徒然なるままに


2016 '16,1 '16,2 '16,3 '16,4 '16,5 '16,6 '16,7 '16,8 '16,9 '16,10
2015 '15,1 '15,2 '15,3 '15,4 '15,5 '15,6 '15,7 '15,8 '15,9 '15,10 '15,11 '15,12
2014 '14,1 '14,2 '14,3 '14,4 '14,5 '14,6 '14,7 '14,8 '14,9 '14,10 '14,11 '14,12
            
'16/ 10/ 22    ようやく脱穀終了&植え付けの作業も。

 秋雨の降るサイクルが丁度田んぼが乾かない頻度で降り、周囲の農家も合わせ今年の米の収穫作業はかなり焦りまくった。
 我が家ではいまだハセ架け天日干しなので、稲刈りも脱穀作業も遅れまくってようやく今週頭、日曜日で脱穀作業まで終わらせた。

 稲刈り前までは倒伏もなく(実はこれが作柄への予兆だったか!?)公的な作況指数予測も平年並みを示していたので、収穫への疑問も不安もなかった。
 けれど稲刈り、ハセ架け、脱穀と進むにつれて、刈った稲の丈が短い。必要とするハセの長さが平年よりも短くて済んだ。・・・減収となることは確定的。
 稲の丈は平年より10〜20cmも短いのが半分近いか!ハセに架けると短い浴衣を着た感じ。ハセに架け終ると、平年よりも1割ほどハセが必要なくなった。この時点では10%減収か!

 で、先週末から日曜日の脱穀作業の結果、モミの袋数にして去年より20%程少なかった。周囲の稲作農家の話を聞いてもどこでも今年は少なかったと聞く。要因は天候不順、夏の暑さとその直後からの秋雨の影響を話す人が多い。
 具体的にそれら農家がどれほどの減収になっているのかは分からないが、2割減となった我が家の作柄にはもう一つ施肥の不足があったかもしれない。

 台風は直撃こそなかったが何度か襲来し強い風もあったが稲の倒伏は皆無。丈が短い事も刈り取り後、稲わらの嵩が少なかった事も倒伏への耐性は高いものの結局稲の成長も実入りも悪いと言う事に他ならない。
 心当たりは、田起こし時には毎年行っていた堆肥の鋤き込みを今年はしなかった。今年はこれが敗因だったかもしれない。いづれ結果には原因がある。春から積み重ねた作業の結果が秋に出る。作業自体は簡単なようだけれど天候も加わり条件は毎年変わる。難しいけれど、そこが面白い事かもしれない。 


   コメの収量減でガッカリすることもあれば、予定外の事でホクッとすることもある。
先週初めの芋の子会でメンバーの一人から「ブルーベリーの苗木はいらない!?」と事前に問いかけがあった。 当日軽トラで登って来た荷台一杯に大鉢で育てられたブルーベリーが満載されていた(驚。

 貰ったはいいが、さ〜てどうすんべ!!と一週間程そのままにしていたが、田んぼ作業も終わり、ちょうど適度な雨も降った。
 この時期、鉢からの移植はどんなもんか!?春まで待った方がいいんじゃないか!?とも思ったがネットで調べてみると、特に問題はないらしい。
「・・・移植には大変強く、特に休眠期(12月〜3月初の落葉している間)の移植であれば、後遺症は、ほとんどありません。・・・」との書き込みもある。

 雨上がりの翌日、日当たりのいい斜面があるので、そちこちに生えて来ていた雑木の幼木を処理し、域内作業車のジムニーを三往復させ運んだ苗木を移植した。
 苗木についていたタグを見ると、購入日から植え替え日、育てていた場所らしき記号まで記載されている。いやぁ彼の見た目に似合わず!
いや見た目通りの繊細さか(笑

 こういったところは見習いたいものです。タグのエリア名も書き換えないと!
命名”ブルーベリーヒル”がいいかな(^^♪
 さて移植先が気に入ってしっかり実をつけてくれるといいのですが。そうそう御礼にも行かないとね。

'16/ 10/ 22    今年も 芋の子会の季節になった。そして須川の紅葉も丁度見頃。

 芋の子汁の季節。秋田では大鍋にユンボのバケットでかき回して煮るイベントがこの季節にはTVで流れたりする。
 些細なことなんだが、そういうイベント風に芋の子汁を囲んで飲んだり話したりする催しは「芋煮会」が正しいのか「芋の子会」が正しいのか!?
 どうもTVとかラジオではもっぱら「芋煮会」。特にイントネ−ションは「い【も】にかい」と「も」にアクセントを付けているように聞こえる。
 爺など、そういうイベントに入るようになったのは仕事についてからなんだがずっと「芋の子会」と言って来たのだが、TVラジオではひたすら「芋煮会」と言っているので、いわば「芋煮会」が標準語的で「芋の子会」はなんとなく田舎臭い呼び方なのか!?などと思ったりもしたもんだ。

 ネットで検索もしてみましたよ。ネットは便利なものでWikipediaには地方によって呼び名が違うと!
【呼称の分類】とかいう項目まであって
※芋の子 岩手県北上盆地、秋田県横手盆地南部、山形県新庄盆地(最上地方)、宮城県大崎地方の一部に分布。「芋の子汁」とも呼ばれる。会合を指す言葉は「芋の子会」、年配者は「芋の子食い」と言う。

 なんだ、秋田でも「芋の子」と言ってるじゃないか、まぁ今日び短縮言葉もいっぱい話されていて、「芋の子会」が「芋煮会」でも良いんだが「芋の子会」の「も」にアクセントをつけて言ってみると実にサマにならない。やはり小洒落たように聞こえる「芋煮会」は当地、爺世代には似合わなそう。これからも「芋の子会」で行こう。
 しょうもない疑問でありました。

 さて年に一度の与太話で笑いを肴の芋の子会も終わり、週中の晴天日を狙って須川の紅葉を観にバイクを走らせた。
 去年もほぼ同じ時期一日か二日違い位の日に須川に出かけたのだが、今年この日辺りの紅葉はJust見頃!。麓の祭畤から須川温泉まで約15kmのル−トは錦秋の回廊。
 土日はかなりの渋滞となるものだが、平日の強み、登るクルマも多いけれど渋滞にはなっていない。何時もよりは大分車速は遅い。皆、周りの紅葉を眺めているのだろう。こっちも周囲の紅葉を観ながら登るのでバイクにとっては快適ではない平均2,30km/h程度の速度域でもストレスは感じない。車載ビデオを撮りながら前車との車間距離を十二分にとっても後続のクルマもせっつくようについて来る事もない。確かに走っているクルマはモミジマ−クを付けた車が多いのですが・・・  

 
'16/ 10/15    秋の寒さは 身に沁みて

 先週辺りから朝の気温がグンと下がった。
週始め、身体の節々が軽く痛みの様なものを感じて起きげけにはのどの痛み、なんとなく熱もありそうな・・・

 なんという女優が出ていたか忘れたが「***じきに治ってね」というCMが流れていた全薬工業の「ジキニン」と小さなドリンク瓶の「リコリス」をお湯で割って飲むのが自分には合ってると思い込んでいる。早速町内の薬品店うがい薬として「イソジン」を合わせて買って2日程うがいと服用。  2日目辺りには、そういう違和感もなくなったのだけれど、風邪ではなかったんだろうな、風邪なら2日で治るはずはない。
 多分稲刈り疲れが遅れてきたものかもしれない。

 そんな風に風邪を気にするほど、気温は一気に下がった。
最近は最低気温は10℃を下回る。紅葉が一気に進む温度帯になって来た。
 そういえば毎日のようにログ山に通う麓の市野々川では鮭の姿を見ていない。台風18号崩れの低気圧が通った前日には「クワッ・クワッ」と鳴きながら南に下る鴨の群れが見えていた。

 既に鮭が遡上する時期なのだけれど・・・と思って橋の上から川底をよく見ると、少し上流に白い細長いものが沈んでいるのが見える。近づいてみるとどうやら役目を終えた鮭の躯。春先からの河川工事で産卵場所が変わったのかもしれない。

 山道の脇にはセンブリの白い小さな花が咲いている。杉林の入り口に並べたホダ木にはシイタケの秋子とヒラタケが生えていた。林の中にはムラサキシメジ。
 クリが落ちる時期も過ぎ、そろそろクリタケが生え、ナメコが生えて来る時期も近い。周囲の林はまだ紅葉していないが秋は一気に深まっていくだろう。

 明日、日曜日は旧同僚と芋の子会。離職後10年以上過ぎての四方山話と与太話が酒の肴。現役中は諍いも有ったはずだが、この時間経過は同じ釜の飯を食んだ意識が全てを笑いに変えてくれる。歳をとり秋のゾ-ンに入り始めても収穫となるものや、採られず朽ちて腐葉土に埋没しても次代を育む糧にはなりたいものだ。


 さ〜て明日は年に一度の芋の子会
ま、芋の子汁は先週辺りから何度か食べてはいるんですがね。同じ釜の飯仲間と芋の子汁を啜りながら最近の四方山話や与太話を肴にビ−ルでも!てな集まりです。
 なので今夜は早く寝るか・・・何時ものように夜更かしすると飲み過ぎて、明日のビ−ルは美味しく飲めないかもしれないですからね(苦笑  

 
'16/ 10/ 8    稲刈り終了、隣の 草原にはノビタキ

 秋雨に悩まされた今年の稲刈りもようやく終了。
締めの脱穀までホッと一息。ただ今年の収穫は期待薄。稲刈り途中から「どうも今年の稲は丈が短い」・・・「ハセ架けも中々ハセが埋まらない」。我が家の稲作は例年平均的には40間のハセが埋まる。今年は36間で間に合ってしまった。
 農水省今年のの作柄指数では9月15日現在当県では−1%だという。
我が家の稲刈り感触では稲わらの嵩が少ないせいもあるだろうがハセ架け後の単純計算では収穫量一割減!脱穀してみればどうなることか・・・

 今年は結構早くからスズメ対策をしたので、群れの狙いは早々に他の田んぼに向かったようで(苦笑 被害は少なかった。
 ただ、時折ペアっぽいスズメ大の野鳥が刈り取り前の田んぼには来ていた。おそらくカシラダカだったと思うのだが、稲刈り最中には似たような鳥が単独で周囲に行ったり来たり。
 作業の一息休憩時に隣の休耕田に居たヤツにカメラを向けた。
遠目にはスズメに似ていたが目が大きい。近くに飛んでくるトンボに飛びついている。コイツは※ノビタキ。鳴き声は聴けなかったが確かにノビタキの雌のようだ。

※ノビタキ(Wikipedia)
形態
体長約13cm。成鳥雄の夏羽は、頭部や喉、背中、翼、尾が黒く、頸の両側と腹部は白い。胸は橙色で腰は白く、翼に白斑がある。
成鳥雌の夏羽は、上面が黄褐色で下面は淡い橙黄色、腹部はやや白みがかっている。腰は淡い橙色で、翼に白斑がある雄よりも小さい。冬羽では雄雌とも全身が橙黄色がかってくるが、雄の頭部や喉は黒褐色である。

生態
北海道では平地の草原、本州では高原に生息する。
秋の渡りの時期は、平地でもよく観察される。草の穂先や灌木などにとまっては移動を繰り返しながら、主に昆虫類を捕食する。
「ヒーチュ ヒチー」、「チー ピーチョチー」などの声でさえずる。
地鳴きは「ヒッ」、「ジャッ ジャッ」など。  

 
'16/ 10/ 1    しつこい秋雨で 稲刈り苦戦中

 稲刈り開始から2週間。
イヤハヤ稲刈りはまだ終わらない。自家用+α程度の零細稲作ながら田んぼが乾かなくて稲刈り機を入れられない。
 地元ラジオでも、稲刈りを終えた割合は15%程だという。我が家の水田面積の75%程は刈れたのはまだ良い方だと言い聞かせるしかないですかね。(苦笑

 百姓仕事は天候に左右されるモノだが、今年の秋雨には困ったもの。稲刈り開始から2週間経っても終わらないというのは初体験ですねぇ。
 なにせ、田んぼが乾き始めたと思ったら雨が数日続いて元の木阿弥(- -;;

 このところこのパターンがずっと続いている。沖縄に近づいている台風18号も怪しい進路を取り始めていて当地週明け天気はこの台風の影響を受ける模様。マタマタ雨が続く。 この土日が幸いにしてお日様マーク予報になっている。この機に刈り進めないとイヨイヨ大変かも。

 今日も田んぼに入ったけれど機械で刈れたのはほんの僅か。手刈りでも作業長靴は、田植え長靴でないと対応できない。明日はなんぼ進められるものか(苦笑  

 

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