徒然なるままに

2010

'10,1 '10,2 '10,3

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'10/ 3/ 28 山仕事:春は近そうだけれどナカナカ・・・。

 乾燥した日が続き、ぬかるんだ山道も乾いてホダ木搬出もはかどり、さてあと少し運搬車5,6台分で終了。とホッとした所へマタマタ春の雪。
開墾畑の日当たりのいい部分は既にクロッカスの次に水仙も花が開き、道端の湿地部分にあった「ショウジョウバカマ」を移植しておいたのが、これも花が開き始めた。花は咲いたもののこの野草にとってはあまり日当たりのいい所は向いていないのかも知れない。本来、花の茎は10〜15cm位伸びて、その上に花をつけるのだけれど、畑の隅に植えたモノは殆ど茎が伸びずに葉っぱの間にチョコンと咲いている。確かに花木図鑑とかで見ると、湿地とか日陰を好むようだ。まぁそれでもチラホラと花が出てくると春の近さを感じるが、どうも今年は寒暖の差が大きいのか雪は遅くまで降ってくるようだし、気温の低い日も多い感じ。天気予報では来週の中辺りからは暖かくなりそうと言っているが「は〜るよ来い・・・」ってな気分だねぇ。

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 政治ネタとはちょっと違うが。

   人の噂も75日とはよく言う話。マスメディアこぞってワーワーと連日の様に取り上げ、見ている方はどの局もおんなじような内容で報道されるとそれが間違いなく真実だと刷り込まれるのが普通なのだが、最近はどうも検察の取調べの信頼性が薄れているせいか?
特に政治がらみの件はワーワーワーワーと騒ぎ立てて、ピタッと鳴りをひそめるようなパターンが続いている。
 小沢一郎幹事長関連の西松建設献金事件やら、陸山会土地購入事件では「検察リーク」とかの文言も随分取りざたされたけれど、その実態はさっぱりわからない。先の西松献金での大久保下秘書の公判は始まったもののアレだけ騒いだマスメディアの報道がいかにも少ない。そしてこの2件に先立つように大阪地検特捜部で捜査した「障害者郵便割引制度偽証明書発行」事件というのか厚労省村木厚子元局長が被告になっている公判は今週、第15回目の公判が開かれ、法廷では次々と検察側の起訴理由が次々と覆されている事なども事件当初のようなスキャンダルを煽り立てるような報じられ方はなく、実にあっさりしたものだ。

 「霞ヶ関官庁の女性局長が」というような殆ど週刊誌的な扱いで政治家がらみの便宜供与が!との報じ方で、対象は国会質問では名うての石井一代議士だったけれど、あれだけ各社一斉の騒ぎは一体どうなったんだろう・・・この事件報道がなされてしばらくは自分も「厚労省」「女性局長」「政治家案件で便宜」所詮役所だものなぁ・・・てな感じで村木被告への起訴内容を疑う事も無かったし、そういえば役所にはこんな感じで自分の仕事の進め方の都合だけでたらいまわしをするようなオバンもいるよなぁ!とかの風に思い込んだもんだ。けれど時折目にするネット上の公判傍聴内容を見るうちにこれはオカシイ!と思うようになった。そこで第一回公判から15回公判内容までを見てみるとこれは明らかに大阪地検特捜部の捜査は間違っていると確信しはじめた。今が丁度公判の中盤、結審は6月の予定なので結果はどうなるのかはわからない。けれどよく検察側から聞く「公判維持出来る出来ない・・・」とはこういう事か!と思わせられる。
 丁度「村木厚子さんを支援する会」というサイトがあり、第一回からこの公判を傍聴しその内容が掲載されている。主観もあるが殆ど公判記録に沿っていると思われる内容で一通りの公判経過と内容が分る。マスメディアでは報じられない詳細がリアリティを感じさせる。今週24日には後半中盤の第15回公判が開かれ聴取した検事の証人尋問が行われたが、ここまで来ると検察捜査が全てそうではないだろうが、さ〜て一般庶民は何に正義の味方を求めればいいのだろう、と思いたくなるのは、この菊爺一人ではないだろう。

 中央公論4月号には最近の検察の動向とマスメデリア・政治の関係を外国人の視点からの論文が掲載されている。 「日本政治再生を巡る権力闘争の謎」:カレル・ヴァン・ウォルフレン
は実にこの政治と検察・官僚機構、、マスメディアと日本国民のこれからを的確に書いていると思う。長い文章だが下記【 】内の部分が印象に残った。
(※月刊なので、4月半ばからはバックナンバーで確認できるか!?)
以下途中引用
【・・・前略
いま我々が日本で目撃しつつあり、今後も続くであろうこととは、まさに権力闘争である。これは真の改革を望む政治家たちと、旧態依然とした体制こそ神聖なものであると信じるキャリア官僚たちとの戦いである。しかしキャリア官僚たちの権力など、ひとたび新聞の論説委員やテレビに登場する評論家たちが、いま日本の目の前に開かれた素晴らしい政治の可能性に対して好意を示すや否や、氷や雪のようにたちまち溶けてなくなってしまう。世の中のことに関心がある人間ならば、そして多少なりとも日本に対して愛国心のある日本人であるならば、新しい可能性に関心を向けることは、さほど難しいことではあるまい。

・・・途中略
 それより鳩山政権にとっては、国内的な脅しに対処することの方が困難である。普通、このような脅しに対しては、脅す側の動機や戦略、戦法を暴くことで、応戦するしかない。心ある政治家が検察を批判することはたやすいことではない。すぐに「検察の捜査への介入」だと批判されるのがおちだからだ。つまり検察の権力の悪用に対抗し得るのは、独立した、社会の監視者として目を光らせるメディアしかないということになる。

   日本のメディアは自由な立場にある。しかし真の主権国家の中に、より健全な民主主義をはぐくもうとするならば、日本のメディアは現在のようにスキャンダルを追いかけ、果てはそれを生み出すことに血道を上げるのを止め、国内と国際政治の良識ある観察者とならなければならない。そして自らに備わる力の正しい用い方を習得すべきである。さらに政治改革を求め、選挙で一票を投じた日本の市民は、一歩退いて、いま起こりつつあることは一体何であるのかをよく理解し、メディアにも正しい認識に基づいた報道をするよう求めるべきなのである。】

'10/ 3/ 21 山仕事:ホダ木伐り、ようやく終了。

 多少、疲労も重なったか!?少し性質の悪い風邪なんかも引いてしまい、終わりが見えてきたなぁ!てな辺りからペースダウン。特にラスト200本がのらりくらりのペースになってしまい10日程もかかったてしまったようだ。
 まぁそれでも、シイタケ用ナラ材2500本、その他ナメコ、ヒラタケ用としてサクラ/シデ/ハンノキをホダ木材として300本程伐り2800本余りを伐りだして、今シーズンのホダ木伐採は終了する事とした。

 今まで自家用として4,50本用意し植菌する!とかのレベルでしか行ったことは無かったので、さてこの本数はどんなものだろうと思いながら始めたものだった。殆ど量的な経験がないせいだろうが、やはり冬場連日の伐採作業は随分キツイ。まずは無事終われてヨカッタヨカッタ・・・でも今度は下まで降ろして欲しいのだが・・・と、春先の山道はぬかるんだりし易いので、全量軽トラでの搬出はこれまた結構大変なようだ。大型車でも入れれば一気に搬出も進むのだが、軟弱な細い山道では無理。
 路面のコンディションを見ながら運搬車で少しづつ降ろし始めた。

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 暑さ寒さもと云われるお彼岸。いよいよ春めいてくる期待感で、畑も次のログ材の伐り出しもそしてその為の道具類の整備も!と黄昏心理とは全く反対のあれもしなくちゃこれも・・・と気が急くような季節になった。まだ秋彼岸よりは前向きというか気持ち的には楽な気の急き方と自分は感じるのだがまぁ片っ端から手を付けてもどれも不満足な結果になってしまうし辺りを眺める余裕もなくなりそう。・・・今までよくみられた朝晩の白鳥の小規模な群れが行き来する光景がないなぁ・・・と気付いて考えてみれば10日程も見えてなかったかもしれない。よく見えていた群れの家族なのか、その一群は既に北に向かったのかもしれない。
てな具合なので、辺りもよく見えるようなペースで一歩一歩やっていくしかないねぇ。

 気がつけば
 姿を消せし
 白鳥は
 広大に鉤なす時が
 北帰行だったか
 

'10/ 3/ 14 山仕事:沖上げの雪。

 東北の雪は大方、西側から降ってくる。冬型気圧配置の西高東低というヤツで主に北西の風に日本海の水蒸気がその寒気で冷やされ日本海側の地域が特に積雪が多くなる。
 なんていうのは中学校の理科あたりで教えられた事か・・・真冬時期は先の冬型気圧配置が続いているうちは奥羽山脈以西で重い雪は大体落とされそこを越えてくる雪は乾燥した雪が多い。岩手のスキー場にパウダースノーと言われるサラッとしたゲレンデが多いのはそのためだ。

 今週のドカ雪はこれとはちょっと違い太平洋側特に沿岸部の積雪量がスゴイ。その地域ではこれを「沖上げの雪」というらしい。「やませ」型の降雪で青森〜福島あたりまで「沖上げの雪」という言い方がされているようだ。今週のは宮古辺りでは1日で50cmも積もったという、逆に日本海側はそれ程の降雪にはならなかった。
 気象庁の過去データでは宮古で1944年の3月で1mを超えた年もあったようだ。三寒四温のサイクルがはっきりしてきて春近しという実感が出てくる頃に降るものだから「今更・・・」という感じもあるが、いよいよ春が近いという実感も感じさせる。冬型気圧配置から一転、太平洋側を北上する大型の低気圧の仕業なのだけれど、こんな風に雪の降り方がはっきり替わってくるからやっぱり春近しの感が強くなるんだろうなぁ。当地でも2日にわたって降った雪はその間雨も混じり積雪が下がった事もあるがそれでも30cmは降ったかもしれない。

 彼岸まで 十日となりて 降雪一尺
 春を告げる 沖上げの雪

という具合か。

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国会議員さんの食堂に鯨肉は登場しないのかなぁ

 ロイター通信のサイトに「カナダの議会食堂にアザラシ肉登場」という記事が載っていた。
何でも【欧州連合(EU)が行うアザラシ製品の禁輸措置に反発する動きだという。】
 日本の議員会館地下の食堂は平均市価の半額程度で食べられるそうだが、時には海外との食糧争議ネタでも揃えて意思表示をしてもいいんじゃないかと思う。今、話題的に旬なクロマグロとかでは少しもったいなさそうだが、大きな冷凍倉庫に数年分ものストックがあると言われる鯨肉とかであれば、国の意思として鯨漁を続けるなら鯨肉レシピ位出してもいいと思うのだが。

 誰が見ても姑息だと思ってんじゃないかと感じるのが調査捕鯨というやつだ、一生懸命調査して持続的食糧資源を・・・とか人類への貢献を本当に認知されていたら変な集団にしつこく付きまとわれたりレーザーなど浴びたりしないだろうに、だって調査と言って鯨を仕留めて食っちゃうわけだからねぇ。変なのに狙われ獲ってきてもあんまり歓迎されない船乗りこそ迷惑。
 きょうび居直った様でも捕鯨をマトモな漁として行っているのはノルウェーのみ、但しアメリカ、ロシア、アイスランド、グリーンランド(デンマーク)は先住民生存捕鯨枠とかで捕鯨をしている。カナダも先住民からの申請があった時にはそれを許可しているという。

 グリーンピースとかシーシェパード(S・S)とかの日本の捕鯨に対する強硬な抗議と妨害は異様なほどだけれど、今度はその対象をクロマグロ漁にも向けると言われている。 (S・S)の活動を支援しているのは結構ハリウッドとかの有名人も多いとか言われる。国として擁護しているのはその活動船の船籍を許可しているオランダとか、港を使わせているオーストラリアなのだが、昨年10月にオランダのバルケネンデ首相と会談した鳩山首相は(S・S)船籍のオランダとして違法な妨害行為を行っている(S・S)に対するきちんとした対応を求めた!という事だ。
 結果オランダは先月【妨害船の船籍剥奪を可能とする船籍法の改正案を議会に提出した】という。オーストラリアは首相も環境問題を重視し環境相ピーター・ギャレット大臣自身元グリーンピース理事という事で日本の捕鯨に対してはもとより否定的なので(S・S)の港湾利用に対する規制などする気もない。

 へぇ対オランダ首相との捕鯨関連の話とかそういった経緯はTVなどのニュースではしていないような気がするなぁ・・・最近は特に優柔不断的な報道がされる鳩山さんも意外と言う事は言うもんだと思った次第。会談の時には「私は鯨肉は嫌いだが・・・」とも言ったらしいが、まぁオレなんかも鯨肉を食べたいわけでは無いし日本の食文化なんて高尚なものではないけれど、軍事力をちらつかせたりする事がタブーになっているクニとしてはせめて食糧戦略上もちゃんと主張すべきは理を持って行動すべきだろうねぇ。まぁ議員食堂で議員全員が食べる必要は無いかもしれないが、時にはメニューに鯨料理を加える位の図太さはあるべきかと・・・。

 そもそも、食文化と謂う位で何を食って生きて来たかはそれこそ、その民族様々。日本人普段の食生活からみればゲテモノの類と思える食べ物がごく普通に食べられている国々も一杯ある。お隣のクニでは有名な犬食。更なる隣国では四足なら椅子以外はなんでも食うという(苦笑。東南アジア、アフリカ諸国の昆虫・・・これは日本でもザザ虫・蜂の子を食べる地域もある。米国でさえ季節の渡り鳥を大量に獲って開腹したアザラシに詰め込み糸の立つくらいに発酵した頃合が旨いとか言って食べる人たちもいる。フレンチのジビエ、英国のロンドンタワー博物館には狩猟効率を追い求めた鴨漁のための巨大な散弾銃・・・なんと手漕ぎボートの艫から舳まで差し渡し3,4m程もあり銃口がラッパ状のマンガにでも出てくるようなものだ。そんな日本人なら考えも付かないような猟銃が誇らしげに展示されている。
 かように確かに食の文化というのは人類史の中でも時とその国の栄枯衰勢と共に育まれたものであろう。自分もなにも今更犬猫(猫は食わないか)昆虫、鯨も好んで食べたいとは思わないが、食べるものが無かったら食うかもしれない。現実には餓死者が出ている様な国もある中、飽食を享受している恵まれた人たちはこんな話題で論議も出来ようが、地球が混みあって来て食の分配を真剣にしなければならない時代に入りつつあるはずだ。食物連鎖の頂点にあり、そのサガととして、背負うものとして、もう少しマトモな見識に向かうべきだと思うのだが・・・
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もう一つ国会関連で・・・

FNNニュースで放映されたので見られた方も多いと思うのだが、自民党、尾辻秀久参院会長が同じく自民党、衆院与謝野馨氏主宰の勉強会に乱入!怒鳴り散らし帰る。
というシーンだ。国会の委員会等ではマッチョ系か論議より体力に自信のある議員の議長周りでのバトルは時々見られるが、今回のようなどちらも重鎮と言われる方々の間で怒鳴るというのは中々珍しい。普通、表情と口と腹は別々に機能している様な方々なのでねぇ。



 まぁ与謝野馨議員は数々の大臣職を重ねられメディアへの露出は多いので、氏への賛同者、批判者はそれぞれ折られると思うから、それはそれだけれど、野党に落ちてからの鳩山首相への国会質問は大分評判を落とした(と自分は思う)ようだ。底の浅さが露呈したかのよう・・・
 それでも、すかさず「尾辻参院会長では今度の選挙は勝てない」という所はさすが政治屋。

尾辻秀久氏も正大臣職としては厚労大臣を小泉首相時代に務め、特にガン医療について尽力した大臣だったようだ。このガン医療について民主党で自分もガン患者だと表明し、闘病しながら議員活動を続け政党の枠を超え賛同を得られる立法をなした山本孝史参院議員への追悼演説が名演説としてYouTubeにアップされていた。



前の与謝野勉強会への乱入は意を決して入っていったようなので確かに怒鳴ってはいるが台詞を棒読みしたような、明らかに感情的ではない予め用意した怒鳴りなだけに氏のマジメさが伝わる所が面白い。
下段の追悼演説はUP動画の後半だけだが全編通して見られることお勧め。
ちゃんとし た政治家もいるということだよなぁ。
'10/ 3/ 7 山仕事:ようやく残り200本までに。

 山道がぬかるんで搬出作業が中断している間、気が緩んで大分ペースダウンしてしまった。天気が安定しないせいもあって伐採を中止したり他の作業にした事もあったが、ようやく約束の本数終了まであと200本足らずまで来た。
 「百里を旅するものは、九十九里をもって半里となす」・・・残数を数え始めたら言われてしまった。独り作業が多い中では伐採自体危険を伴う。最後まで気を抜かないでという事だよなぁ。戒めの比率から見ればまだ半里も行っていない事になるし・・・

 週末のチリ地震、現地では略奪が横行、その挙句放火まで起きているとか、兵隊が銃を持って治安維持にあたっている映像が流れている。ハイチでも同様な光景が見られた。国の経済の安定度とかを考えればハイチではそんな混乱振りはあるのだろう。とも思ってみたが日本と同じように地震も多く被災経験が随分あるであろうチリでは被災処理はそれ程、荒れることはないのだろうと思ってたが・・・。
 かつての関東大震災、阪神淡路、宮城県沖、奥尻沖、中越、最近では岩手・宮城内陸。日本の震災対応は外国人からみると実に粛々と相対している様に見え、そのこと自体に驚嘆されるらしい。ただ関東大震災に関しては直接的な震災被害とは別にこの時代まだ電波による報道も無く流言蜚語・デマ・噂の類による新聞記事の誤報による朝鮮人と日本人との間の騒乱が起きた事実もあり、いかに早く正しい情報を知らしめる重要さを認識したはずだ。
 2008年の四川地震では9万人とも言われる死者が出た中国。ここではその実態さえすぐには分らなかった。それぞれの国の体制も経済状況、社会不安の度合いとか国民性と言ってしまうとその何が違うのかもよく分らなくなるが確かに大きな違いがあるのだろう。

 ほぼ丸1日を経てやってきた津波被害は幸いにも50年前のチリ地震津波程の規模にはならず人的被害は無かったが、当時には無かった湾内養殖施設は大きな被害が出ているという。津波が収まった後に気象庁の警報について予測潮位精度が結果的には実際よりも大きすぎたのではないか!?とかの記事もあったけれど、そんなことよりは沿岸部に住まいする人からは警報のタイミングが遅すぎて慌てた。というような話を聞いた。当局はより高い精度での発表に心するかもしれないが、その被害にさらされるほうは、むしろ予告的でも警報又は注意報、もしくは出さなくても済むとかを予め報じて欲しい。というものだった。

 沿岸部、特に北海道〜三陸太平洋岸に住んでいればほぼ誰でもチリで地震発生しかも地震規模、震度がM8を越すと聞けば、津波はすぐに連想される事。警報発令は地震発生の18時間後、午前9時半だった。ハワイでは到着予想時間の5時間半前に避難を呼びかけたというから、到着予想時間からの逆算タイミングとしてはほぼ似たようなモノだが、気象庁当初予定では午前11時頃に発表するかどうか!という目論見だったという。
 発表側とすれば、後々の非難を避けるように確度の高いものを!と考えるだろうが、気象庁の警報なりを受ける側からすれば、せめて出勤前午前7時前頃迄には「何時に発表をする」という様な予告でもいいから出して欲しかった。という事であろう。予想高さより実際は低かったなんてのはむしろ幸いであり大したことでは無い、と思うのだ。

 時系列的には地震発生から8時間後に「太平洋津波警報センター」では津波の発生警報を出し、地震発生14時間後にアメリカ西海岸16時間後にハワイに到達している。日本の警報発表はハワイ到達からも2時間を経ての発表で、やはり受け取る側からすれば「もう少し早くしてよ」というのは理不尽でもなんでもない要望だろうなぁ。
 実際に気象庁の注意報か警報か発表を行うと記者会見をしたのは午前8時半。大方の人は出勤とか日常の生活サイクルが動いている。又NHKでは警報発表後9時半からは警報解除まで全チャンネルで津波報道を行ったが民放系では予定放送を組み替え津波報道をしたのは12時前後から長いところで3時間程、あとは通常放送を継続、時折スポット的に津波情報を流した。又TV朝日では気象庁の大津波警報発表による緊急警報放送は行わず、第1報は10時からの「サンデープロジェクト」内でのニュース枠だったという。もしという拡大した想定をする必要は無いだろうが、警報規模より大きく上回る津波で、周知が遅れ被害が拡大していたらマスメディアはどの様な釈明になるのだろうか?まぁ関東大震災でのデマ・噂まがいの記事で混乱に輪をかけた後の様に釈明などする事は無いと思うが。

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ワカモノと「モスキート(蚊)」音!?・・・ウ〜ン今週は「啓蟄」だったなぁ・・・

 日中の気温が10℃を超え始めると、当地でのバイク乗りは「ソロソロ」という感じで走り始める。面白いことに蚊のような羽虫もこの気温帯辺りで活動に入るようだ。まぁ経験則ではあるが、バイク乗りの活動気温帯と羽虫のそれは似ているもんだなぁとよく思っていた。そんな季節感も肌に感じ初め、擦り切れたジーンズを買おうと市内のジーンズショップで探したけれど「無い!」。ここ20数年バイクに乗りやすいという事で、裾の狭いタイプのジーンズを愛用している。EDWIN:407とLevis:LV606双方1型番づつあってどちらも似たようなスリム系。両サイトともベーシックな・・・とかで今も載っており供給はしている様だけれど店頭には見当たらない。

クリックで画像を表示します。   ネットで検索すると簡単に出てきた。当然ながらコスト優先で選択、発注。翌々日届いたが、中にメッセージが入っていた 。初めてのショップだったのでリピーター拡大の手段でもあるだろうが入っていた手書きメッセージとリボンをつけた五円玉。
バイク屋であるとか整備もそうだが、コミニュケーションの楽さとか相性とかで続く付き合いもあるのだけれどジーンズショップとか一般小売店ではあまりそれが目的化することはないだろう。なので安いところへ!という流れになるのだけれど、結構ネット購入の比率が高い自分の経験では今回の手書きメッセージとリボン5円玉には感心してしまった。ジーンズ選択は同じ型番2種しかないし、サイズもこの20年変わらない。ビンテージジーンズとか誰それモデルとか、当然半ケツ状態の穿き方をするわけでもない。ので、次に擦り切れてきて購入先は・・・としたらやはりここのショップが念頭に浮かぶだろうなぁ。

週末、天気も愚図つき加減だったがガレージ内でバイクのエンジン始動。冬場は月1回程度の頻度でアイドリングさせているけれど、虫も動き出す気温帯になってくると、たまに動かすエンジンも、さてそろそろちゃんと走るゾ〜ってな気分もしてくる。かようにバイク乗りと羽虫の活動気温は似ている気がするのだが、普通あまり好まれない羽虫、蚊と「ワカモノのたむろ」に関連するか!?啓蟄の日こんな記事が毎日新聞に載っていた。

【たむろ防止装置 効果ありと判断 設置継続…東京・足立区】:(毎日新聞3月5日)

 東京都足立区は5日、全国の自治体で初めて区立公園に昨春設置した「若者たむろ防止装置 モスキート」に関し、効果が認められるとして、試験期間が終わる4月以降も設置を継続する方針を明らかにした。若者のみに聞こえるとされる不快音を流すのは停止するが「迷惑行為が再発した場合は作動を検討する」としている。
 モスキートは英国製で、10代〜20代前半にしか聞こえない高周波数の音を発する。若者が騒いだり、設備を壊すなどの被害が頻発していたため、昨年5月に区立北鹿浜公園に試験設置し、深夜帯に作動させていた。
 5日の区議会予算委員会での説明では「夜間パトロールとの相乗効果で破壊行為やたむろもほとんどなくなった。健康被害の苦情もない」という。月内にも設置に関する要綱を整備し、増設などは要綱に基づき検討する。
 モスキートは05年に発売され、足立区の導入時には国内外のメディアが取材に来訪。国内代理店などによると、販売台数は増え、他地域でも設置例が出ているが、ほとんど公表されていない。【小泉大士】

 「10代〜20代前半にしか聞こえない」ワカモノにしか聞こえないらしいから、どこかにこんなのが設置されていたにしても自分世代以高の爺耳には聞こえんのだろうなぁ。
まぁ爺連中のたむろ場は居酒屋辺りだし、でも酒呑み連中は酒が回ってくると声がでかくなるので、そんな対策グッツも開発されれば格調高く呑めるようになるか!?(苦笑

Past.Memo.    

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