徒然なるままに

2011

'11,1 '11,2 '11,3 '11,4 '11,5 '11,6 '11,7

2010

'10,1 '10,2 '10,3 '10,4 '10,5 '10,6 '10,7 '10,8 '10,9 '10,10 '10,11 '10,12

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'11/ 07/ 30  プレートログのカットラインを間違えた。

 いやぁ自覚しているだけにこういう事になると・・・汗々・・・。
どうも自分は立体と平面の変換能力というか、3Dから2Dに捉える感覚が鈍いようなのだ。
屋根の垂木を桁にとめるためにこの桁(プレートログ)を屋根勾配の45°に加工した(つもり)だったのが、あらためてその角度を桁の両端と中央部にレベルをあててみたら、あらら!?。両端はちゃんと角度が出ているのだが中央部にいくにつれどんどんと鈍角になってゆく。45°が40°弱程度になってしまってる!?どうして!?

 確かに端から端まで1面に削りこみ見通せるようにはなっておらず、一見して平面を見通して分るカタチにはなっていないのだけれど、削り込んだラインはちゃんと墨線に沿ってるし・・・墨線がたわんでいる様にも見えない・・・!?!?
確かに、材は湾曲してるし、両端を妻面のログセンター通り芯にセットし中央部は中心部が4,5cm外に膨らむように湾曲している。やはり墨打ちする方向かなぁ・・・と思うものの、ちょっとピンとこない。
 とうとうその辺に転がっている細い端材で模型的に縮尺するように、墨打ちを試してみた。!!な〜るほど勾配上端は上方向から打って、下端は水平方向から打っていたのが間違いだった。
ま、プロの方々なら間違いませんね・・・でも湾曲材でなかったらひょっとしたら角度はちゃんとでたのかも・・・と悔し紛れに言ってみた。(苦笑
 それにしても、ある面では湾曲方向に救われたカナ?湾曲部を反対にセットしていたら鋭角方向に削ってしまい、修正が効かなかったなぁ・・・不幸中の幸いという事カモ。    

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放射線量:岩手県内の放射線量MAP:7月26日更新版
【岩手大学農学部農学生命課程農畜産環境保全学分野】(クリックで別窓にリンク)

 当初は小中学校とか幼児施設を一斉に測定した公的測定値を地図上に分布図示化していたようだが、この26日更新データでリンクされているGoogleMAPを見ると、自ら地点を移動しながら収集したものか!?、まそれでも今まで直に測定値を見た感覚と作成部門から考えても信頼性と分りやすさでも一番いいと思う。

 岩手日報紙などの毎日、ハンコを押した様に「平常値と変わらない・基準値以下・健康に・・・」という記事の意味の無さ。このMAPを見ても県庁所在地の一点だけの値をもって断定的に記載するのはあまりにも無責任。
 沖縄以外の都道府県全てに広がった汚染牛についても、何も牛だけに放射性物質が入り込むわけでもない、ずっと「大丈夫だぁ・・・」という様な記載を続ける事は、関心を希薄化してきたようなものだ。行政だけではなくメディアの責任も大きなものがある。  

'11/ 07/ 23  今時分の蝉時雨。主はヒグラシ。

 変な歩みの台風6号。高知での雨量は1171mm/(降り始めから)に上がったとか。被害も甚大な様子。反面東北地方は雨被害は殆どなかったなぁ。
ただ関東沖を北上している間の気温の低さにビックリ。通勤バイクは春先、晩秋モード。すっかり炎天下作業に慣れさせられた身体で1時間近く走るとメッシュウエアでは凍えてしまう。

 不安定な天候で、ログ最上段のホゾ掘りは中々終わらない。どうもブルーシートの付け外しに手間取ってるねぇ。かと言って外しっぱなしには出来ないし・・・まぁここまで来たらひたすらコツコツやるしかないねぇ。    

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放射線量:禁断の限度緩和
 大騒ぎの汚染稲ワラ牛。政府はこの事態を見越して限度緩和をおこなったのか?
直ちに健康に・・・。安全、安全。大した事はない。暫定基準値以下。
始めにやったこことが、基準値緩和ではその後は全てにわたってユルユル。必死になって徐染するとか、表土を処理するとか、避難誘導とか関連行政がするわけがない。
稲ワラでこういう結果なら、放射性物質の雲、濃いプルームが飛来した耕作地は当然これだけの汚染を受けているということであろう。
汚染牛買い上げを国がやるということは国民の血税を使うという事だ。海江田経産相は東電も負担してくれと言ってるようだがそんな事は東電の火力発電所のボイラーで火葬にしてやってくれ。二次補正の内訳4割を占める予備費の使い道という事か!?そんな今の政府にカネは出したくない。

まさに撫子!!
週内、何度も繰り返し流れた決勝戦。一次リーグからのダイジェストだったり、最後のPK戦であったり様々な編集も織り交ぜ取り上げられている。その都度涙腺が緩んでしまった。
2006年のトリノオリンピック。一つだけ輝いたメダルが荒川静香選手の金メダルだった。その時も殆どの日本国民を感動させてくれたヒロインだった。アクロバティックな技のすごさというよりはその優雅さを感じさせる滑りは身贔屓だけではなくて海外からも賞賛されていた。今回は尚更、震災後の打ちひしがれたな気持ちを鼓舞するような活躍。身を呈して事に立ち向かって行く姿をあらためて見せてくれた様に見えた。「なでしこ」Japanのネーミングがこの時ほどあってるなぁと思った時はなかった。
 この腐れ果てたような政治を見せ付けられると、こういうときこそひょっとしたら女性総理大臣こそ今の日本には必要なのかもと思ってしまう。ま、女性政治家といっても様々いるが、今の総理よりずっとマシな人たちは随分いると思うが。  

'11/ 07/ 16  あと10箇所ほどの。ホゾ掘り。

 小屋組み材を一通り加工し終えたので、これらを載せて、はめ込むホゾ穴掘りに取り掛かった。
先シーズンの最後にブルーシートで覆うためロフト床面にあたる領域にコンパネを張っておいた。 ついでにトラスの組み込み位置をマーキングしていたのだが、再度墨位置を測り直すと、どうも合わない。8mスパンで10mm近くずれている。直角の出し方がおかしかったのか!?う〜ん3.11の影響なのか?半年時間経過での収縮!?一番可能性のあるのは3.11だろうなぁ、大分ログ壁も揺すられていたし、仮のロフト床は張ったもののログ壁との固定はしていなかったし、小屋組み材も付いていないので、ログ壁は殆どノッチだけで振動を受け留めたはず。

 とかとか思いを巡らしながらも再度ホゾ位置を墨付けし直しホゾ加工を始めた。
 ある程度寸法変化を吸収してつじつまを合わせるような方法を考えて置くべきなのかもなぁ・・・とか思いつつ、小屋組み材は図面寸法で加工してしまったし、棟上げの時はさてどうなるんだろう!?とかとか思いながらも、まずは再測定位置でホゾ掘り進行中。  

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放射線量:地面から2m上のウッドデッキ上:7月14日測定【SW83A】



 一時期よりは下がったというか・・・
平泉よりは低いかなぁ!?というのか(苦笑)
中尊寺周辺を行政が測定したのかどうか分らないが

自分が日中居る場所は 0.5uSV/hとか0.6uSV/hとかの数値が普通に表示された時期よりは値は低くなったようだ。



まぁ3.11後は特に文句ばかり口をついて出てきてしまう。
特にこんなのが目に入ってしまうとなぁ・・・
「首相、独でなでしこ応援しようとしていた…幻に 」:(2011年7月16日08時58分 読売新聞)
呆れてしまうので、たまには少し別な話題を・・・
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クリックで画像を別ウインドウで表示します。

 去年の暑い盛りい見つけた「携帯シャワ君」
今年は去年より更に暑い日が続いている用の思う。そこで「シャワ君」もいいのだが、どうも水の詰め替えやら、浴びた後の始末が面倒になってもっと簡単に涼を取るものはないものかと・・・ビールもどきは昼時間の必須アイテムながら、飲んでいるときはとても良いのですが、すぐ汗になるしノドもと過ぎればもっと暑くなってしまう(苦笑
 で、最近流行っているというデオドラントウエットティッシュとでもいうのか、これは簡単。即効性あり!

 で、今は「シャワ君」よりこっちに手が伸びる。
 そしてマタマタ最近知った保冷材いり首巻タオル。これも優れものですねぇ。
ランチタイムはこのウエットティッシュを使った後、冷やした首巻をしてビールもどきをグッと荷み干すパターンが定着してしまった。
 ただ優れモノ順位をつけるとすれば、これらのグッツもいいのだけれど、やっぱりペットボトルに入れた水を凍らせて3本も用意しておけばこれに勝るものはないような・・・  

'11/ 07/ 9  太い丸太はこれで最後。棟木材の加工。

 製材した時にある程度の荒刻みというか出来る加工をしておいたものの、間を空けてちゃんと仕上げをしようとその材を扱い始めると、なんでこの材料をここに使うことにしたんだっけ・・・とか思い始めたりする。
 やはりあまり時間が経ちすぎると最初のイメージが不確かなものになってくるものか!?小屋組み材加工の最後の太材を加工していると他の部材より随分太すぎる感がある、さて何でだったんだろう!?と思い出して見ると 妻面からの張り出しを1,5mにしたのだが、その長さを支えるにはある程度の太さが欲しいだろうとの思いだったような・・・角材ではないのでその丸太然とした見た目の存在感も期待しただった事を段々思い出す。
 ただ実際に加工して扱ってみると、太い事は重いわけだし、一番重い部材を一番高いところまで上げないといけないのを考えるともっと別な構造で強度を保つ方法をとった方がいいのかもしれない。

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放射線量:岩手日報紙に気になる記事。
 「論説」として書いているので社の意見という事なのだろう。  【放射性物質への不安 安心できる指針を示せ】
放射性物質と言う単語で条件反射的にその記事に見入ったが、どうもおざなりな書き様に見えるんですねぇ。
 前段は、週中から大手メディアでも賑やかな九州電力玄海原発関連・後段は県内の放射線量について。まずはWebnews全文を引用してみる。

【 いったんは海江田万里経済産業相が国の立場で安全性を認め、地元町長も再稼働に同意した佐賀県の九州電力玄海原発を含め、政府は追加の安全対策として「ストレステスト」を実施するという。菅直人首相の肝いりだ。  国内の原子炉は、全54基のうち35基が停止している。東京電力福島第1原発事故の収束が見えない中で、原発の安全性をめぐる議論は深まるどころか上へ下への迷走状態。分かったのは、明確な基準があって国が個々の原発を「安全」と認めているわけではないということだ。  日本原子力学会は先ごろ、政府や東京電力などに「不透明で錯綜(さくそう)」する情報公開の早期改善を求める声明を公表。専門家が国側の対応を疑問視するようでは、一般国民の信頼を醸成するのは難しい。  この状況で、県内で放射性物質への警戒感が高まるのは無理もないことだ。県も測定機器を増設するなど監視を強化しているのと並行して、福島原発寄りの南部を中心に、独自に監視態勢を整える市や町が目立ち始めた。  各自治体が重視するのは、子どもへの影響だ。奥州市では学校や幼稚園、保育所などの庭や砂場、花壇、排水溝などを、子どもが活動する高さで調査。一関市は教委にも担当者を置き、7月に入って7地区ごと、これまで比較的数値の高かった地点を定期的に調べる態勢を整えている。  滝沢村も先ごろ、独自調査の結果を公表。こうした動きが広がる一方で、課題は調査手法が地域によって異なること、そして文科省が示す外部被ばく放射線量の「基準値」があいまいなことだ。  文科省の「基準」は、そもそも福島県の児童、生徒を対象とした目標。当初「年20ミリシーベルト以下」とされたが、内閣官房参与だった学者や福島県内の保護者ら各方面から「高すぎる」との反発を招いて「年1ミリシーベルト以下を目指す」との表現に変わった。  ただし20ミリシーベルトという上限は変わらず、その毎時換算3・8マイクロシーベルトも「基準」。上限値と目標値という「二重基準」に愛想をつかし、福島県内では独自の基準を設け、空間の放射線量だけでなく内部被ばくも調べる自治体が表れた。国民の危機感は、国の「想定」よりはるかに高い。  その流れを反映して、放射線量の測定機器は品薄状態が続く。国は遅ればせながら監視や分析のための装置の増設を決めた。無用の混乱を防ぐためにもモニタリングを強化し、各地域ごと、どんな基準で、どの程度の対策が必要か指針作りを急ぐべきだろう。  原発事故への対応が、地域によってバラバラに進む現状を看過するのは、国の責任を放棄するに等しい。】

 幸か不幸か当県岩手には原子力発電所はおろか火力発電所もない。主とする発電所は45箇所の水力発電、公称274,465kW。地熱発電103,500kW。風力67,580kW。各個人宅の太陽光発電は集計が分らなかったが、常識的には全量の数%だと思う。そんな今現在ではクリーンとか環境に・・・とかいわれる電気を主に使っているわけだ。ただし県内の水力発電量で県内消費の約半分を賄っているといわれているので、水力、地熱、風力合わせても全消費量の7割強しか充足していないわけで、不足分は他県、とは言っても東北電力圏内から供給されているわけで、その中には女川或いは東通村の原発もあるのだろう。
 今もてはやされているエネルギー源が主力であることは格好がいいが、言わば不足分を賄っている他県の原発関連の実情とかには疎かったのかもしれない。付いて回る利権騒動もない代わりに安全性、危険性とかも身に迫る感覚は殆どない状態で済んできたのかもしれない。

 上記引用した論説でも
【この状況で、県内で放射性物質への警戒感が高まるのは無理もないことだ。県も測定機器を増設するなど監視を強化しているのと並行して、福島原発寄りの南部を中心に、独自に監視態勢を整える市や町が目立ち始めた。
 というわけだ。県南部より福島より100kmも離れた盛岡に本社を構えた場所では、保健センター屋上に設置してあるという空間線量のモニター値で平常値と大差ない。とかいう県公表の値と見解をそのまま「問題なし」と報じてきたわけだ。今時点でも県南部の「放射性物質への警戒感」と表現するだけだし。この新聞本社付近の線量値の10倍以上の放射線量が毎日計測されているというのに。

 学童父兄やこのとぼけたメディア報道の信憑性に疑問を持つ声にようやく重い腰を上げた市行政の実態すら、それをおかしいと思わない状態は報道機能を持つ媒体とは感じられないんだよねぇ。もはや事故後4ヶ月も経とうとしている今になって、国の対応を批難して見せるアリバイつくりにしても、既にタイミングを逸しているんじゃないですかね。

 九州電力の玄海原発にしても他メディアの論点はもはや海江田、菅とかのゴタゴタだけではなくて世論誘導のメール指示。組織体質の問題というところに来ている。
 復興相辞任騒ぎも確信犯なのか単なる世間ずれした単なるおかしな復興相のイタイお話し騒ぎだったのか、松本龍議員騒ぎも中1日を置いての論説だった。隣県宮城TBCはすかさず録画映像を流して、「これはオフレコ、流した社には圧力を掛けるぞ!」てな話をそのまま流して喝采を浴びたようだが、こっちは牛歩の県気質なのか、とても県紙を名乗るのは憚られそうな新聞社なんですねぇ。
 いまさら国、政府を批判してみても、今までそんなおかしなことでも、それを支持してきたのはメディア自身だったでしょうが・・・とね。
収支報告書記載間違いの小沢一郎批判の時は、事実はどうなのか分らないうちに小沢一郎はもはや役目を終わった。と論説を掲げた社が、今週陸山会事件として検察調書の多くが証拠不採用とかった公判については何の説明もない。あれだけの大騒ぎを繰り返し、国政の方向さえ変えてしまったメディアの責任はどう取るつもりなんでしょう。
 「きずな」という流行り言葉が漂うほどに3.11後の国政、行政、メディアに対しては信頼という「きずな」というものは解けてゆくように見えるのですが。首をすくめて頭の上を通り過ぎる時間が経ちさえすれば、また我が世の春に恵まれるとでも思っているのでしょうか。そんなことでは皆でメルトダウンしてしまう様に感じてしまうのですが・・・  

'11/ 07/ 2  梅雨の晴れ間に母屋材の加工。

 春先のシーズン前は「梅雨前には棟上げしたいなぁ・・・」なんて獲らぬタヌキの目論見だったものの、いつの間にか梅雨に入ってもまだ小屋組み材の刻み加工が終わりません。
 震災があったしなぁ・・・なんてのはあまり関係ありませんね、自分の手の遅さをあんまり勘定に入れなかっただけで(苦笑
 一応4組のトラス材は終えたし、ドーマー2箇所の刻みもなんとか終わらせたし、今週の母屋材を終えれば3分割にした棟木と垂木を作れば一通りかなぁ。
 棟木は製材がすんでいるので、刻み加工は1日2日で済みそうだが垂木はねぇ・・・本数の多さと皮剥ぎ〜製材、それに不足分を先日伐ったやつを運び出さないと・・・
う〜んこれが少し時間がかかるか!?ログ壁最上段の墨付けとホゾ加工も意外と時間はかかりそうだし、他に忘れている事もありそうな・・・う〜ん梅雨が明けたら素直に棟上げになるか?もうチョイ遅れるか!?!?
 材料加工の先が見えてきそうな気がすると忘れている事が次々出てきたりしますからねぇ、チェックリストでも作って確認した方がいいなぁこれは。

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放射線量:週末岩手日報紙に一関市萩荘で0.47uSv/hと報じられた。
 自分が思う報道という観点とは違う「大丈夫だぁ」を強調する様な説明があるが数値は現在、個人で計測できる機器の数値に近い。かなり現状の真値に近いんじゃないですかねぇ。今後も継続してまともに計測報道してくれるのか様子を見たいところです。

記事転載
【 県は1日、一関、奥州両市の公園など計4カ所で測定した地表付近の年間放射線量(推定値)について、国が「健康上、超えない状態が望ましい」とする目標値を超過したと発表した。本県で目標値を超えたのは6月6日の測定開始以来、初めて。ただ、屋外活動の制限指標などは大きく下回っており、県は施設の利用制限などは行わない方針だ。

「「健康上、超えない状態が望ましい」とする目標値」・・・ビミョウな言い方ですなぁ、「で、どうなるの!?」と問いかけたくなるじゃぁないですか。「直ちに健康に・・・」と同じだよなぁこれじゃぁ

 県環境保全課によると、測定は6月28、29日に奥州、一関、金ケ崎、平泉、藤沢の5市町計11カ所で行い、携行型測定器サーベイメーターで地上5センチ、50センチ、1メートル付近を測った。  このうち、地上5センチで一関市萩荘の一関運動公園多目的グラウンドが1時間当たり最高0・47マイクロシーベルト、一関市千厩町の千厩愛宕児童公園で同0・46マイクロシーベルト、奥州市前沢区の前沢いきいきスポーツランドが同0・36マイクロシーベルト。地上50センチでは同市前沢区の南前沢グリーンパークで同0・43マイクロシーベルトを検出した。(2011/07/02)】:岩手日報WebNEWS


 携行型測定器とやらを測定したままクルマで走り回っただけでも数値の変動が分るんですがねぇ、大きく振れた所を丹念に見て回るとこの数値ではすまない値が出ます。これが最大値ではないという事ですねぇ。ただホンの気休め的な期待、或いは当局の期待はウクライナとかとは違って日本の風土、特に梅雨のような多雨な気象下だとベントとかの故意な放出やら爆発事故はなければ線量が薄まるのも早いのかもしれませんね。

 記事によれば、とうとう一関市・奥州市では「一関、奥州で目標値超す年間推定放射線量」 という事になってきました。
 「・・・なってきた」というのは正確ではないですね。ネット情報やら、学童父兄やら周りで測定器を入手してその測定値を突きつけられたりした結果なんでしょうねぇ。 むしろ3ヶ月前よりは数段下がった数値なんでしょうからこれでも。
それにしても気になっていたのは、どの時点からか・・・年間1ミリだとか20ミリまでとか言った時期からなんでしょうが、目標値1ミリという事に行政ではなっているんでしょうねぇ。目標値というのは努力して得られる領域という風に普通は思うんですが、これは個人で努力するって言ったら引越しするしかないし・・・そんなことは爺などの庶民には出来ないし(苦笑
 新聞の記事を読めば「1ミリは越えるがそれほど大きく越えたわけではない」というような報道にもなっているし・・・。それにしても今回の放射線量に関しても原発事故そのものにしても、不信感が蔓延して、メディア報道は疑ってかかれという認識が広まったの唯一の収穫なのかも。ま、政府、行政にしてもしかりですが。  

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