徒然なるままに

2009

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2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'09/ 12/ 27 山仕事: 今年も最終週。

 結構きつい冷え込みが一旦緩み、先週積もっていた雪が大分融けてきた。ホダ木伐りには都合がいい。ザラメ状の雪になり伐り倒してホダ木定尺に玉切りした材にもたいして雪がこびりつかなくて助かる。これから、しばしホダ木伐りのキコリ作業が続くわけで、ちょっと話題を変えて雪シーズンのスキーの話

「誰もが半時ほど並びもしながらリフトを待つすきーとやらを我も真似してすなる・・・。」とかは20年も前の光景かもしれない。ブームと呼ばれる頃はどれも似たようなネコも杓子も的な人だかりになるものだけれど、今のスキー場にそんな光景はない。まぁ東北の冬はインドア以外の遊びも大してないのだから、 自分も冬の運動がてら体力調整も兼ねて多少スキーなどを続けている。まぁ原点は竹スキーとなるわけだけれど、滑走板と足が固定するスキーと離れている竹スキーは全く別物だから。さてそのスキー板はこの10年はカービング板というものが出まわり、今やスキーを楽しんでいる人のおそらく90%台の上の方がその構造のスキー板なのかもしれない。なにせスポーツ用品ショップでは旧式のストレートっぽい板はもう売っていないのだから。

 けれど、自分は相変わらず10年来の今はなきニシザワ製の同じ板をはき続けている。この板はその時代、「よく回る」とかいう評価で選んだものだけれど、あとから良く見ると確かにビンディングが取り付いている中央部分が先端と後端の幅より多少狭くなっていて今のカービング板とは比較にならないが、エッジ部分は随分大きい何Rかの円弧を描くカーピング板構造になっている。このRは現在のカーピング板の13Rとか15Rとかに比べればはるかに大きいのだろうけれど、初めてこのニシザワ製の板で滑った時はターンの早さに戸惑ったものだ。スキーが先に行き身体が追いつかない。・・・で転んだりするわけだ。

 どうもエッジを立てるとクルリと回ってしまう感じが強い!という事が分ってからは、その前のもっとストレートでくびれのない板で、ソコソコ滑っていたような滑り方をすれば、それなりに滑れる。・・・要はテール側をずらすとか内側の板を持ち上げ気味の「シュテム」というのかそんな風にすると、以前と同じように滑れる事がわかってからは殆どその滑り方で今に至っている。
 10年前以前!?14,5年にもなるか「カービングターン」とかいう滑り方は確かに当時放映していた「スキーNow」とかの深夜の番組でもよく取り上げられてはいたのだけれど、映像を見ていてもよく自分にはよくわからなかった。

 周囲を見ればスキーをする人よりはボードの方が目立つようになり、長くて細いキーをはいてるスキーもやがて少なくなってきて、ここ5,6年はスキーには行くものの、滑る本数も段々少なくなり、何本か滑った後はすぐに暖かいロッジでウィスキーのスキーの方が!てな感じになって来ていたわけです。
 今年も雪の季節となってインターネットを眺めているうちに「スキー百年研究会編」
「カービングスキー大特集スキー100年目の革命Q&A」というカービングスキーについての詳しい特集ページにたどり着いた。

 「スキーは特殊技能」!?「32日パラレルの壁」!?「ずんどうスキーは難解」!?「生涯スポーツ」!?書いてあることはソコソコ滑っているスキーヤーにすれば、至極ごもっともな事で取り立てて新しいことはないのだけれど、自分みたいにスクールなどにも入った事はなくて最初から今まで我流で滑ってきてまぁそれでもそれなりに滑れているからいいや。みたいな者から見ると結構目からウロコ的に魅入ってしまった。昔、それらしく「加重抜重、親指に小指に、山回り谷回り、踏み出し、踏み蹴り・・・」更に「シュテム、ウェーデルン」カタカナも出てくる。それは言わば専門家が話す専門用語だった。それを言われても身体は言われるようには動かない。自転車の乗り方をいくら言葉だけで教えても自転車には乗れないのとおんなじだ。

 と言うか乗れるための適切な言葉の表現が個々の聞き手側にうまく伝えにくいのか!?。
このページは初心者に!とは書いているけれど、それこそパラレルを通過したヒトには「なるほど!」で分るが、全くの初心者には分らないところもあるかもしれない、それでも今までの雲を掴むような説明文よりははるかにましで、板をはいて滑っている動きが無理なくイメージできる。勿論焦点はカービングスキーについてなのだが、いままでそれ程興味を掻き立てる対象でなかったその板がこの文章を見ていてやけに気になってきたのだ。壁の前にいる人にとってもこれなら楽に越えられると思える秀逸のHow Toかもしれない。
 カービング板を横目で見ながら10年余り、とうとうネットで探し、乗り換える事としてしまった。

 さてさてその結末は・・・まぁ実際滑って・・・う〜ん興味津々・・・
'09/ 12/ 20 山仕事: いよいよ冬本番。

 温暖化なのかエルニーニョなのかはわからないけれど、例年なら12月頭に一旦「ドカッ」と20cm程も積もり、それが溶けて月末から本番の降雪期に入る。というのが、この辺りの冬への順番だったような気がしていた。
 ことしはその月初の「ドカッ」がなくて、今週辺りはピリピリするような冷え込みが続いていた。おかげで作業道もすっかり凍てつき、ドロドロのぬかるみからは開放されたが、今週後半に降った雪は地面も凍っているせいでしばらく溶けないのかもしれない。

 降雪が遅れ、せっかく囲ったブルーシートを外してもっとログワークを進めようか・・・と思っていた矢先の雪だったので、やはり今シーズンはログは中断しホダ木伐採に専念しようか・・・としても雪が降っている最中の伐採はちと怯んでしまうなぁ。頭から雪も被りそうだし、斜面の雪は滑りそうだし、まぁ降り止んだらまたボチボチホダ木伐りを!
'09/ 12/ 12 山仕事: ホダ木伐り開始の前に。

 梢に残っていた枯葉も殆ど散り、ホダ木を伐り始めて良い頃になってきた。
主目的はシイタケ栽培用のホダ木なのだけれど、手入れが行き届かず密度が高くなりすぎた雑木類の間伐もしたい所。最近良く言われる里山が荒れている。とかいうヤツの対策も兼ねてね。適度な空間を持たせておかないと立ち枯れて倒木が増えてしまう。更には植生のバランスも崩れ荒廃してゆくとか。
 もう一つは作業道、通いみちとして開いた山道も日が当たらず水捌けもわるいものだから、一度ぬかり始めると中々乾かず、轍がどんどん深くなってしまう。道の周辺の木を適度に間引いて陽の光を山道に届かせたい。そうすれば道の乾きも今よりはましになるでしょう。

 まぁそんな一挙三得を狙って始めた雑木伐り。実際に行ってみると、この雑木間伐というのはかなり厄介。端から皆伐してゆく。というのがホダ木伐りにはやはり効率が良さそう。
 杉の木なら木々の間を狙って倒せるようになってきたが、雑木、広葉樹はそんなに上手く行かない。周囲の枝に引っかかる架かり木になりやすいし、クリの木など下手をすると割れたりもするので結構気を使う。ソーチェーンの目立ても作業前には必須準備だねぇ。
 しばし杉材ばかり扱っていたし、ログワークではチェーンソーも交互に使っていて目立て頻度は毎日しているわけではなかった。それに比べればナラの木の硬い事(泣
 そんな広葉樹の硬さに歯もすぐ鈍る。毎回の目立てで消耗もきっと早くなるなぁ。
先シーズンのホダ木爺さんは25AP!・・・細身のソーチェーンがホダ木にはいいのかもネ!?
'09/ 12/ 6 山仕事: 土間、出入り口にヘッダーログ。

 そろそろ雪降り季節。春〜秋まで積んだログも最下段は2回目の降雪に埋まりそう。
雨にも随分晒されて日に当たる場所は白っぽくなり、日陰で乾きの遅い所は緑色のカビだか藻みたいなものも着いて来ているしスジ状の明らかな黒いカビも見えている。このまま雪の中に放っておけばもっと悲惨な状態になりそう・・・という事で雪の季節はブルーシートで雪囲いをして保護しておこうと囲いやすくログ壁の開口部は極力ヘッダーログまでは載せておきたかった。

 結局、窓部分と土間の出入り口にあたる2.4m幅のドア部分まではヘッダーが載った。残念ながら床を貼る間取りのドア部分までは積み上がらなかったが、ここで囲わないと又雨とかみぞれとかで湿った状態になるのもイヤで2,3日好天が続いた日にシートで覆った。

 この冬は友人への椎茸ホダ木供給の話があり結構な量のナラ材原木を伐る予定。コンディションが良ければ、ログワークも出来るかも知れないが、約束のホダ木供給にプライオリティを置く事が最優先。まぁログワーク時にはシートを捲って作業すれば良いだけの事だから・・・


 閑話:その@エコとエゴ

 勿論エコはEcologyという事でヒトと自然との調和とかEconomyとして経済的とかいう意味合いで使われ、エゴはEgoismとかEgoisticでそんな事はこれを見てる方は先刻ご承知と思うけど。
前者の語源はギリシア語から来る「生物の棲家」ということらしい。そう言われれば「エコ」ってのはなんとなく自然との調和とか経済とかもヒトらしい概念風に感じられる。
 エゴの方はけっこう難しそうで、フロイトの理論とかが出てきて自我とか本能の「イド」とかが絡んでくるようでチト小面倒くさそう。

 でも最近のエコ減税とかエコを謳った商品なり提唱する仕組みは エゴのカタチを変えたものじゃないの!?とバレバレ企画満載だ!!
エコ減税とかエコポイントとかに乗っかると自然との調和になるのカナ(笑
 違うだろうなぁ確かに経済対策にはなって経済つながりでヒトの営みの為にはなるかもしれないけれど、結局ヒトのエゴをいいように言いくるめてるだけに見えるけど!

 地球のためとか果ては地球が泣いているとかのスローガンもあるけれどこれまたヒトが汚染という状態だって肝心の地球様にとってはどうってことは無い。温暖化が公転軌道を乱すわけでもない。ヒトが生きる為に困るだけのコト。数億年レンジの時間軸ではそういうこともあったねみたいな事を地球とお月様が話しているかもしれない。汚染、温暖化、もしくはヒトの争いごとでヒトという生き物が絶え果ててしまっても、静かになってよかったね!てなものかも。

 少し戻ってヒトの特徴かもしれないエゴとなるとそれ自体は気まま、自分勝手な行動になるけれど嵩じてそれを目先を変えて自分のエゴを都合のいい話のエコだとかに言いくるめて自分の利する事だけとか我田引水が行動原理となったりすれば・・・まぁスケールは違っても身の回りで利害関係を行動基準としてるんだろうと見える事は結構目に付くものだ。そんな集積が地球をイジメテル!?つ〜のも飛躍しすぎか!?でもそんなエゴを追い求めるのもヒトのサガだし、時々反省するようにエゴではあるんだけれどエコを言ってみたり・・・。

   閑話:そのA: 当局が「ゲイバー」をオープン

 「なんでもアリだよ」とは「かの地」へ赴任とか仕事をしに行った人たちが異口同音に話す事。幸か不幸か中国へは自分は行った事がないので耳知識かニュースとかネット情報でしか知り得ないのだけれど、こんな事業も国営でしてしまう。ってのはホントに「なんでもアリ」という感覚になるなぁ・・・「衛生当局」とは日本で言えば保健所なのか?
 とすれば厚労省つながりの地方組織?・・・まぁ天下り施設創設とか年金記録騒動とかよりはましかもしれないけど、日本ではない発想ですなぁ。

ニュースソースは「ロイター通信」。

[北京 30日 ロイター] 中国・雲南省の大理で、地元衛生当局が資金を出した「ゲイバー」がオープンした。中国では、HIV新規感染の約3分の1が同性間の性交渉による感染と言われており、大理は中国国内でエイズ感染率が最も高い地域の一つ。同ゲイバーはエイズ対策の一環だという。  週末にかけてこのゲイバーに関する記事を掲載した新京報は、30日付の社説で読者から寄せられた意見を紹介。「読者の中には税金の無駄遣いや、間接的な同性愛支持と考える人もいる。彼らは、同性愛コミュニティーに働き掛ける別の方法があるなら、バーを開く必要はないと考えている」と報じた。  ゲイバーを立ち上げたZhang Jianbo氏は、同性愛男性が公に集まれる場所になることを目指している。新聞のインタビューで同氏は、交友の場だけでなく、性教育や無料のコンドームも提供すると語っている。

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