徒然なるままに

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'10/ 11/ 28 山仕事:先行することにしたロフト床の根太渡し

 雪の降る前に、屋根か雪囲いか・・・と時間切れが迫ってくる中で決めた雪囲いで冬越し。
何と言うことはない、屋根の前の小屋組みは大分手間取るだろうと思っただけだ。頭をつっかえずに窓を開け閉めできる程度のドーマ2箇所も!と考えると とても雪の降る前には形に出来ないだろうと。せめて今のログ壁の天井にあたるロフト床貼りならなんとか形になるだろうと、安易に決めたもの。
 そんなわけで今週は根太も渡し終え床貼りまで辿り着くんじゃないかと、取り掛かったが、そんなに甘くはないですねぇ。(苦笑 根太材は調達も加工も楽な2x4材なのでビームにホゾを彫り、2xを合わせて切って・・・簡単簡単と手がけたものの、相手のビーム材はやはり丸太の手強さですねぇ。
 角材なら、一定長に切り揃えてサクサクと嵌め込み固定していけるのだろうが曲がりとテーパーが付きものの丸太は根太材の長さもそれに合わせるとなると、1本1本長さも違ってくるわけですねぇ。

 そういえば階段を設える所に梁は入れてないなぁ・・・とか、初歩的なミスもここまで来て気付く始末。2,3日で渡せるだろうと思ったロフトの床は1週間もかかってしまった。(呆
 幸いまだ本格的な雪の兆候はないのであと1,2週間は作業出来るだろうが、露天ではそこが限界かなぁ、いづれ床貼りまでした後でないと雪囲いもまともに囲えないだろうし・・・何とでも出来そうでそれが又手強いログ。



 日の暮れが早くなり、雪の季節には少し早い頃、読書の秋と言うわけでは無いが何冊かの本を買うパターンが続いていた。大体はミステリー。読んで面白いと思うと同じ作家をの作品を続けて読むタイプだ自分は。
 毎年この季節から年末に新刊の出るP・コーンウェル作品なども年1ペースでこの季節に発刊されていたので丁度都合がよかった。昨年はそれまでの年内発刊が年明けにずれていた、今年も本国では新刊が出されているようだが去年と同じく翻訳の遅れか、まだ書店には並んでいない。 恒例の秋の本、とはいっても年1ペースの寡作本を余り長く読み続けるのも飽きてきてこの秋は前から気になっていた本を求めた。
カレル・ヴァン・ウオルフレン著  今月、新刊「アメリカとともに沈みゆく自由世界」が出版されたようだがそれではなく古本を探し・・・ミステリーとは違い少し硬めに見えるが読んでみるとこの手の本も面白い。知っている方も多いであろうカレル・ヴァン・ウオルフレン。Amazonでは¥1円〜と云う様な古本も買えるので3冊程入手して読んで見た。


1994年出版「人間を幸福にしない日本というシステム」
2006年出版「幸せを奪われた「働き蟻国家」日本」
 同      「もう一つの鎖国」 
 現在の閉塞感を既に90年半ばから明確に説いている事が良くわかる。
ま、企業経営者・官僚・公務員・メディアの方々は読んで気分を害するかも知れないので手に取るのは避けた方が(笑・・・実際はこの方々が読まれたほうがよろしいでしょうが(苦笑。
 氏の著作を参考に今の朝鮮問題、今の政治、検察問題、小沢代議士を考えるとまた違った角度で見る事が出来るかもしれない。
'10/ 11/ 14 山仕事:霜の日が普通になり、ログサイトの夕方は丈の高い木々にわずかな時間の残照

 結局、ドーマは南側と北側に正対して2箇所設けることにした。ロフトの明かり採りとログでは定番の頭上スペース確保。加工の手間と何より手がけた事がない・・・まぁ全てがそうなのですがね(苦笑。で、数日さてどうしようかと思いながら、プレートログの加工にも手をつけなかった。小屋組みまで年内に!という思いもあったけれど、何せ作業時間が読めないし、ロフト床を貼って、降雪時にはその下になる土間で落ち着いて加工作業をしたほうが無難かなぁ・・・と小屋組みにかかるのは諦め、ロフトの床貼りを先行させる事に決めた。

 始めから全体と細部の図面を引けばよかったろうが、なにせイメージを画にしたようなものだけが頼りなので、初期に思い描いた2個のドーマで行く事に。最初と同じなら何も躊躇などすべきではなかったはず。と思いながら、試行錯誤も楽しみながらやれればそれでも良いかと、自分を弁護する。(苦笑

 さて明日は一足早い忘年会。通常の土曜日アップは出来ないので一日早めのアップとするか・・・でml二言ではなくて一言でも「モンクカダリ」でも書いておく事に・・・
「葬る大臣」とかの柳田法相は口が滑ったか気が緩んだか確信犯的発言か!?まったく間違った事を言ったわけではないのに、問責決議案でさて消え去る所か!?唯一良さそうな事をしたのは「検察改革の検証委員会」設立だけか!?むしろこれがアダになったのかものなのか(苦笑
せっかく自分は、言ってる事がマトモに聞こえる年齢不詳おばさんみたいな江川紹子女史とかヤメ検では異質に見える郷原信郎氏が加わり、おかかえ委員会ではないものが出て来るかもしれないとか期待も少しあったのに。
 2つの言葉さえ使えればよい!みたいな国会答弁の常套句をあんまり正直に言ったものだから(笑。やはりそんな方は閣僚にはふさわしくないのでしょうね。 
'10/ 11/ 14 山仕事:週前半の強風で、周囲は枯れ葉の絨毯。

 枯葉を集めて焚き火。とは「レレレのオジサン」(と言ってももはや知ってる人はどの位いるか・・・苦笑) が登場する定番のシーンなんだが、今は落ち葉の最盛期(というのかなぁ)いづれ山の中に居るわけだから葉っぱが落ちてくるのは仕方がない。風が吹くログの壁の中は丁度吹き溜まりになるようで。そこに落ち葉が見事に集積する。
溜まる度にチェーンソーワークで出る木屑と一緒に焼却するのだが、今のところ毎日が落ち葉の焚き火が仕事のスタート。

 そんな朝の焚き火から一日が始まるパターンで今週ようやくプレートログは両側納めた。屋根の勾配にあわせるカットはまだ取り掛かっていない。冬間近の今時点ではロフトの床を貼って雪囲いをした方が無難そう。シートで覆った土間でそれ以降の小屋組み材の多くは加工出来るはずだし・・・

 尖閣ビデオ関連報道が続いているが

 ビデオ流出者擁護の声が多いらしい。熱心なのは英雄扱い、国を憂う義士として次期国会議員へ!とか持ち上げる声もあるという。不起訴嘆願を呼びかけようとか、とりわけ右側の耳にはそういう声が多いように聞こえる。
 流出したという映像をみてもこの何が国家機密なのか?むしろこの映像を機密化する秘密が政府内閣にはあるんだろうと多くの人は思ったことであろう。おそらく全てのメディアはこの流出した映像をバンバン何度も流している。もはや現状では少なくても44分間の映像は機密でも秘密でもなくなってしまった。国会の場でも「機密なんてするからこういう流出事件が起きて犯罪者を作ってしまった。その責任は今の内閣にある。」と与党内議員からも出ている。

 機密とも思えない映像をどういう内情でそういう扱いにした内閣のおかしさ加減、危機管理センスが狂っているのが周知されてしまった状態ではあるが、かといってその海上保安庁職員を無罪放免にするとか英雄扱いするとかも間違いだと思う。義憤に駆られて行った行為かもしれないが、この人は国家公務員としてしてはならない事をした事は事実なわけだ。例えバカな総理、悪徳な官房長と思ったとしても、アホな国民が間違って選んでしまった内閣だとしても(実際は今の総理・官房長もこの内閣も国民が選んだじゃないんですがねぇ・・・)一公務員が政治判断に異議して暴走するような行為は咎められなければならない。

 バカな頭を戴いてしまったにしてもその手足が勝手に暴走してしまったらもっとも悲惨な結末にならざるをえない。その状態は戦前の軍部の暴走を連想する人が多いのではないだろうか?バカな頭と思うならその頭を治すか取り替えるしかない。つい2ヶ月前まで盛んに持ち上げていたメディアが目先を変えるように流出者擁護を直接唱えるわけではないが、本筋から外れる論調で報道する事すらおかしな頭の一部となってしまっているようだ。 
'10/ 11/ 07 山仕事:最後のといっても2本しかない、もう1本のプレートログを揚げた。

 杉林に放置したままの丸太を皮剥ぎして間もないログ材なので、随分重い。
太さと長さは1本目の9m材とほぼ同じものを選び合わせたつもりだったが、最初のはログ材の端を抱え上げればなんとか手でも動かせたが今度は無理。あんまり力んだりすると腰を痛めそうで、これはユンボ出動となった。
 小さいユンボなので持ち上げ高さもギリギリ。積上げたログ壁の端面に当てて多少傷も付けながら、載せる事は出来た。ただこの重量だと、スクライブしてカットしてと転がしながら行う作業も難儀しそうだなぁ。

 まぁここまで来たら焦って、事故でも起こしたらどうしようもない。コツコツとやるだけ・・・といいながら雪が降るのも間近だろうし、雪囲いも考えないと・・・

  メディアにとってはタナボタ映像

 5日の尖閣、中国漁船衝突ビデオ流出騒ぎは昼飯時の携帯ニュースで知った。
メディア各社は早速そのYouTube映像をちゃかりダウンロードして流している。勿論ニュース枠内で短縮したものだけれど。流出先のYouTubeを開くと、オリジナルは既になくなっているがCopyが数種類。せっかくなので流出UPしたという6編40数分を全部見てみた。
 ネットの流出拡散映像と既存メディアがネットから拝借したものを対比してみるのも面白いものだが、いまだB層(死語!?)扇動では有力ツールの放送メディアにとってはタナボタの美味しく、これほど楽なニュースソースはないだろう、この映像だけは取材無し。単にダウンロード映像を流すだけだもの・・・ヲイヲイつい1日まで限られたは国会議員30人だけが見ることを許可されたしかも短縮版のプレミアム試写会だったのに(笑
 それを見た議員にぶらさがり「どうでした!?面白かったですか」とか取材をして、見た個人の主観を間接的に報じるしかなかったものを、限られた議員が見たものよりもっと長編版をタダで使ってるわけだし。

 政府は犯人探しやら、受け答えにあたふたしているように見えるけれど、転んでもタダでは・・・というのは政治家の必要用件で時のテンカビトらしい仙谷官房長など
「これは相当大きなメスを入れる改革が、あらゆるところで必要だと考えています」・・・
「それとおぼしきものが広く大衆的に、電波に乗ってというのか、こういうインターネットに乗って、ある種、もし出て行ったとすれば、それは捜査の観点から言っても予期せぬゆゆしき事態になるんじゃないでしょうか。」
「今の日本の中ではプライバシーをはじめとした人権の擁護ということも要請されるわけでありますから、捜査資料が一般的に出て行くというのは、これは大変な事態ということになろうかと思います。 」
こんな内容をくっつける話し振りだと、UPしたという"sengoku38"とは本当に仙谷氏ではないかとうがってしまいそうだ。(苦笑

 もはやオリジナルを削除してもCopy版のCopy版と、もはやネット内では抑え切れない。右側の人は「中国漁船があてて来た」と見るし、左側では「逃げ損ねて当たっただけ」とか、「秘密主義的に隠してしまうから反動でいつかはこうやって流れて」しまう・・・とか「役人のテロだ!」とか石原伸太郎都知事は、「結構ですね。これは内部告発。みんな知りたいことなんだから。相手の実態を知るためにはそういう映像が一番確か。それに注釈を加えることをみんなが(映像を)見て判断すればいい」とも。「結構ですね!」とはいいフレーズかも
秀逸なのはこんなブログもある。
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【・・・まあ印象は人それぞれだから、興奮する湯沸し単細胞人間もいるかもしれない。
しかし、大方の国民は冷静になれるのではないのか。
女性の陰部と同じで、見てはいけないといわれれば言われるほど、誇大妄想に陥り、事態と冷静に向き合う態度が失われる。
みれば最初興奮するかもしれないが、何度も見直すと飽きてきて、冷静に向き合うようになるだろう。 陰部を見てオタオタするのはガキである。動じないのがオトナに決まっている。】
 う〜ん達観してるねぇ(笑
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 で6編見たなかでは「なにも秘密にする事もないじゃないか!」と自分は見えましたねぇ。この40数分を見れば普通、流出編以外にももっと他のシーン・・・拿捕映像であるとか海自の映像とかが有るはずなので、今度はそっちはどうだ!?となりそうなものだけれど、メディア各社は犯人探しの方に視聴者の興味を向かわせているようだ。

 国会の証人喚問で説明せよ!とか政治倫理審議会で!とか毎日の様に責められている小沢一郎氏が選択した「ニコニコ動画」での生中継は現段階では一番いい選択をしたのだろう。ニコニコ動画のスタジオにはメディア各社が取材カメラを構えたようだ。小沢氏がメディア嫌いだというより、現状のメディアのあり方を信頼していない事は確かだろう。ここでもネット優位さが発揮された所。地デジでもある程度の双方向性があるものの、ほぼリアルタイムで視聴者のコメントが流れる程ではない。1時間半程の放映時間に17万人のアクセスがあったという。そのままタイムシフトでデマンド視聴も出来るわけだから、視聴者はさらに増える事になる。

 最近、ますますマスメディアとネット情報の差が広がっているように感じる。影響力が逆転したわけでは無いが、にショー化したようなニュース番組でTV報道の信頼性が下がり質的な劣化が激しい。
 尖閣事件のビデオ流出があった5日夜、「マスコミの偏向報道は許さない!」 をテーマとするデモが行われた。先月24日Twitterの呼びかけで行われた1回目に続いてのデモという事だ、1回目の1000人から今回は夜間デモと言う条件ながら1200人に達したという。これも当然だろうが大手メディアで報じられる事はなかった。APF通信は動画で伝えている。  

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