徒然なるままに |
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'11/ 09/ 24 | 自分にとって津軽方面は鬼門!?。 先々週、近場須川岳へのちょこっと入浴ツーリングと洒落てみたが、今週始め予ねてより予定が入っていた年一度の一泊ツーリング。津軽、竜飛崎、鯵ヶ沢、岩木山とまわるグループツーリングに行って来た。 台風12号の被害も治まらない内にやってきている台風15号が気になるところ。当地まだ直接的な影響は出ていなかったが、その台風と東北、北海道に位置する前線につながる様に雨雲が横たわっているのを気象衛星画像は捉えていた。 思えば9年前に別グループでの鯵ヶ沢〜竜飛岬ツーリングも雨中走行だった。しかもプランナーの誤解からか「白神ライン」というその世界遺産白神山地の縁を縦断するようなルートが組まれていて、名称から想像するに快適な高原ロードなんだろうなぁ・・・と思って行った先に不幸が待っていた。 その白神ラインに入って間もなくただならぬ狭隘路に変だな〜とは思ったもののそのルートに入り込んだのが夕方だったので引き返す判断もつかず出口近くにあるはずの宿を目指してひたすら進んだ。雨天、舗装路は無く速度は30km/hもでるかどうか!整備もあまりされていなくてダートの砂利も薄くなり玉石状のゴロゴロした石塊が多くなってくる。日も沈み辺りは真っ暗、ずぶ濡れの中、泥に足を取られながらで恐る恐る走る大型バイクは不快極まりない! 途中からそれぞれ車間距離も離れ、後方への気配りも無くなり走っても走っても目的地に近づいている雰囲気もなく、結局延々60kmも雨天夜間ダート走行。そこを抜けた時に中々来ない2台を待ってようやく辿り付いた様子を聞くに揃って転倒と言う。いやぁあの時は皆自分の事だけで精一杯だった過酷なツーリングだったんですよ。○×さんごめんね。と今だから言う。(苦笑 今回の天気予報からはついそんな昔の鯵ヶ沢ツーリングを思い出していた。 初日は出発時点では日も差して思ったよりいいかも!?・・・しかし予報通り盛岡付近から以北は雨。時折上がったりもするがまぁほぼ雨中ツーリングで小雨の竜飛岬を焼きイカを食べながら、霧がはれた間に見える対岸北海道を眺める。宿に付くまでにレインウエアの中まで雨は侵入してきたが付いた民宿のご主人はずぶ濡れライダー集団を嫌な顔もせずむしろ気の毒がり何かと世話をしていただいた。こういうときに受ける暖かさは身に滲みますよね〜。 晩の宴会は当然盛り上がりつつもここは割愛。 二日目は小雨。時折雨も上がったりする。この日の目的地は岩木山スカイライン。グループは直行コースながら、最後尾に付いた自分は途中抜け駆け鯵ヶ沢と言ったら「一夜干のイカ」を求めながら給油もし少し遅れて追いかけた。岩木山へ入るルート途中「ミニ白神」の看板が現れまたもや9年前の過酷な白神ラインを思い出しつつも、途中で待っていてくれたグループに合流。・・・ま、このあと誤指示!?のルート表示を示したナビを信じたせいか?山中のリンゴ畑をUP/Downしながら縫う軽トラもギリギリとおるのかどうかというコケの生えた狭いコンクリート舗装をソロソロとはしるミスコースもありつつ、岩木山スカイラインへ! 69のコーナーがあるという九十九折の直登道路。標高1625mというから須川岳とほぼ同じ高さながら単峰山ならではの山岳ロードが8合目まで続いている。山が深い高原ロードなら変化にとんだ道になるんだろうが、岩木山を周回するコースは速度域も上がりやすい楕円形周回路だがこのスカイラインはひたすらターンをしアクセルをガッと開け、すぐそのままエンジンブレーキで次のターンを回るという繰り返し。ライディング練習には良いのかもしれないがこれが69個もあるとさすがに疲れる。(苦笑。 特にこの日は料金所を抜けて間もなく雲の中。気温も下がりシールドの水滴と内側のくもりを気にしながらのスキーのロングターン風なコースにはいささか閉口した。鬼門となりかけている津軽方面はひょっとしたら自分が雨オトコになる方向ですかねぇ。だとしたらいつか視界のきく状態のときでもまた来てジンクスを払拭したいものだ。 |
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'11/ 09/ 17 | 外側もちょこまかと手をいれつつ。 つい先週は台風12、13号と、西日本での被害ニュースを見ながらブルーシートの張り綱を補強したりしたのだが、この辺りでは直接的な被害はなかったものの、あんまり安定した天気は続いていない。 そんな中、又々今度は来週明けから15、16号と前回と似た位置関係で2個の台風が迫ってくるようだ。 雨のない日もあるが時折降ってくるという日が多い。なので雨のあがってる日は屋外、アヤシイ日は屋内作業と交互に適当な作業を見繕って過ごしている。晴れた日には気分転換も兼ねてログ壁の端面の処理もしてみた。別に軒先に隠れればそのままでもいいのだが2,3年も雨ざらし状態で端面の黒ずみも気に入らないし、円弧を描くようなデザインカットもそれなりにログらしくていいかなぁ・・・と垂木を打つつける時に重なる側をカットしてみた。 上部から一気にチェーンソーを降ろしてゆく。中々揃った面にするのも簡単にはいかないがそれでも新しい面が出てくるので印象は大分変わってくる。 ------------------- いやぁフレンチライダーやるねぇ・・・ それにしてもどこの国でも「エッ・・・!?」と思うような法律を作るヤツはいるもんだ。 ちなみに直訳、誤訳かもしれませんが。 -常に蛍光黄色のベスト着用; -大型のナンバープレートに変更; -走行レーンの変更禁止; -レーダー測定区間(トラップ)の警告標識削除 -レーダー探知機使用等の禁止 -5年以上運転していないライダー追加トレーニング義務 新しい制裁の一部: レーダー探知機使用 30.000 ユーロまたは 2 年間服役 とか違反者の罰則もとんでもなくきつくするようだ。 30000ユーロ!?!?ン!?300万円!! 確かにこれじゃこんなデモもしたくなります。 フランス語なんて、まるで分りませんが口調から察するにかなり怒ってるようですね。 不満があってもあまり意志、意見を表現しない人が多い日本人に比べ、数万人規模のデモ行動が良くある国らしいですが、これだけの締め付け具合であれば日本人でも怒るでしょう。 にやけ顔で毎年100円づつタバコ税を上げましょうなんていわずにガンと一気に「タバコ1本1000円にする!」とか言えばおとなしい日本人もデモでするかな? まその前に我が国の政府はすることが山とありそうですが。 下のは少し長いので飛ばしても・・・参加者10万人ですと(驚 |
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'11/ 09/ 10 | ログワークの合間に晩夏の須川、山バイ散歩。 西日本で甚大な被害をもたらした台風12号、直接の影響は少なかったものの台風13号も同時に太平洋沖を北上し、ブルーシート張りのログには張り綱強化。幸いにも当地は丁度12号13号の間に入るように両方遠ざかった。不穏な雲が行過ぎる日が続いたが週半ばからは陽射しが戻った。 久しぶりの乾いた空気に何時もは山通いバイクでちょっと須川岳まで・・・ ------------------- 放射線関連:農業も行っている一関市民でありますが、今回のメールバトル。 一関市長の行状については自分は支持できません。 週初めに購読紙で報じられ、後半には中央紙でもそれぞれ取り上げられ市長への取材も行われてる。市へもメール、電話での抗議が多数寄せられたという。「言う相手が違うだろう」とか市長のメールに同調する内容は少ないようだ。 バトル当事者双方、ブログと市のHPでそれぞれ公表しており、下記は一方の 当事者武田邦彦教授ブログより引用。 一関市長さんへのご返事 一関市長さんにはさきほど、同じ内容のメールを差し上げましたが、メールは私信ですので市長さんのご了解を得ましてブログにて公開いたします。 ・・・・・・・・・(市長さんからのメール)・・・・・・ 中部大学教授 武田邦彦様 あなたが、9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」に出演中、一関市の名前を出しながら、今生産するのが間違っているとか、畑に青酸カリが撒かれた、青酸カリをのけてから植えてくれ、東北の野菜とか牛肉を食べたら健康を壊す、などと発言したことに対して、地元自治体の首長として強く抗議します。 あなたは、発言を取り消すつもりはないとも語っていましたが、本当に取り消す考えはないんですか。それを確認の上、今後の対応を考えていきます。 岩手県一関市長 勝部 修 ・・・・・・・・・(以下、ご回答です)・・・・・・ 岩手県一関市 勝部 修市長殿 メールでお問い合わせをいただいた件、内容ごとにご返事を差し上げます。 1. 「畑に青酸カリがまかれた」について テレビで発言するにあたり、できるだけわかりやすく、しかも科学的に間違いの無いように配慮しました。放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。 「放射性物質は目に見えない」と言われますが、科学的には「あまりに毒性が強いので、目に見えないほど微量でも死に至るもの」と言えます。従って、青酸カリは一般的に猛毒であることが知られており、かつ単離しうる化合物であることから青酸カリを例に出しました。 つまり、放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒であり、それが一般的に知られていないので驚いた方もおられると思いますが、このようなことこそ政府などが国民に知らせ、除染しないまま作物を生産するのに慎重にならないいけないと思います。 2. 一関に触れたことについて すでにこのブログで紹介していますが、国、自治体などが測定した空間線量をある専門家が地図にしたものによると、東北では、福島の浜通り、中通り、岩手の一関の汚染が国内法の規制値を超える可能性があります。ご存じの通り、日本の法律では放射線に関係して一般人の被曝を1年1ミリシーベルト以下にすることを求めています。事実、東電の事故の後も保安院が東電の社員(もしくは下請け、成人)が1年1ミリシーベルト以上浴びたとして東電を処分しております。また「放射線に汚染されたものではない」という限界(クリアランス・レベル)はさらに100分の1の「1年に0.01ミリシーベルト以下」と定まっており、違反者には懲役1年以下の罰則が定められています。従って1年1ミリシーベルトを超える可能性が高い地域として福島はすでに認識されていますので、それに加えて一関をあげました。 文科省は1年20ミリシーベルトへ被曝限界をあげましたが、この基準は福島県の児童・生徒のみなのか、または福島県でも線量率の低い地域も多いのですが、そこも含むのか明確ではありません。また食品汚染の基準値も1年に5ミリから20ミリと高く、東北を中心として自治体などで法律を守ることを積極的に示しているところは少ないように思います。 このような現状を踏まえ、またお子さんのご質問が「東北の」ということでしたので、私も「東北」と答えていますが、これを「福島の」と言っても福島のすべての野菜がすべて汚染されているわけではありませんので、厳密性に違いはありません。外国人なら「日本の」と質問するでしょうし、お子さんが「東北」とお聞きになったのは適切と判断しました。 3. お子さんの質問を大人の問題としてとらえたこと テレビではお子さんは「東北の野菜を食べると体はどうなるか?」という趣旨の質問をされました。これに対して私は「東北の野菜を出荷するな」という趣旨で発言しました。これは、子供の被曝の問題を大人の問題としてとらえなければならないと考えたからです。つまり、仮に私がお子さんの質問を正面から答えると「汚染されている野菜を食べると被曝して**になります」ということになりますが、それでは私が考える真の意味での回答になっていないと思います。 つまり、子供が被曝しているのは大人の行動が原因しています。だから、お子さんには心配の原因を除くという回答が必要です。仮に東北の農作物がすべて「ベクレル表示」されて販売されていれば、「**ベクレル以下は大丈夫です」とより科学的に答えられますが、スーパーなどで販売されるとき「**産」と表示されていること、国の暫定基準値が大きく1年1ミリシーベルトを超えているという現実があり、お子さんの質問に直接回答するののは不適切と考えました。 以上、私の見解を書かせていただきました。一関市を預かっておられる市長さんとはご意見が異なるかも知れませんが、私は日本国憲法が保証している学者としての学問の自由と国民としての言論の自由のもとに発言しております。 学者が学問的見地から発表したことを、政治、行政などがどのように解釈し、それを参考にするかは政治、行政側の問題であり、学者は学問的良心に基づくべきで、社会的なことを過度に配慮してはいけないと考えています。また、発言は私の科学的判断と正直な気持ちでそのまま言っておりますので、恐縮ですが事実ですから取り消しはいたしません。 なお、お子さんの被曝に関する私のスタンスについて触れさせていただきたいと存じます。 すでにこのブログで再三、書いていますが、私の見解は今回の事故で、農家の方もお子さんも東電の被害者なのです。ただ、農家の方は発言や行動をすることができますが、お子さんは声を上げるのが困難です。その点では保護者の方も苦労されていますが、組織的な動きが難しいので辛い思いをされている方も多くおられます。その点では農家の方とお子さんが一刻も早く「被害者という状態」を脱しなければならないと思っています。 そのため、事実を隠すのではなく、むしろ積極的に毒物を除く除染を東電(できなければ当面は国)が全力でやるべきです。事故から半年ほど経っても「猛毒を他人の土地にまいて知らぬ顔」です。それを住民の健康を預かる自治体や正しい情報を提供すべきマスコミなどの日本社会がそれを指摘しないことを歯がゆく思っています。この際、農家の方、お子さんの保護者の方、自治体の方が力を合わせて東電に「直ちに除染して、もとの綺麗な国土に戻せ」と求めるのは当然と思います。 しかし、現実は「我慢しろ」、「そのぐらい大丈夫だ」。「痛みを分かち合う」というように東電がやらなければならないことを国民に転嫁し、正常な国土に戻す行動を遅らせる動きもあります。このような動きは近年に起こった食品関係の問題と比較するなら、きわめて特殊で、「東電は大きな会社だから追求しない」と感じられます。 でも、その間にも子供は給食などで被曝しており可哀想と思っています。またお母さんは毎日のように食材を選ぶのに苦労しておられます。一刻も早く、除染の加速とともに、生産者、流通が「食材のベクレル表示」をしていただきたいと希望しています。 一関をもとの美しい状態に戻すために市長さんが大変なご努力されていると思います。是非、早くもとの姿に戻ることを期待しております。 草々 武田邦彦 バトル当事者の片一方だけを引用したのでは不公平でしょうから、もう一方の勝部修氏は 一関市の公式ホームページに市長が出したとされるメールとその後!?の彼の主張が掲載されているが、発端のメールは武田教授が公開した文章なのであろう。書き出しのキー打ちの勢いと大分趣が違ってきている追伸部分からは後付けではないのでしょうかね。 追伸部分だけ引用。後付け文章は蛇足の類でしょうから。 追伸 私は一関地方の稲わらや牧草から放射性物質が検出されていることや、空中放射線量が高い数値になっていることは十分承知しています。 また、子供が内部被爆の影響を受けやすく、まずはこの問題を早急に解決しなければならないと、県内の他の自治体に先駆けて市独自に学校や幼稚園、保育園などの放射線量測定を行いホームページや広報誌、保護者への文書などにより結果をお知らせしてきました。 一方で、国に対して具体的な方策を速やかにとるよう要請を続けてきております。 けして一関のものが100%安全という保証が私自身確認できない中ではありますが、生産者も消費者も一日も早く安心して日々の生活が送れるよう、その観点から県や国に対策をお願いしているのです。 あなたのお話になっていることは全体的には理解できます。 が、あなたの発言中、青酸カリが撒かれた…の部分に続くところは、いかがなものでしょうか。 私はそこを言いたいのです。 この他、「自分は3・11以降7回も上京し国や関係機関に訴え続けた云々」とか一生懸命やっている。てな主張もあったようですが、そこは今見つけられなかったですねぇ。 自分はどうもこの後付けの文言に引っかかるのでありますね。市長は毎月定例記者会見も行っているようですが、3・11以降、10回の記者会見で放射線問題に触れたのは掲載されている最後、10回目の会見だけですし、公式市議会議事録でも、放射線問題が論議されたのは6月に入ってから。ま、3月後半の臨時会では被災直後でもあり対策本部設置とか状況確認、情報共有が主でしょうが、地震以降3ヶ月過ぎた6月の定例会の内容では既に放射能汚染マップやらホットスポット問題もクローズアップされていた割には、市行政の反応は国、県など他人任せ的スタンスに見えた。 既に巷では一関周辺の汚染濃度が高いという認識が広まり、個人で線量計を入手しやはり高い!という事実を市に投げかけても市では3ヶ月間独自に動く事は無かった。 6月の議会会議録では放射線問題で答弁を求めた議員は3名。 最初は既に県北で発覚した牧草汚染の一関版。前例があるので勝部市長答弁は【「国のルール基づいて」「県が定めたプログラム」で・・・】と自主性"0" ただ千葉農林部長の答弁には【生物的半減期・・・牛肉中の場合、放射性セシウム137の場合60日程度】と時間経過の中で、牧草を食んだ牛も時間が経てばその汚染量は下がる。と認識してる事を話している。汚染を認識していてもほとぼりが冷めれば・・・と考えているようにも受け取れますねぇ。 次に、一問一答で深く質問を切り込む議員に対する答弁は藤堂教育長に丸投げ状態。確かに子供達への影響という観点が入るので教育系行政からの答弁も必要であろうが、市長が乳幼児、学童への被曝影響をどう捉えているのかその時点では意志は伝わってこなかった。市長が口にする「国の・県が・」という答弁には市政を担う行政の長ではあるが市民からの直接選挙で選ばれ支持を受けてその任に就いた自覚があるようには見えなかった。 そんなところを垣間見るに残念ながら今まで市長さんは国、県の縮小コピー的対応しか、なされなかったように見えます。 メールバトル事態は2ラウンドに入り、高ビーで稚拙な初メールから文体は一転し矛を収めたようです。カウンターをあてた武田教授もイジメではないでしょうから深追いはしないようです。 【市長さんもお体にご注意され(メールの時間で深夜までご活動と承りました。家内と大変だと話しております)、頑張っていただくことを願っております。】 諭されついでにまぁ市長さんより年配者にお体の心配までされて(苦笑 今回はいい薬だったのではないでしょうか?これで一関市の放射線対策が前進すればいいのですが・・・ |
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'11/ 09/ 03 | 垂木の不足分を製材しながらロフト床面の下地板張り。 先週は大勢の手伝いを得て一気にサクッと棟木が上がってしまったので、小屋組みのカタチが出来た。というか出来てしまった。 そうなると、すぐさま屋根が上がりそうな気にもなってしまうのだけれど、いやぁ垂木材が不足していたり、ロフトの床面が各トラスの取り付け部分で開いていたりと、まだまだしなければならないことが多い。 で今週は又々コツコツ作業に戻り、ロフトとなる床面の下張りを済ませ、今までは脚立で昇り降りしていたロフトに梯子を作りつけた。最終的には90度折れ曲がる階段になる予定なのだが、建材の持ち上げやら、作業での昇り降りにはこれで充分かと。 ----------------- 「どじょう内閣」なんですと・・・ 総選挙直後の総理は有権者も選択実感があるものの、その後の首班指名。一般有権者にはなんの選択権も無い。 時折聞こえる政治評論家が言う「直接選挙への移行時期」なのかもしれませんねぇ。 「総理大臣がコロコロ変わるから」なんてのが理由で日本国債が格下げになるんですからねぇ。それならなんで「円」を買いあさるんでしょう。そんな円高だとか株安だとか振り回される金融不安と景気の落ち込みに何の権限があるわけでもない一般国民が翻弄されるのはさっぱりわかりません。 既にお金持ちな人には海外旅行はし易くなるでしょうし、輸入品も安くなるでしょうが、自分らが選んだわけでもないコロコロ替わる総理が理由で3流政治だとか、どこかの景気の余波でただでさえ災害復興にパワーを注がないといけない時にシモジモには増税とかの理不尽さがのしかかる。 ま、そんなのは直接自分の生活にはなんの関係もありませんし、メディアの報道は政策評価はさておいて、政局報道ばかりといわれます。なので国民はさっぱり政策そのものの内容を理解しきれず誰と誰の権力争いだとか、わが県選出の議員様がなんの役につくとか、どんなご利益が回って来るとかしか見なくなると言うようです。 政策とか立法化の詳細が理解できないままにスルリと法制化されてしまって、後からシモジモの生活に響き始めてようやく気付く。メディアの務めはコップの中の嵐とかを面白おかしく喋り散らすよりもっとちゃんとその時の政府が目論んでいる政策を噛み砕いて報じて欲しいもの。 総じてそれほど自分の生活に直接響く組閣でもなくて、せいぜい消費税だけは上げずに下げてよとか思うだけですが、一つだけ気になる任命が「国家公安員会委員長山岡 賢次」 とニュースで流れた時はビックリしましたねぇ。前政権では有り得ない人事でしょうから。 先代は徹底的に排斥しようとしてしていた小沢議員ですがここに来て、先月22日には石川議員も含め元秘書3人の最終弁論を終え結審した陸山会事件。今月26日には判決が下されるスケジュールとか。既に検察調書の多くが証拠不採用となり、村木郵便不正事件を彷彿する展開です。判決がどうなるのかは分らないものの、贔屓目を差し引いても3人有罪は無いでしょう。そうなるとあの小沢議員の強制起訴とは何だったんでしょう!?ということですネェ。 ドジョウはなかなかシブトク、シタタカなイキモノですかね。 今回の民主党代表選びで、この野田氏が選択されるならシモジモにとって最悪の増税路線と景気の冷え込みに突入だろうと思っていた。かと言って立候補者の誰が秀でているとも見えなかったがドッコイこのドジョウ首相。組閣段階だけみれば、今までの大衆迎合とムラの諍い事みたいな先代よりは期待できるのかもしれない。 ----------------- 放射線量:福島原発問題に多くの主張を続けている武田邦彦教授のブログから転載。 テーマは福島原発事件とは直接的な関係はなさそうだが・・・ ま、タイトルはシクッと来ないのですが、汚染水浄化にもシャシャリ出て来る国つながりの関連ですかね。 「引用はご自由にどうぞ」と仰っているのでそのままコピペという事で引用してみました。 【リビアを長い間、指導してきたカダフィ大佐が「民主勢力」によってその地位を追われようとしている。日本の論調はフセイン大統領やビルマ政権の問題の時のように「独裁政権は悪」、「欧米は正義」という先入観の中にいる。 しかし、リビアに軍事介入をしたフランスをはじめとしたヨーロッパ勢は「良心に基づいて他国を支援した」のではない。国際政治はそれほど甘いものではない。特にヨーロッパはかつての植民地時代の甘い汁をなんとか少しでも取り戻そうと躍起なのである。 リビアには石油などの資源が豊富にあり、ヨーロッパとは地理的に地中海の向こうにあり、歴史的なつながりが強い。ローマがカルタゴを壊滅させ、エジプト王国を征服して以来、ヨーロッパはアフリカを「植民地」と見ている。 今でもそれは変わらない。ただかつては露骨な軍事力で征服したのに対して、現代は裏から工作し、支援し、利権を採るという形に変わっただけである。崩壊していく国を餌にしようとハゲタカが襲っているだけだ。 第一、「内政に干渉してはいけない」という不文律が世界に定着しているのに、「民主化支援」とか「大量破壊兵器の排除」などあらゆる理屈をつけて世界に飛び回っているのはアメリカとヨーロッパの軍隊である。 ・・・・・・・・・ さて、日本はアジアの国としてアメリカヨーロッパの200年以上の植民地支配に苦しんだ国々と同一の歩調をとるべきだ。それは「他国には干渉しない」ということに尽きる。この前、イラク戦争ではアメリカのウソ(イラクが大量破壊兵器を持っていて、フセイン大統領はケシカランというウソ)に乗ってイラク戦争を支持し、ウソがばれても日本政府や知識人は判断ミス、あるいは国民に本当のことを知らせなかったことについて謝罪も説明もしていない。 明治時代に独立を果たした日本が、うっかり欧米の植民地主義に巻き込まれて大東亜戦争を起こしたことについての「責任追及論」がこれほど強いのに、ことイラクやリビア・ビルマなどになると欧米側の植民地主義、覇権主義に賛同するというのはいかにも浅薄な考えだ。 この際、リビアについての報道、論評を「非植民地主義」のもとに行い、世界に日本の正義を示すべきだろう。 (平成23年9月2日 武田邦彦】 リビア情勢はニュースで取り上げられ経緯は知られている事で、起きている事はその通りなのでしょう。はるか遠いアフリカ北部の出来事で、震災、津波復興と、なにやら政権内の内閣入替え騒ぎになっている日本では、遠い彼の地の出来事に感じます。 既に過去の為政者となったようなカダフィ氏の行方が気になるものの、NATO軍として主導した仏国サルコジ氏は勝利宣言と共に自らの判断を賛美したようですね。 かつて、江戸時代末期、或いは東南アジアでの覇権、そして今回の福島の原発事件にまで自国利益になるところなスルリと入り込む、その所業というかやり口のシタタカさは心得て相手を見ないとね。 もしくは明治維新前の様にあらためて見習うべきか。なにせ更新時期が迫っているという、国防的にもシンボル的な戦闘航空機の選択が本年末辺りがリミットとかの現在、頼りの米国機の虎の子入手は拒否され、2番手の汎用機は開発遅れ、そこに欧州開発機を売り込もうと擦り寄っているとか、まさに明治維新前と似たようなもの。今だ1945の呪縛から離れられないこんな分野こそ「世界に日本の正義」なら自国開発をすべきでしょう。福島原発事件も自国開発が出来なかったツケがもたらしたものだと思いますがね。 ・・・それにしても「日本の正義」とか言われても実際はどこに日本の正義とやらがあるのか分らない最近ですが・・・ |
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