徒然なるままに


2008

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'08/ 12/28 山仕事:ログ積み2段目まで終了。
 
 短かい方向をあと2本積むと2段目が積み終わる所まで来た。こうなると「年内に2段目までは格好付けたい」と思い始めたので、この2本は一緒にというか並行して加工しよう!。となった、なったと言うと何かの決定を持って。みたいな無責任は進行めいているが、単にその方が作業効率が良かろうと思ったに過ぎない。バラつきの出ないような作業なら複数を一緒に進めるのは作業効率的にはいいはずなのだ・・・と、道具類の持ち替えとか作業を単純化しやすいとか・・・で2本を並行して加工作業したのだけれど・・・

 結果的にはファイナルカット後、ピタッと合わなくてノミとかチェーンソーとかで修正の量が1本づつ作業したときよりも多いような気がするのだ。元々ちゃんと基本作業が身に着いているとか加工精度が保てているわけではない。そんな状態で複数を対象に作業を進めるのは無理があったようだ。今までもファイナルカットをした後、ログを載せて見るとノッチの隙間が大きかったりして狙い外の当たりの悪かったところをノミ等で修正するのが常態化しているのだ。なぜ修正が出るのか?極力修正無しでチョンと載せて終了なのが理想だと思うのだけれど・・・。
 何度も載せたり外したり微調整を繰り返すようなら、ログの段数がまだ低いうちは大してそんな修正の手間も気にならないが、段が高くなってきて載せたり外したりするのもウィンチやらユンボが必要になってくると、そんな手間はむしろ危険を招く事にもなりかねない。
 今回は1本づつ作業した時よりも更に多くの修正を重ねて2段目は終了した。次は又1本づつの作業に戻しちゃんと作業精度を高める様にしないとだめだなぁ。年明けからの宿題・・・

クマもすっぽり雪の中。クリックで画像を別ウインドウで表示します。
 端折りながらも2段目を積み終えて気分的には少し落ち着いた。最近の天気予報は良く当たる。
 一通り2段目が積めた翌日から予報通りの雪。一昨年、練習で刻んだカービングも雪の帽子を被った様子。これが元はクマのつもりだったとは誰もわからんだろうねぇ。

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今週の・・・

 24日、世間はクリスマス・イブの晩、TBSの
「シリーズ激動の昭和  あの戦争とは何だったのか」
「日米開戦と東条英機」
 という18:55から23:32。4時間半の長い番組を見た。シリーズとあるように今回は2回目らしい1回目は『3月10日・東京大空襲 語られなかった33枚の真実』という番組だったようだ。
 そんな「シリーズ激動の昭和・・・」とか銘打つ特集番組とはあまり意識せずに1回目も見ていた。TBSが作る太平洋戦争に関連する番組は暗に別のメッセージがあるんじゃないの?的な視聴後の感覚を覚える事が多いと感じていた。今回も何で今日この番組なんだろうとも思いながらも結局終わりまで見た。

  この番組制作の公式サイト「はじめに」というページにはこう書かれていた。
  【・・・番組は昭和16年12月8日の開戦に至るまで、当時の政府・軍部の指導者の対立、逡巡、葛藤を描いたドキュメンタリードラマ。 戦争にいたる軍部と政府の対立と妥協のプロセスを、東条英機という人物を軸に追い、当時の日本のシステム自体が抱えていた問題、欠陥と矛盾、そして起こる日本の悲劇を描いていく。 これまで、戦争の悲惨さを被害者の視点から描く作品は多かった。だが、同番組は、繰り返される政権交代、省庁の縄張り争いなど、現代と共通点があったことに着目。日本というシステムが持つ問題点は今の時代にもあるというメッセージを伝えたい。

 番組は不況、失業者の増大、農村の疲弊と昭和初期の世情と現代の類似性を印象付けるカットが多少あるし、カリスマジャーナリストという扱いで「徳富蘇峰」という人物に戦争準備へ世論誘導を果たした当時のメディアを代表させている。制作者の狙いは公式サイトの「はじめに」というページにあるように、現在の政治・行政まで継続している日本式というようなシステムの脆弱性にある。と表現したいようだが、あまりそんなバイアスは考えずに番組は見たつもり。確かに「会議は踊る」式のさっぱり建設的な議論とならない会議を重ねた挙句の「お上」への上奏と言う形態で物事を進める長いシーンはわが国の組織体に良く見られる責任放棄的な決定システムに今だ委ねられてはいる。けれど太平洋戦争の開始は自分の認識ではそれが全てではない。いままでも同様のテーマをもった放送、映画、番組を見ていて、又この戦争に関する書籍類を読んでもいまだ自分自身「あの戦争とは何だったのか」という納得できる説明は出来ない。明治維新以来続く日本と主に欧米主要国、中国、ロシアとの関係から読み解かないと正確な理解には至らないと思っている。自分はこの原作を読んだ事は無いが文字から映像化の過程ではキャスティング、演技表現の強弱演出だけで原作意図とは異なる主張も得られるだろう。

 別に先の田母神俊雄元航空幕僚長という軍人の突出した発言ではないけれど、近代史の中の数年だけを切り出して「この戦争とは・・・」と総括できる性格のものではないと思うのだ。単に組織の我田引水的な議論とか我慢比べみたいな会議は確かに今のセイジとも重なるだろうが、世情を煽りたて「国民が求めている」とか焚き付けるように「行く道はこれしかないのだ」と思い込ませる誘導をしてしまったメディアの自戒の姿をこの番組からはっきり見ることは出来ない。
 大本営発表だからとかばかりではなく当時のメディアは率先して戦争への動機付けを煽り立て、戦争が終われば従軍慰安婦だとか30万人の南京大虐殺だとか、巧妙に時代を泳ぎ発行部数だけ追うのが新聞社なのか?ジャーナリズムとは程遠いわけだ。
 所謂ゴールデンタイムは視聴率優先のバラエティだらけ、その日の深夜にかけて後半は当局発表を各局固有方言で話すセイジネタと民間事件に対しては、派手なスキャンダル仕立てで興味を引かせる放送構成をニュースとして流す民放TV。

 番組は高橋克典演じる新聞記者がサイドストーリー的に取材を続ける展開が織り込まれている。開戦前、記事を書く際の「もっと過激に(開戦へ)鼓舞するような記事を書け、部数を伸ばす為には!」と叱責されているシーンもあるが、戦後取材で徳富蘇峰だけに「あなたに責任は無いのか」と実際に彼に問うたか分らない台詞を言わせるだけではメディアの贖罪とはならない。
 まぁ野村萬斎演じる裕仁天皇もあんまりエンハンスしすぎ、とは思うし本来は天皇制のあり方をベリファイ出来る最大のチャンスだったかも知れないが、時の天皇よりも強大だったはずのGHQ総司令官さえ懐柔させる神格ブリと云うものは比類なき強かさかもしれないが・・・
そういったシーンはこの番組にはない。  4時間半もの時間を費やす番組なら、少なくとも100年位の時間軸を世界史の中で分析した「この戦争とは・・・」を見て見たい。

 なんで12月なら8日とかではなくて今晩この放送だったのかなぁというのは番組の最後、東条英機が東京裁判の判決により処刑されたのがこの24日であったという事なのだ。そういえばシリーズ1回目は東京大空襲があったという3月10日の放送だったという事なのだ。 う〜ん・・・でも、その理由付けはそんな重要かなぁ。イブの日ならお父さん達の大方は家にも早く帰り視聴率を稼げるからじゃないの?1日おいて金曜日の同時間帯、4時間半の番組はドリフタ−ズ特集なのだ。「え〜っホント」から「ナンダァ4半期、番組編成の端境期かぁ・・・この放送局的には太平洋戦争もドリフと扱いは同じナノ!?」と民放局の終末期を見る様な気分。

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 年の瀬に今年初の冬本番の降雪。気温も大型の冬型低気圧で真冬日が続く。景気というにはあまりにも悲惨な年の瀬の失職、内定取り消し。昭和のよき思い出以降の失われた時間軸からの脱出は安易な労働コストの切り下げで浮上したかに見えただけの錯覚だったようだ。多くの中流意識が芽生え始めたのも、もはや過去の記憶か?今は富の偏在化が進み、求めるべき日本スタイルを見失った結果かも知れない。更に息を詰めて浮上を待つか?もがきあがいて水面へ顔を出すか? 全治3年云々は現首相の言葉だがこれからの3年は今までの延長の対症療法では持たないであろう。日本の時間感覚と外の国の時間感覚のズレがあり覚醒を促される3年かも!それはそれで絶好の機会かもしれない。

 今年の後半は文句の多いコラムとなってしまった。
その反面、温かい気持ちになれる事柄をもっと良く見つめたいとの思いは切実なもの。
 週一の稚拙な Up dateの中、閲覧のお付き合いを頂き、暖かく見守って頂いた方もおられると感じています。明ける年には佳き日を迎える事をお祈り致します。
   

'08/ 12/21 山仕事:開口部脇に壁を追加。
 
 丸太組み構法で強度計算なり実験データなしで定められる最大間取りは30uとなっている。今手がけているキャビンにこの30u間取りを入れているが、この部屋は土間構造にしている。作業部屋としても使いたいためだが、当初目論んだ出入り口が開口部としては貧弱に思えてきた。構法的には通しボルトで締めればいいのだろうが、重量的にも結構な重さを支えるには・・・と思ってみても、もう少しガシッと組み上げた方がいいだろうと、まだ2段目に差し掛かった今だからそんな変更・修正もしやすい。ノッチで交差する壁を追加した。これも耐力壁と言うのか!?
 まぁ初めてのセルフビルドなのだから種々変更・修正もそれなりにあるだろうとは思っていたが、工程もチョイ戻る位ならまだやり直しもそれほどウンザリしないだろう。これが相当積上げてからのやり直しはグッと来るはず。相応の進捗後は極力「変更無し」で行きたいものだが・・・


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今週の・・・

  なかなか降らない雪と、降るが如くのイルミネーション

 今年は腰痛克服も目指してスキーをするぞ!と思い立ったのはいいけれど、雪はさっぱり降ってこない。出来れば市街地は雪が無くてスキー場には一杯!!が理想なのだけれど、当然中々そうは行かない。けれどせめて県南地域では最大降雪量で知られる夏油スキー場にはゲレンデを覆う程度の降雪はあるものだと期待するのだが、あと2週間で年明けとなる今週でも積雪は40cmに至らない。
 ゲレンデの定点カメラに写る雪の状態は「ダルメシアン」模様になっている。気象庁の統計データでは1979年以降2000年までの平均値は12月で積雪67cm。降雪量としては12月で201cmが平均値となっている。山仕事をするには雪は無いに越したことは無いけれどスキー場には欲しいなぁ・・・と都合のいい事を思っても、近年は年毎に雪が少なくなっているのは確かなようだ。

 この季節になるとちっちゃな電球、いまはLEDか!?その明かりをとにかく一杯点灯させるのが一般家庭でも増えている。まぁ初めは小さなクリスマスツリーにあしらった数えられるくらいの電球から始るのかナ、その数が増えて点滅もして段々野外まで出て庭先でトナカイを形作ったり、文字を作ったり。

 迫力のあるのは軒先にグルリと回したイルミネーションがその家の形を暗闇に浮かぶ効果は自分には結構迫って見える。数年前からは青色LEDが広まって多用されているが、所々にはそんな色合いもあってもいいのだが光の点が形作るその造詣が自分は青色よりも面白く見える。仙台の「光のページェント」は定禅寺通りのけやきに沿わした単色の光の量に息を呑むようだし、シンガポールのオーチャードロードは常夏の街通り全体が光り輝いて見える。
 見たことはないが神戸の「ルミナリエ」はゴスペルが流れてくるような壮言さを漂わしそうだ。

 この不景気に・・・環境に対してはどぉなのだ!!とか文句を垂れる人も中にはいるかもしれないが、点滅しなくとも、青く光らなくとも、何十万個とかの個人宅ではどうにもならないような数でなくとも。小さな光の点が家族の人数分でも光る季節はみんな好きだと思うのだけれど・・・
 景気の気は気分の気とも聞く。不信のスパイラル脱出は足元とその先を照らす小さな光の点が集まる事から始まって欲しい。
「100年に1度の・・・」とか「収入/借金、五分四分でへそくり一分の予算立て。」確かに「歴史にのこる政治」になりそう。少し前には超大連立とかいう言葉が踊った。大戦時の大政翼賛会がまた動き出すのかと思ったよ。気分の気はメダカ気分で群れれば安心みたいな方法論しか思いつかないのだろうか?それにしても、つくづく消費活動でしか成り立たない社会構造になってしまったんだねぇ。冷え込む個人消費の集積がこんな恐慌に怯えるうねりを作るとは・・・
 再び全体主義に陥る愚だけは繰り返さないだろうが。   

'08/ 12/14 山仕事:長手方向1辺の2段目は継ぎ足しに。
 
 初雪は3cm程積もっただけだった。例年冬の初めに降るドカ雪はまだない。
むしろ今週など10月下旬から11月上旬の気温!と天気予報の番組では言っている。週明けからは冬型の気圧配置が強まると言っているので、今まで殆どない積雪もこれからは積もってくるんじゃないかなぁ。期待している部分もあるのだが・・・
 春先に痛めた腰痛、これの延長かもしれない。ついこの間も背筋の疲れを感じて・・・最近は腰の痛みの前に背筋の疲労がわかる様になってきた。・・・何日か整骨院に通ったばかり。そんな腰痛につながる身体能力の低下と云うのだろうか?そりゃそうだね年々歳々体力の絶対値は落ちているに違いない。山作業も習熟による持久力は上がってきたような気がするが、素手で丸太を持ち上げるチカラが100kgから200kgに上がったわけではない。
 そんなわけでログ積みの時間は幸いまだ続いているが、ソロソロ来るだろうドカ雪からの積雪シーズン。今年は特に腰痛対策も兼ねて身体を動かし続ける事を目指して、年とともに下がってきているスキー行を増やそうと思っている。

 6mx8mサイズの建屋なので長手方向のログは9m程で見ている。充分な末口径を確保しようとすると中々満足するログがない。・・・窓とかドアなどの開口部でちょん切れる場所はそこでごまかせそうだけれど、それでも1本通しで使うような本数も結構必要とするのだ。けれど20〜25年生の杉丸太ではそんな1本ものを確保出来にくい。ならば継ぎ足してその分をカバーするしかない。今週はその長手方向の1辺を途中でつなぎ足して積んでみた。

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今週の・・・

  「読書の冬」

 毎年、年末に出版するミステリー。時にそのサイクルが狂う時もあるけれどそんな年は半年位スライドさせて新しいテーマなどを追いかけている時のようだ。

 今年は12月12日発刊予定になっていた。「e-本」でも週中に在庫に入っていたので注文を入れた。週明けには届くだろう去年の轍は踏まなかったように。というのは去年はやはり12月発刊の予定だったが、おそらく翻訳者の都合によるものであろう約1ヶ月遅れとなって手元に届いた。のだった。読むのは年も明けてその後も半年位かかったが (- -;

捜査官ガラード・シリーズ2作目  
 今年のP・コーンウェルの新作は「捜査官ガラード」のシリーズ2作目となる。去年8月新しいキャラクターを主人公として書き上げた作品だった。捜査官とあるように、メインのシリーズ「検視官ケイ・スカーペッタ」にリンクする構成になって行くのかもしれない。
 スカーペッタシリーズが死亡事件の検死、分析をテーマにしているだけに既に起きた事象から原因に遡る作業となるが、今回のシリーズ2作目はもろ「コールドケース」と云われる、一旦迷宮入りとなった事件を扱っている。対象は45年前の事件という事。米国には殺人に関する時効はない。
 最近、日本でも公訴時効のあり方がこのままでよいのか「その是非を問う世論が起こっている。」とされ、死刑に当たる罪については2005年からそれまでの時効期間15年が25年に伸びてはいるが、何万年も前のマンモスのDNAまで解析され、クローンも・・・なんてジュラシックパークも現実化しつつある時代に、証拠類の散逸とか立証困難とかは理由にならなくなってきているようだ。

 まぁ冬場のコタツでの暇潰しヨスガという事なのだけれど、この夏、手に入れていた
アーサー・C・クラークの宇宙の旅シリーズ「3001年終局への旅」へはまだ手が届かない・・・「2061年」もまだ途中、読了していない のだから・・・(- -;。

'08/ 12/ 7 山仕事:ログ積み始め+ログとは関係の無い新兵器。
 
 朝の深い霧が中々晴れない。ぼんやり丸く見える太陽が随分高く昇るまで日光は届いてこない。磐井川が北上川中流域の平野部を西から東へ流れ、その北上川に注ぐ一関は東側を束稲山、西側は配志和神社のある小高い里山の蘭梅山があり、南側は県境が迫り里山が続く。
 一関周辺の北上川中流域はもはや標高差の少ないゆったりした流れになっている。こんな流れなら普通、平野部がずっと広がりそうなものだが下流に向かい平泉の藤原氏3代支配時代の前安倍一族が支配していた時代「河崎の柵」と称した砦を築いていた旧川崎村薄衣までは100m程の高さの低い山が迫る狭窄部を流れ下る地勢になっている。
 この季節は冬型の気圧群が一定サイクルで西から東へ移る流れを繰り返す前の小春日和から本格的な冬への入り口になる。晴れる日も多いがそんな晩は放射冷却で朝方の冷え込みが川霧を生む。河の合流部で広がる一関の地形が周囲を里山に囲まれた規模の小さな盆地構造に近いため為かもしれない。今は朝霧が中々晴れずに、市街は霧に沈む季節。

 シルログの上に積み始めた。2段目というのかナ・・・やはり若い木というかテーパーの強さと曲がりが気になる。積んでもその間の隙間が大きくなり上側のログ、重なり合う「グルーブ」を広め、深めに掘らないとその隙間が中々塞がらない。

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今週の・・・

  「雪虫:ゆきむし」

 50有余年生きてきて「雪虫」という虫がいるのだよ。という事を初めて聞いた。
 なんでもこの虫が飛ぶようになると雪が降ってくる季節なのだそうだ。
名前からして「ウン!そうだろう!」とすぐ連想出来そうな名前だ。初めて聞いた名前だし、その姿も、飛んでいる姿も「見たことは無い」。と思っているのだけれど、「見たことが無い」のではなくて視界には入ってくるのだけれどそれが「雪虫だ!」と言う事を知らないだけだったかも知れない。飛んでいる姿は雪がフワフワと風に運ばれてくる風情に見えるのだろう。そんな雪虫が飛んでいる情景、舞う姿を思い浮かべただけでこれから一層寒くなる季節でも気分的にはフワッとした暖かささえ感じさせるような気がする。

手にとまった雪虫。クリックで画像を別ウインドウで表示します。
 メールの中にあった「雪虫」がわからなくて、ネットで調べたり何度か尋ねたりしている中で・・・
>今日も、夕方雪虫が多く飛んでました。
>戯れていたら、その中の一匹が、なんと手にとまってくれましたv(^o^)v

「Oh!!」なんというメルヘンの中のフェアリーか!!
てな位の、目に星がキラキラ瞬くような虫だこと!
という事で画像を添付してもらったのが左の画像。



 初めて聞く名前とか調べモノとかでもネットで検索すれば容易に探し出せる。この「雪虫」もYahooでもGoogleでも見きれない位、拾って目の前に並べてくれる。こんなに「雪虫」ってポピュラーなモノなの!?って、この歳でも知らない事の多さにちょっとうつむいてしまう (- -;;
 載っている画像を見ると「な〜んだ羽蟻が埃か綿ゴミでもくっ付けてるのか!?」と見ればそういう風にも見える。普段、新聞、TVで世相を見れば文句ばかり思い浮かべてしまう、鬱屈する気分は胸の中も頭も乾き上がってしまう気がする。けれどこんな「雪虫」が飛ぶ姿をみて、戯れに手にとめてジッと見たり、舞う季節の情感が想えるならばココロの乾きも癒されるのかもしれない。    雪虫が飛んでいよいよ雪のシーズンに入ったようだ。




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