徒然なるままに


2015 '15,1 '15,2 '15,3 '15,4 '15,5
2014 '14,1 '14,2 '14,3 '14,4 '14,5 '14,6 '14,7 '14,8 '14,9 '14,10 '14,11 '14,12
2013 '13,1 '13,2 '13,3 '13,4 '13,5 '13,6 '13,7 '13,8 '13,9 '13,10 '13,11 '13,12
2012 12,1 '12,2 '12,3 '12,4 '12,5 '12,6 '12,7 '12,8 '12,9 '12,10 '12,11 '12,12
2011 '11,1 '11,2 '11,3 '11,4 '11,5 '11,6 '11,7 '11,8 '11,9 '11,10 '11,11 '11,12
            
'15/ 5/ 30  「おさなぶり」県道122号、夏油温泉Touring。

 「早苗饗」と書いて「さなぶり」と読むのだそうな。
田植え自体は先週日曜日に孫子総出で植え終わり、慰労(!?)のBBQも終わっている。けれど田植え機では植え切れない田んぼの隅やら、機械で植えて欠落したところは手植えの「植え直し」作業がつきまとう。
 それも今週ようやく終わり、その後は稲刈りまで水の管理、畦と休耕田の草刈りカメムシ防除などの消毒作業程度の軽作業となる。

 機械化されない時代は我が家程度の小規模稲作は近所同士の「結い」として互いの作業手伝いでこなしていた記憶がある。
その時代「さなぶり」とかの慰労会などはやっていたのかそこは記憶にない。田植えが終わった後の食事時に酒などを飲みあっていたような気もするが、その程度だったのかもしれない。

 昨今の集約化して規模の拡大から取り残されたような小規模稲作は田植え、稲刈りなどは苗を運んだり箱を洗ったり、刈った稲を運ぶ等々細々した作業もあるのでそれこそ孫子の小間使いもありがたいものだが、田植え機操作や稲刈り機操作などは一人がそれをやれば済んでしまう。ではその一人の為の慰労会(苦笑。

 この日は10年ぶり位になるか夏油温泉へ。
スキーシーズンは途中の夏油スキー場までは除雪されているが、県道122号線の行き止まり夏油温泉までは今月中旬冬季閉鎖が解除になった。
 広域農道のアジサイロードを抜け片道1時間半程度のショートツーリング。
ささやかな「おさなぶり」。
 傍を流れる夏油川ではカジカガエルの鳴き声が響いていた。

 
'15/ 5/ 23  今年は雨が少ない。一雨は無くても緑は濃くなった。

 「一雨」は「・・・秋が深まる」「・・・春が近づく」とかいう言い方があるけれど、自分的には「一雨ごとの山の緑」とか「一雨ごとに雑草が伸びる」とかの方が実感だねぇ。
 先月来、感覚的に雨は少ないようだ。我が家の田仕事、特に田植え時期に関しては木楽庵の麓、萩荘地区では我が家の田植え時期よりチョイ早い。と言うのが例年だったような気がする。今年は今日も田植えをしている田んぼがあったし、ようやく代掻きを終えた。という田んぼもある。勿論我が家の先週の田植えより1週間も早いところもあり、かなり時期的には分散したようだ。

 見ているとそれもこれも水田の水が思うように調整できなかったのかもしれない。麓の地区では水田水利も長い水路を使っていたり、足りない分は川からのポンプアップでまかなっている。川の水量も低く水路に流れる水も少ないようだ。
 今日田植えをしていた田んぼでも今週初めまで、田起こしをした後水は引けていなかった、代掻きはつい数日前に作業していた。

 やはり今年先月、今月の雨は少なかったように思う。山の木々の緑が濃くなる頃は、雨が降る毎に色濃くなっていくもんだ。てな感じを持っていたが、どっこい雨が無くてもちゃんと山の緑は濃くなってきている。
 山道も今までは結構明るかったものが、周囲の木々の葉が濃くなるにつれ鬱蒼としてきて暗くなってきている。雑草の勢いもそれなりでシーズン中3,4回刈る下刈りも今週一度目を終えた。

 
'15/ 5/ 16  田植え終了、久々のバイクネタ

 先週の日曜日、家族総出で田植えイベント。
台風6号の影響だとかTVでは言っている様だった。
この時点で台風6号は沖縄周辺。まぁ台風の渦雲の先端であっても、他の気圧配置への影響もあるのかもしれない。
 10日間予報があるので良く見ている"Tenki.jp"では日曜日は風が強い予報だった。田植えに強い風はあまりよくない。植えた苗が浮いて流れたりもするし水面に風の細波が広がれば苗を真直ぐ揃える様に田植え機を動かすのもしんどい。

 家から離れている我が家の子供たちは、ここ最近、殊勝にも田植えと稲刈り脱穀のイベントには帰ってくるようになった。この日は孫子総勢6人が田んぼに来る事になる。前日の土曜日から来たのでその晩はBBQで歓待した・・・
ん、集まるのもこれが目当てか!?(苦笑

 翌日曜日が風が強い事は2,3日前の予報でもあったけれど、勤め人の休日農作業応援とあれば、多少の風でも決行しないとなぁ!と・・・。
 その後の植えた苗の欠落部分や、田植え機を回した田んぼの四隅など「植え直しは」後日、コツコツとやれば済むが、やはり田植えとか稲刈り脱穀作業は田んぼ作業の3大ベント。子供達もある程度歳をとってきたという事かもしれないが、こういう工数のかかる作業は手数が多い内に済ませるに越した事はない。
 天候的には風で危うい強行の田植えだったが、おかげさまで終了となった。


 気がかりの田植えも終わり♪♪時間も出来て先月から少しづつメンテしていた原チャリいじりに復帰!ようやく走行可能となった。
 ここ10年程エンジンも掛けていない1983年製HONDA SKY車齢32歳。
10年前に動かしたその前の10年もやはりブランクがあったが、盛岡の学校に行っていた末娘が教科の実習でしばし周辺の町を歩くと言う事で復活させたばかりのこの原チャリを二人で盛岡までライディングトレーニングを兼ねて運んで以来の事。

 10年前の時はバッテリー/プラグ/タイヤ交換のみでもちゃんと動き回ったが、さすがにあれから10年!齢32は結構くたびれていた。
 エンジン不動は勿論、バッテリー/プラグを新品交換してエンジン始動はしたものの、まともに走れるエンジンの回り方ではない。
他にもウインカーは点滅せずヘッドライトも点かない、タイヤも要交換。
 少し気合を入れて手を掛けてやらねば!と先月来パーツを集めながら、今週ようやく木楽庵山道専用バイクに仕立て上げた。

 
'15/ 5/ 9  藤の花が咲いて、田植え準備、ちょっとその前にノロゲンゲ

 「下の下」という意味で※「ゲンゲ」と言うそうな。
漁で獲っても高く売れないものだから、その地元で食べていたのだという。
 蟹漁などで混穫されても捨ててしまうくらいだとか。
確かに見た目がグロテスクなものが多いようだ。ビジュアル的には下の下かな(笑
※(漢字では「**玄華」と書くそうだから「下の下」だけではないのかもしれない。)

 能登に行った時に寄った直販所で初めて「タナカゲンゲ」を見た。魚ではあるけれど、細ったアンコウとかナマズを連想しヌルッとした容姿は・・・ま、魚類はヌルヌルするものだけれどそのヌルヌルさを全身で現しているというか(苦笑
 ただこのところ「タナカゲンゲ」は地元民でも中々食べられなくなったという。漁獲量が減ったとか言うわけではなくて価格高騰のためだという。はて!?

 昨今、急に金持ちになった中国人がマグロやら高級ワインやら霜降り牛肉を口にするように(出来るように)なってそれらの価格が上がっている。という話はTVでも見聞きする事がある。「タナカゲンゲ」はまだ中国人が目をつけたわけではないと思うけれど、今まで主に地元民しか食べなかった魚がいろんな情報で、広く食べられるようになった事が価格高騰のわけらしい。中国人が目をつけたなら、ゲンゲ漁で蟹が入ってきたら蟹を捨てるようになるかも・・・な、わけはないでしょうが。(苦笑

 この辺のいきさつは漫画「築地三代目」の受け売りなのですがね(- -;;
今週、法事があって秋田のにかほに行く機会があった。去年の葬儀の一周忌だったのだけれど葬儀とは違い多少重苦しさも和らぎ行ったついでに産直にでも寄って日本海産らしい食材でも物色するか!という気分も湧いていた。

 連休中の田んぼ仕事の気分転換も兼ねてのバイク行、なおさら(苦笑
せっかくの日本海、三陸では見かけない海産物を狙ってみた。
 立ち寄った産直にあった「ノロゲンゲ」。以前能登で見た「タナカゲンゲ」はかなり気になったけれど、それからのツーリング行程を考えるととても買って帰る気にはならなかった。今回の「ノロゲンゲ」はサイズも小さく、帰り道でもあるし!と言う事ですかさずGet!!

 何せ「初ノロゲンゲ」なので本来のベストな食べ方は分からない。ネットで検索するとプルプル・コラーゲンたっぷり!♪!♪とある。
煮魚が正統派らしい。それでも焼いて食べても美味しい!!とある。
 連休中は多くの人がBBQを楽しんだ事だろうと、この日はBBQコンロを取り出して焼きノロゲンゲ。深海系魚類なそうで身体の表面は粘膜で覆われているという。

 焼いてしまうと、プルプル感は皆無。味は白身魚の三陸の「ドンコ」に似ている。
ドンコも鍋にすると上品なお出汁で人気が高い。この日は焼き魚として食べたが、又機会があれば今度はぶつ切りで鍋にトライしてみたいモンです。  

 
'15/ 5/ 2  ようやく、田起こし

 週初めのまとまった雨が響いて田起こし作業が遅れていた。
当地県南辺りで早いところでは既に代掻きも済み田植えまで進んでいる所もある。
 狭い範囲ながら我が家の田んぼのある地区では、何時もなら田起こしも代掻きも最初に手がけるのだけれど今年はちょっと出遅れた。5月連休を前にして異様なくらい好天予報が続いている。
 そんな天気予報にも「この天気なら、何時でもやれるさ・・・」気分。

 まずは、同じ地区の田んぼで共用している水路の砂上げ。
用水は近くを流れる小川を堰き止めた水戸から取水しているが、道路脇の側溝に至る4,50m程が毎年秋の台風などで川砂が流れ込み水路が塞がってしまう。
 共同の作業は隣の田んぼの方と4月末日30日にやろうと相談し老父を介して連絡したつもりが、どこかで連絡内容が変化したか。一部前日の祝日と伝わったようだ。

 予定した日の朝、行ってみると作業しに来たのはやはり二人だけ。初め二人でぶつくさ言いながら再度電話連絡をしようとしてたら、少しはなれたところからこちらに歩いてくる人影。水路を見ると6割方砂上げ作業がすんだ形跡。!?!?。
 3人となって、話を聞くと・・・ことの顛末は我が家老父のボケ!?認知症!?
どこか電話連絡で行き違いがあったもよう。
 結局4月最終日、3人で残り4割方の水路の砂上げと、水戸の堰き止め板を外し水の勢いで溜まった砂を流し共同作業は午前中で終了。

 午後から小型トラクターで田んぼに向かい田起こし作業が済んだ。同じ地区内の田んぼも大方この日に田起こしがを終えたようだった。



 

Past.Memo.    












HTML版Homeに戻る