徒然なるままに |
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'17/ 10/ 28 | 芋の子会が、終わったら雪虫。 今年の秋イベントの締め(!?)は、かつての同じ釜の飯OBでの芋の子会。 特に時間指定も役割分担もないのだが、三々五々と集まり具材が調理され昼頃には芋の子汁が出来上がる。 もっともその頃には爺などは、かなり出来上がっていてそれぞれ持ち寄った酒の肴で腹八分。 大体一月前の日程設定なので、その日の天気はそれこそ秋の空。ここ数年は秋晴れに恵まれたが、今年は台風21号接近の雨の中だった。 幸いログの間取りはロフト除きで土間が6割を占める。外作業も多いので長靴、作業靴でも履き替えなしで中では部材加工とか機械などの整備が出来てそのまま外作業へ出れる事。出入り口の開口部は軽トラが出入りできる大きさを前提に作った。 なので、外は雨でも風が強くなければ出入り口を開け広げると長めにとった軒先効果もありBBQコンロも普通に焚けて飲食は土間内でとれる。 勿論、秋晴れの空の下で!というのがベストなのだが、一年ぶりの話題と笑いには天候はさして影響はないようで、むしろアクセス道のぬかるみも笑いネタと茶化してくれた。 そんなこんなで終えた日曜日の翌週は田んぼ仕事の締め、ハセ掛けしている稲の脱穀作業!と当て込んでいたが、イヤハヤ。 2週続けての台風!21号よりは強くはなさそうだが、進路が微妙。秋雨前線への刺激なのだろう、又々日曜日は雨予報となった。 せっかく週中に乾いた田んぼとハセ掛けの稲。又雨に濡れては下手をすると雪が舞い始める中の脱穀になるやも!? ま、そこまではいかないだろうが、雨の前に脱穀だけでもしておこうと娘ファミリー動員。おかげさまで収穫はモミ33俵・・・去年と同じ位かほんのチョイだけマシか。 あとは雨が上がったら稲わら処理とハセ解体をして今年の田んぼは終了。 |
'17/ 10/ 21 | 井戸掘り、ポンプ小屋設置。 井戸はユンボで掘った部分を玉石と砂利で埋め戻しコンクリを打って塞いだ。 その上にコンクリブロックで基礎にして水揚げポンプを収納するちいさな小屋を作製中。 秋雨で中断しがちで完成まで進捗7割程度か!? コンクリブロック基礎の上に3寸角の材で土台を組み4本の柱。800X1000o弱の小さな小屋。そのままの寸法で角材を切りカスガイを打ち込めば成り立つ程度、ならばこそ!材のつなぎ目も少ないし少し手間をかけても雪の降る前には十分完成するだろう。 ログと第2棟で少しづつ覚えた仕口で納得した組み方をやってみたい。 とは言っても先人が残してくれた方法をなぞるだけですが。 本来なら今までとは逆に小さなものから大きなものへ、小屋−第2棟−ログがステップアップには良いんでしょうが、復習と思えばそれはそれで(苦笑。 今週は土台と柱の角材を組み上げて屋根板を乗せた。井戸本体の泥掃除などメンテナンスも必要になるだろうから屋根は開閉できるように考えている。 建屋も小さな小屋なので、屋根も約1m50cm四方の狭い屋根。なので屋根葺きは余っているアスファルトシングル材。それでも出来上がりが結構な重さになりそうなところが気になる。 今週は刻み加工した骨組みを組み合わせ、屋根を乗せ壁板貼りまで。 それにしても、この秋雨、おまけに台風21号。 なんと超大型台風日本縦断とか!明日は恒例化しつつあるOBメンバーでの芋の子会。秋晴れの下でBBQをつつき、この一年間の四方山話を肴にビールを!合わせてこのアラ還歳になると年に一回お互い生存確認(苦笑。 ん、生命保険会社の生存確認みたいなものか!? ま、幸いログには10坪弱の土間があるのでそこで、こじんまり芋の子汁を啜る事としましょう(苦笑。 |
'17/ 10/ 14 | 「お刈り上げ」を兼ねて、紅葉の須川温泉へ。 宮中の祭祀で五穀収穫の御礼を捧げる新嘗祭は11月23日。勤労感謝の祝日でもある。秋祭りはこの祭事が簡略化されたものだという説もあるようだ。 ただ多くの秋祭りは収穫物を捧げるには、特に米に限っては当地、北東北にはちょっと早すぎる時期。 もちろん、関東以南では丁度いい時期かもしれない。米に関しては品種改良や栽培方法の進化で各地気候環境に最適化されているのでこの日一斉に!なんてことはない。 秋祭りにしても早生種をコンバインで刈り乾燥機にかければ、秋祭りに新米で祝う事も出来るかもしれない。まだまだ残っているバインダーなどで刈ってハセ掛け乾燥では、新米を味わえるのは10月末か11月頭辺りだろう。 旧暦時代には人日(正月七日)/上巳の節句(三月三日)/端午の節句(五月五日)/七夕の節句(七月七日)/そして重陽の節句(九月九日)が五つの節句(五節供)。 という日にちを祝日的に江戸時代に定めたそうなんだと(へぇ〜・・・ で最後の祝日(!?)重陽の節句旧暦9月9日は今の新暦では10月末頃の稲刈り時期。「節供」と称するように節々のお供えイベントで、五節供、最後の重節はやはり収穫祝い。当地では稲を刈り終わると「お刈り上げ」と年寄りは言っていたのを覚えています。 米どころ秋田ではしっかり「刈り上げの節句」という行事を行っている所もあるような!。当地では稲刈り終了を労ってその晩はご馳走にする!とか日をあらためて温泉でゆっくりする!とかの風習で残っているのかな。 芋煮会を刈り上げ節句の名残りと言う方もいるようだし・・・ま、各種秋祭り自体が商業的イベントと化している今、せめて、米作りの身では重陽の節句、お刈り上げでも祝いましょうかね。 今週は須川岳の紅葉も大分広がってきているようで温泉まったり!と兼ねて、バイクでお刈り上げ。 とは言ってもこの時期毎年行ってはいるのだが、いつもは混雑を避けて平日に行くようにしていた。ただ今年この時期は平日の雨、土日にやや天気も回復!てなパターンが続いて今回は連休の最後に出かけた。 ラジオでは須川周辺の渋滞状況も流しているし、若い時分クルマで行った時には須川温泉前数キロが2時間位かかった事がある。 なのでそれ以来この時期の須川行はバイクで!しかも平日。としているが今回は休日。普段のバイクツーリングからは小1時間位早めて7時半出発。 ワリと流れはスムーズ、渋滞にも見舞われず9時前に須川温泉に入館。ただ駐車場は満車の立札が付いてクルマの誘導係の人は忙しそうだった。 見ていると温泉客より登山者風伊手達が圧倒的に多い。須川温泉脇の登山道を列をなして登っていく。 温泉周辺はナナカマドが赤い実をつけダケカンバも紅葉しているが、この辺りから頂上までが今年この時期の紅葉帯のようだ。 初めから頂上に向かうつもりは無いので、早々に温泉まったりを決め込んだ。 |
'17/ 10/ 7 | 稲刈り終了。早くも渡りの季節。 去年の教訓で秋雨の間の晴れ間に稲刈り準備したおかげかもしれない。 何日か続く晴れた日に少し田んぼが乾いた!と思ったら雨が降る。 よく乾くコンディションを待ちながら稲刈りをした去年は手を付けてから終わるまで3週間(´;ω;`)。 今年は晴れ間を見てハセ突きスペースを手刈りで確保したり・・・ 人手のかかる部分は娘たちを動員して一気に!という段取りだったが、メインの稲刈り作業はやはり雨が入り数日掛かったものの都合1週間で終えた。 秋一番の気がかりはこの稲刈り〜脱穀作業を終わらせ次の年の米確保。まぁ作業量とか肥料・消毒、機械類の減価償却を算盤すれば、買って食った方が安い!という勘定にはなる。 それでもなぁ、田んぼはあるし。家を離れている倅・娘には米くらい送ってやりたい。あまり・・・殆どかな、子供時分の倅・娘に手をかけないでしまった自責的な思いが続けさせるモチベーションかな(苦笑 日系英国人の「カズオ・イシグロ」さんが今年のノーベル文学賞受賞(^^♪。と言うニュースが今週末の慶事ですね。 このところ毎年、日本人ノーベル賞受賞者が出ていたので、今週のノーベル賞週間は期待感アリアリでした。 でも物理学賞が「重力波」と報じられて、今年はダメだろうな・・・と思った矢先でしたから。おめでとうございます!と書いておきたいですね。 そんな今週ながら、国の行き先を舵取る政治業界も面白い展開が演じられている。やはり中心は小池知事率いる希望の党が中心になっているが、そこに侵食しようとする民進党も又サポ―ディング・アクターとなって面白い。 てっきりTVの情報番組は都知事選と同じように希望の党アゲアゲで行くのかと思ったら、どうも雰囲気は違うようだ。 元より保守派と認識されている小池代表の政策方針が文章として表出するに従いサゲサゲ扱いに変わってきているようだ。そんな中 【「外国人参政権反対は人権阻害の排除」都庁前で在日コリアンら抗議」】 という記事が目についた。希望の党の政策協定書に有った「外国人参政権」への反対とおそらく「改憲支持」へも反対という事なのだろう。 「在日コリアン」とあるので帰化して日本人となった方々ではないんでしょうな。 帰化して「朝鮮系日本人」となれば自動的に参政権は付与される。 そうしないのは何なんでしょ、帰属意識というものか民族アイデンティティと言うものか。それとも別な理由があるものなのか。 民主化されているという朝鮮半島南半分の国でも遡及法はあるし、ロウソク祭りで政権はひっくり返る。ましてや「声闘」なる罵りあいも正当化されている国では「遵法精神」もあるのかどうかわからない。 「カズオ・イシグロ」さんの書籍は読んだことがなかったし、映画化・ドラマ化された作品も見てはいない。そもそも「石黒かずお(!?)さん自体、知らなかった。このノーベル文学賞の報道で「28歳で英国に帰化した日本人」という事や幼少からの経緯と著作評価も知っただけ。 それでもインタビューで日本への思いを語ってくれただけで、日本人なら応援したくなるでしょう。 帰化してもアイデンティティに変わりはない。参政権を主張するなら法に定める手順を踏めばいいだけ。まぁ法律があっても罰則のない条項のある放送法などTV局などは法を順守しているようには見えないが!発想の元は同じ様に見えてしまう。 裁判事件などでよく目にする判決文には「・・・身勝手な・・・」てな判決事由の言葉が多いように思う。その身勝手さは個人の資質なのか、それとも属する社会性なのか興味深い。 そもそもいまだ明治時代の民法の多くで法治出来ている。明治憲法が第二次世界大戦の敗戦まで、その後の憲法まで改正されることなく続いている稀有な国家が日本という国。なんと現代の国家としての歴史では日本は世界一長い歴史を持つ国家だという。爺など法律にはとんと疎いが日本人は性善説的な法と親和性が高い民族性なのかもしれない。もしくは何でも「大切」・「勿体ない」・「トイレにも神様」と教えられつづけたせいか(苦笑。 かつて江戸時代には鎖国制度を執ったこともあるが、それほど異端性排除な指向は高くない。「人を見たら泥棒と思え」という格言すら用心を促す話に見える。でも、でもですねグローバリズム云々や多様性を謳われる今だからこそ、それに見合った掟という法体系は見直すべきだと自分は思う。その中でも通名やら民進党の希望の党入りもそうか!そんな事はやめて欲しいな。 それこそアイデンティティの遮蔽というものじゃないかな。恥じる事のない大切なモノがあればカズオ・イシグロさんの様にそんな必要はないのだから。 |
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