスターと呼ぶ事は出来ない。 確かに札幌の場合は盛岡より更に北に離れチェルノブイリのデータからも放射線の影響はそれほど心配しなくてもいいような場所だけに、目的は「北海道産品も観光も大丈夫だよ!!」というアピール目的のようで何も道民の健康を守るためとかいうモノではないようで、う〜んこれはどうかな?とも思えるが、少なくても200〜300km圏内は公的機関がそれこそ「しっかりモニタリング+適切な発表と指示」をすべきものだ。 ![]() およそ10倍の値。時間あたりの値を示すそうで、この放射線量の環境で1年過ごすとこの値にX24時間X365日と掛けてなんと3ミリシーベルトを越すということなのだ。 ヒョエ〜〜先月福島圏内では今まで安全範囲は年間1ミリシーベルトだったものを20ミリまでOKヨみたいな話になって随分もめて校庭の土剥がしやら文科省に詰め掛ける騒ぎになっている。 20ミリにした経緯も意味不明ながらもめてしまったら、これも意味不明な言い訳をしつつ、やっぱり又1ミリにとか戻る雰囲気になって来た。こんなペテン師まがいの指導者揃いが発する放射線量値が疑いをもたれるのは当然の成り行きでしょう。 持って来てくれた友人は、周囲で定点測定地を設定しデータを取り続けてみるという「でもこのキカイはチャイナ製だからねぇ・・・」なんて話もしてたが、なんのなんの中国では日本が持っていない原爆も一杯持ってるし、原子力潜水艦も持っている。チャイナ製だからという固定観念はモノによりけり。ちなみに地形的に吹き溜まりになりそうなところ、平坦地、起伏地などそれぞれ計ってみるとちゃんと0,0*Sv/h〜0.*Sv/hの値を示しなるほどと思える。雨樋の排出口周辺は1.8ySv/h〜3.15uSv/hまで日によって変化しているという、3uというと年にすると26ミリシーベルトという事!? えっ!計画的避難に値するんじゃないの?ま、後で機会をつくって既知の測定ポイントでの公式な測定値とこのキカイの測定値の相関を見てみればある程度、測定値の信頼感も増すでありましょう。 岩手県の発表値は単にバックグランドの影響を排す空間線量のモニターだけでありこれをもって「健康に云々」するための測定ではないはず。この測定ポイントの値で安心できるのは、この屋上の測定器周辺を飛び回る蝿、蚊とかスズメ位だろう。ほんとに県民の健康をとかと言うならばモニターカーを設えて全域走り回るべきだろう!!てな事はこんなシロウトでも考える。現に盛岡の北で牧草の汚染が問題になったではないか。毎日屋上で計って問題ナイヨと言っていながら。 これは不作為進行中という状態か。 このHPでも、しばし「今週の放射線量」でも掲示してみよう。 |
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