徒然なるままに |
2010 |
'10,1 | '10,2 | '10,3 | '10,4 | '10,5 | '10,6 | '10,7 | '10,8 | '10,9 | '10,10 | ||
2009 |
'09,1 | '09,2 | '09,3 | '09,4 | '09,5 | '09,6 | '09,7 | '09,8 | '09,9 | '09,10 | '09,11 | '09,12 |
2008 |
'08,1 | '08,2 | '08,3 | '08,4 | '08,5 | '08,6 | '08,7 | '08,8 | '08,9 | '08,10 | '08,11 | '08,12 |
'10/ 10/ 24 |
山仕事:残しておいた太めの長材でプレートログに取り掛かる。 屋根の荷重を受ける「桁」材の選択は太い材で!と参考書にはある。ログ壁の最下段のハーフログとほぼ同程度の材を残しておいた。春先に伐った材で乾燥も進んでいるだろうと思ったが、やはり重量は相当のもの。ユンボ出動か!と構えたが、運搬車に取り付けた簡易クレーンでなんとか持ち上がった。 重さの扱いだけ見ればユンボは楽なのだが、簡易クレーンの手動感覚が結構気に入っている。ユンボで一人操作だと、持ち上げ途中に材を積んだログに当ててしまったり、何かと不便もあるもので極力手作業で持ち上げてみた。 ただ加工の度に揚げたり降ろしたりは相応の作業になるので、加工自体は揚げたままで行っている。作業に集中するより足元に気を使うのと、足場の登り降りで効率はぐっと下がる。 在来工法の大工さんでもホゾ切りドリルを担いで桁に登ってホゾを開ける人もいるとか、笑い話的に話すのを聞いたことがあるが、こっちはそもそもの桁材加工全部を梁の上でやるのだから、これまた物笑いかも知れんなぁ(苦笑 週中の強い寒気で県内の高い山々は初雪となったようだ。ログサイトから見える須川岳は2,3日雲に覆われていた。ラジオ では須川温泉周辺では積雪20cmとか言っていたが下からは見えなかった。花山方面からの道路も復旧開通しているので温泉客も多いだろうが、さてどうやって降りてきたものか!? 雨と曇りが続いた後、晴れ上がった須川岳は中腹辺りまで雪が積もったようだ。去年よりは10日程早い初冠雪となったようだ。 雑草の芽は小さいうちに 先週日曜日24日、東京日比谷で1000人参加「小沢一郎議員を支持する」デモ。正確には「検察・検審を糾弾するデモ」という名称なのだが、10月4日の東京第5検察審査会による小沢一郎氏起訴相当の議決公表の後、普通というかそれこそ一般市民の声の有志がTwitterで呼びかけたのが発端でだったという事だ。今年1月には「小沢一郎 刑事告発記念!国賊粉砕カーニバル」というこちらは真逆の「祝!小沢一郎に対する刑事告発!がんばれ東京地検!」というスローガンで、どちらもYou TubeにUPされている。 支持派デモはプラカードなども手書き、参加者もごく普通の市民の自由意志の様で組織立ったものではないようだ。元運輸大臣の二見伸明氏も参加し海外メディアの取材などにも応じているが、これも本人が【「義を見てせざるは勇無きなり」と老骨に鞭打って・・・】と言っている位で、実行母体とかの関連やら扇動とかではない。 1月のはこれも真逆っぽくて揃いの日の丸を掲げたりきちんと整ったプラカードや幟を用意している。映像を見比べても右系支援の示威行為に見える。 1月のデモも今月のデモもマスメディアで報じられることはなかったが、この24日のデモは10月4日の検察審議会の「小沢一郎氏起訴相当」議決直後から審議会メンバーの年齢問題やら数多い疑惑がネットを賑わしていた。当初は議決公表から間もなく実施したい!義憤の行動を!という呼びかけが高じて実行になったというように、まるっきり素人がデモ行為の行い方もわからず、とりあえず管轄警察署に申請に行ったものの、そこで、主催組織がなければダメとか、人員規模とかコースとかの決め方等デモの仕方を教られて、少し準備が必要と24日の実施となったようだ。 これらデモ行為なり政治的主張は憲法でも保障されていることは中学校(!?)で習った事で皆よくご存知。盛んに反日デモとかを時に応じて繰り返す中国、韓国とか欧米でもそうだが、日本では自他共に左右の端の方々が組織的に行うものが殆ど。両極に偏らないというよりはその時々で両サイドの見方に翻弄されがちな中間的意識が圧倒的に多いそれこそ市民感覚では「デモ」とは無縁な感覚だろう。何万人とかの人数ではないが、普段、表面上は黙して声を上げないその大きな塊りの中から意思表現のデモが行われた。という事は注目すべき事だと思う。当初は民主党本部までデモ実行コースに考えていたようだ。実行できればメディアも報じたかもしれない。 残念ながら、20日付けの官報でこういったデモ行為などは【静穏の保持に関する法律(昭和六十三年法律第九十号)】という事でデモ実行予定日にした24日の直前23日から2011年10月22日までデモしちゃいかん地域に指定されたんだと・・・まぁ小沢一郎議員支持デモだけではなくて左右、街宣とかへの対応もあるのだろうが、国政を預かる政党が聞きたくないからと耳を塞いじゃぁダメだろう。 | ||||||||||
'10/ 10/ 24 |
山仕事:(田仕事)手を焼かせられた。今年の稲穀き。 「ひこばえ(余蘖)」と呼ぶのだろうか。山の雑木などでは伐った切り株から生える新しい芽とか枝はそう呼ぶらしいが、稲刈り後の切り株から生える稲の芽はどう呼ぶのか!? という位、当地では稲株に芽が生えるのはそれほど多くない。 ない事はないのだが、遠目にあおあおと田植えでもしたように見える風景はあまり見かけなかった。カイシャイン時代、関東或いは以西に出向いた時、晩秋にかけ稲刈り後の、正にあおあおとした田んぼの風景は見かけたが「温暖な地域ではそうなのだろう!?」と思っただけだった。 そんな光景が今年は周辺に広がっている。ここにも温暖化!とは思わないが、確かに暖かさが続いて、あまり間を置かずに周期的な雨があったせいなんでしょう。 我が家の田んぼがある区域は10軒足らずの小規模農家が耕している。その中で各種田んぼ作業は我が家が比較的早い方で「先頭を切って・・・」という場面が結構多い。 今年も稲刈りまでは先頭だったんですがねぇ!!ところが今年の稲穀き作業はラストから2番目となった。(苦笑 なんと言うことはない、最近の稲刈り〜稲穀きは小規模農家であっても「コンバイン」を使うことが当たり前になってきている。勿論自前は難しい。自家用だけでは到底償却出来ないはず。中古ならどうかとも思うが、作業2時間整備6時間しかも年に1回だけ!ではコンディションを整えるだけでも大変でしょうねぇ。なので組合等を介しオペレーター作業を依頼するケースが多くなる。昔ながらの光景の秋の稲バセが連なる風景は、その区域では我が家と、もう1軒の家だけになってしまった。と言うわけだ。それに加え今年の絶妙なタイミングでハセ掛けの稲がソロソロ乾くという頃の雨。これが数回続いて稲穀きは順延〜〜と。 周囲の空になった田んぼには雨で柔らかすぎる土質で無理に作業したのだろう、コンバインがぬかるみと格闘したような深い轍が見える。小規模稲作ながら天候が悪い時期はそれなりにマイペースでスケジュールを立てられる手作業とは違い、請負作業はそれなりに期間内でこなす作業量もあるだろうし少々無理して刈って脱穀し、あとは乾燥機にかけて・・・と効率優先にならざるを得ない、そうまでしてもコストが嵩んだ上に、今年の米価。 中産間農家とか兼業、小規模農家、高齢世帯農家、稲作から離れゆくのを思いとどませる事は今は出来ないだろう。 本日、山仕事話はネタなし(苦笑 ま、東西方向の両端コードログ揚げ終了!てな所ですねぇ。それぞれログ材の水平はそこそこ端to端で5mm程度のレベル差かな!?ただ中央部の梁よりは高めているので、床用根太位置の設定には水盛りで水平位置を墨付けするつもり。 | ||||||||||
'10/ 10/ 17 |
山仕事:鴨に替わって白鳥が渡ってきた。 先週には第一陣なのか白鳥の群れを見かけたが、断続的に降る雨のせいか途絶えていた白鳥の渡りが又始まったようだ。 自宅から通うルート沿いで見える磐井川、川原にも時折ツガイと思える姿が見える。 その磐井川の支流にあたる市野々川には鮭の遡上が頻繁に見えるようになった。あまり姿を見なかった去年に比べ格段に多い。鮭にとっては程よい増水の具合だったのかもしれない。緩やかな浅瀬では産卵する鮭がよく見え、既に川底には役目を終えた躯が点々としていた。 梁を揚げ始めておよそ1ヶ月かかってようやく妻側最終段のコードログ迄来た。太目の材を選んでおいたがそれだけ重量も嵩み運搬車に取り付けた簡易クレーンでは不安定。老体ながらのユンボで持ち上げた。 クロスしたビームとのノッチ加工もあり結構手間がかかる。ポスト、束材とのホゾ部は全ての梁を終えてからレベルを合わせてから現物合わせて平面カットした後にする事にした。 ================= 1ドルで会社売却 ニューズウィーク誌の売却価格が1ドルだった。というのは先週のAP通信報道だったが、米国では結構この手の1ドル価格があって、かつていすゞ自動車の米国工場が1ドルで売却された。とか、フォードのCEOの年俸を1ドルにする。とか1ドルではないが去年はホンダのF1チームが1ポンドで売却された例もある。勿論、背景には負債も引き継いでとか、合弁会社への譲渡とかもあるわけだが、「こんなに衝撃的な処置をするんですよ」話はけっこうある。商品値付けの¥**98円と似たようなもんだ。 その会社自体の問題が殆どなのだがニューズウィーク誌の場合はその業界というかメディア誌全体的にありえる象徴的な話だと思う。この徒然記でもしばしばメディア批判めいた悪口を書いたりする事が多いが、やはりその商品価値が下がっている事に他ならないからだ。 報道、評論、その主張への信頼が落ちているというかむしろ疑問と嘘すら感じてしまうからだろう。米国ではネット情報による既存メディアの衰退がはっきりしてきており、かの地の現象は明日の日本にも当てはまるものが多い。 週末から新聞週間とかの業界イベントらしい。我が家購読紙、と言っても自分がとっているわけでは無いが、社会面の小さなコラムに「交差点」に、この週間に合わせて「今年の新聞協会賞」の話題が載っていた。【内はコラム引用】(内は勝手に追記) A新聞(朝日新聞)の【「郵便不正利用事件」での証拠フロッピーデータ改竄が行われていた。】というスクープに決まった。との主題。 コラムには【この事実をスクープしたI記者は地方紙(下野新聞)から全国紙(朝日新聞)に引き抜かれた記者で地方紙時代にも警察の誤認逮捕をスクープしているという】。(でなんなの?) 【ところで、この検察の不祥事を記事にしたA紙(朝日新聞)は】 【おなじ事件を「郵便不正利用の実態を報道」した例として今年の会社案内に載せている。「一連の事件は当紙が取材を重ねた調査報道」でこの事件を明らかにしたのは「検察担当者たち」の功績だと紹介している。】 【オウム真理教の犯行と判明するまで半年にわたって「殺人犯」という濡れ衣を着せられた河野義行さんは「郵便不正事件報道・松本サリン報道・小沢報道は同じ」と話す。「捜査当局の間違いをチェックすべき報道機関が、捜査当局のお先棒を担ぎ法治国家を否定するような事をする」と批判し。冤罪を生み出す「犯人視報道」を改めるよう求めている。今回の検察の証拠改竄事件で、マスコミの報道も変わっていくだろうか。(木)】 我が家購読紙は地方紙なので、スクープ記者が地方紙上りと言うことも書きたかったのかもしれない。中央全国紙の大新聞会社をあからさまに批難も出来ないのかね、互いの業界しきたりもあるだろうし(苦笑) このコラムを見て書き添えたかった事実がある。ここで朝日新聞が会社案内に取り上げているという、この事件報道に関しては判決前後で大分趣の違う表現になっている。 そこにメディアの本性めいた姿が垣間見えると自分は思うのだ。 簡単にメディアの画像なんかを使うと著作権法に侵害とかいじめられそうだが、広範に採用募集で配布している資料の様だから、まぁいいだろうと下に画像を載せてみる。 見開き52ページの会社案内。「明日への1頁につながっている朝日新聞」 これの5ページ目にある「特報 調査報道・スクープ」という項。 左が、「村木元局長裁判判決前」/右が公判「無罪確定後」 事件発覚、局長逮捕、起訴、裁判開始までずっと検察の代弁そのまま的な報道を続けた新聞。コラムでいう【捜査当局のお先棒を担ぎ】が無罪判決から今度は担当主任検事の証拠改竄に発展するとそれまでにはなかった 【朝日新聞は、逮捕の前後から局長の主張を丹念に紙面化すると同時に、特捜部の捜査の問題点を明らかにする報道も続けました】 との文章が加わる。 まったく目が点になるとか、あいた口が・・・てな具合になるわけだ。 自分などの一般庶民の世間話などでも単なる噂話でも面白おかしく脚色やら尾ひれも付きもの、事実がわかってそれまでの自分の言葉に赤面とかもあるもんで、そのとたんに立場豹変と云う人もいるだろうが、大概その時点からちょっとその人とは距離感が出たりするものだ。 その場だけの井戸端会話だけならさほどの影響力も・・・と思うが、会社案内で【「社会の公器」として】と謳う大新聞がこれでは信頼も落ちてゆくのはやむを得ないわけだ。近年広告種収入の低下で赤字計上のメデイアが増えている。時の隆盛を誇るような野球チーム所有。それも売却する時代。経費削減もあいまって地上波放送などの質の低下、特にこれら紙と電波を持つクロスオーナーの弊害が甚だしい。 犬猿に見える小沢一郎議員主張のクロスオーナー廃止やら記者クラブ廃止は日本のメディア再生の機会を提示しているはずなんだが、所詮瓦版企業。理想論は建前、組織存続の利益確保、既得権益守護、欲得の方が勝る。 そういう思惑が透けて見えるから特に政治報道とか情勢報道など権力に関わる報道は、新聞、TVに関わらず「ちょっと待てよ」と少し角度を変えたり複眼的に見ないと知らずに振り回されてしまう。 日本でもメディア最悪状態になる前に売却事例の1つや二つ出現したほうが良いと思いますね。米国なら1ドルで売却、英国なら1ポンドで、日本なら百均の100円がふさわしいかな。 | ||||||||||
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'10/ 10/ 10 |
山仕事:寒露。深まる秋。 終日、南に渡る鴨の群れを見かけた快晴の後、崩れた日を挟み雲の間から日がさした週後半。今までの鳴き声よりはもう少し騒がしい群れがやってきた。あいにくカメラは手元になかったが、曇りがちな天候の為か大分高度を落として飛んでくる一群は確かに白鳥。 いままで鴨だ、白鳥だと目を凝らして見たわけじゃなかったので、鴨は鴨、白鳥は白鳥と時期が分かれて渡ってくるなどとは思わなかったが、考えてみれば、混じりあって群れを成すことはないんだよねぇ。時期もそれなりに区別して渡ってくるものらしい。 まぁこれで大型の渡り鳥もやってきたし、雨後の増水した川には鮭も登って来たし、いよいよ秋深まるという実感、暦には「寒露」とか。 今年の栗、ドングリは大方不作のようだ、木楽庵の山だけではなさそうで、他の木の実もあまり実をつけないものが多いようだ。秋になれば何かと「収穫の・・」という位で、木の実、キノコを期待するけれどキノコもまだイマイチ。で木の実で先シーズン知人から教えてもらった「ウシコロシジャム」(この時点では「ウシコロシ」名を信じていた)に挑戦する事に。といっても周囲にある2,30本の木々を見ても実をつけているモノが少ない。全く実のない木もある、辛うじて休憩小屋の裏手にある木から実を採った。片手一杯。というところか。 出来上がりはブルーベリージャムと似たような感じながら、ブルーベリージャムよりは旨いなぁ・・・実際、味が濃いと言う感じですねぇ。目にいいとか言われるアントシアニンも多い!? まぁ食べられて良かったのだが、ひょっとして!?、居るかどうか!?、う〜ん万が一!?、このページを見て作る人が居ないとも限らない。と、前から気になっていたこの「ウシコロシ」。確かに「ウシコロシジャム」はあるようなのだが。摘んだ実が生っていたこの木!!さて本当に「ウシコロシ」なのだろうか?チョイ見のネットでは確実に樹皮の様相が違うんですけどォ。 「ウシコロシ」語源の一つにある「牛の鼻管」を作るってどの部分?別名「カマツカ(鎌柄)」に出来る木質なの?樹皮も違うようだし!?・・・もう少し詳しく!と再検索した結果。 う〜んどうやらこの木は「ナツハゼ」というヤツですねぇ。花、葉、樹皮、樹形、分布域、果実。がそうだもの!。「ウシコロシ」にはこの内半分が該当せず。という事だねぇ。 エッ、食べてしまったジャムは!?と「ナツハゼ」をもう少し見てみると、果実は食用可!との事。ホッと一安心、まぁ食べられりゃいいや!と・・・ 「ウシコロシ」も「カマツカ」も見たこともない人間がこれがそうだよ!といわれれば自動的にそう思い込む単純さ。11人の平均年齢30.9歳だったとかいう小沢氏政治資金収支報告書の件で「起訴相当」とかを決定した検察審議会並みになってしまうねぇこれは(苦笑。 ※うわ〜今まで「ウシコロシ」と書いているなぁ、どうしよう・・・遡ってそっと訂正しておくか(申し訳ないです! さてさて、ロフト床面を支える梁はようやくフロア内は目処が立ったところ。長手方向とクロスさせた4本の本来の梁はそれぞれ3箇所のスクエアノッと両サイドのサドルノッチを入れると1本で5箇所ノッチ組み加工が入る。殆どロックノッチを入れたサドルのログ壁でようやくファイナルスクライブも1発決め!が増えてきたのだったが、慣れないスクエアノッチは特に初期のところはまだピッタリフィットしていない所もある。あたりの悪い所をもう少し削り込んで合わせないと、水平面のレベルも狂うので、次のコードログを載せる前に再度、要微修正が必要ですねぇ。 そうそうログ材の揚げ降ろしを端折って梁の上で作業をしているが、床面をだすフラットカットはどうしようか・・・う〜ん。 | ||||||||||
'10/ 10/ 03 |
山仕事:始まった、渡りの季節。 快晴が続いた週末、聞き覚えのある鳴き声が頭上に聞こえてきた「クワッ、クワッ、クワッ」と。 見上げれば鉤型の編隊飛翔。白鳥か!?と見てみると少し小振りで鴨も群れのようだ。1日目は2つ3つのムレが見え、快晴の続いた二日目は10時頃から3時過ぎまで数え切れないほどの群れが南に下がっていった。晴れ上がった空にかなりの高度を保って飛んでゆく。白鳥もこの後に続くのだろう、今年も渡りの季節がやってきた。 ログワークはロフト床の梁加工3本目進行中。 6本渡せば、一区切りになるのだが、まだその3本目!まぁ気を急かして梁から落ちちゃどうしようもない。コツコツと刻み続ければその内終わるだろう(苦笑 それにしても5箇所のノッチを適正なクリアランスで揃えて行く作業は結構しんどい。というか到底1発では合わずに微修正を繰り返さなければ納まらない作業精度に問題があるわけで・・・う〜ん中々このクロスビームを言うのは手がかかる。 ------------------ 衆議院予算委員会。 朝、出掛けに見る天気予報の前に流れるニュースでチラッとこの予算委員会の答弁風景が流れていた。 何年か前には夜の9時台から12時辺りまで各TVのニュースを切り替えながら見ていたものだったが、いわゆる偏向報道を感じ始めてからめっきりTVのニュースを見るのは減って今は殆どマトモには観ていない。ネットなら何時でも見れるし、ある程度見方主張が想定できる元ジャーナリスト系のブログなど左右方向から何本か読めば事は足りる。 特にこういった実際に中継されている国会中継など、長時間に渡るせいもあるがTVニュースで瞬間的に切り取られた映像などは意図を持って断片を流す事も可能であり、そのTV局の誘導を受けやすいものだと思っている。切り取った答弁の映像よりはそれに至った質問とその反応を直に見ないとよく分らないものだ。 多少時間はかかるが、着目する事案を選択して見ればそれほどのものでもない。特に今の予算委員会は昨年の自民党予算を継続したものとは違い政権交代後初の与党立案のはずなのでどんな討論になるものか与野党の「らしさ」を確認する意味でも面白いと思う。まぁ予算とはいいながらも実際は揚げ足取り的なイベントではあるのだが、結構キーパースンそれぞれそれなりの反応、答えていない時、席にいる時の表情、野次への反応を眺めるだけでも見る価値はありそう。 今回のメインは尖閣問題。・・・でも皆さんシナリオ片手の抱えたままの質疑応答で学芸会風ですねぇ。どちらも不慣れな様子で政治家答弁だけで相手国も見ているわけだろうから、こりゃ足元を見られますねぇ。それとも思うツボというところか中国は勿論、ロシア、米国、軍事関連受益者も。それにしても影の総理とかも言われる仙谷由人氏は国際問題場面では通用しなさそうですねぇ。出身党派の旧社会党初のたまたま総理、村山富市さんが発した阪神淡路大震災時の名言「なにせ初めてのことですから」と言わないだけましか、聞けば聞くほど狭い領域だけなら弁舌もたつだろうがそれだけのモノという印象。とても好きになれないタイプ。みんなの党浅尾慶一郎氏の「大津事件」に関する質疑は菅総理にではなくて、この仙谷官房長にすべきだったねぇ。この辺もTVニュースでは流れないシーンでしょう。 まぁ発端の中国人漁船員逮捕/中国の反応/釈放の経過は今回もその時点の当事国交大臣、現外務大臣の前原大臣なんだよねぇ。おもわず彼が党首時代のホリエモン偽メール事件を思い出してしまいましたヨ。自作自演とでもいうものか。マッチポンプなのか。でも彼のポンプは消せない?消さないポンプのようだから。 | ||||||||||
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