徒然なるままに

'08/ 1/ 27   奥州エフエム

 枝打ち作業をし始めた時から、R457をはさんで数百m離れた向かいの山の方からチェーンソーの音が聞こえている。時期的に今はこういった杉林の手入れとか伐採とかのシーズン。向うは何をしているのかは分らないが、期間的にこちらが始めた山仕事と同期したような日数で聞こえ続けている。一日の中では随分長い時間動かしているようだ。音を聞いただけでもアマチュアの自分が使うチェーンソーの使い方よりはずっとプロっぽい感じがする!?。

 枝切り鋸とチェーンソーの音。時折群れて来るシジュウカラとかヒワとかのさえずり。・・・と云う様なほぼ自然っぽい音だけでもいいのだけれど、それではあまりにストイックすぎて、自分は大体FMラジオを聞きながら山仕事を続けている。小屋の近くでの作業なら、設置している車載用オーディオの音量を高めて聞き流しているが、今の様に少し離れた杉林内での作業には携帯電話に入っているラジオ機能が便利だ。イヤホンでもスピーカーでもソコソコ聞こえる。

   定番局はFM岩手80.3Mhzの一関局か地形によっては76.9Mhzの盛岡局を拾うが、いづれ番組の流れから時間も大体見当がついて重宝する。ただ最近、特に金、土、日曜日に作業するときなどは「奥州FM」が面白い。ウィークデイの日中番組はFM岩手などはJFNからの配信放送が多くてそれはそれで悪くはないのだが、奥州FMのコミニュティFMならではというか、自主番組に力を入れているように感じる番組構成が好ましい。「深夜放送」「BCL」全盛時代にラジオに馴染んだ世代からすればローカルTVのような安直な配信放送より、たとえ、うっかり訛りとか居直った訛り言葉全開放送でも自主番組を大事にする「ローカる」局を自分は支持する。

 テレビの世界などで感じられる中央支配に隷属した様な民放メディアのあり方に嫌気を感じるのとバラエティ頼りの番組構成がつまらないので民放TV局は余り見ない。
 この地域で受信できる局はTBS系列のIBC岩手放送、フジサンケイの「めんこいTV」、日テレの「テレビ岩手」、アサヒ放送の「ITV」。中央キー局の中でTBS以外は実質、新聞会社の持ち局でこういった構造が日本の放送局の特殊性の一面となっている。象徴的なのは日テレ、読売新聞、出版社等を掌握し、どういうわけかプロスポーツチームを持つことが企業のCIと信じてやまない様な経営スタイルをしている。そんな渡邉恒雄氏がTopに居続ける企業の媒体全ての番組、記事に悪意を持ったり感じるわけではないが、渡邉氏の実業部分とその他の行動の乖離の仕方※には随分違和感を感じる・・・。

 ※
北京週報誌上にて「安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。」と言ってのけた発言行動などメディアのトップに位置する人間としてそんな発言を続ける人物がメディアを支配し続ける状態は異常な事だと思う。彼が日本共産党員だった学生時代なり駆け出しの新聞記者としての発言なら有りうるだろうが、球団を持ち新聞、TV、ラジオ、週刊誌などの媒体を制御できる責任者としての発言だから問題なのだ。
 政界への関わりは企業人としては多岐にわたる形態があるだろうが昨年暮れの福田総理−小沢党首間の大連立構想プロデュース辺りになると分を過ぎたる行為。マスメディアが「社会の公器」という言葉は何時の時代だったか?

 オーナーからは外れたものの、いまだ会長としてジャイアンツに関与し野球の不活性化に貢献している。Jリーグもベルディをもって安直なシンジケート化の目論見を持ったらしいが当時チェアマンだった川淵三郎氏に喝破され引き下がった事で今の日本サッカーの隆盛が保たれたのはつと有名な事で何かと政治的影響力を誇示したがる人物だ。
 もう昔話的になってしまったかもしれないが、ホリエモンがラジオのニッポン放送を買うとかやがてはフジTVだとか一騒ぎがあったのだけれど、単に経済事犯処理となってしまっている事が不幸なことかもしれない。
 もっとまともに彼が表面上なのか「メディアの融合」という聞き飽きたようなフレーズを本当に考えていたのだったらもっと面白い展開になったかもしれないが、球団まで買いたいとか言った時点で「コイツは・・・」となってしまったのかもしれない。この時も渡邉恒夫氏は堀江貴文氏に対し「自分の知らない人間など・・・」と言ったような護送船団方式のマスメディア艦隊の航跡波紋に簡単に飲み込まれてしまったのかもしれない。日本総合研究所 研究事業本部 理事・主席研究員の「新保 豊氏」がこの日本のメディア構造を分り易く評論している。
:日経Biz Plusのコラムより引用。少し古いのでやがてリンク切れも。。。

 地方の放送局が流す番組は地域独自コンテンツは自主制作で、そのほか中央のキー局制作コンテンツは、「地方局がお金を出して買うもの。」と以前はそう思っていた。
 それが、実はキー局の方でお金を出して、ある面では地方局の放送設備を借りて放送する形態。ネット保証料が地方局収入の25〜30%も占めるというのはどう考えてもおかしいと思う。地方財政と霞ヶ関官庁の関係にも似ている。これじゃ地方局の経営者の資質いかんだろうが隷従構造は替わりようが無い。メディアとしての有り様、存在価値は高まらないと思うのだ。

 少しワープするが、アメリカのFM局でDJ兼、放送エンジニアで自分でディスクを回すワンマンDJ、或いは経営者としても兼務かも・・・そんな小さな放送局で放送中にあるアウトローがパトカーとのチェイスをするシーン。そのDJとアウトローの掛け合いみたいなコミニュケーションが続き、やがて視聴者も、実はその追われているアウトローは「本来はヒトの生き様に不条理な現実のルールの狭間に抵抗しているだけだ。」といった行動に共感してゆく。みたいなちょっと古いアメリカ映画なんかを見たことはないだろうか?現実の全国ネットとか県域局では有り得ないが域内が広くなったコミニュティFM辺りでは有り得る事かも・・・と思ってしまう。一関市は東西方向R342とR284をつなぐと70Kmを越すし奥州市のR397も似た様なもの。山岳道も含めた一般道の追いかけっこには充分な距離。

 まぁ奥州FMがそんな放送局になって欲しいわけではないけれど、旧来の県単位での許認可事業だった県域放送局に対しアマチュアライクなminiFM局とも違う20W出力まで出せるコミュニテイFM局の可能性に期待したいのだ。
 最近のお気に入りは日曜昼時間の「SUN★DELICA」のエリカ(江尻ではない)女史のトークがお勧めだ!一関弁とも盛岡弁とも新沼健司、千昌夫の高田、大船渡弁とも違う生粋の水沢、江刺弁のねーちゃんTolkが聞ける。
 かつて開局時には音質、選曲は中央キー局を凌駕するとも言われた(これは意外な事実なのだ)FM岩手の現在よりはまだやる気マンマンな感じが伝わる奥州FMの自主番に期待を持って聞いている。ガンバレ奥州エフエム!!アンテナ出力とカバーエリア上、クルマの中では殆ど拾えないが木楽庵の極上Audioではクリアーに聞くことが出来る。最近は時間帯でJFN系FM局と奥州FMを切り替えて聞く事が多くなってきた。

晩は焼酎片手に飲ん兵衛の戯言。昼はFM放送を聴きながら冬の山仕事は続いている。


'08/ 1/ 20   年初早々

 自分が使っているPCは2世代前からノートがメインとなっている。無線LANを家で使うようになって、居場所に関わらず使える便利さと、万が一停電とか電源が落ちても普通のデスクトップの様にData落ちとかが無い安心さからノートは使い良いのだ。ところが年明けから、そのノートPCの液晶画面を支えている左側のヒンジ部分の手ごたえが無くなった。
 構造は分らないが適度なフリクションを生み出しているヒンジ部分の寿命なんだろうなぁ・・・少しクラクラする程度でまぁ使えないわけじゃないし・・・と思いながら使っていたら、今週に入ったら両側とも壊れたらしく、液晶部分は途中で止まらなくなって仰向けにパタンと倒れるか、蓋が閉まったままかのどちらかになってしまった。それでも蓋を開けて後ろにマクラを当てて使ってみたが、よく見るとヒンジ部分のキャビネット前後の合わせ部分が広がっている。初めに症状の出たほうはビスを隠すゴム蓋のところからクラックが走っている。
 この機種を使い始めて7年目。殆ど使わないバックアップ用のデスクトップWin98機は10年にもなるが、ノート4台の中では倍以上使えて今までの最高齢まで来ていた。

 で、当然の如く、買い換えようか、直そうかと、まずはどこが壊れたのかと液晶部分を開けてみた。見るとフリクションを作っているヒンジと液晶フレームをつなぐステンの板材が折れている。左右共おなじようなところで折損!金属疲労破壊というヤツだ。
 オークションでジャンク品でも出ていないかなぁ・・・とあたってみたら一発で、このシリーズの液晶を外した蓋部分が出ていた。ヒンジもついている。その他にも液晶ホルダーの金具とか、このシリーズModelに共通する弱点かもしれない。先の蓋表裏一式でヒンジの付いたものを即入札してGet!!。数日して届いたそのパーツを取替え、液晶画面はどの位置でもしっかり止まるようになった!!。隅の小さな機種名も変わり、雰囲気はちょっと変わった。

 もはや世代交代の時期かなぁと思うところで壊れるのは巧妙な寿命設計と言えるかもしれない。従来買い換えてきたPCの背景からすれば8ビット16ビット32ビット、ハードの進化とBasic、MS−DOS、Windows3.1、95、98、XPとOSが進化しその中で使うソフトも変わってきていたので、より高い能力を求めてハード自体を買い換える行為に走ってしまった。OSの中ではMeは社用のモバイルで使ったが個人では買わなくて正解だったが、XPもましてやVistaも本当は大して必然性は無かった。モバイルMeの遅さとハングアップにうんざりし、私用としてはWin−CEを出張用として買ったが、ま、メリットは当時では価格が安いというだけで、用途は限定されカイシャインを辞めてからは身の周りの余剰品をオークションに出したついでに手放した。

 今回、入手した部品はシリーズ物ではあるが、自分が使っているModel品ではないので本当に「合う」かどうかは分らなかった。なので、平行して新規買換えも考え、各社サイトを見ていたが、どうも物欲時代から考えるとはるかに食指が鈍い。「Vista」に魅力がないせいもある。今も「98」でも大して支障がないのだ。ハードSpecは貧相でもソコソコの速さもあるし・・・。M・SもVistaの不調からXPを5月まで伸ばして売るようだし、もし買い換えるとしてもVistaが動くハードSpecでOSはXPを選択するだろう。感覚的には能力は倍+αして価格は半減している感じだねぇ。
 とか考えている内にオークション「ヒンジ」はシリーズモデル共通品だった。キャビネットはVEかVAなのかメッキキャビネット品とシールド板金付きかと云う違い。と外見は似て、内側を見れば別物的なのだが多分VCCIの対策内容が変わっているだけで支障なく入れ替えできた。
 見た目はヒンジ部分の脇に小さく印刷している機種名違いだけだ。これでこのノートも今までのHDDクラッシュ、ACアダプター昇天。今回のヒンジ破損を乗り越えもう少し延命か・・・
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  山仕事

 小寒に張った氷は大寒で溶かす。とか。気象、百姓仕事のサイクルなんかは24節季がよく合う。さすが寒中という寒さが続いていて、日本海側は雪が降り続いているようだが、須川岳を挟んだこちら側はマイナス5℃とか7℃とかが連続している。それでも奥羽山脈で殆どの雪は落ちてしまうのか、それほど降雪は多くない。

 そんなわけで山仕事は結構出来ている。ザックリ1町歩と思っていた杉林の枝打ちは、南北方向150m東西50m見当の面積分がほぼ終えた。UP/Downは有るが比較的なだらかな里山の頂上平坦部を手がけて、その平坦部に目処がついた所。計算上は7反5畝位か?初め認識していた面積からすれば既に7割は済んでいるはずなのだが残ったところは西側急斜面。
 スキー場のゲレンデ斜面からすれば30度にもなる急斜面。控えめに見ても枝打ちの済んだ平坦部とドッコイの表面積は充分ありそう。枝打ち作業し始めのひたすらの汗と疲労からはずっと慣れてきたが、それを考慮しても作業性からみれば、これまで掛かった時間を更に要するか・・・ま、やるしかないなぁ・・・今日もチープな飯の目先を変えて山仕事Powerをつけながら。
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  ガソリンの租税特別措置法上乗せ分¥25円

 25円程度の値下げ効果があったとしても、その他にこの税で賄えている道路作りとか補修とかそれら雇用とか様々な影響が出てくるかもしれませんよ!・・・とか、日本のガソリン単価は世界各国の価格と比べても決して高いものじゃありませんよ・・・とか環境サミットが今年あると言うのに、それに逆行するようなガソリン消費を促すような「税」の廃止による値下げ効果いかがなものか・・・とか現内閣の方々はしっかり論理のすり替えに励んだ発言を繰り返している。
 元々30年も暫定、暫定と「税」として取れる収入源は既成事実として「何時までもあると思うな!・・・」というのがこの税廃止の発端だったはずだ。暫定は「とりあえず」ということであり、その「暫定」のうちに「とりあえず」の是正、改善、或いは恒久化を明確にすべきであり、それを容易い収入源として来た為政者側の甘さと無能さが露呈しただけにしか見えない。

 そもそも観光用有料道路なんかは昔ながらの「風光明媚」さだけにたよった「**ライン」がことごとく廃れるにつれ無料化になってきているが、毎日毎日莫大な通行料をせしめる大昔の「私設木戸銭」をせびる山賊行為に励んでいる高速道路なんかも、いづれは無料化に・・・と言うような事を聞きながら払って来た料金の筈だが、一向にそんな無料化の気配は無くてむしろ、そもそも高速料金が無ければ成立ちませんよ。と「えっ!?!?」と思うような論理が「常識」となっている。
 アメリカのフリーウェイとヨーロッパのアウトバーンがもたらした高速輸送ルートの無料運営による経済効果がどのような恩恵をもたらしてきたか!!(アウトバーンは2005年から一部有料化はされているがそれでも12t以上のトラックに限られている。) アウトバーンとフリーウェイを走った人なら、日本の高速道路の異様なゴージャスさは奇異に感じているはず。(ちょっと自慢げに自分が両方走ったから---というわけではないのだが)日本が特定の天下り人種の吸収先としての維持にいそしむだけで本来の国益から離れた実態は、時に目を向けられながらも、時間が経てば又なにも変わらず・・・・・米国大統領選で「オバマ氏」の「Chenge」という単語の連呼で引きつける「変えよう」。と云う国民側の意識とPowerを日本も試した方がいいと思う。

'08/ 1/ 13   守護神は「雪豹Anwyn」

 普段はD.Mで入ってきた売込みメールなんて殆ど見ないのだけれど、タマタマGYAOから入ってきた新作映画の「試写会ご紹介」というメールに反応してしまった。
 D.Mの絵だけ見た限りでは少女が巨大な犬に跨って、どこかで見たような絵だなと思ったら、表情がとぼけて白い犬と竜を足して2で割ったぬいぐるみのようなヤツがでてくる「ネバーエンディングストーリー」みたいな絵。犬は「ネバー・・・」よりずっとリアルな感じでソイツは犬ではなくて白熊のようだ。いづれ、そんなファンタジー映画だろう。
  と思えた「ライラの冒険・黄金の羅針盤」。

 でD.MにあったURLを開くと、試写会の応募サイトで設問の中で「自分のダイモンの種類を入力ください」という部分があって、「ダイモンとななんぞ?」と思ったらリンクされている先は映画の公式サイトだった。そのサイトコンテンツの中で「ダイモン」という部分を開いたらその「守護神占い!?」と云った設えのコーナーがあった。

 性格占いみたいな設問が20問あり、その回答次第で「あんたの守護神はこれ」と応えてくる。そのわけはアンタはこういう性格でこんな行動パターンを持っているから云々と最後の方にはメールをくれて、その守護神のアイコンとか壁紙をダウンロード出来る様になっている。どっちみち試写会はこんな田舎ではないのでチケット応募なんてのはしなかったけれど「ダイモン占い!?」だけやってみたら自分のダイモンというのは「Anwyn」という名の「雪豹」だそうだ。それでなんなの?といえばそれまでの話なのだが・・・ま、ヒマで時間をもてあましているようなら、ダイモンチェックは、やってみても面白いかも!?
・・・まぁ、運が開けるとか、金が貯まるとか、家内安全に効くとかは保障できないが。
  ※「ライラの冒険・黄金の羅針盤」公式サイト URL=http://lyra.gyao.jp/

  杉林の下刈り&枝打ち継続中。

 始めたのは先月の中旬だったので、約1ヶ月。年末年始、積雪といった作業をしない日もあったので実質2週間位か。割合起伏が少ない南北方向となる長手方向は直線で約150m位か?林の境界まであと20m程まで来た。その境界END辺りは里山のピークにあたり、そこまで枝打ちが進めば結構、視界は開けるだろう。
 杉林の長手方向になる南北方向はあと数日で目処が立つが、東西方向は西側へ斜度の強い下り斜面が残る。こちらは結構キツそうだ。杉林全体から見れば進捗度は3割越えたか。

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 「薬害肝炎救済法」「新テロ対策特別措置法」採決。
 血液製剤によるC型肝炎の感染被害者に給付金を支給する薬害C型肝炎被害者救済法は、11日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。
 18日にも施行される。救済法の成立で、約5年に及ぶ薬害肝炎訴訟は国と原告の和解が確実となった。
 救済法は、血液製剤「フィブリノゲン」と「第9因子製剤」の投与でC型肝炎ウイルスに感染した被害者やその遺族に対し、症状の重さに応じて〈1〉ウイルスによる死亡・肝がん、肝硬変に4000万円〈2〉慢性肝炎に2000万円〈3〉無症状のウイルス感染に1200万円――の給付金(弁護士費用を除く)を支払うことが柱だ。===読売 On Line引用

やれば出来るんだよね。只、スパッと決めれば名宰相となれたのに。

 「新テロ対策特別措置法」
 参院否決。衆院へ戻り再可決。「再可決」は1951年の「モーターボート競走法」以来、57年ぶり2回目。とか、小沢民主党主は投票せず。ま「再可決」もそういうルールだから。むしろ57年ぶり2回目というのも日本らしい。政府の信条ならルール通りちゃんと使えば良い。その方が為政者の入替え選も活性化するだろうに。そもそも安倍元首相も福田現首相も総選挙での信任がないのだから、言っている事は「どこの世界のお話か!?」と聞こえるのだ。これでインド洋に無料GSが又開店するのだが、燃料つながりなら3月で切れるらしい30年も延長されているガソリンの租税特別措置法上乗せ分¥25円も早く停止させて欲しい。

 「グッドウィル」事業停止命令。
 一罰百戒で事を済ませていいのか。経団連とつるんだ前々回内閣の規制緩和の負の遺産。将来を託してゆく層を犠牲にして企業経営を保たせるような手法しか取れない形態は支持されないし。今のワーキングプワーなりフリーターの多さを定常化させてはならない。「美しい日本へ」と言いながら去っていた首相自身、現状は見苦しい日本と思っているわけだよね。今更ながら頷けるなぁ。


'08/ 1/ 06   年末、年始

 大掃除。しめ縄、正月飾り作り。正月用品買出し。餅つき。年末年始用料理の調理(女性は)。暮れの特番、紅白、正月番組。これに初詣やら年賀状整理が加わるかもしれない。
 晦日の紅白を観ていて「毎年の事だけんど、こんでも【※ごねんす(御年始)】をすなぐなったがら楽だよなぁ・・・」とオヤジ世代は言っている。「こうはぐ(紅白)を観ててもさっぱりわがんね!」と若手歌手系が続くとそそくさと風呂に入り寝てしまった。
  雨宿り小屋と称して1年半、雨風を凌いだ。
  そんな感謝と今年の安全祈願のしめ縄。

   【※ごねんす(御年始)】
 主に親戚、近隣でも正月3ヶ日辺りに年始の挨拶として行き来し、日常の訪問より手土産持参とか正月のおせち料理と酒などを振舞う。ダンナ衆は飲んで調子よくなればそれでもいいが台所を預かる主婦は結構負担が多くて嫌われたようだ。

 たしかに自分世代でも年末年始は「めでたさ」よりも「わずらわしさ」を感じる時が多い。
ま、紅白歌合戦にしては、こ2年の山仕事の耳相棒は【FM】が多いので、若い歌もあんまり違和感は無い。嫌いだった「ラップ系」も言葉のノリが昔よりははるかに洗練されている。海の向こうを真似ただけのような10年も前のものは聞くに堪えなかった。これは自分の耳が若い頃にはすぐに馴染んで受け入れるのに時間がかからなかったものが耳の馴染みが何年もかかる様になったのではなくて音楽の作り手の腕が確実に上がったのだと、自分は信じているが・・・

 【世にツレる歌】【しきたり、すたれて行く行事】【生活様式】【情・機微】【シャッター通り・過疎】これらは全てヒトの変化によって変わってゆく。
 いわば文化とか文明とかの進歩でもあるんだろうけれど、なんでもピラミッドの内側に落書きで「今時の若い者は・・・」とか書かれていて「4,5000年も経過して文明の進歩がSF的に変化してもヒトのココロなどは古今東西、変わらんもんだなぁ!」と自分は思っていたし、身体、或いはココロもヒトの進化はそろそろサチッ(飽和し)て来るんだろうと思っていた。

 ところがドッコイショで「人類の進化の速度は増している」という説が載っていた。
「速度が増す」という変化の絶対値はどれほどのものか分らないが、その変化が「加速度的に変化している」とか「指数関数的に変化率が上がっている」とかであったら・・・
う〜ん自分が生きている内にも身もココロも変化してしまって、とても理解できない事に!?
以下引用:※Technobahn science news
  研究グループは民族的に異なる270名の遺伝子変異およびSNP(一塩基多型)を国際ヒトゲノム・プロジェクトが収集したデータを使って調査、分析。その結果、自然淘汰や、環境に対する適応能力などの進化の速度は1万年前と比べて100倍も増すと同時に種としての多様性も増してきていることを突き止めた。
 これまでの考えでは人類は進化のペースは穏やかになっているというものが一般的だっただけに、今回の研究成果はこうした考えを真っ向から覆すものとなる。

 研究グループによると旧石器時代以降、人類の進化の速度が増したことを示す遺伝子の例が、牛乳(乳糖)を消化する際に用いられる酵素ラクターゼを作る遺伝子の存在にあるとしている。
 通常、乳糖の消化は人を問わず、哺乳類一般では乳児期に特徴的な機能で、乳糖の消化を促す酵素ラクターゼは成長するにしたがって活動を止める(いわゆる「乳離れ」という現象)。ところが、欧米人はの場合は、家畜文明の発展に伴い、7000千年程前に遺伝子に突然変異が生じた結果、大人になっても牛乳を大量に消化できるように進化を遂げたと説明を行っている。

 また、ヨーロッパ人やアジア人など、アフリカ系の人種よりも肌の色が薄いのも、肌を通してより多くのビタミンDを摂取するために人類が最近になってから進化を遂げた結果だとも述べている。
 研究グループでは、過去1万年に起きた文化的な、環境的な変化が伴う急速な人口の増加は、環境適応に向けた新しい能力を人類に授けたに違いないと論じている。

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 年末、年始は「雪で荒れ模様」という短期予報が出ていて、どうやら雪は「当たり」

 いつも年末に発刊されていた「パトリシア・コーンウェル」の新刊が1年飛ばしで12月14日発売となっていて「荒れて外に出ない正月にでも読むか」と楽しみにしていたが、講談社か翻訳者か分らないが期日には出せなかったようだ。
 それでも年末ギリギリで発刊したようで、電車の中吊り広告の「年内発売」の体面は辛うじてKeepしたようだ。「e-本」で注文したら1月7日着とか、年末年始で物流条件も悪いが講談社も結構いい加減。

 この中吊り広告で供給できなかったのはP・コーンウェルの「異邦人」だけだったようだ。
 という事でまだ手元には届かず2年飛ばしの楽しみとなってしまった。
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去年は健康に一つ学んだが、今年は受けるべきか「メタボ検診」

  カイシャイン時代には職場での集団検診とか簡易ドックとかが定期的に組まれていた。
社保から国保に変わり市からの案内による検診を2年ほど受けた後、去年は1ヶ月の通院の中で定期検診を2周り位の検査を受けたので結局、市から案内のあった検診は受けなかった。

 さて今年は、多分検診を申し込むのだろうが何でも「メタボ検診」とかが実施されるとの話。
どうやら40歳から75歳を対象にウェスト寸法を計るらしい!?あとはなんだろうなぁ体重と身長、年齢、男女差なんかのパラメーターで「あんたはメタボだね!!!」というのかね?
 で「このままだとアンタは習慣病で糖尿にもなるし自分で毎日インシュリンを打ちながら、腎臓も悪くなって透析もしなくちゃならんし、酸素ボンベを引っ張って、それでも完治しないだろうから苦しんでのた打ち回わって、死ぬからね!!」
とか言われるのだろうか?「そうなりたくなかったら、これをこうして、あんな事もこんな事も・・・」と優しそうな冷たさで健康指導を受けて、「ちゃんと健康管理出来たかどうか5年後にまたチェックしますからね!」とビシッと言われたりして。「それで数値カイゼンがなかったら保険負担分を下げさせてもらいますからね!」と駄目押しで言われる?
 かくして医療財政支出を減らす事に見事成功して赤字財政を攻められなくなって、また美味しい思いを堪能できまっせ。と厚労官僚がサラサラと描いて厚労族議員をそそのかしてもフシギはないなぁ。

 自分体型は痩身で腹ポッコンになっていなくても「小肥満ですよ!」とカイシャイン時代のドックでは言われたなぁ。まぁ今は山仕事で充分汗をかいて脂肪も燃やしているような気がするけれど、歳と共に代謝も下がって脂肪がたまり易くなっているだろうし、なんにしても身体に良くない物ほど酒のツマミには合う物だったりするし・・・それが問題なのかも。

 そんなこんなをボヤキながら年が明けてしまい閑でゴロゴロしてるものだから・・・
屠蘇代わりの焼酎お湯割りを重ねてネットを渡り歩くほどボヤキネタがあとを絶たない。それでも去年の画像をピックアップしてFlashに組みH.Pの表紙入れ替えと、1ページ加えた。
⇒'07年ピックアップ画像集Flash版
(ファイルサイズが537KBと若干重いですがブロードバンドなら・・・)



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