徒然なるままに

2010

'10,1 '10,2 '10,3 '10,4 '10,5

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'10/ 5/ 30 山仕事:この辺り、今が畑の作物も大分(雑草と一緒に)伸びてきた。

 休憩小屋のそばに開墾した畑は今年で4年目。毎年種や苗を植えるときの意気込みはいいのだけれど周りの木々が緑に覆われるあたりから、雑草に負けはじめ、次には毛虫やらてんとう虫やらにメゲてしまうパターンが続いている。
 まぁそれでも昼飯時のちょっとした菜のものとか秋の焚き火の焼き芋なんかにはそこそこ楽しめる。今年は雑草と仲良く!?共存というか山菜系なら手もかからないかも・・・とあくまで面倒作業を回避したい思いからなのですが(苦笑。

 一つは「ツルニンジン」この山に入り3年目に近所のオジサンから教えられたもの
 翌年、それでも又生えてくるのかなぁ・・・と同じ場所を注意して見ていたら、本数は減って花の数も大分少ないながら生き残った株があったようだ。今度は少し目立つようにそのツルに赤い紐を括りつけておいた。少しは盗掘への抑止効果があったのか、前年に掘られた時期にも荒らされた様子はなかった。
 それでも又何時、誰か掘っていかないとも限らないので、開墾畑に移植する事に!
 で、その根を2株ほど掘り出して畑の隅に植えておいたものがこの春、芽を出してツルになってきた。1株は2本のツルでもう1株は1本のツルだったが、その1本は今年は2本になって生えてきている。そんな風に株を増やしていけるだろう。
 何でも咳止めとか、切り傷に効くとかの薬効があるらしいし【高麗ニンジンと同じような効能もあるといわれ薬用にされる】とは:Wikipedeia。若い芽は食用にもなるとか。まぁ食べてみるのはもう少し増やしてから。

 もう一つは「行者ニンニク」。これはもらい物で、特に探して手に入れたものではないし特に食べてみたいとも思わなかったが、なにやら毎年の様に山菜シーズンになると似たようなものを採ってしまうのかこの「行者ニンニク」と間違えて食中毒を起こした。とかの話題がローカル版に載る事が多い山菜。これもなにやらの薬効があるらしく、だからこそ採取する人もいるのだろうが、間違えやすそうだという感じがあって特に食べたいとは思わなかったのだ。
 手元に来たのも何かの縁で、これが正しい「行者ニンニク」である!!とお墨付きならば、これも増えてきたら、レシピを探して食べて見ましょう。
やたら増えやすいミント系ハーブとそこらの背の低い雑木を似たようなブルーベリーとか湿地には葉ワサビも植えてあるが、やはりこういった野草に近いようなものは多少ほったらかしにしていても、たくましいようで、ズボラな菊爺の作物としては一番適しているかも(苦笑

 郵便不正:村木元厚労省局長裁判
      (既出記載テーマ:3/28)
 この5月27日に第20回公判が開かれ今迄の証人陳述や検察のまとめた検察官面前調書らから事件の証拠となるものの整理が行われ、後は次回第21回公判、検察の論告求刑とその次、第22回の最終弁論を経て判決が言い渡される。
 今回の証拠整理という段階で裁判としては実質終了とみなせる所まで来たようだ。我が家の購読紙でもこの「証拠整理」の結果が報じられていたが、ようやくこの段階で1面で【「元局長指示 証拠とせず」調書不採用、無罪の公算】という報道になった。
 解説として20面にも記事が載っているが、ちょっと解説にしては焦点が違う。【検察ずさん 構図崩壊】検察ずさんは分るものの言葉尻を取るわけでは無いが「構図崩壊」という表現にも違和感を感じる。単に「作文がばれた」とでも書くべきだろう。【刑事裁判の変化読めず】【法定証言重視のながれ】と続くがそれも変!?。なぜそうなったかまでをニュートラルな説明をしてくれて解説なわけで変な偏りのバイアスがかかった様な説明では、官房機密費のお裾分けでなびいた様な評論記事に過ぎない。

 今回の調書は43通あったという、その中の34通が証拠とみなせないという判断なわけだ。検察が取調べを行い検察官面前調書としてまとめられたものの実に79%、約8割は証拠とならない言わばウソの書類という事だ。作文と言っても言い過ぎではない。出来損ないでボツになる売れない推理小説家の原稿みたいなものか。勿論被疑者なり証人が捺印してある。という事が頼りの文書なので、どうやって証拠とならない作文を捺印するまでに至ったかの内容に問題があるはず。報じられた記事でみれば、今までは「ハンコがあるから有無を言わせない『お前はアウト!』」で刑を言い渡されていた。という事を肯定しているようなもの。大々的に報じられた足利事件の菅家さんのような冤罪が起きるわけだ。ひょっとしたらまだまだ冤罪で刑に服している人がいるんじゃないの?と多くの人は思った裁判だったろう。
 さて菊爺などマイノリティな市民感覚かもしれないがそんな市民感覚ではこれで論告などどんな内容で書けるものか想像もつかない。次回公判来月22日に行われる第21回公判の論告求刑が興味津々。

 今回の村木裁判では法廷小説でもありえないほどの、ドラマチックな法廷証言が次々と出てきた。取調べ検事の証言などTwitterではTVドラマよりも生々しく(この検事の言ってる事はうそだろう!!)が伝わってきた。そんな風に公判内容があからさまにネット内で広まっている中、新聞記事なりTVニュースで流れる報道では大きな乖離が余計目立つ。事件地元紙などでは独自取材も経てその新聞社の主張も加えた記事にするのだろうが、離れた地域の新聞などでは言わば配信記事の垂れ流しのようなものだ。取材をしていないのだから、客観的事実とか独自取材結果などを載せるわけでもない。TVなどもそうなのだがキー局とローカル局の関係のいびつさが生む不健全な報道が蔓延している。この国のメディアによる世論誘導はある面全体主義国家のそれに近いものがある。
 我が家購読紙は地方紙なのでこの事件報道記事は共同の配信記事を紙面構成し印刷するだけの行為なのだろう、そんな新聞はやはりいらないなぁ。でも新聞紙自体はまだ焚き火の焚き付けやら荷造りに緩衝材にも使えるし、今の位の枚数はいらないけれど”0”にしては不便かなぁ・・・出来れば配信記事はオプションで別立て料金にして欲しいところ、別に共同配信記事など、どの新聞でもネットでも携帯の配信記事でも得る事が出来る。時間をかけて隅から隅まで読めるような時間があれば時間つぶしには良いかもしれない。新聞らしい体裁をしつらえた様な22面もある紙面は半分で済むかもしれない。とすればそのオプションは当然我が家では仕分け対象だね(苦笑・・・既に米国の新聞業界は縮小して来ている。その状況は数年後には日本にも伝播する。信頼に足る記事の提供しか淘汰から逃れる術は無いのだと思うが。  

'10/ 5/ 23 山仕事:この辺り、今がツツジの満開時期。

 去年、休憩小屋に至る山道を昇りつめ開墾し少し開けた場所に出るとその開けた道端に咲くツツジの鮮やかさに目を奪われた。
この山に通い始めて4年になり、初めの年からそのツツジは咲いていたはずなのにそれ程ホッとして立ち止まるような事はなかった。
岩手県南から宮城県北ツツジの名所は何箇所かあり、そのツツジの殆どは山ツツジで色も殆ど一様の赤色系。観賞用のサツキとかの様な手の込んだ色合いではないが、咲く花の圧倒的な量が迫力を醸し出すのか、秋になっての全山紅葉の迫力にも似た見るものに畏怖すら与えかねないほどに迫ってくるものがある。

 この木楽庵周辺のツツジはそんな迫力を与えるほどの咲き具合ではないが、それでも標高差50m弱か200m程の山道を登り平坦部に出た後に周りで咲いているツツジが目に入れば、立ち止まり眺めてみたくなるものだ。
 庭木、花木に対する素養など有るわけでは無いが、密集しすぎた雑木を適度に間伐し日当りをよくし、ツツジを選択的に保護してやればそれなりに多くの花を着けるものかも知れない。去年、今年の咲き方を見ているとそんな感じに見える。見かける範囲の幼木は大事にしてやろうと思う。

 危機管理

 自分自身が突然遭遇してしまった事故とか普段の生活では起きない事が起きてしまった時にどう行動してしまうか・・・慌てふためく・・・呆然自失・・・のどちらかだろうなぁ。自分の場合は慌てふためきながらも何をしていいか分らず結局何も出来ずに・・周りから見れば茫然自失!?てな感じになるか。いづれ当事者の性格、気質、本能的な反応が支配的かもしれない。まぁ普段から様々な出来事に対応し慣れていたり、あらかじめ考えていれば、適切に対応できるかもしれないが・・・

 こういった個人的な出来事ならば影響はその個人周辺で収まるだろうが、立場がリーダーであればその影響は計り知れない。
 今回の宮崎県の口蹄疫はまさにそんな感を受ける。かつて阪神淡路大震災の時の日本国のリーダーだった村山富市首相が思い出される。【自衛隊派遣が遅れた理由に対して「なにぶんにも初めてのことですので」と答弁】その答弁が強く印象に残っている。現実にはそのリーダー周辺で何がどう動いていたのか正確には知らないが、TVの画面からは方々で立ち上る火災の煙などはかなりの国民がリアルタイムで見たわけだし、官邸でもそれを見た人間はいるはず。時の首相も見ていたかもしれない。その時何を考えどう動くかがその時のリーダーに課せられた最大の信頼のはず。

  非難、悪口のつもりは無いが残念ながら、当時のセイジ情勢の中で村山さん自身なりたくてなった首相ではなかったろうし「なにぶんにも初めてのこと・・・」は実に素直なコメントだった様に感じるねぇ。この震災後、危機管理マニュアル的な対応方法が当然ながら作られたようだが組織立った人の集まりなら前例に基づく対処なり教育訓練も施され再発防止が図れるのが常識だし最低限同じ轍は踏まない事が行政、政治に課せられる条件だろう。そういえばアカ松農相外遊中の代行大臣は元社会党現社民党福島瑞穂氏・・・ま、だからなんだというわけではないけれど、机上の能弁さと現実にどうするんだ!という点ではこの政党結社組織のリアリティに欠けるところなんだよなぁ。

 ただ今回の口蹄疫騒動は阪神淡路の震災とは、部分共通点も感じるが随分異なった印象を感じる。どうも政府の対応が悪いと言うのがメディアの論調だし「(事が起きても)赤松農相は外遊先でゴルフをしていた」とかいう報道もあった。・・・これは誤報という事で報じたTBSが謝罪訂正を出すのだが。
 ネット報道の中で、この宮崎県での口蹄疫が発生した辺りの東国原知事のブログをあらためて読んでみると、むしろ県での初動対応に問題があったという見方をしており、同じように「そのまんまブログ」を読んで3月から4月分を確認してみると確かにそうなのかも知れない。口蹄疫に対する緊迫感は低い・・・無い!?少なくともプライオリティ1ではないようだ。

 彼は口蹄疫の怖さを知らなかった!?。加えて周りのサポートスタッフも彼を動かす行動を取らなかった!?。或いは裸の王様的状態だったかも!?・・・似たよな状況は赤松農相側にもあったのかもしれない。確かに国としては報告を受け即日(!?)対策本部を作り体制を整えてはいるのでアクションがそれ程遅かったとはいえないだろう。ただその後、外遊へ旅立つとかの行動はどうしたものか!?・・・10年前、口蹄疫が発生し対応への経験があるはずの宮崎県では結果的には3月に発生した水牛の口蹄疫の確定が遅れ、口蹄疫との確認が得られアクションを取り始めたのが4月19日になってからとなっている。

 こうしてみると、東国原氏も赤松氏も本当に自身が危機を感じて適切な指示を出したとは思えない。危機的状況に際して発する指示なればその経緯は第一優先で監視するはず。両者ともそれは見られない。結局サポートスタッフ任せと言うよりはサポートスタッフ頼りでその代弁をしている様なものかも。それならそれでサポートスタッフがしっかり遂行すれば事無きに処理できるのだが、そうはなっていない結果ではそこのリーダーもサポートスタッフも当事者意識が希薄な中で事が進んで来たのではないのかなぁ。こいつが悪い、あいつが悪いと言っているのを見聞きする畜産生産者こそ第一の被害者なのだが・・・泣いて牛蜀を!の心境なんて軽口では済まないのは重々m(--)m

 てな事を書いていたら、んん!四日市民主党市議【口蹄疫対応批判 民主市議、ブログに「知事は腹を切れ」】:朝日新聞の記事がトピックスでウィジットに入ってきた。
 既にこの諸岡市議のブログが炎上という事で早々に掲載内容は削除されているが魚拓という便利なものに載っていた。
 まぁ確かに言葉は市議とはいえ政治家らしくはないねぇ。威勢のいいBGMなんかが流れてくる所もチト・・・。ただ言葉は悪いながら、先に書いた自分の文章とも重なる所はありそう・・・あぁ自分のはブログでなくてよかったなぁ(苦笑
 朝日の記事やら問題ブログを見たついでにこの口蹄疫関連を流して見ていたら、エッと驚く内容が!「旬刊宮崎新聞」とやらが報じたスクープなのか, これぞ地元紙報道。

 おかげで岩手産子牛は引く手あまた状態になりそうだけれど、いつ何時口蹄疫ウイルスが紛れ込むかもしれないし油断は出来ないねぇ。なにより20万頭を超えると言われるブランド牛とか豚を殺すなんて。生産者にしてみれば1頭売られ行く子牛に涙したドナドナの心境の20万倍以上かも・・・こんな中で「そのまんま」Vs「オソ松」のなすりあいなど見たくもないし。まれにしか口に出来ない牛肉の価格高騰なんて事になったらこのあと牛肉を口に出来るのは何年先になることやら。・・・とかいっても菊爺なんかはそもそも国産牛なんて手も出せないからなぁ(苦笑

 でも「旬刊宮崎」の報じた安愚楽牧場に聞き覚えがあると思ったら、なんとこの岩手にも系列牧場があるではないか、データ改竄とか死亡牛の移送工作とやらが本当ならとんでもない犯罪。毒カビの生えた屑米の横流しみたいな悪どさと保身も合わせ、小説か映画か漫画でもみているよう、既にこの安愚楽牧場の企業体背景まで取りざたされている。多くは推測を含むものかもしれないが大手宗教法人系企業と流れている。そこに又表面に出たがらない政治的操作が入っているのならなんというおぞましさ。それにしてもネット情報の広がりは驚くばかり、そのまま受け入れる事も危険だけれど、何方向かから見れば真実の姿が見えてくるのかもしれない「そのまんま・オソ松」とかだけ叩いている中央紙のなんとこれまた報道の稚拙さ。もしくは意図して・・・!?

 う〜ん危機管理について書こうと思ったのだけれど途中で想定外の安愚楽牧場やら某宗教団体が出てきて、過ぎた晩酌頭には収拾付かず。
 てな具合に想定内の対応なら管理マニュアルで粛々と対処出来るのだろうがそこに想定していない要因が出てくれば、賢い人たちの作ったマニュアルでは太刀打ちできなくなる。結局は当事者たるその集団のリーダーの素養が効いて来るわけだ。今回の事態はそのまんま氏もアカ松氏も得意としていた分野ではなかったという事なのかなぁ。
'10/ 5/ 16 山仕事:周囲は田植えと若葉の季節緑の中にツツジがよく目立つ。

 今年の春は気温の低い日と高くなる日のサイクルが極端で、特に低い日が多いようだ。
田植えの時期も迷いがち。総じて時期を遅らすほうが多いような感じ。何時もは田耕起〜代掻き〜田植えが一斉に!てな感じでそこもかしこもと見えたのだけれど今年は結構ばらついているように見える。田植えが済んだ近くの田んぼでようやく田耕起をしている・・・とか。田植えが済んだ田んぼも低温警戒かふんだんに水を張っている。

 ログワークを再開し窓部のヘッダーログが一通り乗った。ここはセトリングスペースも設ける場所。今まではひたすらノッチとグルーブカットの連続だったが。チョイ違う加工も入ってくると、加工手順に戸惑う。載せたり降ろしたりが今までの倍も繰り返している様な気がする。
 事実そうなんだろう。載せてから、加工し忘れていた所とか、先々の加工手順が身についてないから、どうも自分ながら効率の悪さにイラツク事多し。 低い段なら多少載せ降ろしを繰り返してもそれ程苦にはならないが背丈を越す高さでの丸太上げ下げは結構身体にも効くし、心理的にもめげそう(苦笑   まぁそんなときは陽が透ける程の若葉と咲き始めたツツジでも眺め一息一服。なんかこれが多いなぁ。
'10/ 5/ 9 山仕事:山菜が出始め山桜も散ってきた。そんな季節に帰らぬ白鳥を見かけた。

 山通いの県道r19沿い砂鉄川の松川付近でここ何回か、白鳥らしき水鳥を見かけていた。時々アヒルを間違って白鳥かな?なんて思ったりもしたものだから、これもこの辺りで誰かが飼っているアヒルか!?!?とか思って通り過ぎていた。

 何度か見ているうちに、どうみても首は長いし!・・・と!ついにバイクを停めて検証画像を・・・
 やはり白鳥ですねぇ。時折、何らかの事故、アクシデント、電線に当たって羽を痛めたとか、足に針金とか紐を絡ませ痛めてしまったとか。とかく間接的には人的被害というか、自然の中でも獣害とかの事故はあるのだろうが、北帰行を果たせぬ白鳥もいるらしい。人目につくところで見かけられたりするとローカルニュースのネタにもンばったりするけれど、このおそらくツガイの白鳥もどちらか、又はどっちも!?何らかの都合でここにいるのだろう。
 この辺りはあと2ヶ月もすれば鮎掛けの釣り人が始終川にいる様なところ。もう少し静かな所で傷を癒せればいいのだろうが・・・

 ログワーク再開2周目。4ヶ月のホダ木伐りで勘も鈍ったか・・・いやぁ身についたと錯覚したノッチの刻みも再開1発目は大きな勘違い(泣 ちゃんとメモとか虎の巻化しておけばいいものを・・・トホホのスカーフカット失敗!修復というか補修のゴマカシに半日を費やした。
 失敗のあとは慎重に慎重に(苦笑。50もトウに過ぎた手習いはやはり中々見に付かない!という事だねぇ。 といいつつも今週でなんとか1階部分の窓開口部のヘッダーログは残りあと1箇所。でもまだドア部分も残ってるし・・・先は長い。
 
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大河ドラマ
 今、NHKでやっている大河ドラマは「坂本竜馬」
普段、あまりTVを見ない自分でも今流れている大河ドラマが「竜馬伝」これ位はわかる。日常的に聞いているラジオで、この坂本竜馬演じる福山雅治の番組で彼がよくその番組の内容を話すからなんだけれど(笑。週一度土曜日夕方の番組で普段は福山雅治のバラエテイトークがメインの番組、彼がドラマ出演をしている時期は結構その番組宣伝的なPRもあるんだろうが、おぉ観て見やろうか・・・みたいに誘われて、初めは見なかったこの竜馬伝を3,4週立て続けに見てしまった。

 攘夷だ勤皇・尊王だ佐幕だとまぁドラマを画面を通してみているだけなので、演技者の迫真さを求める演出とかもあるだろうし、その時代の熱気に団扇で扇ぎながら見たくなるが、そんな演出を割り引いても確かにこの時代に生きて名が残っている人たちには熱い煌き、眩しいほどの輝きを感じる。

 日本近代史の始まり境というのか既に明治維新からもう少しで150年にもなろうとすると古きよき時代というよりこういう大河ドラマで見る時代という事かもしれない。
善しにつけ悪しきにつけ伝統あるNHKの大河なのでこの日曜日の時間帯は他の放送局はその年のNHK大河ドラマを意識しないわけにはいかない。ビデオリサーチのデータだとコンスタントに高い視聴率を示しているからねぇ。放映期間中最大視聴率をみると196年の赤穂浪士なんて54%もの高さ。年末の討ち入りシーンだろうかねぇ。それ以降も1988年武田信玄49.2%/1987年独眼流正宗47.8%/1975年元禄太平記41.8%/1965年太閤記39.7%とか民放系では太刀打ちできない数値が取れている。

 それでも1996年「秀吉」が37.4%の最大視聴率を上げたのを最後に30%を超えた作品はない。バブル期の凋落なのかその時期以降、顕著に見られるご当地ヒーローというか地域色が出るようなドラマ作りが増えたせいか?それとも今は「歴女」とかの様に歴史上のヒーローしかもコアなファンになるほどマニアックな領域にやたら詳しい志向の若い女性までいると聞く。そんな好みの多様化なのか!?中世〜戦国の画一的な英雄伝は飽きられているのか・・・いやぁNHK大河では放映した事は無いけれど永遠のヒーロー 水戸黄門なんて、今だ日に3篇も再々々放送も含めて流していても我が家の年老いた親は飽きずに見ているしなぁ(苦笑

 で今回の坂本竜馬、福山効果もあるのかもしれないけれど、この大河シリーズのテーマ選択には時代と共に世情を加味する事が高視聴率の秘訣かもしれない。確かに戦国時代のヒーローに詳しかったりファンだとする歴女の方々も増えているだろうが、今日びそんな大将モノを勇ましく仕立ててもリアリティとしてはチト感じにくい。勿論この「竜馬伝」の坂本竜馬とて、様々な歴史小説などのフィクションも重ねられ美化されている所も多い筈だし史実を忠実に描いているとも思えない。
 けれど自分などが「ソウカモネ・・・」と思えるのは、脱藩し行動に移すとか士籍剥奪も厭わずに黒船に向かう吉田松陰とか、既成の枠を超えてこそ事がなせる。そのような今の閉塞感が漂うような空気からの憧れ感を上手く読んでテーマ選びをしているのか!?とも思うとこだねぇ。
 
'10/ 5/ 2 山仕事:ログワーク再開

 なんだカンダと去年より2ヶ月遅れで再開したログ加工。
 ログ壁が高くなってくると、下加工したログを壁面に載せるとか移動させるのが思った以上に難儀。
壁が低いうちはその上を転がしても良かったが、高くなってくると四方の壁用ログはその周りを移動させることになる。
 特に窓の開口部があるうちは短いログも多かったので担いで動かす方が手っ取り早かったけれど、今回の再開する段は窓開口部分の上を閉じるヘッダーログというヤツ。
 ここからは長い材となりこの段以上3段は1本もので使えれば7mとか9m長になる。ただテーパーが厳しくなるので途中でつないだ方が現実的なので、そんなに長い材は少ないだろうけれど、やはり取り回しはしんどいだろうなぁ。

 移動は運搬車に頼るしかないのだが、荷台は狭いので長い材は安定して載せられない。林からの伐り出しは「地駄曳き」で馬搬の馬代わりなので強引に引張ってくるだけなので、駆動力があればソコソコ用を足したのだが、サイト内で皮むきやら下加工したものはズリズリ引きずるわけには行かない。
 なので、運搬車はまたもやログ移動バージョンに・・・
またもや齢30年でも動いてくれるスーパー運搬車の特装仕様!!
荷台端側に鳥居上のヤグラを付けただけなのだが、結構使えるようだ。簡易クレーンは既についているので載せ降ろしもソコソコ行ける。ウ〜ンなにかと泥縄的な道具揃えだなぁ(苦笑
 
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四権独立!?三権+0,5!?
27日に出た「小沢一郎幹事長」に対する検察審議会議決には意外感!?!?たっぷりだった。
なんでも審議委員は11人構成でその11人全員が「起訴相当」とか!【不起訴相当/不起訴不当/起訴不当】という3段階の議決の中では一番キツイ判断をしたという事だ。 まぁ審議内容も、審議委員構成も分らず、審議に附する資料は検察調書を基にするものらしいので、委員自らの検証行為など無いわけで、各個人が検察調書以外で持っている被疑者に対する印象が左右するモノかもしれない。

 一応ネットで出回っている議決文章を読んだのだが「不自然で信用できない」「推測できる」「認定する事は可能である」「市民目線からは許しがたい」「これこそが善良な市民としての感覚である」それぞれが各文章の結ぶ言葉だけれど、う〜んなんだろこれは!?!?文章化したのは【議決書の作成を補助した審査補助員 弁護士 米沢敏雄】とあるので一応11人の委員はクジで選出という事になっているそうなので、法律用語でまとめる事は無理だろうから、この議決文のライターは米沢敏雄氏なんだろうねぇ。
 でも弁護士 米沢敏雄と言う人も結構偏りのありそうな人のようで現所属事務所のHPにある紹介文では
1958年 3月 早稲田大学第一法学部卒業・司法試験合格
1961年 4月 検事任官(大阪・小樽・水戸・東京)
1966年10月 検事から裁判官に転官(東京・岡山・横浜・宮崎・浦和・東京地裁判事)
1982年 4月 司法研修所刑事裁判教官、司法試験委員(憲法)3年
1992年12月 岐阜地裁・家裁所長
1996年 8月 静岡地裁所長
1997年 9月 東京高等裁判所部総括判事
2001年 4月 早稲田大学法学部客員教授
2004年 4月 大東文化大学法科大学院教授(法曹倫理・刑事訴訟実務・模擬裁判等担当)
2009年 4月 麻生総合法律事務所勤務
「弁護士」と聞けば弱者の味方風なイメージが強いが検察、裁判所判事経由の弁護士となれば、むしろ体制維持志向の方が強まるのが普通でしょう。
 はたして市民感情とか市民目線とはこの11人が揃って同じレベルだったんでしょうかねぇ!?。又下がった、又下がったと事あるごとにやっているいかがわしい世論調査とかの「小沢幹事長辞職すべし」というパーセンテイジですら80%チョイでさすが100%じゃない。11人全員「起訴相当」とかの判断もまた不自然じゃないのかねぇ。まるで北朝鮮の選挙みたい。もしくは人民裁判か。

 なにも自分は小沢一郎議員に票を投じたわけではないし(選挙区がちがうからなぁ、まぁ同県人としての支持意識はあるけれど)談合とかに関連するわけでもなく、彼からの何らかの享受を受けるわけでもない(笑>
でもこれだけバッシングが集中しているのをみると逆に判官びいき的な見方になるものだ。中央キー局のメディアは横並びで小沢氏非難らしいし、様々な番組でこれでもかみたいな報道とか、ニュースショー・ワイドショーが繰り返されているらしい。「らしい」というのも自分はニュースショーもワイドショーも見ないし、TV番組で見るのは天気予報位なものなので、11人の委員は何を見ているのかは知らないけれど、少なくとも自分には小沢一郎バッシングバイアスは入っていない。もしかするとそんなバイアスが無い事、みのもんたを見ない事(笑 は善良な市民感覚から外れるのかねぇ。

 まぁTVのニュースショーは見ない代わりにネット上の様々な意見とか主張はよく目にする。右もあれば左もあるけれど今回の検察審議会の議決とは裏腹にその議決自体の正当性を疑う見方が随分多いと感じるのは、そんなリベラル系のサイトをよくみるせいなのかなぁ、いゃぁそんなことはないと思うのだけれどいづれ11人全員100%「起訴相当」が「善良な市民感覚」とは到底思えません。あれほど騒いだ裁判員よりもある面大きな権力と責任を担っている割には検察審議委員の実態はよく分らない・・・自分は!なんでもクジビキ選出とか生涯守秘義務を課されるものとか。いづれマスコミの好きな「説明責任」とやらも無く、というのは無責任とも言えるかもね。いづれ国益を左右し得る人物を葬り去るかもしれない行為をこの覆面の11名によってなされる。しかも市民感情を代表するわけでもないのに、そうと称して!・・・不思議な事だ。

 さてはて選挙が近くなってくるとこんな事が普通に起こるようになるのかねぇ。これは憂慮すべきことでしょう。大阪地検が上げた「郵便不正事件」での村木被告に対する裁判で、検察調書がことごとく公判で覆されているこの頃、まぁその公判報道も殆ど中央メディアでは詳しく報じないが・・・。
 見ないとは言え、その朝のワイドショーにもよく出ているという「江川紹子」氏のHPにはこの郵便不正事件の公判傍聴記など詳しい。この人はオウム事件で一躍認知度が上がったと記憶しているが、元ジャーナリストだけに裁判傍聴も数多く法廷での事の流れ方、裁く事の意味をよく考えているんだろうなぁ・・・と感じさせる。

 主要メディア揃っての個人バッシングと言ってもいいと思うが小沢一郎議員非難。の様子をやはり元ジャーナリストの「田中良紹」氏ブログでは「みんなで渡れば怖くない」と、なつかしいビートたけしのギャグで評している。利害関係とすればメディアからは小沢一郎議員はまさに天敵ほどの害のある人物なのだろう。クロスオーナーシップ禁止とか電波オークションなんて実行された日にはそれこそ既得権益の美味しい環境に浸ってきた今までのマスメディアからすれば「とんでもない!」ことだろうし・・・。

Past.Memo.    

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