徒然なるままに


2015 '15,1 '15,2 '15,3 '15,4 '15,5 '15,6 '15,7 '15,8 '15,9 '15,10 '15,11 '15,12
2014 '14,1 '14,2 '14,3 '14,4 '14,5 '14,6 '14,7 '14,8 '14,9 '14,10 '14,11 '14,12
2013 '13,1 '13,2 '13,3 '13,4 '13,5 '13,6 '13,7 '13,8 '13,9 '13,10 '13,11 '13,12
2012 12,1 '12,2 '12,3 '12,4 '12,5 '12,6 '12,7 '12,8 '12,9 '12,10 '12,11 '12,12
2011 '11,1 '11,2 '11,3 '11,4 '11,5 '11,6 '11,7 '11,8 '11,9 '11,10 '11,11 '11,12
            
'15/ 12/ 27   ようやく雪が積もった雪押し機初出動
 (※12/27 画像ページリンク追記)

 ヘッドライト・すれちがい用前照灯

 普段、乗っている2013年式9型ジムニー。
9月の車検を終えた時に整備をお願いしている整備工場での四方山話の中で、
「いやぁ最近車検で光軸の検査が中々通らないんだよね・・・落ちる事、落ちる事、予備検しても駄目なんだもの!」。
 我がジムニーの事かな!?と思ったらそうでもないらしい。なんでもその9月から、車検時に検査項目のヘッドライトの検査が、今まではハイビームで行われていたものが、ロービームで検査するようになったとの事。
※詳しくは「自動車検査独立行政法人審査事務規程」と言うものに・・・

 この検査方法の第67次改定で、9月からやり方が変わった。と言う事。
10年ちょっと前辺りから年老いて目が悪くなったものか、やけにヘッドライトが眩しい車が増えたもんだ!と思っていた。
【55Wで100Wの明るさ】とか
【色温度がこうで・・・ホワイトビームが・・・】とか
【今はHIDで】とか
【時代はLEDヘッドライト】とかとか
後付けバルブ類の氾濫が原因なんだろうな・・・
 自分で交換して光軸も測らないで!という風に爺的には思っていたわけで。

 現実問題、偏頭痛が持病の爺にとっては、ふと目に入って来る強い光の刺激で視界の一部が見えなくなる虚性暗点とそこからチカチカするものが見えてくる偏頭痛の始まり症状が出たりするので、対向車のきつい光は、はた迷惑な対象そのものなのであります。

 この改定での対象車種は改定規定に有るように平成10年9月以降の車種となるので、対象外は車齢17年以上。今走っている車の多くが適用になるのでしょう。
 「あぁこれで、きつい光を発するヘッドライトは車検で引っかかるな、ザマミロ!!」みたいな思いもあり。
 行政(寄生法人)も遅ればせながら、やるじゃないか!と少しは持ち上げ気味な感想を持ったもので有りました。

 ところが、この【光軸検査はすれ違い用前照灯」でやるんだ〜!】と意気込んで始めたその当月わずか半月ほどで出直し。
【すれ違い用前照灯の計測方法の変更に伴う当面の取り扱いについて
前照灯等の光度及び照射光線の向きの審査は、審査事務規定第67次改正に基づき、平成27年9月1日以降、原則すれ違い用前照灯の計測方法により計測をしているところですが、当面の扱いとして、下記の通り取り扱うこととなった旨自動車検査独立行政法人から日整連に通知がありましたのでお知らせいたします。
なお、軽自動車についても同様に取り扱われるとのことです。

すれ違い用前照灯の計測において、右側もしくは左側のみを計測した時点で前照灯試験機により不適合と表示された場合は、計測困難な自動車とみなして走行用前照灯を計測するものとする。
この場合において、走行用前照灯を計測し不適合となり再検査で再度計測する場合は、すれ違い用前照灯または走行用前照灯のいずれの方法で計測しても差し支えない。】
という連絡が出たのだとか。

 実際に検査を始めたとたん、かの整備工場でぼやく通り、はじかれるケースが多発したもよう。車の整備事情をブログで上げている現役整備士の方曰く、
【こうなるだろうなと思ったんですけどね。実態を知らなすぎるんじゃないですかね?
 初車検でもロービームで光度が上がらない車なんか山ほどあったんですから。
 そういった車って、ユーザー側からしてみたら新車時のクレームとして取り扱って
 もらわないと納得できないですからね。

 初車検でライトが適合しないなんて製造元に問題があるって言われても仕方が
 ないと思います。
 もっと実態を調査してから審査事務規定を改正してほしいものです】


 なんだ、光軸検査で落ちるクルマの多くは照度不足で落ちると言う事!?
 落ちるクルマが多くて現場が混乱するので、当面は・・・となったワケかな。
当面の扱いとして・・・】こういった場合の当面というのは一時、ではなくて記憶から薄れる位、しばらく!!という風に思えるので、
 期待した対向車のきつい光はまだまだ続くのか〜〜。



 それにしても、車検に関わる行政法人やら社団法人やらと言うのが一般ユーザーには分かりにくい。
「自動車整備振興会」は一般社団法人+公益社団法人格ではあるけれど行政法人ほどの情報公開の責を負っているわけではないようだ。公益性と言っても「・・・自動車使用者の利益の増 進に寄与する・・・」てな文言がそれを現すのでしょうが業界の利益を超えるものではないでしょうね。

 ロービームで検査し始めたら、不合格が一杯出すぎて現場が混乱。民間系と行政系の法人さんが慌てて「当面は・・・」という文章を行政側から出してもらって!?出させて!?とりあえずの対応となりました。と言う事かな、想像の域なのですが。

 「自動車整備振興会」さんは業界代表的な役割も担っているのでしょうから。現場では【・・・初車検でもロービームで光度が上がらない車なんか山ほどあったんですから。・・・】てな事実があったのなら、それを正してこなかった?不作為と言うヤツなんですかね?いづれ互いのマッチポンプみたいなもんでしょうか。

 当地のような田舎では今やクルマなしでは不便この上ない白物家電に近いモノ。二重三重と掛かる課税の不条理さもため息モノ。
 車検はディーラー・指定工場工場、もしくは認証工場へ依頼して通すのが圧倒的に多い。車検行政法人の26年度報告書ではユーザー車検は30%を超えている数値となっているが(受験代行者を含む)となっていて純粋なユーザー車検はまだまだ一般的とは言えない。この9月の混乱期にユーザー自身で車検を受けた受験者はどれだけいたのかわからないが「当面の・・・」などという暫定処置については業界に精通していなければ分かりえない事でしょうね。

 報告書を見れば月間の車検台数は50〜60万台になるようで30%が本当にユーザー本人の受験ならばこの月15〜18万人のユーザーが混乱の検査に立ち会ったと言う事で、全国版ニュースで取り上げられてもおかしくない事態だったと思うが、そんなニュースは見た事ない。

 今回の様に振り回される側は車検整備・検査に関わる現場系と特に不法な事はしていないのに「アウト!」とされたユーザーの方々にはお気の毒としか言えないが、おかしな事にはブログであれなんであれシッカリ声を上げた方が良いと思う次第。
 いやはや今年の最後は来年に向けて!みたいな明るい話題を記すればよかったが、毎度のボヤキとなりました。来年こそは明るく行きたいものです。
 ではよいお年を!  



'15/ 12/ 19   冬鳥

 本格的な雪はまだ降りません。
せっかく今シーズンには新しくサロモンのブーツを新調したと言うのに出番はあるのでしょうか(苦笑

 盛岡周辺のスキー場はオープン延期となっていて、県内で滑れるゲレンデは北上市夏油スキー場のみ。シーズン中の最高積雪は3m超。一説には5mも積もるんだがその数値を出すと、躊躇されるだろうと控えめの数値を出すのだ!とかも聞いた。いづれ県内で最大積雪を記録する夏油スキー場が滑れなければ他に滑れるスキー場は無いということでしょう。

 近場のファミリーゲレンデの午前券で滑って午後は温泉♪パターンが身についた爺スキーでは、オープン日のリフトフリーな祭畤スノーランドはオープン予定が来週23日となっているこの小さなスキー場が楽しみにしているのだが、さてはて!?

 R457から脇道に逸れてやく800mの木楽庵までは未舗装の山道が続くが、今時期平年ならすっかり凍てついているのだが今年はマッド路面状態。ジムニーの特性で何とか登れているが、早くバンと凍ってもらいたいところ。それでも、今週末には最低気温はー6℃とかラジオの天気予報では言っています。
 日が短くなるにつれ、気持ちも陰鬱めいた感じになってくるものだけれど、冬至を過ぎ日も長くなってくれば自然と気分も明るくなり、ましてスキーで汗を流せば冬又楽し!の季節。

 今のところ、今シーズンの雪は少なそうだが冬に見かける野鳥はそれなりにログ周辺にやってきている。朝夕、山道と傍の茂みを飛び回っているスズメに似た「シトド」の群れが居るのだが、似た様な雰囲気の体型のヤツがこの日は小高い枝を渡っていた。一応シャッターを押して、あとで見てみるとフォルムは似ているが羽の色模様は違う。図鑑と見比べてみると、これは「マヒワ」なのだろう。

ログサイトにやって来た猿

 今晩はとある忘年会。
先週末に引き続きだったが今年はこれが最後でしょう。
 師走のせわしなさに年賀状もまだ書いていない。元旦に届く様に終わらせてしまいたいのだが、図案がまとまらない。

 干支にちなんで猿を使いたい!と探していたら、 ログ積みをしていた時にやって来た猿がいたことを思い出した。
 画像を探していたらあることは有ったのだけれど、とっさの事で持っていた携帯で撮った画像は、猿と判別できるかどうか・・・
※黄色い円内の何か!
(実は猿であります、当地に猿が(驚)



'15/ 12/ 12  須川岳は雪に覆われた

 せわしくなってきた師走第2週、先週から今週にかけて目を引く出来事が続いた。
先週3日にははやぶさ2の地球スイングバイ。ラジオでは夕方6時45分頃北極星方向を通過して行くと話していた。
 日中、雨混じりの天気が帰り道では雲が切れかかり星も見えていた。肉眼では見えないだろうとの話だったが夕飯を終えて空を見上げると 北極星が見えたり雲にかかったり。
 後日「仙台の天文台では動画で撮れたそうです。」と教えてもらい、映像はYoutubeにアップされていた。


 今週は、金星探査機「あかつき」の軌道路投入。
当初予定の5年前、メインエンジンが壊れて軌道投入失敗を経ての出来事だけに、満身創痍でサンプルリターンを果たした初代はやぶさの出来事を思い出す。
 7日の軌道投入のためのエンジン噴射は計画通り上手く行った!という発表があったが、実際に衛星軌道の確証が取れた二日後、やはりYoutubeのライブ映像で観させてもらった。女性活躍の政策云々が取りざたされているが、今回の軌道投入プランで重要な役割を担ったらしいJAXA主任研究員の 廣瀬 史子さん、カッコ良かったですねぇ。
 そう言えば、次に書こうと思っている油井亀美也さんがキャッチアップした補給船「こうのとり5号」の管制リーダーも松浦真弓フライトディレクター という女性だったなぁ。活躍しているじゃない日本人女性♪♪

 金曜11日22時頃にISS(IS・ISではない)に滞在していた油井亀美也さんが無事、カザフスタンに降り立った(らしい)。はっきりしないのは暗くなった時間の着陸のせいか、パラシュートにぶら下がった着陸船の姿は見えなかったが、地平に並ぶスタッフは並ぶ様が映り、無事の帰還が報じられた。
 これまたYoutubeでライブ中継してくれたおかげで!と言うよりは爺ではわずかながらの納税ながら、税金を使っている組織はこの位のサービスは当然だろう!と思えてしまうJAXAのサービスでした。

 同時間帯で放送される情報番組は朝日TV系の「報道ステーション」。放送時間内のこのイベントは狙っていたようだが、リアルタイムで報せる事は出来なかった。
 メディアのゴールデンタイムをお笑いタレントに頼らざるを得ない大手メディア既得権益に固執するメディアは、もはや存在意義をマジメに考えて欲しいものです。

 それにしても、世俗の欲得から離れた宇宙空間では国家の隔てが無い行動が出来るものですね、日本にも有人飛行士を人工衛星に運べる能力のあるH2AがあるのでAll Japan製のプロジェクトを果たしてもらいたいなぁと思いながら観たライブ中継でした。面白いと思うのは、JAXAの管制室でもロシアでも、いやにコンソール前でウォッチしている人数が閑散としている事。それだけ衛星軌道からの大気圏再突入と帰還に関する技術は安心出来る精度で確立したと言う事でしょうね。

 宇宙イベント3件立て続けにメデタシ♪♪
の報道が続く中で「火垂るの墓」の野坂昭如氏死去のニュースがあった。

 8月15日の終戦記念日はその月初め辺りから、太平洋戦争関連番組なども組まれて意識されるし、今年は何年かぶりで「火垂るの墓」も放映されたとか。
 あのアニメは良いですねぇ。特にドロップの缶に水を入れて飲むシーンが何度見ても涙腺が異常を来たします。
 TVで見逃したにしてもYoutubeで「火垂るの墓」を検索すると海外版だと思うがちゃんと全編アップされているし外国人が観た反応まで・・・

 そう言えば・・・的に思い出した今週は太平洋戦争の開戦日12月8日が入る週。
8月15日の終戦記念日はその月初め辺りから、太平洋戦争関連番組なども組まれて意識されるし、今年は何年かぶりで「火垂るの墓」も放映されたとか。
 そういう終戦記念日に関する意識付けみたいなものは毎年あるが、12月8日に関するものは殆ど無くなっているのは何時からだったものか!?
「殆ど」と書いたのも自分が見かけて12月8日を思い出したのは先月24日に某民放BS局で流した映画「パールハーバー」
 勿論アメリカ映画なのでアメリカ的ラブロマンスも入れ込みハリウッド映画らしくカネもかかっている戦争アクションロマンス映画と云ったモノ。12/8は思い出すが、8/15ほど何かを伝えようとするものはなさそうだ。それが意図したものかどうかは分からないが。

 終わりがあれば始まりもあるわけで、毎年繰り返される終わりの特集に比べ始まりの特集は実にそっけないと言うか先のアメリカ映画の他はとんと目に付かなかった。
 視点の当て方に苦慮するのかもしれないが(端的には良かったか悪かったかね)終わりに対する始まりの部分もバランスよく解説特集して欲しいものです。

 太平洋戦争を絡めて今週放送機会の多かったのがゲゲゲの水木しげるさんの逸話系話題。
 片腕の漫画作家の片腕は・・・確かに戦争なしでは語れない。平均的な日本人よりはマイペースと言ってよいか今年の夏に放送された映画「肉弾」の主人公を連想させる人物だったようだ。確かに徴兵で戦争に投入された人生の諸先輩の悲哀は理解できるが、この水木しげるさんの逸話とか映画「肉弾」を観ると戦時下の中でも、どこか自由な精神状態を持ち得た時代だったかもしれない。とむしろ自分には思える。

 もう一つ今週頭に「海外譲渡される南武線の205系」のニュース。
40年も前の若かりし頃、南武線沿線に居た事があって、この南武線が目に付いて記事を見た。
 なんでも南武線で使っていた205系電車がインドネシアに譲渡されるのだとか。

 自分が南武線に乗った時代はこの205系の先々代辺りだったのだろうし、自分がこの205系とやらには乗ったのは、ずっと後、品川までの山手線だけだったと思う。

 インドネシアの鉄道と言えば、日本の受注が見込まれていた新規高速鉄道建設を中国が横取りしたばかり。国際入札には普通我々一般市民が目にする以上の悪徳く暗躍する力学があるのでしょう。China製高速鉄道が走るのは2018年を予定しているのだとか。いやはや決定から3年目に国として初めての高速鉄道開業とはなんとも素晴らしい(日本の新幹線ベース和諧號か!?(苦笑)
 実際その頃に安定して走っているのは、南武線を走っていた205系の電車かな。

 そういえば、今週は不思議なUターンと言うのか捜査セオリーでも言われるらしい「犯人は犯行現場に戻る」実例か!?
 爆発しなかった天井は幸いだったが、靖国神社の外にある神社が憎かったのか、逮捕された韓国人容疑者はなんで又日本に来たのだろうか!?
 爺は幸いこういう犯罪を起こした事は無いので犯人の心理は分かりかねるが、近場ならともかく出入国の手間も惜しまず、又々日本にやって来た便所爆発事件の容疑者。と言うのも今週に限らず今月の!か今年一番の不思議事件だった。

 何かと話題が集中したせわしい師走。雨の日はヒマな身、日中PC前に座っていると世の中の様々な出来事を覗き見える良い機会!
 様々感動しつつ長文になってしまいました。

 さて明日週末12日は忘年会に付き、ちょい早めのUPとしよう。



'15/ 12/ 5  二つのカメラで撮ってみた。磐井川の白鳥十三態

 一つは野鳥をもっとはっきり大きく撮りたくてこの春買ったFinePix S1。
見かけ焦点距離、35mmフィルム相当で1200mmというなんともスーパーなレンズを装着したカメラがあるもんだ。以下これを約半年使ってみた使用感&雑感・・・

 イメージャはコンデジ標準的サイズの1/2.3型なので、1200mm相当とはいえ望遠端でもレンズは5cm程しか伸びない。極めてコンパクトなのでデジ1系なら400mm以上とかのレンズを装着したら大きくて重くなり三脚なしでは辛い。それが大概手持ちで楽に撮れる。広角側は24mm相当なのでそれほどワイド感はないが普段持ち歩くにはとても便利。この半年は9割方このFinePix S1を使っている。ま、このカメラに慣れるためと言う事もあったのだけれど。


 超望遠とか高倍率50倍或いはそれ以上と謳うこのジャンルは勿論かの2大カメラメーカーのニコン・キャノン初めソニー・パナソニックまでこのクラスを出している。
 かつてUZ(ウルトラズーム)シリーズとして高倍率コンデジの先駆けだったオリンパスは今もシリーズはあるがUZは40倍止まりで終了し、新しく50倍モデルは型名も変えて。「ドットサイト照準」という機能を持たせた。
 高倍率望遠端では視界も狭くなりちょっとした動きで被写体を外しやすい。被写体を見失ったときに、釦を押して倍率を下げて狙い直す機能を付けたり各社工夫はしているが、使い易さはこのドットサイト照準が一番いいんじゃないでしょうかね。

 これらのモデルは見た目はデジ1そっくりの外観をしていて、あまりカメラに詳しくなければチョット見区別が付かないかも知れない。特にニコンのCOOLPIX P900 は驚異の83倍、35mm版換算で2000mm相当だと言うし67mm径のレンズはとてもコンデジとは思えない。いやはや高倍率を競うのもこの辺りが打ち止めなのかも。
 ただこのジャンル最高価格ながらRAW出力が無い。このカテゴリー画質ではRAW現像など必要ないでしょ!という上から目線のニコンらしい割り切りかな!?

 jpegデータでも、画像の補正などは出来るけれどRAW現像の補正範囲はずっと広くレンズの収差なども個別に出来たりする。数多く撮ってもあまり歩留まりのよくない自分など重宝します。確かにRAW出力は容量がちと大きくなるが、その容量を処理する負担を削って他のSpec数値を上げるとか何かの理由でしょうかね!?。でも出力するかしないかはユーザーの選択に委ねねば良いわけだし、さて!?
 それら50倍を超える機種の中で、RAW出力の他FinePixS1だけの機能として捨てがたいのが防塵防滴構造という所。自分の選択の決め手はここだった。

 デジ1ならレンズ交換前提なので初期製品を除けば、センサーのゴミ払い機能が付いているので、それで落とせるようなゴミなら取り除ける。けれどレンズ作り付けのコンデジでは、センサーへのゴミ付着は厄介。今までPCの代替わりに近い台数のデジカメを使ってきたが、大概このゴミに悩まされて買い換える事も多かった。
水深ンmとか防水カメラならゴミで悩む事はまず無いのでしょうね。
 まぁ使い始めてまだ半年チョイだけれど毎日ゴミにまみれるような生活パターンながら、まだ大丈夫。防塵防滴効果と思いたいがさて!?


 今回、飛び立つ白鳥を撮りに、デジ1PENTAX K5Uと一緒に持ち歩き撮ってみたが、FinePixS1飛ぶ鳥を追いかけるのは難しい。高倍率でのAFの迷いで中々シャッターを押し切れない。マニュアルフォーカスもあるが、硬めのロータリースイッチを回すので実に具合が悪い。これで飛ぶ白鳥を追いかけピントを合わせるのは自分には出来ない。置きピンにして、フォーカス・イン連写!って出来るのかな!?合わせたピント範囲を通過するタイミングでシャッターを押すしかないような・・・。

 小型の野鳥などもチョコマカ動き回るが、フレーミング範囲内か、少し外れた程度の動きならなんとか捉えられるが、通過するように飛んだり走ったりするのを収めるのは難しい。まぁ半年使ってみて、使う機能も限られるのだが取り説いらずに使えるようになった今の段階ではやはり対象を限れば便利なカメラと言う事ですね。

 結局、飛び立つ白鳥を数多く撮れたのは、普通のデジ1PENTAX K5Uに400mmのレンズを付けた方だった。望遠端でのAFの迷いはあるが、そんな時の マニュアル操作ははるかに容易。
 どちらのカメラもと言うかデジタルカメラ自体、画像をデジタルデータで記録する仕組み以外にも殆どの制御を電気式に コントロールしている点ではほぼ同じ。
 ただシャッターを押すだけ!的な便利なコンデジのメリットに超望遠のレンズをつけた一眼風な物と、一眼そのものの操作性を残しながら 電気制御の便利さを足していった物の違いと言う事でしょうね。
 慣れという点も有るかもしれないが、単純でアナログ的な物を使ってきた世代にはいざとなれば機械的に動かせるようなものの方が使いやすいと言う事かも。




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