徒然なるままに


2016 '16,1 '16,2 '16,3 '16,4 '16,5 '16,6 '16,7 '16,8
2015 '15,1 '15,2 '15,3 '15,4 '15,5 '15,6 '15,7 '15,8 '15,9 '15,10 '15,11 '15,12
2014 '14,1 '14,2 '14,3 '14,4 '14,5 '14,6 '14,7 '14,8 '14,9 '14,10 '14,11 '14,12
            
'16/ 8/ 27    晩夏のBlue Impulse

 東北の夏祭りは大体旧暦の七夕頃からお盆頃に集中する。
毎年これで夏は終わり!みたいな感じで8月の最終週に行われるものもある。
 秋田大仙市大曲の全国花火競技会が代表格かも。ここのところNHKは毎年中継で流している。ブラウン管時代では画面もあまり大きくないので花火大会としての迫力はイマイチながら「**競技会」と言うだけに質の高さは十分伝わってくる。

 若い時分には何度か行って見物したものだが、観客の多さと帰りの時間の遅さが歳と共に億劫になってくる。近くに宿をとって恒例的に出かける方もいるようだが、この日の宿泊予約は年単位で埋まってしまうようだ。
 今日び、画面が大きく高精細のTVが普通になりプロジェクターのホームシアターでは相応の迫力は感じる。最近はこれが一番楽に楽しめるかな(苦笑

 知名度的には一部の方々を除けばそれほど高くないが8月末には東松島市の夏祭りがある。先の「一部の・・・」で毎年の様に来ている方々が楽しみにしているのは矢本の松島航空自衛隊をホームベースにしているブルーインパルスの飛行。
 今年は市の夏祭りの他、松島基地「復興感謝イベント」として土日の二日間にわたって展示飛行が計画されていた。
 花火もそうだけれどブルーインパルスの飛行展示も天気次第と言う事もあるので、本番のイベント前に設定されている訓練飛行を目当てにカメラを抱えて行ってきた。

-----------------------
クリックで画像を別ウインドウで表示します。
 今年は台風発生時期が遅かったが、発生しだすと立て続けに襲来している。特に北海道では7号・9号・11号と上陸し記録的な被害に見舞われている。

 当地は9号は頭上を通って行った様な経路図になっているが、勢力も大きくなかったようでかろうじて軽微な被害に収まっている。ただ来週初めと目されている台風10号はやばそう。

 なにせ、この時期の普通の台風とは逆方向で日本列島方向に一旦近づきながら南西に流れ沖縄方面に向かった。
沖縄は台風には慣れているだろうが大変そうだな・・・などと思っていたらなんとUターンして北東へ!今度は関東沖でギクッと北西に曲がり上陸するような進路予報となっている。

 ホントかいな!?こんな進路予報外れてくれれば良いな!とここ数日気象庁とJTWCの進路予報を見比べている。
週中、双方の進路予想はかなり乖離していたが、週末には互いに補正するように進路図予報図はかなり似通ったものに なって来た。
 う〜んどっちも外れて南に戻っていってくれないかな。

 
'16/ 8/ 20    台風、7号・・・。

 先々週末からリオオリンピックが始まって、TVは当然五輪放送が多い。
ただ場所が日本からは地球の反対側とあってリアルタイムなTV観戦に励むと寝不足は避けられない「金はないけれど時間はある」というライフスタイルであってもこの歳では夜中に五輪観戦するほどの元気はない。朝晩のTVで結果を見る程度。
 それより気になるのはこの時期の台風。
水稲の登熟期で台風での倒伏が気になりますからねぇ。

 台風7号、当地のピークは17日正午過ぎ。
先週末、気象庁の台風進路予想では、なんと東京周辺で上陸し東日本の中央を北上縦断するコースを予想している。 予想図では奥羽山脈の直上を通る線であり、まさかそれはないだろうと、米国JTWC(Joint Typhoon Warning Center )の予想を見ると岩手県沿岸大船渡付近をかすめ過ぎ北海道上陸となっていた。

 台風進路予想は、気象専門家の知見によるあくまでも予想なので、実際の経路とは違うケースは多々ある。それにしても東京から東日本のど真ん中を通って北上とは由々しき事態。週初めから気象庁とJTWCの進路予想を毎日チェックしていた。
 7号が日本列島に近づくに従い気象庁とJTWCの進路予想は互いに近づき、上陸点は北海道えりも町だった。

 結果、北海道は「嫁いで50年以上で初めて!」とTVインタビューで答えていた主婦の話の様な台風災害に見舞われた。
 当地では幸いにして被害は少なくホッとした矢先、週末には列島近傍で熱帯低気圧が台風11号に!進路予報は東北沿岸を辿り又々北海道に向かう予報。既に発生し北上していた台風9号は関東に上陸し、当初の台風7号に似て東北縦断。
 ホントかよ!と言いたくなるような台風の週。週末には台風11号、週明けには台風9号の風雨を覚悟しなしないと・・・イヤハヤ。
     

 
'16/ 8/ 13    着実に、秋の準備

 スズメの寿命は短い。普通1年チョイ、或いは数年!なんと蝉の一生よりも短い。
飼育すれば10年程生きるというから小型の野鳥にとっては野生で生き延びる難しさは高齢化社会などとは無縁とも言えるかもしれない。
 それでもその中でもスズメは恵まれているのかもしれない、なにせ山の中では見かけなくて人の生活圏にしかいない。要は彼らにとって食糧となるものは人の生活で出て来る何らかを得ているわけで人間の生活形態がスズメの生活に密接な関係性を持つと言うことになる。言ってみれば寄生鳥か・・・(苦笑

 なにせ今時、相手が人間ならばこんな悪口を言えばヘイトスピーチと言われかねない。いやいやスズメであっても**保護団体などからは責められるかもね。でもねぇ中間山地の小規模稲作農家にとっては稲穂が出始めたとたんにとりついて中身を吸われてしまう害鳥にしかこの時期には見えないのですよ。

 スズメの生息数はここ50年で10分の1になった。という説もある。
容易に想像できるのは農薬であろう。減少カーブとかデータの詳細はわからないが少なくても戦前(WWU)にはスズメの数はもっと多かったんじゃないのかな。
 同じような身近な生物で感じるのは赤とんぼもそうだろう。昭和3,40年代を小学生くらいで過ごした人は秋空を埋め尽くしそうなくらいの赤とんぼを目にした人は多いんじゃないかな。 勿論、当地の様な田舎の話だが。

 お盆時期よく放映された「火垂るの墓」に、終戦時期には暗くなって家に帰る情景に周りを飛び回るホタルが描かれている。爺的には妹の節子がサクマドロップの空き缶に入れた水を飲むシーンの一言に参ってしまったものでした。
 確かに爺世代の小学生頃は夏休み、お盆頃には盆踊りがあって帰り道では団扇でホタルを採った記憶がある。
 家に入っったら点滅するホタルが服に止まっていたとか・・・

 この八月、旧盆時期までは終戦記念日もあり様々関連番組が流れる。今年は米国大統領が初めて戦後70年を経て広島を訪問・献花し折り鶴まで折ったと言う事で原爆関連番組が多かったような気もするが、リオ五輪もあり終戦番組は霞んでしまったかもしれない。
 この8月だった日航123便の御巣鷹山墜落事故も慰霊登山が行われたが年々遺族も高齢になって・・・とかいうニュースは見たが特集めいた番組は見てない。

 この8月ではないが1971年7月30日には全日空58便雫石衝突事故があった。場所は自県空域でもありながら自衛隊機との空中衝突と言う事位しか記憶にはなくWikiPediaに載っている程度の内容しか自分はわかってはいない。
 航空事故つながりで、終戦直後に起きた大型航空機不時着事故があったらしい。終戦直後の混乱時の中だろうから詳細が伝えられていなくTV番組としては美味しいか、局はTV朝日系列なので、さてどう云う番組なのか!?録画予約はしておいた。

 人がいう「ひと昔」は10年単位!的な感覚があったけれど、最近の「ひと昔」は5年経てばひと昔前という人もいるそうな。WWU戦後70年も過ぎていて、それより短い50年で10分の1にまで減ったというスズメはその間、人間が進歩と思う生活様式の変化、地面を走る回るクルマとか高空を飛んで行くヒコウキも見えているはず。
 ただ連中は1年とか数年しか生きないわけだから、人が欲する利便性の向上とか、薬剤開発やらなんや人間がより長く生き延びるために作り出すもの、人間が作り出している変化も認識できないまま、ただただ減っていくんだろうな。

 
'16/ 8/ 6    田植え後83日、出穂 &ホヤ丼。

 今週初め、稲穂が出て花が咲き始めた出穂は田植え後83日だった。
田植え後の稲株の「分けつ」を終わらせ、根を張らせるための「中干し」期は梅雨の時期だった。梅雨と言っても晴れる日もあるので落水しておけば、そこそこ干上がったりするのだが、今年の中干しは十分だったのかイマイチ不安なところもある。
 中干しで田んぼにヒビが入る程度に水を絶てば根は水を求めて強く張る。これが後々、多少の雨風での倒伏も防ぎ強い稲に育つ。と言うわけなのだが年によって襲来する台風の規模も違い稲の生育を左右する気候も変わる。ラニーニャに入ったという今年はさて!?!?

 梅雨明け後は小規模なゲリラ豪雨的な雨もあったけれど、今週後半は猛暑の夏の様相。この地では珍しい気温35℃超え。天気予報ではこれがピーク時期!的な話もしているけれど暑い夏の年となりそうな話もしており、少なくとも冷夏ではなさそう。
 台風被害に見舞われなければ稲作にとっては平年並み以上にはなるんじゃないですかね。  イモチ病などの病害・カメムシなどの虫害・そしてスズメの害を防ぎ切れば!という条件も付くのではありますが、やはり農業は不安定要素が多いもの。まぁ食えるだけのコメが採れればヨシとしないとね。


 暑くなってきたこの時期ビールとホヤが当地の夏の楽しみ。3.11後ホヤの収穫も激減し出回る量も少なくなっていたが一昨年辺りから以前の感覚に戻ってきた。
ただ一度上がった価格が下がるのは中々これはガソリンと似たようなものかな(苦笑

 以前には殻付きのホヤで「ホヤ丼」を食べて実に旨い!!と感動したもんだったが、この日は殻付きのものが無くて、水袋に入った剥きホヤで試してみた。
 殻付きはあの姿を見て手を引っ込める人もいると思うが、剥きホヤは袋から出して短冊に切ればいいので一層お手軽!
 お味は!?やっぱり旨いですよ、この時期のホヤ丼は(^^♪⇒レシピはこちら  

 

Past.Memo.    














HTML版Homeに戻る