徒然なるままに


2008

 '08,1  '08,2                    

 

'08/ 3/ 30  鶯、初鳴き。

 月曜日、鶯の初鳴き!?を聴いた。去年は何時だったか書きとめていなかったが、もう少し遅かったと思うし気付いた時はもう少しぎこちない鳴き声に聴こえたような気がする。
 それほど注意深く初鳴きを観測しているわけではないが、普通、鳴き始め少しの間はまだ慣れないのか「ホケ・・・」とか「ケキョ・・・」とかまるで練習のような鳴き方だなぁと笑ってしまう。
この日の鳴き声を聴く限り今年はまともに「ホ〜〜ホケキョ」と自信たっぷりな鳴き。ひょっとしたら初鳴きはもっと前の事だったのかもしれない。

 少し気になったので気象台のサイトを見てみたら、「サクラ前線情報」で馴染みの様にその他、ウグイス、ヒバリ、ツバメ、モンシロチョウとかホタル。その季節、季節に良く見る動物やら植物の初鳴きとか初見を「生物季節観測」としてそれぞれ地方気象台では観測している。
 それによると仙台は3月11日で平年より3日早く盛岡は3月9日が初鳴きで平年に比べ25日も早い!。単に位置関係から見れば木楽庵は仙台と盛岡の中間地辺りに位置する。
 だから仙台と盛岡の初鳴きのデータを見たのだけれど平年の初鳴き日で見れば仙台は3月14日と盛岡が4月3日なので、この木楽庵辺りで3月24日と言う日にちは平年なら、まぁこんなもんだろうと思うが、今年の盛岡は観測史上最早のようだ、今年はどうして?
とウグイスに聞くわけにも行かないが・・・火曜日からはもう4月。


'08/ 3/ 23  さ〜てガソリン代は安くなるかなぁ。

 蔵出し課税というわけで、普通一般消費者はGSでしか買ったことのないガソリンが今までの課税分が一時的にせよ無くなったとしても、それぞれの小売、GS現場では果たして恩恵を受けるのが何時なのか?分からないし、需要と供給バランス以前に中間の便乗搾取と原油価格どうタレのマネーゲームを言い訳に、ひょっとしたら下がり方は売り手によってはマチマチかもしれない。ただ厳密には蔵出し課税額を含めた今の小売価格には更に消費税が加算され二重課税になっている事も含めるとこのデタラメ課税がなくなると26.25円は下がる勘定になるんだなぁ。リッターあたりなので、菊爺の年間消費量は2,000Lを超えるはず!!単純に\26.25 を掛けると\52,500となる。消費税は3%が1989年から5%が1997年からなんて計算してゆくと・・・これが「とりあえず、とりあえず」で続いてきた。う〜ん税とは怖いもんだ・・・

 年末から盛んに閣僚様中心に、「そんな事をしたら道路の補修が出来なくなりますよ!」だとか「環境サミットを控えて逆向するような事は・・・」「(たかが)25円・・・」それぞれ言った方々はどなただったか!?、最近はそんな発言こそ「K・Y」の誹りを受けまいとする健気な保身か、そんな25円論議は聞こえてこなくなりました。
 そりゃそうだなぁ「マッサージチェア」「野球道具」「慰安旅行」「23億円ものタクシーチケット」代金に使われていたのがバレてくりゃ、ここで某福田康夫氏やら某冬柴鐵三氏やら某伊吹文明氏やら某谷垣禎一氏などがまことしやかに述べられておったことだが、最近はとんと聞かれない。あんまり官僚・行政を庇うと「もっと、あんなことも、こんなことも、きっとやってるに違いない!!」と思われてしまう。風見鶏とは昔、中曽根康弘氏のあだ名だったが今やK・Y能力が重要能力だね。
 為政党が苦境に陥っている今、やおらヒステリックに県知事連が「道路特定財源の確保を」と唱え出した。これを財源にした交付金削減であてにした借金払いをどうしようという事だがここで中央援護を打っておこうという事もあるのかもね。財源で縛り縛られる間柄だからなぁ。
 1月の「新テロ対策特別措置法」と同じ手口を使おうにも残りの日にちが迫っている。
 今度は民主案法案の採択は自民案の「みなし否決」とかの手口を考案中とか・・・だと衆院再議決が可能とか!そんなスタイルを続ける事は衆愚政治と言われかねない。

 あらためて、「ガソリンの租税特別措置税継続!反対!!」※前回記載事項 to 1月へ

 庵通いルートで去年春頃から道路工事している区間がある。「・・・ある。」とは約1年近くかかっていて、今日現在その工事は終わったの!?橋とのつなぎがまるで駄目なんだけれど・・・!?。その区間およそ70m程。
 さすが期末3月これが最後と思われる舗装工事をしていたが、まだ砂利部分が片車線数m程残っていたのと白線引きを残しながら夜遅くまで作業していたようだ!今まで夜の作業など見たことはなかったけれど・・・まぁこれは3月ENDまでで終わらせるのだろうなぁ。ここの区間を通行しながら見ている限りでは関わった工事業者は3社。これで終了かと思うアスファルトを施しそこそこ終わりかな。と思うとそこから1ヶ月も経たずにまた一旦覆われた舗装を剥がしまたほじくりだして工事を始める。そんな繰り返しで約1年が過ぎているのだ。

 最初の業者の工事中にもそういう継続の仕方があったので、変だなぁと思って同様の工事を請け負う建設会社の知人に聞いたところ、業界なのか内情、経過をよく知っているようで「最初、市発注工事を施工して、一旦終え、次に県発注の工事を請け負ってその工事をしたんだよね!」との事。---「えっ・・・!?そんなやり方もあるのか?普通一緒にすれば1回で済むだろう!」と思いつつも、下水道工事と治水的な工事もしていたなぁとその工事の種類が違うからそうなのかなぁ・・・とその時は思ったが、それでも普通同時に出来ない工事でもなさそうだ。でもそこで4,5ヶ月が過ぎ、それが最初の施工業者で、その後施工業者が2度替わりながら「掘り起こしなおして又塞ぐ」という事をそれぞれ2回づつ繰り返し今に至っている。

 経過詳細は発注元がよく把握しているのだろうが、金の出所が「ガソリン租税特別措置税」とやらに行き着くのであろうし、こんな使い方をされているのは、ほんの1例であろう。トンネルを半分掘ってやめているとか、当初予算の5倍も注ぎ込んでいる例とやらも報道番組でも取り上げ始めている。公共インフラ整備を否定するわけでは全くないし必要なモノということは痛感する。けれど「血税」と言ってくれるのなら血の1滴は大事に使って欲しい。  

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  チベット動乱、慟哭。
 「決して【暴動】ではない。」【暴動】と報道する日本のメディアに苦言
引用:大紀元
・・・・・・・・・・・
ただその前に、日本のマスコミ各位に少々苦言を呈したいと思う。
 「暴動」などと報道して中共を喜ばせる愚行はもう止めよ。  報道の自由を有する国のメディアたるものならば、中国の真相を見抜く眼力をもたねばならない。本来、信仰心の篤い温厚なチベット人でさえ、中共の圧政にはもはや耐え難いからこそ起きたこの度の悲劇ではないか。
 繰り返すが、邪悪のものに加担などしたらジャーナリズムは終わりである。
 今や世界各地では、中国共産党の邪悪に対して、正義と良知の人々が続々と立ち上がっているではないか。
 中共からの3300万人脱党、人権聖火、グローバル100万人署名運動、良識ある一流選手の北京五輪辞退、そして神韻芸術祭。今まさに報道すべき人類の善は、いくらでもある。

 「安全確保」を理由に外国人観光客には強制退去。報道機関の入郷も禁止。
You tubeは接続を止めている。情報が流れてくるのは中国共産党で発せられたものだけだ。 ただ止め切れない断片的な情報がネットで広まる。
 かつての天安門事件もぶり返しグロテスクとも評しづらい、時々沿岸の産直で見かけるタコ、イカをそのまま姿煮ならぬ姿センベイ化したのと見まがう状態の人間の形もなくて辛うじて自転車の車輪の形が見分けられる戦車のキャタピラーで轢き潰された自転車に乗った人間の赤く薄い肉塊。そんなのが数多くアップされている。「Youtube」で「天安門事件」のキーワードを入れると大量にアップされているのを見ることが出来る。中共は真実の流出を恐れる。
(かなりグロな画像が含まれるので今回、直リンクはしていない。)

 けれどそんなことは大方の人は中国発報道を、そのまま信用してはいないと思うのだけれど、上記「暴動ではない」という苦言と表現をしているが、3月10日以降の何時の日からか「暴動」と中共国家表現と同期した報道となってしまった日本メディアへのメッセージなのだが「邪悪のものに加担などしたらジャーナリズムは終わりである。」 とは最後通告に近そうだ。
現代では情報のパーフェクトなシールド環境はあり得ない。いくら止めようとしても真実は沁みだして来る。真実を糊塗して体制を維持しようとする集団に組するか追随する姿勢は信頼を落とすだけだねぇ。

 対象民衆への密告、相互監視という常套手法。客観視を遮蔽、現場を密閉し都合のいいストーリーを繰り返し流す。いままで何度も何度も見ている支那テクではないか。
だから中国初の「ギョーザ事件捜査報告」など「嘘」でしかないと思うわけだ。
垣間見えるのは力で閉鎖されたチベットで流される抵抗の血と慟哭。

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  山仕事、種蒔き季節

 当初の温暖化による暖冬予想とは違って今シーズンの雪は多かった。
けれど3月も後半に入り彼岸が過ぎ、暖かい雨は山陰に残っていた雪も溶かし、程よい陽気は畑仕事も思い出させちょっ、と急かさせられる気もする。麓の畑の大根爺(以前、大根をもらった時から勝手につけたあだ名だ)は既にトラクターを掛け、ビニールのマルチシートも畝に3本覆っている。まぁ彼らはビニールハウスも持っているしなぁ・・・でもソロソロ畑仕事なんだべぇ。

 去年、一応、野菜の収穫までたどりついた畑は想像以上の落ち葉が積もっている。風の弱い日を選んで落ち葉焚き!。これは意外と時間がかかるのだ。湿気の多い葉を重ねると煙は盛大に出るが中々焼却できない。ま、時間をかけて草木灰とし酸性度の強い土壌の中和剤にする。そんな事を繰り返すので種蒔きはもうちょっと先。ただ、畑の隅に小さな花をつけたスミレを買ってきて植えている。殺風景な景色にちょっと潤いを!。
 畑の種蒔きは少し先だがキノコの植菌は進めている。この日は最後の品種「ヒラタケ」!ホダ木としての相性で最適な木はポプラとかハンノキ、ホウノキらしいがシデ類も最適ではないが適正はあるらしい。除伐材にシデ(と思っている)がいくらか合ったので植えつけた。

 雪解けは、開墾畑が面している休耕地に点在していた雪もすっかり消し去った。殆どの領域が笹竹と茅で覆われているのだが一冬重い雪の下にあったせいで、今しばらくは笹も茅も倒れた格好で平地に近い。多分その休耕地を根城とする小動物が動き回るのかもしれない。鷹の身内でも鳶は特に視力が高いらしくなんかのTV番組では視力”8”!?とか言っていた。(どうやって計ったんだろう?)そんな視力のいい鳶は普段飛んでいる100m前後の上空からでも鼠なんかは充分識別出来る。 木楽庵上空の制空権を持つ鳶は7,8羽のグループらしい。いつもは上空で輪を描く鳶だが、この日はスパイラルな旋回をし何度か降下を試みていた。

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 姑息だったか!?バイクの車検延期。

3月15日で満期になる車検を自賠責保険の値下げを待って契約日を4月にしよう!!。
と最近にないオイシイ恩恵をあてに2週間+の買い控えみたいな「車検控え」としたのが先週。
 ちまたでは例年にない気温の高い春の陽気でバイク乗りの姿もちらほら。この岩手の地、長いオフシーズンで春の初乗りは、渓流解禁にも似たココロウキウキ気分を味わえさせてくれる。そんな時節になったからか、なんとなくちょいとビールでも・・・と土曜の晩の不定例会。

 バイク仲間の四方山話に「自賠責保険料率、値下げ」も話題の一つに。
結局「3月分は旧保険料で4月以降新保険料でいいのだよ・・・」と手続きが2重になるけれどそれはそれで手続き料が2重に入るので車検を引き受ける側も、値下がり恩恵を受けるユーザーもラッキーなのだ!とプロからのご託宣。
 なるほど、それはそうだよねとネットで検索してみると「自賠責保険の継ぎ足し契約」というヤツがその方法らしい。それにしても安くなるのだからいいでしょう!なのか平均△22%という、これほどの料率改定は支払う側にもそれなりのアナウンスが有ってしかるべきだと思うのだが、そういう仕組みはないのだねぇ。官報で出るのか?主管省庁のインフォメーションをウォッチするのか?ニュースとかの報道メディアで取り上げるか?整備工場などの知り合いと懇意にでもなって常に聞いたりする?。とかしていないとユーザーは分からなくて「支払う段階で知る」だけというのも変じゃないですか?

 「税」と同じで強制加入なので、それでいいのだとしたら、30年間も暫定税を徴収してマッサージ機なんかを買ってしまうどこかの省庁感覚と同じ。そうかぁ自賠責保険も国交省がらみなんだなぁ。今回、単に2週間の間をあけて4月に入ったら車検を受けましょうなんてのは姑息な手段だったか・・・これでひそかに狙っていた「ユーザー車検にもトライしてみたいなぁ」というオモワクも、自走して車検場まで乗って行くことは出来なくなっているので今回はそんな選択肢も実現不可になってしまっているわけだから・・・いつもあとから思う「よ〜くかんがえよう!」


'08/ 3/ 16  バイク車検、2週間+は延期する。

 原油、穀物価格に引きずられ堰を切ったように様々なものが値上がりしている。こじつければ何でも費用転嫁になる。要は便乗値上げの様相!消費者はその様を見てると思うが・・・

 ところが何をどうした!?国交省/金融庁!!ココロを入れ換えでもしたものか自賠責保険がグッと値下げと相成った。1週遅れのKYなのか、何でも事故が減ったので・・・というのと累積運用利益を契約者への「還元」と表現している!。「還元」と言うことなので一過性のものかもしれないが下がる金額は車検を控えている250cc超2輪の場合で△\6,480なんと△33.8%(支払い金額比)の引き下げ!!(リンク先は金融庁発行PDF9ページ参照)と知った。今月15日に切れるFJRは別に3月後半2週間乗らなくてもさして影響は無い!!というのもあるし「クルマに比べれば圧倒的にコストのかかるタイヤも交換を控えている。」!!。で躊躇無く「じゃ車検は来月へ!」という事に決定。ただ値上げ部分もあって[自動車検査登録印紙代]は+\300となってるんだよねぇ・・・ま、相殺しても△\6,140ということで・・・

 町内に1軒だけあるセルフのGSは2回ほど他店より10円ほど下げたガソリン価格の特売日を設けた事があったが、その時には店の中は当然にしても、面した道路に2,30m位はクルマが並ぶ光景が見られた。それほどコスト意識が高まっている。たまたま自分の場合は3/15までのバイクの車検を4月にずらすだけなのだが場合によっては自賠責継続中であっても期限によってはキャンセルしても掛け直す選択もあるのかも知れないなぁ。

 この3月にはクルマの任意保険も満期になっていた。丁度友人からの勧めでいままで殆ど自動的に書換え更新みたいな処理をしていたのを、TVCMみたいに「み〜なおそう・・・」と実行したら、去年の契約で約\36,000が\21,000位まで下がった!!。4割Downという驚き。外資系でもう少し安いのもあるようだが、聞いた事もない(自分だけかも知れないが)ような所だと一抹の不安もあり・・・というわけで40%Off社で決定。う〜ん手間を惜しまず細かに見ていけば結構無駄なところがまだまだあるのかも知れない。 そもそも現状のクルマ所有スタイルも問題なのかもしれないが、ナカナカこいつは切れないなぁ。
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 血液抗凝固剤へパリン副作用
岩手日報報道でなぜか内容の違うWeb版と朝刊紙面

3/10日、岩手日報Web
2008年03月10日 血液抗凝固剤を自主回収  「予防的措置」と国内3社
 厚生労働省は10日、人工透析や手術などで広く使われる血液抗凝固剤「ヘパリンナトリウム」を製造、販売しているテルモ(東京都)、大塚製薬工場(徳島県鳴門市)、扶桑薬品工業(大阪市)の3社が同剤の自主回収を始めたと発表した。
 国内では副作用報告の増加はないが、3社に原料を供給している米企業が、ヘパリン製剤で重い副作用が相次いだ米バクスター社にも原料を供給していたことが判明したため、「予防的な措置」として回収を決めた。原料には中国産の成分が使われていた。
 厚労省などによると、約27万人いる国内の人工透析患者の7−8割がヘパリン製剤を使っているが、今回、その半分以上が自主回収の対象となるなど影響は大きいとみられる。同省は、品不足などで他製剤への代替が困難な場合は、患者に十分説明し、回収対象の製剤を副作用に注意しつつ使うよう求めている。
 原料供給元は米SPL社。同社はヘパリンの基となる豚の腸由来の成分を中国から輸入し、国内3社と米バクスター社に供給していた。

3/11日、岩手日報朝刊
(朱書き括弧内)はWebでは書かれているが朝刊では削除されている。
【青字括弧内】はWebでは書かれていないくて朝刊では追記されている。
2008年03月11日
血液抗凝固剤を自主回収  と国内3社 米の副作用報告受け
 厚生労働省は10日、人工透析や手術などで広く使われる血液抗凝固剤「ヘパリンナトリウム」を製造、販売しているテルモ(東京都)、大塚製薬工場(徳島県鳴門市)、扶桑薬品工業(大阪市)の3社が同剤の自主回収を始めたと発表した。
 国内では副作用報告の増加はないが、3社に原料を供給している米企業が、ヘパリン製剤で重い副作用が相次いだ米バクスター社にも原料を供給していたことが判明したため、「予防的な措置」として回収を決めた。(原料には中国産の成分が使われていた。)
 厚労省などによると、
(約27万人いる国内の人工透析患者の7−8割がヘパリン製剤を使っているが、今回、その) 【人口透析に使われるヘパリン製剤の】
 半分以上が自主回収の対象となるなど影響は大きいとみられる。同省は、品不足などで他製剤への代替が困難な場合は、患者に十分説明し、回収対象の製剤を副作用に注意しつつ使うよう求めている。
(原料供給元は米SPL社。同社はヘパリンの基となる豚の腸由来の成分を中国から輸入し、国内3社と米バクスター社に供給していた。)

【米国では昨年12月以降、バクスター社のヘパリン製剤投与後に、アレルギー反応など四百四十八人の副作用があり、内二十一人が死亡した。】

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 嘘は書いていないと云う文章なのだろうが、これでは意図的なのか報せる内容が違う。
今はインターネットの恩恵で特に検索では即座に何社もの報道表現を見ることが出来る。紙面でもPC画面でも同じ社の内容を比べようとすれば出来るわけだが毎回比べ疑い見ている熱心な読者はいないと思う。実際今回の自分もタマタマみてて「あれっ!?!?」と思っただけで、配信先の共同通信の時間帯による内容の違いをそのまま掲載しただけなようで、他社ローカル47誌の中でも同じ内容で掲載している紙面もある。

   薬害に関する事件は経過時間と被害者数の影響において裾野の広がりがその時間が非常に大きな影響を及ぼす。つい最近のフィブリノゲン製剤による肝炎被害、同じくウィルス汚染された血液製剤によるHIV感染。遡れば、サリドマイド、キノホルムにその典型を見ることが出来る。結果「不作為」とされるその時しておくべきことをしていなくて拡大する被害の大きさは取り返しがつかない。厚労省役人、官僚の責任は大きいが、報道もまたしかりだと思うのだ・・・

 今回の血液抗凝固剤「ヘパリンナトリウム」についてはどうなのか?米国での症例報告しか分かっていなくて、国内での報告はなされていない。原因、因果関係も国内では把握されていないわけだが、メーカー3社は自主回収に至っている。あくまで米国レポートによるものであろうが、そのレポートでは中国産原料が明記されている。上記Web版報道でもそのように記されているが、翌日の朝刊にはその部分がすっぽり抜けており別な文章が挿入されている!?

 影響の大きさと裏付けの取れていない国内では不明確な因果関係と言えばそれまでだが、Web版では書かれているのが翌日の朝刊では無い。のが不自然に感じるのは自分だけか?
   日中記者交換協定の悪癖がまだ続いているとは思いたくないが報道各社の社方針か「アサヒル」なる命名にまで至った朝日新聞とか報道配信の共○通信系。おなじみの左派系新聞と言われる各誌は某福田首相なみに中国共産党の気に入らない表現は自粛するようだし。

 そんなことばっかりしていると、メタミドホスも「中国国内で殺虫剤の混入は無い」なんて言われても亡国の親中首相は「非常に前向きですね」なんてわけの分からない事を口走るものだから、結局は有耶無耶にされてしまいそうな気配。大方のメディアでは既に過去の話題なのかタマにJTが松下電器をまねたようなギョウザ回収のCMを打っている位で、変なギョウザを食って食中毒様の苦しさを味わったヒト達だけが「もうChina産はコリゴリ」と学習して終わりなのかな!?

 我が家でも購読している岩手日報誌、そんな社方針がこの誌にもあるのか!?元ねたは共同通信社の配信だろうが、このニュースソースは国内メーカーの自主回収以外の米国内での死亡症例、原材料の疑いは既に前週に既報事実だったわけだから、まともな新聞社なら単に事務処理的な配信の垂れ流しだけで済ませるべきではないだろう。本当に中国関連記事に対する躊躇があるのであれば中国関連記事はそれなりに割引くか、念頭において読まねばならない。もしくは購読紙変更とか・・・ただ主要な文章がスッポリ削除されてはなぁ。
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  チベット民族平和蜂起49周年

 自分らの小学校時分「日本のチベット」という言葉があった。誰が言ったものか分からないが今なら差別用語にでもなるのかね。「日本の・・・」とはこの岩手を指しての表現なのだけれど、その言い方は小学生ながら郷土愛的なものか当然、聞いていい感じはうけなかったねぇ。
 そもそも「チベット」がどういう国かもよくわからず単にヒマラヤの麓の国という事しか認識はなくて、「日本のチベット」も【険しい山】の多さから見れば岐阜、長野、富山辺りの方が雰囲気だが、もう一つは辺境の地という意味だろうし岩手の場合はこっちを言われたんだろうね。
 たかだか日本国府から500Kmしか離れていなくて同じ陸地で鉄道でも道路でもつながっている。そんで辺境はないだろうが狭い町内でも、あるいは県域範囲でも上、下、在郷を言ったりするミクロな日本人気質だと500Kmは天竺距離か・・・。

 「日本のチベット」の揶揄は表記の「民族平和蜂起」という出来事があった時期かもしれないが「中国共産党のチベット軍事侵略〜チベット動乱」ついては全く記憶、認識、が無かった。そもそも正確に報道されたかどうかも怪しい。で、この週3月10日49年前がその日という事だ。このチベット動乱でインドへ亡命したダライ・ラマ14世は。インド、ダラムサラで亡命政府を率いている。度々来日しており、ノーベル賞も受け、ブッシュ米大統領から 米議会黄金勲章をもらったりカナダ名誉市民称号を受けたりしているが、今、日本の首相が会うことは無いようだ。

 前週3月2日上海で行われた 「ビョーク」のコンサートでは一波乱あったようで
YouTubeにすかさずUPされている。


 ステージの流れの前後関係は分からないが、この上海ライブ終盤(32〜60sec辺り)
「Declare Independence(独立を宣言せよ)」と云う曲のあと「ビョーク」は「チベット・・・チベット・・・」と何回か言ったあとに「Raise your flag(旗を揚げよ(立ち上れ!?))」と叫んだと。
 理解したのかどうかわからんが聴衆は(Higher higher・・・!?)と応えてる。
勿論、このあと当局から「今後、入国に及ばず・・・」という罰を受けたらしいが、一部熱狂的なファンがいる「ビョーク」のコンサートを自国で開けばどうなるか分かりそうなもの! これもインターナショナルな名前が欲しかっただけなんだろうなぁ。
ちなみに2月の日本公演でもこの曲を歌ったらしいがそのときは「コソボ、コソボ」と叫んだとか。
谷村新司もよく中国で「昴」を唄うと云う。「昴」を「西蔵」とでも歌い替えれば格好いいのに。

 北京5輪の開会式、閉会式をショーとしてその「芸術監督」とかに予定されていたスピルバーグが正式に辞退したのは先月だった。かつて映画人ではチャップリンがヒットラーをパロディで「独裁者」の名作に仕立て上げた反ナチ映画が有名だけれど、ベルリン5輪にも匹敵しそうな北京5輪を行う中国も世界的に有名なこういったエンタメ系の人間を使いたいのだがジェノサイド5輪という言葉が広まってきている中では手を上げる有名人は中々ねぇ。

 男子マラソンの世界記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は「大気汚染環境下で走るのはいやだ!」とかで欠場表明。女子マラソンもポーラ・ラドクリフ(英国)が「あたしゃ喘息の持病があるでよぉ・・・」と言ったかどうか、対応を検討するとか!?中国共産党はアスリートが大会中に起こすかもしれないダルフール、東トルキスタン、チベットへの「反中国表現」をするかもしれない・・・というような政治的行為に神経ピリピリだろうなぁ。自国の観客の異常な半日観戦ぶりには最近まで無制御状態だったのにね。日本人で表立った表明はないだろうなぁ。

  3/14日 ラサで暴動
 チベットネタを書いている今、NHKが報じている。中国当局経由の報道は信頼できない。詳細は投宿中の観光客などの目撃が真実を伝えるだろう。2006年のこの事件を思いだす。
 明らかにチベット抑圧のほころび。49周年の今、再独立を願うチベットの民衆には北京5輪を控えて注目を集める意図もあるかもしれない。来年の50周年まで中国共産党が弾圧しているチベット自治区という形態は存在し続けるのだろうか?5月にはチベット弾圧を指揮して名を上げた胡 錦濤がやって来る。某福田首相はギョーザも東シナ海もチベットも言わんだろうな。
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   JAPAiN
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 オヤジギャグは英国でも同じだが、確かに痛いところを上手く言ってくれる。「pain(痛い)」は"Pained neck"
「(あいつが)ネックなんだ!」と言う様な使い方もする。「JAPAN」と「Pain」の掛け合わせはお見事!
それで日本の「ネック」は!?
⇒言わずもがなの「政治」と「官僚」
&それを容認している投票者(国民)だとか。

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 山仕事、春の陽気
春の雨で開墾畑の雪は溶けた。  晴れた日が1週間も続いて、よほどの日陰以外は大体雪も溶けてきた。先週、開墾畑の半分に撒いたストーブの灰で溶けた雪以外の半分に残っていた雪も、今週は大方溶け、週末、春の雨がすっかり溶かした。
 畑は、はっきりした農作業カレンダーを体得していないので、世間の風景を眺めながら辺りからトラクターの音が聞こえたら追いかけようと思う。まぁ去年作付けして上手く(旨く)いったような種類は今年も植えようとは思っているが・・・

 今の時期に進められる作物(と言えるのか!?)として、キノコ類はもう植菌していいようだ。一昨年はホームセンターに一杯並んでいた各種のキノコ種菌も4月に入りちょっとすると、全く店頭から消え「キノコ種菌は時節限定なのかぁ」とあらためて知った様な印象深いものは、しばらく忘れないものだから早めの作業になるようだ。
 今週は野外作業場で「ナメコ」「クリタケ」を植え付け、雨の上がった今日「シイタケ」1,100駒ばかり植菌して来た。

晩は焼酎片手に飲ん兵衛の戯言。昼は雪解けを眺めつつ今年の作物に思いを巡らし・・・  


'08/ 3/ 9  中国農村、貧困格差。

 NHKスペシャル:引用「激流中国」:「上海から先生がやってきた」

これまでに10万人が参加したという都会の若者が貧困を助ける支援プロジェクト。今年、黄土高原の最貧困地域、寧夏回族自治区西吉県に13人の若者が派遣された。メンバーの一人、上海の名門、復旦大学に通う梁佩思(りょうはいし)さん(22)は、外資系企業からの就職の誘いを断り、貧しい農村の高校で一年間のボランティア教師となることを決意した。

しかし、苦労知らずの都会暮らしの梁さんを、想像を絶する日々が待ち受けていた。零下15度に冷え込む厳しい自然。具のない饅頭だけが、毎朝毎晩続く食事。あたりには故郷を捨てて移住した農家の跡が点在していた。 それでも子どもたちは、貧しさから抜け出すために、一心不乱に進学を目指す。梁さんは、生徒たちの家に通い、親身になって相談に乗り始めた。しかし、親の病気を治すにも借金が必要で、返済のために子どもは進学の道を断たれる悪循環。非情な経済の論理が急速に農村を蝕んでいる実態に、途方に暮れるばかりだった。

   実家から離れている学校に通うための寮生は朝まだ薄暗い中、起床する。朝食時間までひたすら暗記中心の勉強をしている。薪は背負っていないが教科書を読みながら寮の軒先にある電球の下を行き来する寮生達。学校の成績で上位に入り奨学金を得て更に上の学校に入り都会に出て高い賃金を得る事だけが、貧しい生活から抜け出す希望。 家族のそんな夢を背負って勉強する姿は日本では希少になったか、伝聞の中だけになってしまったのか!?。蛍雪に近い励み方をしている苦学生も確かにいるが環境は益々厳しくなっているらしい。

 今日本で子供達が家族の期待を背負って何かに励む。というのは限られた状況下であるか、もしくは気持ちの底にはあるのかもしれないが表面上ははっきり見えない。
 民主主義、自由経済の体制下ではというより、全体主義体制化でもその掲げるテーゼに反して格差は必然であり腐敗と崩壊の形でその正体が晒された。ただ一面、格差も社会活力の要素の一つであることは否定できない。日本国内でも小泉政権以降、格差拡大は確かに広がって来た。ただその広がり方は民主主義の中の社会主義とも揶揄された今までの安閑としたような日本人気質には合っていないのだろう。物の豊かさに対してココロの・・・と言われてきたひ弱さかもしれないし、本心を明かさないような処世方は今の子供達の親世代、丁度自分等の世代が過ごしてきた社会観の反映と言えるのかも知れない。
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 上村愛子3連勝!
 猪苗代、スピンドレルフ・ムリン(チェコ)、オーレ(スウェーデン)。チェコからはイエロービブ。

 トリノ5輪ではイナバウアーの荒川静香が唯一のメダリストだったし、それがフィギア初の金メダルということでそのシーズンは荒川静香が話題独占だった。
 メダル圏内必至と女子モーグルのエア技初の3Dを決めたとかで、メディアが過剰な期待を誘導したか、上村愛子の5位と言う結果に「どうしたらオリンピックでメダルがとれるんだろう・・・」と競技後のインタビューでつぶやいたのが印象深かった。

 長野5輪では高校生で出場し7位という結果にその時は天才肌の選手か?と思って見たのだったが、その後の経過からはむしろ元は不器用なんだなぁという見方に変わった。
 昨シーズンは3Dに賭けたトリノの結果を引きずったのか成績は低迷したようだ。それも切替が下手な不器用さなのかもしれない。今シーズン、「報道ステーションのスポーツコーナーでの松岡修三レポート」によればコーチを替え、エアー技へ頼る事を止め上村本来のターンの切れを伸ばす方向に方針変更をしたのだそうだ。まぁ採点基準がどうなのか?他の実情は分からないが、原点に戻したという事なのかもしれない。ただWカップ通算成績5回優勝の内、今シーズン3連勝。というのは事実だし。本人が取り組んでいる今の方向は正しいのだろう。

 3回の5輪を経験する息の長い選手は時々いる。常勝を期待されそれに応え続けるのも大変だが、目指す高みになかなか届かなくて続けるのもまた、相当のエネルギーを要する事だろう。これが次の冬季5輪に結果を出すとなると4回目の5輪となる。モーグル競技で一定水準の成績を残し続けられる期間はどの位可能なのかは分からない。30度近いコブ斜面は上から見ると断崖に見える。上手い競技者の滑るのを見ればバネ仕掛けのオモチャの規則的な動きの様にも見えるが、それをいとも簡単そうに滑り降りる俊敏さとかエアーでの身体の使い方、予測外の不規則なコブへの対応など若い身体の方が身体能力的に有利なのは常識だと思う。そこで5輪サイクルを4回出場するとしたら相当のものなのではないだろうか?

 趣味とは違い「チーム**」といったプロアスリートとして結果を出し続けなければならない状況下では「5輪に出る」だけではモチベーションは保てないだろうし競技者としての迷いもあるだろう。それは大きな障害となり得るものかも知れない。
 プレッシャーをいい方向に消化吸収するのも結果を残すための重要な要素だとつくづく思う。彼女のブログを見るとW・カップで上手く行っている。とか優勝しただけでなく2年後のバンクーバーに合わせての今シーズンを取り組んでいる様子が見られる。これからの2年という時間はトップクラスのアスリートにとって、どういう長さなのかは分からない。経験、円熟、いう事が運動能力をカバーできるものかも分からないが先のターゲットを見据えて自らの夢と可能性を追う姿には敬意を覚える。競技の神様が居るとしたらいい結果を与えて欲しいと願う。

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 山仕事、啓蟄の週

 やり残している斜面杉林部分の下刈りと雑木の伐採を継続している。コイツは結構汗をかく作業なのだ。まさしくモーグル斜面並みだなぁ・・・などとボヤキつつ作業をしているが、山仕事の単独作業は結構危険性が高い、今週の岩手日報では30cm程の桜の木の伐採で死亡事故があったようだ。足元とか頭上の不注意、機材のアクシデント。なんと言っても集中力が切れるのが一番危ない・・・と自分に言い聞かせるように休憩をとりすぎるせいか中々はかどらない。
 天気予報もいい具合に外れがちなので「所により雪・・・」の「所」とは木楽庵付近ではないようなので陽のあたる日が続き、下刈りしたあとの明るい林はゆっくりながら増えてきた。
杉林斜面は西側に広がっているので午後、特に夕方は下刈りの終えた林に射す日差しは強くなり、差し込む光に見とれながら、ちょっとした達成感に一息する時間がちと長すぎるのかも。
クリックで画像を別ウインドウで表示します。
 伐採した杉を引っ張り出すために強引にマイクロクレーンを取付けた運搬車を仕立て上げたのだけれど、牽引力は未知数。
「頭陀引きは無理だべぇ?山坂とか狭い間を引っ張んのは馬っ子がいいんだよ・・・」という話もあって「馬っ子がいいんだよ・・・」と言われてもそんな山仕事に長けた馬なんて身の回りには思い当たらない。
 ので、少しでも非力な牽引力を妨げないようなトレーラーを作ろうかと思い巡らす。


'08/ 3/ 2  ホームシアター環境でSS−G7鳴る。

 屋根から角のように数メーター突き出た景観は今では「楳図かずおの変な家」みたいな目でしか見られないかもしれない。1980年代のSTEREO誌では毎月のようにそんな「ここまで至れり」といったオーディオマニアの自作オールホーンスピーカーが掲載されてたりしたなぁ。

 1970年〜80年代。こういったモノを欲しがった。憧れた。時代があった。そういった記事も今では「楳図かずおの変な家」みたいな目でしか見られないかもしれない。どう考えてもCDから一般的になったデジタルオーディオがそれまでのアマチュアにも参加させてくれるオーディオという世界を一般的なものから極めて小さくてマニアックな世界に追い込んでしまったんだろうなぁ。

 携帯電話が他の趣味的出費を減らさせてしまったという話もあるけれど、まだフォステクスががんばっているような自作スピーカーとか海外製真空管をあてにする真空管アンプとかの世界はまだ手を出せる気もするが、それ以上は製法も価格も何かと桁が違ってしまった。たまたま自分の仕事がそういった領域にあったので、そんな気分がするだけで、実は狭くなった領域意外は相対的に広がったわけで、そこはウォークマン〜iPodとかのユビキタス的な純粋に音楽を携帯するようなソウチやらCD/MD付きのミニコンポ(というのか!?)としてごく手軽にクリアーな音楽を楽しめるが安価に手に入るいい世の中なのかもしれない。

 とても一人では運べないようなこのSS−G7のような重量級スピーカーを目の前に置いて腕を組み眉間に皺をよせて音を聴くのは、今となればホントに根暗な世界かもしれないなぁ。
で、この世界があったおかげで自分などはデンキを学んで飯の種に出来たところがずいぶんあるし知識、技術の蓄積と時代の変化がちょうど同期していたような気がする。今回このSS−G7をホームシアター環境で鳴らして聞いているとそんな時間の流れを思い出させてくれる。

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何を画策する内閣府食品安全委員会

読売ONLINE(2008年2月27日22時03分 読売新聞):引用
  メタミドホスの摂取許容量を発表…内閣府食品安全委
中国製ギョーザ問題
 中国製冷凍ギョーザの中毒事件を受け、内閣府食品安全委員会の専門家による調査会は27日、被害を出した有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の毒性分析から、1日に摂取できる許容量を発表した。
 それによると一度に摂取しても健康に影響のない許容量は「体重1キロ・グラムあたり1日0・003ミリ・グラム」。体重50キロの人の場合、0・15ミリ・グラムとなる。一生摂取し続けても健康に影響が出ない許容量は「同0・0006ミリ・グラム」とした。
 食品安全委員会ではこれまで、農薬を一度に摂取した場合の許容量を算出していなかったが、今回の事件を受け、メタミドホスについて初めて設定した。
 慢性的に摂取した場合の許容量は、厚生労働省が見直しを急いでいる残留農薬基準の根拠になるもので、同委員会は新年度早々にも厚労省に通知する。
(2008年2月27日22時03分 読売新聞)

 これは中国製メタミドホスいり餃子事件以来この「メタミドホス」を日本国民にどの位食わせても生きていられるか?という事を表現したレポートなのか?
既に、禁止薬物として規定されているものをわざわざ「健康に影響のない許容量」を表現する意図は?

 2月28日中国公安部刑事偵査局副局長・余新民はこの内閣府食品安全委員会が許容量を発表した翌日、これだけ日本国内を騒がせた中国製メタミドホス入れ餃子について、
「有機リン系の殺虫剤「メタミドホス」が中国で混入された可能性は「極めて小さい」 鑑定結果などを日本側に求めても提供されない。」とも発言した。・・・
という事は中国公安はメタミドホス事件は「日本国内で毒入り餃子犯人がメタミドホスを入れたものだ」と言ったわけだ。警察庁安藤次長以下が渡中して「日中の捜査当局のトップレベルで(捜査協力を)合意した」と報告した翌日だ。なにこれ!?!?
「息をするように嘘を言う」てな言い方があるこれど、これはChineseだったのか?

 パナマで中国産エチレングリコール入り風邪薬事件の後、
米国で起きた毒入りペットフード事件では即FDA(米食品医薬品局)が小麦グルテンに不法添加されたメラミンが原因で犬猫の腎不全が発生したと公表した2週間後には緊急安全措置として、シナからの小麦グルテン輸入を全面禁止にしている。議会も、ペットフードの基準を厳格化する修正議案を全会一致で通過させた。毒入り歯磨き粉事件も立て続いたこともあるが、中国製食品の安全性に対するアメリカの対応に比べ日本の甘さとそれを見縊った中国の反応は何なのか?中国食品は食いたくない!!ま、米国産牛肉も危ないけれど。

Wikipedia「メタミドホス」:引用
  日本での規制内容
農薬取締法により、農薬として使うには毒性などの多くのテストが必要となるが、登録にはいたっておらず、使用は禁止されている。 また、食品に残留する農薬については、残留農薬等に関するポジティブリスト制度などによって規制が行われている。残留基準値は物品・作物別に指定されており、指定が無いものに関しては0.01 ppmとなっている。

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  山仕事

 今月は下刈りした雑木から適度なコナラを集めてキノコの植菌の予定。余ったのは薪にでもしよう。 伐った杉材も葉枯らしが進んだ頃から順に引っ張り出さないといけない。
 という事で、丸太はユンボで引っ張り出してもいいのだが、足元の悪いところは「キャタ外れ」が度々起きるだろうし、そんなところは大抵、修復する作業性も悪いところに決まっている。もう少し楽にやれるかも・・・と手動の小型というかマイクロクレーンみたいなモノを手に入れた。コイツを運搬車の荷台に取り付けた。なんとなくユニック付きトラックの小型版に見えなくもない!?

 取り付けたベースの運搬車は、きみあきさんから「のどごし生」1ケースでせしめた山仕事用運搬車。農作業用と違ってゴムクローラーの長さが倍もあるので荷台長手方向で吊れば結構耐えてくれるかもしれない。それにしても30歳を過ぎた農林業機械はいたわって使わないと何かと痛みが出るはず。あんまりハードな使い方をするのは酷だとは思うのだけれど・・・
 スペック上は1000ポンドと云うメモリが付いているので453Kg、約500kg近く持ち上げられる。
丸太材で片側を荷台まで引きずり上げて引っ張れるかもしれない!?というわけだ。
 確かに格好はユニック付きトラックを小さくしたような感じだが贔屓目に見てもオモチャ的にしか見えなくて、どれほど稼いでくれるか「!?」という所。でも、かなり期待している。

 さて、渓流釣り解禁。3月1日が土曜日でヨカッタ!ヨカッタ!と思っている渓流釣り愛好家は大勢いるんだろうなぁ。気の悪い菊爺は風に雪が舞う天気を見ながら「もう少し風があってもいいかな・・・ついでに明日も・・・」などと平日釣りが出来るアドバンテージをフルに活かせる姑息な呪いを唱えていた。
 天気予報では土日の前線通過後は春の天気になりそうだ。良く行く津谷川、田茂木付近にはログビルダーの師匠が食料釣りに出動する河川なので、こっちは去年竿を出して様子を見た市野々川を今年はもう少し丹念に釣り歩いて見よう。最近は中国食品を避けようとするとたちまち食糧難に陥ってしまう。食糧釣りを意識せざるを得なくなるか?保存技術も習得しないと・・  


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