徒然なるままに


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'17/ 1/ 28 大寒の今だからこそ、熊そば&・・・

 「去年はブナの実が不足で熊は里に・・・」
てな話で始まったが、熊の出没ニュースはTVでも例年より多く取り上げられた。
 熊そばが名物の栗駒市「狩人」のご主人は続けて「ブナの実が少ない時は何を喰っているのかわがんにゃけんども・・・」「ほんでも今シーズンの熊は味が良い!」と「今まで100頭以上は獲って来たがその中でも3本の指に入る旨さ・・・」
 それにつられて食べたわけではないし、そもそも熊肉の味を区別できるくらい食べているわけでもなくて、せいぜい年に一度の贅沢を!の頻度なので、ご主人の言葉を裏付け出来るような識別感度は爺にはない。

 元々火を通すと固くなるという熊肉は熊そば「狩人」の熊そばの具材としても口に入れれば鴨蕎麦の鴨肉よりずっと固く噛み締めるようなもんだし蕎麦の汁も辛め味付けなので、繊細な違いはますます分からない。
 ただ、生肉となると違いはあるようだ。単に個体差なのかもしれないし実際には口にしても味については残念ながらわからなかったが、見た目赤み部分も脂身も先シーズンとはちょっと違って見えた。
 赤み色はそれほど強くなく、脂身は随分厚い。ひょっとすると厚くなった脂身が旨みを多く感じさせるのか!?・・・確かにWikipediaの参照リンクにあった料理家(!?)宗像信子氏のサイトでも「熊肉の脂身の甘さと旨さ」にふれている。

 まぁこちらとしては年に一度の贅沢として、寒いこの時期の滋養強壮と景気づけの食!という言い訳をして頂いているだけなので、狩人ご主人の話しを信じて有難く、とても美味しく頂けました。
 実際、生肉から調理してみたい方にはジビエ系通販も大分増えたので容易に手に入るようだ。ちょっと検索してチャレンジしてみようかな・・・

 
'17/ 1/ 21 寒波と南岸低気圧の狭間で初滑り

 今週は東西隣国喧しい政権騒ぎの週だった。
勿論東は広い海を隔てた米国、一通り華々しく権威付けされた政権交代式は終了。方々にアップされている就任演説全文を読んでみると等身大と言うか実に分かりやすく、アメリカ大統領なんてこんなもんなんだと思える演説でありました。美辞麗句で彩られた文章よりは、ある面本音を感じさせられる名演説なのかも(苦笑。
 ただ何といっても経済規模でも軍事力でもNo1の大国。今までの世界の関係性に変化は出る。まぁ山の中にいる爺にはさしたる変化は及ばないけれど、くしゃみをされれば風邪をひく間合いは、もっと近づいて免疫を強めるか、マスクでもするか考えた方が良いかもね。

 もう一方、西の日本海を隔てた国では何時迄続くものか伝統的な易姓革命進行中で、もはや統治機能不全の体が続いている。
 今や慰安婦像はK国風マリア像レベルまで昇華して誰もがひれ伏すしかないようだ。しかしおかしな憲法から過剰なバイアスを加えた教育+αの結果なんでしょうがオーバードライブで発振してますね。
 このまま続けば朝鮮戦争Uにでもなるんじゃないかと思うほどなのだが、ここでもまだ米軍が駐留しているので持っているようなものでしょう。

 日本の様な官僚主義的な行政形態よりは猟官制度の名残が強く大統領交代と共に大幅なスタッフの入れ替えがある米国と言えど軍部はそれほど大きな異動は少ないので直ぐに軍事バランスの変化と言う事にはならないだろうが、費用負担など経済政策は変わっていくはず。
 「禍を転じて福と為す」のがそもそも政治と言うものでしょうが・・・

 てな西高東低季節では引きこもり老人モードが続いて普段は見ない辺りを見回す時間も出来るのだけれど、今年も去年に続いて雪の少ない当地、コタツムリモードは意外と少ない。
 それでもさすがに大寒直前、今シーズン最大!とTVの天気情報では言っていた寒波で我が家の洗濯機給水パイプと風呂の温水ラインは凍結。
 石油ストーブで温めたりして、事なきを得たものの、雪が20cmとか30cmとかの積雪でもあれば、これほど凍らなかったかも!?

 それでも、山間部は平年よりは少ないけれど、雪は降り近場のローカ(ト)ルスキー場もようやく開業となった。
 去年もそうだったが県南部のスキー場ではシーズン最大積雪3mにもなる夏油スキー場しかオープン出来ない状態が続いていて、その分ここは潤った事だろうが、この歳になるといくら生涯スポーツを気取っても朝早く出て長い雪道を走ってリフトなりゴンドラ乗り場に並ぶ億劫さを考えると二の足を踏む。
 やはり近場一時間程度で行けてリフトに並ぶ必要もなくて雪質もゲレンデコンディションも良い午前中滑り、昼飯と入浴が出来る温泉のある所を選んでしまう。

 今シーズン最強と言われた寒波のピークが過ぎて、次には週末には南岸低気圧が来る!爆弾低気圧になりそうだ!!
 なんて天気情報番組では言うものだから、その僅かな狭間は嵐の前の静けさもあるだろうと、週中を狙って今期初滑りに行ってきた。

 雲は若干不穏な動き方をしていたが風は殆どなくて時折日差しも差して来る。滑るには快適な日だった。温泉割引付き午前券¥1500也で回数券よりは元を取ろうとセコク8本滑り終えて麓の国見平温泉へ!いつものパターンでしたがビールとモツ煮込み・ご当地ラーメン+ライスで昼食し、温泉に入ったらお昼寝モード。冬場の運動不足対応も兼ねてリフレッシュの日。

 「小寒の雪は大寒で融ける」とも言うらしいが、そもそも雪は少ない。
南岸低気圧と聞いてドカ雪を覚悟したものの週末は風はあったが穏やかな天気となって、またもや何だったんだろうあの天気予報は・・・の週でありました。
 あと2週間もすれば「立春」今シーズン、スキーにはあと何回行けるか。

 
'17/ 1/ 14    年明け第2週ようやく雪

 「火のよ〜うじん(カチカチ)」と拍子木を打つ音と声が聞こえたのはどの位前までだったか。聞こえていたのは寒い冬の夜9時か10時頃だったような気がする。
 自分はそういう夜回りも拍子木も叩いたことはないけれど聞こえてきた声には子供の声も有った記憶が残っている。寒い時期の記憶と合わせれば小中学生の冬休み時期だったか・・・

 当地たまたま地方の小集落的な町だからか?おそらく20年ちょい位前までは行われていたかも。
 その後「火の用心」という言葉は「掛け声とか精神論的なものでは事故やトラブルは防げない!」と言う事だったか費用対効果的な主張からだったか、無駄なものの代表格的な例と揶揄された時期もあった。

 去年末、新潟糸魚川市の大火ではリアルタイムで燃え盛る映像も放送されたし様々な解説報道もあった。見ていたTVでは火事の起きた地域は昔から「姫川颪」と言われる冬場には乾燥した強い南風が吹く土地だ。と説明していた。
 大火の規模の割には幸いにして人的被害の少なさを地域コミュニティの緊密さ。と解説していたのも印象に残る。
 備えあれば・・・的なものの一つなのだけれど「火の用心(カチカチ)」もその一つだよねぇ。

 目先のコストと煩わしさかな排斥してしまったものが実はすごく大事なもん だったんだとは言えないでいる人もいるのかもしれない。
 勿論、時代(!?)社会環境によって変化するのは必然だけれど、必要なものを無駄なもの時代遅れと、必要でないものをさもこれが潮流だと煽るものもある。

 今シーズンは雪が少ない。なにせ20年ぶりで元旦にバイクに乗れたくらい。
 ま、それでも今は冬、年明け第2週にして今週は大雪。と言っても当地は積雪10cm。アレ!?TVのお天気コーナーでは確かに今シーズン最大寒気で積雪2mを越えたとか、現地中継で大変だ、これはスゴイ!!てな表現は大体「情報番組」系でやってることだけれど流れる映像は北海道とか酸ヶ湯温・肘折り温泉、日本海側の元々雪が一杯降る所。TV映像的には絵になる雪かもしれないが彼の地では今時期普通っぽい。レポーターは何とか「今年は大変」てな言質をとろうとするけれどインタビューを受けた雪掻きしている人は「歳をとって大変だけれど何時もの事」と(苦笑。

 そもそも去年の夏ごろのエルニーニュ〜ラニーニャへ!てな長期予報で、雪掻き対策に備えなければ!!と改造雪押し機も第2世代へと構えたのに、中々その効果を確かめるには至っていなかった。それでも当地雪の降らない冬は爺の生きていた時間ではなかったわけで、今週ようやく先の10cmは積もった。これでようやく近場スキー場もリフトを動かせることでしょう。

 と思っているさ中、件の情報番組系のお天気情報では、この週末、今晩から明日かな、マタマタとんでもないくらいの積雪になりそうだと言ってはいるけれど、今夜は大きな16夜の月が見えている。
 確かに備えを構えるためには用心に越したことはないけれど、火の用心的な天気予報は困る。もう少し精度を上げてくんないかなぁ・・・「**予報」と謳うかぎりは。




'17/ 1/ 7    元旦、「としる」Touring

 元旦にバイクに乗るのは多分20年ぶりくらい。
その頃は大型バイクに乗り始めて、雪とか余程の雨でもなければいつでも乗りたい気分でしたからね。  途中で知り合いなどに目撃されると後で揶揄われるような話をされたものです(苦笑。

 それが突然20年ぶりの元旦Touringを!?と言っても深い意味もなく・・・元旦には地区の新年交賀会みたいなものがあって、10時開会12時前に閉会。てな感じで行われ、勿論お神酒とかビールもつきもので、これが飲んでしまうとその日は殆ど何もせずに終わってしまう。まぁ元旦なので昼寝正月も良いのだけれど老い先短くなると貴重な時間の浪費みたいにも思えるわけで(笑

 今年の正月は雪もなく新年会会場のガラス戸からは青空も見えて、久しぶりに元旦チョイ走りが出来るかも!と思ったら、自然にアルコール類ではなくお茶に手が伸びました。あとは始終、窓の外の空を眺めてお開きまで我慢・我慢。

 さて今回の「としる」Touring。の「としる」とは!?。
沿岸部の方たちは良く知っているかと思うのですが、土地によっては「ふくだみ(福多味!?)」と呼ぶところもあるらしい、アワビの肝部分だそうです。
 この「としる」を見てもアワビとは似ても似つかない姿なのですが、アワビよりアワビらしい味がするという方も多いらしいです。見た目かなりグロですがね。
 元々干しアワビとか加工する際には不要な所なんで捨てる場合が多いのかな!?なので本体価格の10分の1?あるいは100分の1!?位なもんでしょうね。

 海産物には結構こう云った本来なら捨てて・・・みたいなものでも珍味系でウケのいいものが多いですよね、ナマコの海鼠腸(コノワタ)とか更にホヤを合わせた莫久来(バクライ)とか。好きな人は好きという、まぁ酒の肴系なのですが。

 元旦ツーリングで目指したところは「道の駅さんりく」。
 ここはまた三陸の海産物が豊富。特にすぐ隣は「キッピンアワビ」の吉浜。
この日もアワビの開口から一月くらいか、アワビが冷蔵ケースにたんとありましたねぇ。でもそちらはチョイと手が出ないので、当初目的の「としる」を買い求めて戻って参りました。  食べ方は画像ページ内の動画で道の駅さんりくさんサイトの資料をちょっと載せています。

 「としる」はホヤとか塩辛類、或いはコノワタ・バクライが好きな人なら「これは旨い(^^♪」と思う可能性が高いが、食べず嫌いが多い人は難しいかもしれない。
 なにしろ見た目が悪い。第一印象で踏み出すか留まるかが決まる場合もありますからね。そういった意味ではハードルはチト高いかも。
 そういう時は「海女の磯汁」がお勧め!正月なので餅を入れて雑煮風に・・・
爺的には、初めて食べた時の磯ラーメンの衝撃を思い出します。ウニ・ホタテ・ツブがふんだんに入っていて潮の香が広がります。
 次回はコイツで炊き込みご飯も試したいですねぇ。


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