徒然なるままに

2010

'10,1 '10,2 '10,3 '10,4 '10,5 '10,6 '10,7 '10,8

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'10/ 8/ 30 山仕事:ログワーク中断の間に道普請を・・・。

 梁もそうなんだが、更にその上になってくると、手動の油圧シリンダーを使った簡易クレーンではちょっと無理がある。
イヨイヨ小惑星探査機はやぶさ並みに2年ぶりで目覚めたポンコツユンボの出番となりそう。ログ壁を1本づつ加工しながら積むには、手狭ながら何とかなっていたが、ユンボで旋回するにはこれまたスペース的に無理がありそう!!という事で少し庭部分とユンボのアクセスを楽にするために道普請の週となった。

 まぁ乗ってレバーを操作するだけなのでログワークより楽かなぁ(苦笑・・・なんて思ったものの、結構エンジンの発熱とか時期的にうるさくなってきたアブ攻撃にピシピシッと要撃するだけでも中々しんどい。
 しかもあんまりパワーのあるユンボでもないので、残っている切り株の堀り起こしなんかでは、やたらレバーにチカラがはいるのだ(笑 なにもレバーにチカラをこめなくても、油圧シリンダーが動いてブームもバケットも動くのではあるけれど、手強い切り株にバケットを当て根をk里込むと、途中で力尽きてしまう!そんな時にやたらレバーがひん曲がるかと思う程チカラが入るらしい。指の間にマメが出来てつぶれてしまった。(苦笑

 それにしても暑い日が続いています、立秋が過ぎれば残暑見舞いなんだが、今だ酷暑の週、いっそ「残・酷・暑見舞い」でも 書くようか(苦笑

 
'10/ 8/ 22 山仕事:センターの梁、クロスビームとでもいうのだろうか・・・。

 土間と床間の天井を通す梁を載せた。
ロフト床面を貼るシーリングビームなる梁は妻壁よ平行に載せる構造にした。ただ、その長さとテーパーを考えると同一方向で並べるだけだと心許ない・・・まぁなんとなくの直感的なものなんだが、というわけでそのシーリングビームの下に交差する様に入れてみることにした。一般的な参考書なり、種々セルフビルドなどのサイトを見ても、交差させているのは1件だけしか見なかったが、日本ログハウス協会の施工マニュアルでは「交差式の場合は・・・」という一文があるので、特にイレギュラーな方法ではないのであろう。
 空間の利用効率としては多少悪く様な気もするが、30uの間取りの天井を見たときにはクロスした梁の方が安心感もありそうだし(笑

 ログ壁は荒皮を剥いだ後、甘皮取りも含め曲面カンナで表面を削り取った。今回の梁は頭上にズド〜ンズドンと見えるところなので、より自然っぽく荒皮を剥いだだけで使うことにした。カビはなんとか克服すればいい風合いになってくれるんじゃないかという事で。この下に囲炉裏でも置いて燻せば尚の事いい感じになるんじゃないだろか!?

 「ビームのノッチはこうする」という参考書の通りスクエアノッチで納めた。ただログ壁と同じ面では大方、軒でカバーされるとは思うけれど、確かに雨仕舞いは悪そうな感じ、横殴りの雨なんかで隙間に入った水は乾くまでしばらくそこに留まりそうな感じ。外側だけサドルノッチ的に水捌けの良さそうなノッチにしてもいいのかもしれない。見た目どうなるのか、先人の建てた様々な造りを参考にする事がいいのかも。
 
'10/ 8/ 14 山仕事:斜めの梁!?火打ち梁にしては大きそう。

 土間6mX5mはそのまま吹き抜けでもいいのかもしれないが、居住スペースとしても確保したいので、上には天井・・・ロフトの床にするつもり。
 ただ床としてそれなりに荷重にも耐えるように!と思えば、ビームの間隔をもう少し詰めたほうがいいのか?それとも一方向ではなくて交差、クロスさせた方がいいのか?クロスでは交差部分のノッチで強度はどうか・・・とも思ったけれど、まぁ最悪は土間のセンターに磨いた丸柱でも立てればいいかもね・・・とそれでやってみることに・・・とそんな勢いで構造を決めていいのかと。これもシロートならではのモノ造り。拙かったなら次は良くなるように考えりゃいい。


   周囲には赤いサルスベリの花が目立つ8月の中盤。去年とはうって変わってもう台風上陸。しかもこの岩手県横断。
 普通、夏場の台風は太平洋高気圧に押されて中国、朝鮮半島の方に流れて小さくなっていく。北上と共に右曲がりに北東に向かうのはその通りだけれど、東北に上陸、または西日本に上陸後、日本海に抜けて東北に再上陸のパターンは太平洋側の高気圧勢力が小さくなってくる秋からなんだが、今年はこの8月で台風情報に耳をすます位なのでこれから秋に向かい気になる所。せっかく稲作は大豊作の見込みなのに次々と襲来されたらたまらない。

 「夏枯れ」という位で、植物の葉っぱさえ暑くて生気をなくす季節、政治・経済ニュースもネタが少なくなるらしいが、行政怠慢か行方不明高齢者とか円高進行でチョイ上向きも急降下の景気とか聞いてグッタリするようなニュースは一杯あるようだ。
 この暑さが続いている中でそんな滅入るニュースよりは、もう少し軽くて爽やかそうな話題は・・・と見てたら衆院議員「福田衣里子」さんのブログで 「諫早湾のワニ」の話しが載っていた。

 なにも若い女性代議士のブログだからといって読んでいるわけでは無いが、薬害肝炎訴訟を経てその存在感を小沢一郎元幹事長に見初められたか、小沢ガールズとか揶揄されるかもしれないものの、見てると単に広告塔としてだけではなく随分頑張っているようだ。菊爺とてたまには議員ブログも左右隔てなく見ているつもりなんですがね(苦笑

 後期高齢層に入る古い議員がこんなワニの話を書いても、さして興味も引かないが、ま、そもそもワニ話を耳にしても諫早湾の話題は避けて通るか。
 路傍の出来事も若い女性らしい感性で・・・と見てしまうのだが去年の衆院選初挑戦で元防衛大臣久間章生を破り当選したツワモノ。ワニかスッポンの話ながらちゃんとオチは「地元の意見が一番真実」と結んでいる。
 このままの姿勢、表情で経験を積み重ねしっかりした政治家になってくれればいいが、男女問わずどうしても政治家年数が長くなるとゴーヤが古くなって腐ったような目つき・人相・表情になりがちに見えてしまうからねぇ。・・・ン!ゴーヤみたいな目つきとは!?ま、主観ですから。
 
'10/ 8/ 8 山仕事:プレートログ下小刻みな4本継ぎでようやく終了。

 今まで積んだログ壁では4箇所程、継ぎ手で材を賄った。そろそろログ壁も最終段階になり、高さのレベル合わせも見込んで、最後の長手方向は端材処理も合わせて2.5m程の材を4本継いで載せた。 テーパーを少なくするためとかセオリー的には集中的に端材処理も兼ねて・・・なんてことは邪道かもしれないし、継ぎ手でカバーするのも使用箇所は分散させるのが望ましいのかもしれない。

 今までは窓などの開口部で丁度そんな端材も使えたのだが、その開口部も閉じて又、長ものの材を積み始めたら、中々適当な材の選出が難しくなってきた事もあって、そんなつじつま合わせとなってしまった。
 材の途中で1箇所の継ぎ手程度ならどちらの材にもノッチが入りロックノッチで積み込めばそれなりに強度も保てそうだが、4本も継ぐとただグルーブで載っているだけの所も出てくる。
 ホンモノの大工さんが行う継ぎ手など実に見事というか、ちょっと3次元的な造形がパッと思い浮かばない菊爺の頭では、どういう加工の仕方で継いでいるのか分らないような実に見事な方法が使われているけれど、そんな複雑なのは出来ないのでシンプルな「相欠き」という方法を3箇所設けつないだ。
 乾燥も充分でない状態での継ぎ手なので、内部の窪みは少し大目に取ってZボルトM12X180mm、2本づつで締め付けた。

 それにしても暑い!!昼から3時頃まではとてもペースが上がらず、昼寝で過ごすパターンが続いた。さすがにもう少しマシな暑さ対策は無いものか!?ついでに汗流しのシャワーでも!とホームセンターをうろついたら、ジョウロの先とペットボトルの栓をくっつけたような「携帯シャワくん」なるものを見つけた。これは一番安くて手っ取り早いかと、早速試してみることに。
 大きいたらいを置いて炎天下素っ裸でシャワーを浴びる心地良さ!!・・・でも※350cc500ccのペットボトルで浸る快感はほんの一瞬みたいなもの。水の補充が面倒くさく、同じサイズの栓で極力大きめのペットボトルに替えてみると※1.5Lボトル2本分で何とかさっぱり感が味わえる。「携帯シャワくん」は本来プランターなどの水やりがその用途のようだけれど、汗流しのシャワー代わりでもソコソコ!!(笑
 この暑さが続く間は結構、重宝しそうだ。
※350ccは缶ビール(もどきも)のレギュラーサイズでしたね、
 ペットボトルのレギュラー?は500ccでした。
 ありがたい、ご指摘に沿って訂正いたしました。です
※更に追記です。
 使い勝手としては、洗髪も一緒にすると楽ですねぇ・・・
 ・・・ま、これは普通の浴室でも同じか(苦笑
'10/ 8/ 1 山仕事:キャップログ下はつなぎ、つなぎ。で。

 「キャップログ」と言うらしい、ログ壁最上段のプレート/コードログの下側は相応の太さと、最終段でのレベル出しを見越した適正な材料が必要らしい。というか素人目でも最上段はロフト床面とか屋根の構造材、小屋組みのベースとなるわけだから、水平面と各辺の高さは合わせないとねぇ・・・

 ところが伐採しておいた材を見渡しても、中々適当な丸太が見つからない。これから伐って生木では重くて重くて・・・という事で、2,3m長の端材でつないで、つないで賄う事に!せっかく覚えたアイカキ継ぎとボルトで何とか・・・最終段はそれなりの太い材を使おうと思うのだが、長手方向9mをも末口は20cmを下回りそうだし・・・まぁそれしかないので何とか、これもあるものでしつらえるしかないか。
 以前、聞いた話では、ログに携わる人の中では、材料揃えの段階から、全ての(!?)ログ材の径と長さをEXELなどでデータをまとめどこにどの材を使うかを計画してから取り掛かかる人もいるとか・・・曲がりとか偏心とか節もデータ化するのかねぇ!?

 全て購入材で組むのであれば必要スペックで揃える事も可能かもしれない、ましてやプロと言われる人たちなら完成価格に転嫁、或いは出来上がりの質とのトレードオフかもしれないが、処理できる量づつ立木を伐ってナントカしようととすると、倒した木の状態と相談になる。なんて言い訳はしたくも無いがそれで何とかしよう・・・というのもセルフビルドの心意気ってか(笑


 

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