徒然なるままに |
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'17/ 7/ 29 | 幼くても、立派に囀るウグイス。 姿は見えなくても山の中で響き渡る鳴き声ではウグイスは断然の存在感。 勿論、その季節によって特徴ある鳴き声でハっと季節を実感させる野鳥もいる。初夏ならホトトギスとか、その後ホオジロとかサンコウチョウの鳴き声に移ってくるとか。 けれど春から秋までコンスタントに鳴き声を響かせて来るのはやはりウグイスが一番のように感じる。ただ葉が茂っている季節は葉陰に隠れ中々姿を見せない。 なにせ英名では「Japanese Bush Warbler」と云うように。 ただ他の野鳥もそうだが巣立ち時の幼鳥は世間の荒波を知らずに!というか無防備に姿をさらしている事がある。 この日のウグイスもそうだったんだろう。近くで聞こえる声に目を凝らすまででもなく、葦の茂みから飛び出した様な枝先に留まり囀っていた。 鳴き声は成鳥と変わらずしっかりとしている。ただよく見ると少し離れた木立に向かってひたすら鳴いているように見える。親鳥がその薮にいるのかもしれない。 ウグイスの寿命は2年〜5年と記載されているデータもある。 飼育してみれば「何年生きた・・・」とかはっきりするんだろうが自然環境下ではそれよりは短くなるはずで「寿命2年」というのも、おかしくはないだろう、なにせスズメなど1年数カ月てなデータもあるようだ。 ウグイスの初鳴きは気象庁の生物季節観測の一つになっているが、この初鳴き時の囀りは、いわゆる「ホーホケキョ」から大分くずれた不器用な鳴き声を立てることが多い。 初鳴きで囀る個体は少なくとも冬をまたいで鳴くわけだから前年にはまともな鳴き声を立ててたんじゃないかと思うが、冬の間しばらく囀っていないと鳴き方を忘れるものだろうか(苦笑 今週のウグイスの幼鳥はしっかり「ホーホケキョ♪」と囀っていたが・・・ |
'17/ 7/ 22 | 夏も、折り返し処かな。 暑い日が続いている。今週は特に湿度も高く正に日本の夏っぽい。 なにせ明日23日は24節季「大暑」。とは言え「大暑」の次は「立秋」2週間ちょい過ごせば暦の上では秋に入る。 ま当地、盆も過ぎれば朝晩涼しく・・・てな事も言われたもんだが近年は少しずれているか。残暑も長い、それでもさすがに秋彼岸が近づけば長袖が普通になってくる。 ざっくり考えれば今頃が夏の折り返し処かもしれない。そうあって欲しいもんですね。 「折り返し」のこじつけながら、連日TVのニュースショーで流されている「愛媛今治市の加計学園獣医学科認可」の話題。その前にあった籠池学園!?森友問題!?から引き続いてのメディア報道に食傷どころか見たくもなくなってくる。 何がFactで何がFakeかそれこそ米国大統領のTwitterではないが、既存メディアの内閣支持率は30%を切った!と嬉々として(!?)流れている。 ところがネット界隈での様相は違うようだ。 ネット世論調査「ニコニコアンケート」7月の月例調査では 【Q1 いま、あなたは安倍内閣を支持しますか、支持しませんか。】 という端的な設問では「支持します」が51.7%に上る。 TV局での調査が多くはランダム抽出な電話番号で!てな方法に対してのネット世論アンケートでは明らかに対象回答者は異なる。 TV局調査は、スーパーの試食コーナーでちょっと食わせて「お味はどうですか」と聞いているようなもの。自分たちが流した番組の影響度を探っている行為に近い。無差別に電話で!という方法に応えられる回答者は自ずと絞られる。普段から家にいる、一般回線電話を受けられる状態にある回答者。殆ど受動的な回答となる。 半面ネットでの回答者は、自分の意志で云わば積極的に応えているわけで、対象層自体が異なっている。もちろんそういう積極派が陥りやすい「自分が観たいもの・支持したいもの」を重点に情報を探す行為が結果に作用する面もある。好き嫌いの偏食みたいなものだ。 先週だったか、爺はたまたまNHKの国会中継というか、この加計学園に関する参考人質疑中継だっけかな!?昼飯を食べながらの、元事務次官への質疑をしばし観ていた。 ビールもどきも飲んでいたし途中で飽きて昼寝に入った。昼寝から起きて少し作業した後またTVと点けたら、まだやってたが、丁度それがこの獣医学科の誘致をしていた元愛媛県知事の加戸守行参考人の場面だった。 質問者の技量もあるのだろうが、元事務次官と元県知事の証言(意見!?)の説得性には明らかな差を感じた。いわば単に口で言い逃れる術に長けた元次官と切々たる訴えを届けようとする元知事の気持ちの差は多分、誰が観て聴いても旗をどちらに振るかは明らかだったと思う。 ところが、その後の各局ニュースショーではこのシーンは一切扱われなかったように思う。まぁ自分が感じ入ったシーンが扱われなかった憤懣めいたものからではないが、以降のネット動画やネットニュースでは元知事の発言内容はヒーロー的に取り上げられている。 一昔前どころか第一次二次大戦以降、武力紛争クーデターに至るまで既存メディアは戦術的な標的の上位になってきた。一般民衆の掌握ツールとして極めて便利なもので、特に全体主義、共産圏では確実にこれを使う。 既に衰退し始めている様に見える既存メディアの信頼性は今回の森友〜加計報道自体が崩壊への折り返し点だったかも!となりそうに見えてくる。 意図をもって何らかの方向へ世論を誘導しようとする手法がそのまま通用していくものか!?週明けには首相も出席する質疑Uがあるようだし興味を持って観てみたい。丁度当地の天気予報は雨だしね。 |
'17/ 7/ 15 | プラム収穫と、井戸掘り其の4。 去年わずかばかりの実をつけ始めたプラム。 今年はしっかり食べられる程の数が生った(^^♪。 先週辺りから少し色づいて、あと1週間か10日もすれば・・・と思っていたのだが今週頭から、摘んで食べている。 雨の日もあったが晴れた日も多く順調に熟したようだ。「プラム」といえば今風な響きだけれど、爺が小学生頃に近所にあったこの実をつける木は「巴旦杏」訛って「バダンキョ」と言っていた果樹。 丁度同じタイミングでブルーベリーも色づいてきた株がある。まめに肥料を遣ったり手入れをしているわけではないが、季節になると実をつけてくれる果樹はありがたい。 2週間続けた田んぼの中干し終了し潅水再開。表面は殆どひび割れ藻なども乾いた海苔状で長靴で踏み込んでも沈むことはない。 順調にいけばあと2か月半で刈り取り、その間は「いもち病」「かめむし」対策、畔周りの草刈り、スズメ対策もあるなぁ。出穂前の「穂肥」を施すと収穫も上がるというが・・・いづれ天候が荒れなければ!ということですが。 田んぼ作業の合間にやっている井戸掘りは今週ようやくケーシング塩ビ管300φを埋め込んだ。 今の所、滲出している水は安定している。 ドリルで1000個を超す集水穴をあけてはいるけれど、この塩ビ管を埋め込んで水の具合がどうなるか!?2,3日おきに泥のクリーニングを兼ねて排水しようと思っているのだが、さてどうなることやら。 明日はバイク仲間、年に一度の1泊Touring。月1の日帰りTouringは不参加も多くなってきたが、せめて年1位は行っておきたい。まぁいつも通り集団最後尾でペースを乱さぬ様に付いていきますかね。 |
'17/ 7/ 8 | 田んぼは、中干し開始。 今年の田植えは例年より1週間遅らせた。 例年通りの周辺の田んぼは先週辺りから、水を抜き中干しに入ったようだ。 ただ梅雨の最中なので田んぼの水を抜いてもしっかり「干す」までは中々好天が続かない。西日本では台風3号+梅雨前線の雨被害が深刻だけれど、幸いにして当地逸れた台風が過ぎてからは暑い日が続きそう。 てなわけで今週から田んぼは落水。来週まで「中干し」開始。 ちなみに、備忘録「中干し」 検索すれば様々出てくるが、これが一番わかりやすいか! ●中干しの目的と効果 (1)水を切ることにより生育を抑え、茎数過多を防ぎます。葉の垂れを防ぎ、光が株内によく入るようにします。また、下位節間の伸長を抑え、倒伏しにくい稲に仕上げます。 (2)土壌中に酸素を供給し、還元状態で生成される有害成分(二価鉄、硫化水素、有機酸)を除去して、根を活性化させます。 (3)機械作業に適した土壌硬度を確保します。この時期に一度しっかり干すことで、収穫直前の落水でも容易に田面が硬くなり、機械作業がスムーズに行えます。 ●中干しの開始 一般には、田植えから40日程すると中干しの時期です。 正確には、田に入って中庸な生育の地点で茎数を数え、2葉以上ある茎が平均して20本になったら中干しを開始します。 ●中干しの程度 (1)茎数の多い、葉色の濃い、排水の悪い、粘土質の田は、土面に1〜2cmの割れ目が出来るまで干しこのままの状態を保ちます。 極端に乾いて日中葉が巻くようであれば、いったん走り水をして再び干し、これを繰り返します。 (2)茎数の少ない、葉色の淡い、水保ちの悪い、砂質土の田は、土面に細かい割れ目が現れるまで干し、間断灌水(注)を繰り返します。 ●中干しの終了 中干し期間は一般に2週間程度を標準としますが、生育の寂しい稲は期間を短く、過繁茂生育の稲は長く行います。以上のようにして、中干し終了後に1株20本の太い茎を残すことを目標に水管理を調節します。 出穂の25日前以降の水不足は穂の発育に影響が出るので、遅くともこの時期には中干しを終了して入水します。一度に湛水状態にすると、酸化状態にあった根が、急激な酸素不足により根腐れする場合があるので2〜3回走り水をした後湛水とするのがいいでしょう。 ●中干し後の水管理 幼穂形成期から穂揃い期までは浅水管理、穂揃い期以降は7〜10日浅水管理後、1〜2日落水管理の間断灌水が理想です。 注・間断潅水とは、田面に 軽い亀裂が生じるまで干した後、入水および自然落水を繰り返すこと。これにより根に酸素供給し稲体の活力を保持させる。 尾張農林水産事務所農業改良普及課(農業改良普及センター) |
'17/ 7/ 1 | 3回目の豆蒔きと、巣立ち3。 毎年枝豆を蒔いて夏場のお供に楽しみにしているのだ 蒔いたうちの1,2割は発芽して間もなくキジバトに食われたり、それから3,40cm位まで成長しても葉っぱをカモシカに食われたりはしていた。それでも残った分はしっかり枝豆として重宝していた。 今年はちょいと様相が違う。発芽して子葉段階でことごとくキジバトにやられた。 おかしいな・・・と思いながら再度豆をまいても同じ。う〜んしっかり目をつけられたらしい。畑の畝に残っているのは子葉がなくなったもやし状態の根だけ。これでは育たない。 ここで諦めては大事なビールのお供がなくなってしまう! と懲りもせず3度目の豆まき。実は2度目の豆蒔きをした時にリスク対応でだだちゃ豆の苗を10本程植えてはいたのですが10本じゃ物足りない。 で3度目の豆まきをして、今度は防鳥ネットを施した畝と、4Lペットボトル(焼酎の空きボトルです)を二つに切って蒔いた種の上に被せる方法とをやってみた。 結果は大成功!どちらもちゃんと子葉から双葉となり次の葉が出たところで空きペットボトルは撤去。もうキジバトの被害からはのがれられた。 次は獣害対策ですねぇ、なにせ隣の畝にはマミ(アナグマ)の大好きなトウモロコシも植えてある。今までもマミ被害にあって、それこそ明日辺りは収穫できるかな!てなタイミングで食われてしまっている。 今年こそは何とかマミ被害を克服したい。電気柵条なら完璧かもしれないが、わずか10本程のトウモロコシには過剰設備かな。まずは獣害対策ネットなら何とかなるか、トウモロコシと枝豆の成長具合を見ながらネットを張ってみましょう |
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