徒然なるままに |
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'12/ 5/ 26 | 周囲は紫色が目立つ季節。 草刈りシーズン突入。 年、4,5回になるのか、今週で2回目の草刈り。最初は田植え前の畦のほとり。まぁこれはモグラが穴を開けた田んぼの畦回りのチェックもあるしクロ塗り前の下準備みたいなもの作業量は大したこともない、草刈りウォーミングアップみたいなもの。 今週からはイヨイヨ本番。一雨ごとの青さは山の木々を見る分には高揚感もあるが足元の雑草の勢いにはウンザリ感ですねぇ。(苦笑 ま、草むす光景はいかにも不精な頭髪にも似て刈り上げればさっぱりするもの、週中雨上がりの日、気温もさほど高くなく炎天下の汗まみれ作業よりはまし!と一日かけて今シーズン最初の本格的な草刈りに精をだしてしまいました。 ![]() 草刈りし 午後の田畑に 渡る風 刈り残したる マーガレット揺れる |
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草刈りの後、近くの牧草地を通ってみたら、なにやら大々的にホックリ返した跡。 どうやらこれは牧草地の徐染作業らしい。見える範囲の牧草地は全て大きく凸凹した風景。プラウ耕起(洋犂)とかいう表土の天地返しというのか、鋤き込みというのか、表層をその下層と入替えるような作業だろう。農業試験場の実績ではこの作業の前後では放射線量は10分の1以下になるという。 昨年の原発事故以来、岩手県南の牧草は殆どが使い物にならなくなっている。この徐染作業で汚染度が10分の1以下に下がるにしても、下層に押し込んだ汚染物質は30年経っても半減レベル。徐染作業の後も、凸凹した表面を均さないと牧草の収穫も放牧も出来そうにない。 昨年3.11以降、当地の役所で放射能汚染について動き出したのは事故後3ヶ月も経ってからだったように思う。内部的にはその前からあったのかもしれないが、少なくても線量公表はその頃だった。むしろ民間牧野とか牧草の汚染状況の実態の方が先に出てきた記憶がある。今でも汚染された牧草の最終処理が決まらず、ラップされて積上げられた去年の牧草を方々に見る。 既に大量に汚染された地での対応は莫大な費用やら膨大な労力が必要になることなど、原発事故が知れてから多かれ少なかれ誰しもが容易に頭に浮かんだ事。 公共機関の沈黙は事態の深刻さとなすべき事の重圧に竦んでしまった様に見えた昨年だった。一年経ってようやく掘り起こされている牧野を見ると、あらためて放射能汚染の罪深さを思い知る。 |
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'12/ 5/ 19 | ツツジは今がピーク、1Fにも出窓をつけた。 周期的に降った雨で緑が濃くなったせいか、林の中に点在するツツジがやけに目立って来たと思ったら、先週まで蕾だったのが一斉に花を開いたようだ。 庵下側のふもとの方は殆ど見かけないが山道を少し登ってヘアピンを曲がると急に山ツツジが目に付くようになる。小高くなった地形の方を好むものか!? ロフトの窓を取り付けた後、1Fの床間の窓を仕上げた。ここはキッチンにしようと思っていたので、流しの近くの窓は棚にも使える出窓がいいなぁ!と思っていたのだが・・・、今まで見たログを積んだ壁に設けた窓には出窓は見た事がなかったかもしれない。 ロフトの窓は小屋組み構造は丸太の長手方向・・・木の繊維方向だけの組み方なので特にセトリングは考えなかったが、サッシの取り付けマニュアルに書かれていた 【若干(適度な)の余裕を持たせて、隙間にはかいものを入れて取り付ける。】 という所も、構造的な寸法変化を吸収する利点も含んでいるのかなぁ。 取り付けてしまったたあとの今、思えば自分は結構「詰め詰め」で適量なクリアランスは少ないかも(苦笑 考えてみればログ壁に設ける窓は基本的にはセトリング対応のため、窓全体はキーウェイにフローティング状態になる。フラットな窓なら窓の荷重はログ壁に垂直にかかる。 それを出窓にすると少なからず窓の重心はログ壁の外側となり、その荷重を支えるキーウェイは常に壁の外方向に引張られる格好になってしまう。ペアガラスの窓となると荷重も嵩み、窓の大きさにもよるだろうが相当の負荷をログ壁開口部が受けてしまう・・・なのでログ壁に設ける窓は出窓はないんじゃなかろうか!?禁じ手かな? セオリー外な事でも出来るのが素人細工。という事で、偏荷重がまずいのならつっかえ棒でも入れればいいだろうと、長さを調整出来るつっかえ棒で支える事にした。 ただねぇ、それを調整する必要を量るにはどうしよう!?「窓の開け閉めが渋くなったなぁ!」とかではちょっとねぇ!?。 一通りログ壁を積んで2年になり作業用の土間に作りつけた窓部分の開口部も確かに1.2cm程、セトルダウンしていてトリムボードの幅を詰めたりしている。まだまだ落ち着くまでは時間がかかるだろう。3,4cm程は調整の余地を設けるような細工をしないと。ついでながらトリムボードもセトリング追従型に考えてみようか。 プレカット材とか角のフィ・・・ログ(でもいくらかは収縮はするんだろうなぁ)とかと違い、きわめてプリミティブなしかも密度の低い国産若杉材を使ったアマチュアフルログは、丸太積みにはつきもののセトリング対応を充分念頭に置くべきなんだろうなぁ。 既にグルーブを切った所も、底着きしてるところもあるし、セトルダウンの量も均一ではないしねぇ。何年かしたらロフトの床面も大分うねってくるかもしれない!?建具の開け閉めに難儀したり・・・ 今考えられる対応は入れながら施工しても、文献などを参考にして入れ込んでいるだけなので、まぁこれもカネなしヒマあり人ならではの「やってみて」、使用材の乾燥度合いとか加工精度とかその組み合わせによって現実に起きる量は実際に体感して覚える事なのでしょう・・・ |
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'12/ 5/ 12 | ツツジが咲いてドーマには窓を。 山道を登って行くと、紅いツツジの蕾が目に付く。日当りのいいところは咲き始めている。林の中には膨らんだ蕾をつけたかたまりが点在している。 週末に予定した田植えを前にこの週中に代掻き。周囲の田んぼでも既に田植えを終わった田んぼ。代掻き中の田んぼが半々位か!?百姓仕事もまずは田植えを終わらせれば一息か。 そんな田仕事のタイミングを見計らいながらドーマに窓を取り付け。開口部全体を吐き出し窓風に!というのがイメージにはあったのだけれど、形状的にちと難しそう・・・現実は中央部を引き戸にして両サイドは明り採り用に嵌め殺しにする事に。 ------------------ 小沢裁判は指定弁護士が控訴!だと。 「よもや・・・」と思った展開。まさにカレル・ヴァン・ウォルフレンの著書通りにまだ続いている。 日本の法律はあまり体系を変えずに瑣末な文章を入れ込む形が多い。結果、矛盾と曖昧さも織り込まれ 複雑怪奇、法匪跋扈を招いている。はたして検察審議会による起訴議決時の指定弁護士に控訴権限があるのかどうかさえアヤシイ。地裁判決後の指定弁護士会見でも彼ら自身、何処までが指定弁護士としての役割なのか把握していなかった事がうかがえる。 ちなみに首相官邸で公開されている、平成13年12月17日に行われた「司法制度改革推進本部」の検討会では「検察審査会制度改正の概要について(骨格案)」 という資料。 この中で「いわゆる法的拘束力のある議決後の訴追及び公訴維持の在り方」については (今回の小沢裁判に類する事件の裁判について) 指定を受けた弁護士は、当該議決に従い、当該事件について公訴の 提起及びその維持をするため、裁判の確定に至るまで検察官の職務を行うものとする。とある。 実際に制定された検察審査会法41条の9第3項には 指定弁護士(第1項の指定を受けた弁護士及び第41条の11第2項の指定を受けた弁護士をいう。以下同じ。)は、起訴議決に係る事件について、次条の規定により公訴を提起し、及びその公訴の維持をするため、検察官の職務を行う。ただし、検察事務官及び司法警察職員に対する捜査の指揮は、検察官に嘱託してこれをしなければならない。 となっている。 爺は法律文の解釈などよくわからんが、案にあった「裁判の確定まで」という文言が法律文には入れられなかった部分はどう理解すべきところなのだろう!? 時の権力者なり、担当判事の裁量で権限範囲を適当に扱えるというものにしているという事なんですかねぇ。 そんなテクニカルな部分はさておいて、捜査立件に絶大な権限をもつ検察が実は変なこともしてる!という素朴な訴えの進展。 市民団体「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が告発した検察の捜査疑惑に関して最高検察庁がその告発を受理した旨、代表の八木啓代氏が記者会見を行ったようだ。 また流出の事実を公開した捏造捜査資料に関わる経過についても説明している。 以下「USTREAM」映像 Video streaming by Ustream 一部追記5/12 |
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'12/ 5/ 5 | 山笑ふ。 連休前に手配していた窓が届いた。木製の窓が味わいがあっていいかもしれない。と思っていたが素人建具ではなかなかしゃんとした窓は自信がない。やはり手鋸と稚拙な技能ではねぇ(苦笑 そんなわけで、安直にアルミサッシとしてしまった。やはり建て付けもだし、この地ではペアガラスが効果的だろうと。まずは西側妻面の出窓にした窓に取り付けてみた。 ------------------ 「山笑ふ」とは今時の俳句の季語とか。 たしかに木々により淡い色合いで広がるグラデーション。深い緑の針葉樹とのコントラストが斑に広がる里山は見てるだけで嬉しくなってくる。 そんな表現とは別に、去年からの放射性物質環境汚染をも連想してしまう。 山笑ふ 撒き散らされた セシウムは 山から里へ 川、海へと流れしを ------------------ 連休前半は好天ながら後半の雨は200mmも降ったところがあるとか。 この雨では外仕事は難儀。爺も人並みに連続休養日として、この時間をネットで出回っていた件の小沢裁判、判決文95頁なるものを読んで見ることに。 【参考資料判決要旨(95ページ】:階 猛 衆議院議員ブログ掲載より引用 ![]() いやぁこの手の文書など読んだ事もありませんし、携帯メールの様に短い文章に慣れた目には長文は読みづらい文章ではあります。飽きないで丹念に読み込めばなんとなく解ってくるかと・・・ それにしても、これをして限りなく黒に近い。とかグレーとか、有罪にしてもおかしくない!。 とかとか視聴者に喧伝出来るわけですねTVニュースの解説では。 言葉の部分部分を切り取ってフリップに掲げ解説なさるが、確かに全文読んで一発で納得し解釈出来るのは刑事裁判を数多く担当した当事者だけでしょうね。とくにエライ方など「だからどうなんだ!!」と怒鳴るでしょうし、エラクなくともTV脳に依存してしまえばねぇ・・・ でも一部を切り取って「だからこうだ!」と繰り返すのが日本のTV局だというのは寂しい限り。 (左画像クリックで全文PDFページにリンク) ※6.3MBと大きいファイルです。 この判決文は既に公開文書でしょうがこの週末、 虚偽記載の捜査報告書がネット流出。(驚 @石川議員の録音を文字起こししたと思われるもの。 A田代・斎藤・木村報告書と思われるもの。 アップされたのはロシアのサイトだという。瞬く間に拡散したようだ。 上のリンク先はロシアではなくて(アクセスするのはちょっと考えてしまうので) GoogleDOCに収納されているもの。 告発もなされており、そのどの段階でか表に出てくるものだったろうが、こういう形で目に触れるようになるとはなんとも。 この流出と関連があるのかどうかは分らないが丁度のタイミングで朝日新聞には陸山会事件、一連の捜査指揮をした佐久間元特捜部長の記事が流れた。 引用:朝日新聞デジタル5月4日 【 石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部の検事が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、佐久間達哉・元特捜部長(55)ら当時の特捜部の幹部が検察当局の調べに対し、「事実と異なる内容が記載されているとは知らないまま、検察審査会に提出した」と説明していることがわかった。 ・・・・・関係者によると、佐久間元部長をはじめ当時の特捜部幹部は検察当局の調べに対し、いずれも「事実と異なる内容の捜査報告書だとは知らなかった」と説明。審査会に報告書を提出したのは、審査員を務める市民に対してわかりやすく説明するためだった、などと話しているという。 】 そんな驚きの翌日更に一転してマタマタ驚き。 引用:読売ONLINE5月5日 【陸山会事件の捜査報告書の虚偽記載問題を巡り、当時の東京地検特捜部長だった佐久間達哉検事(55)が、同部副部長が作成した別の捜査報告書について、政治資金規正法違反に問われた小沢一郎民主党元代表(69)(1審無罪)の関与を強く疑わせる部分にアンダーラインを引くなど大幅に加筆していたことが分かった。 ・・・・・関係者によると、報告書は全部で約20ページあり、政治資金収支報告書の虚偽記入について、元代表と石川被告らの共謀を肯定する要素と否定する要素の両論が併記されている。当時の副部長が特捜部長だった佐久間検事宛てに作成したが、佐久間検事は自ら、田代検事が作成した報告書の虚偽記載部分にアンダーラインを引いたり、供述内容を書き加えたりしたという。 】 リークと云うものでしょうが、その「関係者によると」とは捜査当局、東京地検でしかない。 さてさて意図はなんでしょう。この展開はネット情報より早いかも(苦笑 ラジオのニュースで初めてこの話題の捜査報告書を「ウソの報告書」とアナウンサーは話していた。風向きは確かに変わった様だ。 |
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