徒然なるままに |
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'10/ 2/ 28 |
山仕事:意外な展開が余裕をもたらす!?。 2月も最終週、先週から10℃あまりも気温が上がり雨水も過ぎたら急に雨も降って来るし・・・ 休憩小屋周辺の雪も週末には日陰の部分、少しを残すだけとなった。寒さにかじかみながらの作業でもなくなり、随分効率UPするはず!と思ったのも・・・ ひたすら軽トラで搬出を続けていた、日曜日も休まずチェーンをかけながら運び出していたMr Got Hand氏が翌月曜日、たまたま所用で不在だった自分の携帯に着信。「いやぁ脱輪してねぇ・・・」と、搬出路脇の側溝に軽トラ片側2輪落としたらしい。 何度かの電話やり取りで、その辺りにある道具類を使い脱出できた安堵の電話が入ったのは2時間程も経ったあたりだろうか。脱輪経緯はよく分らないがこの急に暖かくなって融けた雪、緩んだ山道も4駆とはいえもともと細身で径の小さいタイヤの軽トラには大分辛い環境。しかも今時珍しいチェーンをかけながら緩んだ山道を往復するわけだからワダチも深くなり泥を捏ね回すようなものだ。リーフスプリングがそっくり返る程の荷では危険も伴う。 なので、「山道が乾いて搬出作業が安全に出来るまで今まで運んだホダ木への植菌作業に取り掛かる」との事。既に要搬出ホダ木の残数は1000本ほどとなり、伐り手の自分のペースと彼の搬出ペースを考えると、そろそろ追いつかれそう・・・と焦っていて「今週が山場だなぁ」と思っていた矢先のアクシデントと搬出中断。という事で、追いかけられる焦りから急に余裕をかませられる状況が訪れてしまった! そんな風にホッとしすぎたか、これまた同じタイミングで風邪を引いてしまった。週末に入ってしまった葬儀の受付役のせいか!?とも思ったけれど、焦って伐り続けた作業の疲れが蓄積していたのかもしれない。 まぁ時間的には余裕も出来たし・・・ と風邪引き状態ながら、好天の空と相談しながら今年初めての夏油へ・・・なかなか晴天には当たりにくい夏油スキー場には珍しくほぼ終日晴天。雪質もよく平日なので空いていて快適! ただ晴天で気温も上がって来ると、ラジオでも注意報が流れるような雪崩の起き易い条件にもなってくる。それだけ春になって来たという事だが。 ※書いている途中で「チリでM8.8の地震発生」のニュース。ハイチでの大きな地震の後でもあり各国の支援体制とかは比較的すばやく行われようが、現地では通信も途絶している地域もあるようで、被害規模はよく分らないが、甚大な被害に上りそう。地球の反対側とは言えチリ地震と言うだけで1960年の津波を思い浮かべてしまう。 | ||||||||
'10/ 2/ 21 |
山仕事:今週が山場のホダ木伐り。 安請け合いとはちょっと違うのだけれど「やります」といってやればやれるものだ! と云うのは、前カイシャイン時代の変で過剰な自身のモチベーションを高める気合い!みたいなものでそんな癖が出てしまったのかもしれない。 自家用のシイタケ・ナメコ・ヒラタケとかのホダ木は数十本レベルでは伐って用意したことはあるけれど、今シーズンのようなン千本という数量は伐った事がなかった。3年ほど前には杉林内で大きくなりすぎた雑木を伐り歩いてホダ木に換算すれば1000本近くになるかもしれない本数は処理した事があった。 なので、今シーズンにホダ木供給の話が出た時のスタートは1000本だったので軽い気持ちで引き受けたのだけれど、結果的には倍を越す数量UP!!「まぁ出来るんじゃない」とこれも自信があったわけではないけれど「やりましょう」という事にしてしまった。のだった。 実際自家用のいい加減さで揃えるのとは違い、数量も伐り方も多少なりとも気を使いながら揃えるのは初めての事。1000本になる前に結構心理的にもバテるものだ。天候/適正木のナラ材が生えている密度の違い/地形/曲がり木、架かり木、株立ち・・・当然なのだけれど、千差万別とはこの事だなぁ・・・と!枝を焼却処分しながらも100本程切れる時もあれば10数本の時もあり、数量X日にち換算だけでは行かない事に結構ストレス。 まぁそんな時にはスキーでも!イヤイヤ温泉でも!とかの気分転換も入れながらようやく残り500本迄たどりついた。 元々雪の消えない内はログワークも大して進まないし・・・と2月一杯位で伐り終えればいいかなぁと考えたその2月はあと1週間!残数500本。 だが焦る伐採作業は危険も伴う。ここ数年、除伐、間伐とかログ用杉材とかの伐採はしてきたものの、本格的にまとまった量のホダ木を供給する様な伐採作業は初めての事でもあり、まだまだ「俄か樵」の域でしかない。 作業に入る前には枝の焼却も兼ねて火起こし〜チェーンソーの目立て/オイル、ガス補給の後にラジオ体操をかけながら軽くウォーミングアップ。そしてチェーンソー用防護チャプスの留め具を一個づつつなぎながら剪定ノコを腰に回す。 丁度バイクツーリング前の儀式めいた暖機/ウェア〜メット、グローブの装着によく似ている。徐々に作業への意識を高めながら林に入るのだけれど、そこには実に様々な形態があるわけだ。それでも残数500本と今月残り1週間は自分のペースではここが山場。 嵩を追い 狎れ過ぎたるは 事故を呼ぶ 防護のチャプス 慎重に留める | ||||||||
'10/ 2/ 14 |
山仕事:ホダ木搬出開始。 イヨイヨ、ホダ木の搬出開始!という直前になんと運搬車がダウン! 兆候は少し前にあって、普通にアイドリングを続けている間に「・・・」と回転を止めてしまった事があり、その後はいくらリコイルスターターの引き綱を引いても ン・ともスン・ともしないのだ。諦めて次の日に試してみると始動1発!でエンジンは復帰した事が2回ほどあった。 で、この日も突然「・・・」と止まり、やはり引き綱を何度引いてもエンジンはかからない。まぁ明日になればかかるだろうと翌日、引き始めたが何度引いてもかからない(泣 「プスン」は燃料系でなないだろうとプラグを外して火花を見ようとしてやはり何度も引き綱を引いてもプラグ電極に火花が飛ぶのは確認できなかった。「う〜んこれは・・・イグニッションコイルかもしれない!?」一応ダメ押しにプラグも交換してみたものの、変化無し。このエンジンはオークションで調達したもの。オリジナルエンジンはキャブに詰まったスラッジを掃除した時メインジェット付近の腐食が進み、洗浄だけでごまかして使ったのだけれど燃料系のガソリン漏れもひどく、始動性も悪かったのでエンジン換装に至っていたのだ。 「ン・!?」とすればオリジナルエンジンの燃料系を電気系がイカレた換装エンジンのものと交換すれば・・・で再度エンジン換装。キャブレターと一緒に燃料タンクとヒューエルストレーナも一緒に交換! で結果は・・・始動性は多少よくなり「スタタタ」と回り始めた。どういうわけかガバナーのリンクがオリジナルエンジンと換装していたエンジンでは逆になっていた。他の3点はポン付けで済んだのだが、スロットル部分ろこのガバナーリンク部は「何で!?」てなものだっだ。間に合わせながら手元にあったアルミ板で方向変換金具を作りつけた。てなわけで丸二日かかってエンジン修復。今までの換装エンジンからみれば25%程排気量UPしたエンジンはトルク/パワーも上り、今まで止まりがちだったゆるい坂道も1段高いギヤで容易く登った。 ※ バンクーバー冬季五輪開会 ライブ中継をリアルタイムで観戦するのはチト大変だし、録画放送に応援するのも変だけれど閉会まで日本選手の活躍に期待したい。 如月は 今が時節の ホダ木伐り 娘にもらう 14日のチョコレート | ||||||||
'10/ 2/ 7 |
山仕事:立春の節分寒波。 朝、8時半頃、通い道の道端にある気温計は−11℃の表示。 この日藪川では−24℃を記録したとか(驚 まぁこの地は本州内での観測史上最低気温−27℃とかがレコードなので、それより3℃高い!と言ってもそんな温度はちと普通じゃ体験できないわけだし、いづれとっても寒いわけだ。 ちなみに自宅から一番近い地点の気温記録がある気象庁アメダスデータでは−13.1度だったようだ。先週辺りには春の陽気とか言うようなTVの天気予報通り、山仕事中の周辺でも殆ど雪も溶け、おぉ春が近いか・・・なんて暢気に構えていたら、いきなり−10℃も下回り、おかげで自宅の水道は凍るし道はアイスバーンの渋滞で!てな具合になってしまった。 立春を 目の前にして 節分寒波 忘れた凍結防止機 今年も水道凍らす な、具合。 さてさてこんなに寒いので木楽庵メインストリートもすっかり凍てついて、ホダ木搬出には都合のいい条件となった。 2,3日前からの雪が積もった山道を今回ホダ木を提供する「Mr Got Hand氏」は夫妻で運搬作業に来庵。運搬は2t車トラックなのだが直接そのクルマは山道には入れないので軽トラで搬出する事に!・・・立春寒波来襲中の折、作業は出来るか?気になるものの朝方連絡を取り合い、まずは行ってみるべぇ。という事に。 結局軽トラも、低温が続きサラサラなパウダースノーに足を取られて山道を登りきれずに、雪の状態がよくなるまで今回は搬出延期に。 | ||||||||
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