徒然なるままに

2009

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2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'09/ 7/ 26 山仕事: ヤマユリの香りは夏の匂い。

 今週のジトジト天気では工程が進まないどころかカビとのタタカイもあって進捗はむしろ後退気味。 この辺りは梅雨前線が上ったり下がったりを繰り返しているが、その前線の通過時には気圧配置のバランスなのか前線自体が消えてしまうことが今年は多い。九州から中国地方ではハッキリした前線が甚大な被害を及ぼしている。とニュースでは報じており、カビの悩みなど被害に遭われた地域の方々から見れば些細な事という事だなぁ。

   サイトへのアクセス路脇のミョウガが盛大に葉っぱを広げて、随分前に食べた「ミョウガの葉焼き」を思い出した。90半ばで他界した祖母が作らなくなってからはたべる機会もなくなっていた、まぁ小昼時というか当地の「タバコ時」に口にする今の季節に登場するおやつ的なものだ。
 元々ミョウガは好きではなくて、ゴロッと大きなミョウガが味噌汁なんかに入っていらしたらウ〜ンと眺めてやおら息を止めて一気にたべてしまう!という味覚減衰食事法でもって食べる!程度にミョウガは好きではない。けれどどういうわけか「ミョウガの葉焼き」は好きなのだ!
 思い立ってミョウガの葉っぱを何枚か失敬して祖母の味なる物の再現!とばかりに試してみたが、どうやら1stトライは大分その味には遠かった。生地のこね方か?味付けか?ネットで検索すればレシピなんぞもあるのでは?と探してみたらありました。
 なんと県のホームページで「郷土料理」「食の匠」とか云われて紹介されている。
このページの下のほう「実演・体験指導が受けられる「食の匠」の料理」とか。

 地域は「藤沢町」というからすぐ隣と言ってもいいほど。さてさてそのレシピを見ると大体合っているのだが、こねる時の水の量が少なすぎたようだ。「耳たぶくらいの柔らかさで・・・」なんて勝手に思い込んで作ったので、焼きあがりは結構固めだった!フライパンで焼くのだが、記憶では焦げたミョウガの葉っぱもへばりついていたなぁ・・・その風味がなんとも今の季節を感じさせる味!と記憶にはある。
 まぁ最初は失敗からでも、それにレシピも見つかったし、次回はもう少し記憶の味に近づければいいわけで・・・。  

   
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  今週の

 21日衆議院解散。8月18日公示、30日投開票
 解散、そして選挙という手順が決まっているなかで、40日と云う時間はいかにも長すぎる。
その間、怪情報やら中傷誹謗、ネガティブキャンペーンとかとか見聞きさせられれば益々厭気分にさせられるだけかも。
 
 何時の国政選挙でも泡沫候補はいるものだけれど、今回やたら目に付くのは「幸福実現党」。「幸福の価格」いや科学という団体の存在は知っていたけれど、それだろうとの推測いらずにそのものという事だ。政教分離もなにもあったものではない。創価学会と公明党すら実態はそのものでも建前は違います。と言っているが、今回の幸福実現党やらは確信犯。党首の大川隆法夫人は政教分離を謳った日本国憲法第20条は「国家が特定の宗教を弾圧してはいけない」と言っているのだ!と説明している。
 へぇ〜そうなの?とあらためて見ると条文は
1、信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
  いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない
2、何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3、国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
と書かれており、さすが宗教家婦人の口を通すと自分のような凡人とは違った解釈になるらしい。

 なにも特定宗教団体とか特定政党を口撃するつもりもないのだけれど、この政党の結党がこの5月で、今回の選挙にあわせているのだろうが、いきなり小選挙区で280人比例区で30数人の立候補者を擁立するとか!
庵近くのR457界隈でも街宣車というのか、でかい音量で政党宣伝をして走っているのが目立っていた。これが全国津々浦々で行われているなら、なんと言う動員数、なんという活動資金だろうと誰もが思うんじゃないのかな。

 いづれ新興宗教団体はいっぱいあるわけだけれど、開祖が想定した「末法ゾーン」時代の今、仏教ベースの宗教団体は創価しかりオーム(今はアレフか!?)しかり自分はすんなり入って行けないだけの事。勢力維持のためなら主義信条の節無くなんでも数合わせに走ったり支援を受ける現有政党、政治家がまかり通る世界なのでどんな政治結社が存在しようとも自由だと憲法では保障されているのだし不思議はないのだけれど、まやかし事はゴメンだ。
 でも今回の選挙でこの党が政権をとり連呼するマニュフェストとか実行されたら「遅れてしまいましたが・・・」と揉み手をしながら党員志願でもしようカナ。


'09/ 7/ 19 山仕事: 合歓の花も咲いて、萩の花も。

 鮎釣りにはまっていた頃、合歓の木に花が咲く時期が最適な漁期だったような気がする。梅雨の終わり頃と言うことか、それをすぎるとちょっと暑すぎて川に浸かっていても汗はウェーダーの中に溜まり熱中症にもなりかねない。
 平地では既にこの花は満開というのか、いたる所で見え、この庵傍でも2本の合歓に花が付き始めた。ログサイト脇には小さな萩が伸びて、これも赤紫色の花を付け始めた。こちらは旧盆明け辺りに咲くのが普通で秋の訪れを感じさせる。真夏の前の花と、後の花という印象が強いのだけれど、まぁこの地の真夏などほんの短い夏という事か。

 短いはずなのだけれど、ログワークには結構この暑さが「キク〜!!」力仕事では当然汗も噴出し、水分補給は欠かせないが飲むとそのまま汗として流れ出てくる感じ。
 昼休みに思わず「プッファ〜」とビールもどきで喉を潤せば尚更、汗・汗で、外の炎天下を言い訳にお昼寝が定番モードの季節。

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 大雪山系「トムラウシ山(2141m)と美瑛岳(2052m)」で遭難事故。
 16日、夏山遭難事故としては近年無い事故となった大雪山系での夏山遭難。
夏山登山史上最大規模の犠牲者。痛ましいかぎり。

 80年代後半あたりから山歩きを趣味とする年代層が高年齢化したとも言われる。 90年代前半にNHK、BS2で連続放送した紀行番組、深田久弥「日本百名山」や教育チャンネルで放送でされた「中高年の為の登山学」などが拍車をかけたとも。

 丁度、このシリーズが放送されていた時期、高校生になった倅と岩手山に登った。若い時にはいっぱしに東北で名のある山々を登った経験から、普段は距離感のある親父・息子の付き合いを意識して登った山歩きだった。二十歳すぎ辺りで山歩きをした時分はそれを趣味とする年齢層は若かった。少しインテリっぽい雰囲気もする趣味と感じたせいかもしれない。
 常に限界に挑む!みたいな野心はまるで無かったが、若さのせいかもしれない、それこそ限界点・分別境がよくわからず、好まずとも危ない状態に陥る事もあった様に思う。滑落、雪渓上のガスの中の彷徨、尾根で飛ばされ、みぞれでの体温低下、仲間が歩けなくなってビバーク。

 そんな記憶も残っていた中での高校生となった倅との山登りだった。山頂にはなんとかその日の内に立てたが、結構シャキッとしている倅に比べ親父のほうはバテバテで、その夜は疲れ果てながら山頂下の不動平だったか避難小屋に転がり込んだようなものだった。倅とはその後早池峰山に登ったのが最後で、山行体力の衰えに少し自信も薄れ山歩きからは遠ざかっている。
 大雪山系は数年前、北海道央をツーリングした時、美瑛から富良野の辺りでまだ白く連なる山容を眺め、南端十勝岳の中腹にある吹上げ温泉に入った事がある。周囲にはまだ雪が残りコーナーに残るウェットパッチを気にしながら温泉を下り振り向くと険しい山塊が迫っていた。

 今回、多くの犠牲者が出た様な遭難者の8割とか9割とかが中高年と言われる現在の山歩き。ブームとは言えないのだろうけれど、自分は今まで旅行社がセットする中高年向け登山ツアーと云うものを見たことも無かったが所謂、団塊世代ターゲットプランなのか?プランでは70歳以下とか健脚向けとかレベル設定がされていて、犠牲者はベテランだったとも記事では書いてあるけれど、何回登ったとか、百名山の中でこれだけ登ったとか10年も20年も山歩きをしているとかがベテランというわけではない。ツアープランで初顔合わせのパーティ登山。互いの力量の把握など無い。事が起きずに済めば楽しかった思い出とかそれを共有したお友達感覚は残るだろうが、限界点に近づけば元が仲間意識の無い互いのつながりは霧散する。

 個人個人の好き好き、健康維持のため、リタイヤ後の趣味として・・・
他人が「危ないから止めろ」とか言えるものではないが、非常時の携帯電話などもまだなく山歩きをしていた頃、数少ない連休までの日にちを指折り数えながらトレーニングをし、夜行乗り継ぎのプランを組んで、乏しい小遣いで山道具を揃えて向かった30年前の山歩きから見れば、今回の犠牲者年代層からはそう言われている様な視線を感じた気がする。
 経済的豊かさも得、登山道、避難小屋の整備も進み、道具類の進化も歓迎すべき事だ。けれど今回の遭難、犠牲になられた方々を非難する気などさらさら無いが、ツアープランを選び、ひとっ飛びのフライトで現地に向かい複数のガイドがいて、ポーターまで付いている大名登山などした事のない菊爺には、これじゃお手軽すぎると感じてしまう。  

深田久弥の「日本百名山」にはこんな文章が載っている。

日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、
その山の姿は心に残っている。
どんなに世相が変ってもその山だけは昔のままで、
あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
私のふるさとの山は白山であった。

 せめて亡くなった方々の魂がふるさとの心の山に戻られる事を祈る。


'09/ 7/ 12 山仕事: 梅雨の晴れ間にジャガイモ収穫。

 小指の先ほどの小ささから、7,8cm位の程よいサイズまで、枯れかかった茎を引き抜くと見事なイモヅル式。
里芋は今年で3回目。サツマイモは2回目。ジャガイモは初めてだけれど、こういった開墾畑にはイモ類は合うのかもしれない。他の葉野菜はザックリ成功率6割程度まで上がったか!?
 3年連続、思うようにならないのは「セロリ」だなぁ。初年度は「セリ」と見間違うほど。翌年は少し延びて30cm近くまで草丈は伸びたが何せ細い。スーパーで見るセロリの太さには遠く及ばない小指よりも細い!
「肥料を食うから充分に施肥をしたほうがいいよ。」と云われ気を使って他の作物よりは十分にやったつもりでも、どうも大きくならない。今年は初年度並みの「セリ」レベルか?まぁ茎を折ってみると確かにセロリの香りはするのだが・・・

 ログはようやく4辺の窓とかドアの開口部分がわかり始めた所。ここからそれら窓なりドア高さまで4段ほど積み重ねる予定。セトリング対応構造など参考書頼みなので実際そこまで積めたら、やってみるだけ、悩みながら仕上げるのも楽しみのうち!とでも思わないとネ。

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 またも繰り返す中国の弾圧「ウイグル」

 チベット騒乱で中国が非難されたのは去年の事。国際社会で中国の人権問題の端緒をなった天安門事件依頼、ねじ伏せ何が何でも正当性を主張する弾圧は何時も通りと言うことなのだが、チベット騒乱後一触即発と見られていたウイグルもチベット同様、強引に押さえようとしている。
 11日現在、中国政府発表では死者数184人とか。ミュンヘンを拠点とする世界ウイグル会議と云う組織発表では死者1000人から3000人に達すると言っているようだ。では実際はどれほどになるのかわからないが、誰も184人が正確な人員とは思ってないだろう。

 チベットは亡命政府もありダライラマ14世のカリスマ性で組織的にもしっかりした体制のようだが、ウィグルの場合はまだまだ脆弱なので、犠牲者がこんなに出ている!と言っても信頼性に欠ける面はあるけれど、中国当局発表よりは真実に近いかもしれない。日本が政治システムの範とした英国でも民族問題は中世の建国以来、現代まで続いている。いくら国内問題とはいえ現代の多民族国家統治は今の中国では所詮無理としか思えない。

 共産主義と中華思想が合体してもまさしく砂上の楼閣と思えるのだけれど、これだけの事件が起きても、胡錦濤が注目を浴びる国際会議をスッポかしても、中国関連株価にはさほどの影響もなく、周りは腫れ物にでも触るが如く中国に強烈な非難を集中させることもない。中華外交は和式外交よりずっと上手という事なのだろう。  


'09/ 7/ 5 山仕事: 笹竹の実。

 西村寿行「滅びの笛」では笹竹の開花は30年、60年、120年サイクルで咲くという。
部分的に咲き始める前咲きの翌年に一斉開花となって、熊笹の一斉開花の時は所によっては地面に落ちた笹の実が敷き詰めたように数センチも積もる所もある。と。
 彼の小説ではその実が野鼠の大発生をまねき・・・とパニック小説的になるのだけれど、気になったのは、同じような笹竹の開花が重要な現象として構成されている「妖獣の村」で書かれているのは、笹竹の一斉開花の次には飢饉の年となり、また、笹竹が枯れてしまうことによって網の目の様に張った根も機能を失い、今まで竹の根が支えた表層土が雨で流され洪水に見舞われる。という様な話の展開になっている。

 昭和50年代に書かれた小説で若かりし頃読んだものだから、結構笹竹の開花というのは不吉さが付きまとうイメージを持ったものだ。そういえば今年はやたらクリの花も盛大で、去年はさっぱり栗は不作だったようだけれど、今年は大豊作か!?おまけにクルミも例年に無い位、実を付けている。ムムッ!?来年は山の「ナリモノが不作で」その昔の感覚から言えば大飢饉の年か?てな具合に!
 けれど、落ちて積もる位、つける笹の実は小麦のような栄養価を持ち、保存もきいて、きたる飢饉に備える食糧の備蓄に昔はなっていた。とも書いてあるので、昔の山暮らしのヒトの様に笹竹の実でも収穫しておくか・・・ただ、試しに食べてみない事には、その笹の実は現代人が食すに耐えられるものかねぇ!?まぁめったに味わえないはずだから何とかして食べてみたい。

クリックで画像を別ウインドウで表示します。  ・・・と何時もにない書き出しでの山仕事徒然なのだけれど、それはこの笹の実に関連して「ビックリたまげた光景」にログサイトで出くわしたものだから!。
 梅雨の中日も終わりそうな天気の週初め、何時もの様にログワークをしていたら、傍の林でなにか生き物の気配。カモシカかなぁと目で追ったら、「ギョェ〜!」なんと猿だ!。今までこの周辺では見たことが無かったのでしばらく唖然としてその猿を眺めていた。
 仕草からは笹の実を採って食べていたようだ。


 猿が生息する地域ではその猿も含め観光地化している所など、獣害は深刻だと云う話も聞く。 この周辺でもクマの獣害はよく耳にするしタヌキ、ウサギ、カモシカなどはよく出没する。
 けれどイノシシは出ないし、猿もいるとは聞いた事がなく、この地で初めてみた野生猿だったので、この笹竹の実を採っている猿を目撃した時は「開いた口を手で閉めた・・・」
そんな事はなかったが結構、夜まで興奮の日で何時もの倍ほど晩酌が進んでしまった。
 酔った頭で思い出すと「ひょっとしてアレは猿によく似たヒトだったのか!?でも尻尾もあったし、顔も尻も赤かった、なにより立ち去り間際にはスルスルと木に登って見せたヨナ〜」と。

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 「3人乗り自転車」

 この7月から道交法が改正されて自転車の3人乗り。ただし「幼児二人同乗用自転車」という規格に沿 った自転車であればだが、まぁ合法的に走れる事になった。
 この地域ではそんな光景を見たことは無かったが、中央、都会の方では自転車でお母さん(お父さんでもいいのだが・・・)が子供を二人乗せて走っている実態が結構あったようなのだ。結構あって、思うからに危険そうだなぁ!という印象で、そういう3人乗りに耐えられる自転車の開発。というところにも興味を持っていた。
 丁度去年の今頃、TVでも時間をとってこの話題を流していたのだが、おそらく大分四苦八苦しながら対応できる自転車も開発され、法的にも認められるようになった。

 去年、その特集をして紹介していた自転車は変形の3輪車というか、安全性を念頭に開発すればそうなるんだろうなぁ・・・というようなマジメなサスガMade in JAPANと面白く見ていた。後ろ2輪あり。前2輪あり、特に前輪2輪はハンドルを切って、タイヤが平行してステアする機構など涙物!!てな感じで「ウンウン頑張ってるなぁ」なんてかつてのプロジェクトXでも見ているようで「オジサンはこういうのが好きなんだよなぁ」と思いながら見入った。
 ところが、今回の認可自転車は自転車も作って売っている超大手企業系では、意外とオーソドックスな2輪の現状の自転車と大して変わらない様な仕様に見える。なんでも「財団法人自転車産業振興協会」というところが中心となって開発評価支援、安全基準策定、提案、を行い、最終報告を3月に出していた。
 前2輪、とか後ろ3輪又は補助輪付き。と云うのが素人目にはやはり安全性が高そうに見える。どちらかといえば個人なり規模の小さい所が開発したモデル程、知恵を凝らしているように見えるのは贔屓目か?その最終報告にあるような各種タイプは同等の安全性が確保されているものか!?安全基準策定にあたって声の強い所からのごり押しなどはないのだろうか?

 例えば警察庁から出されている「幼児二人同乗自転車に求められる要件」には「6、発進・・・操作性及び安定性が確保されていること」と言う要件ではクランク1回転で進む距離を4.3m以下、或いは以下に出来る変速装置を!という発進時のトルク軽減として、同列に電動アシスト機能を!。と云う様などちらかを有する事と読める評価方法があるが、この文言だけで求める要件をカバーできるものだろうか?個人開発じゃ電動アシストとかリチウムイオン電池とかはかなり難しいことだろうし、レギュレーション下限をカバーすればいい!なんて中華製品もどきの限界設計など職人気質のモノ造りには意外と難儀な事だ。

 こう云う自転車を使う状況下では価格も選択条件として気になるところだろう。少子化対策費など次世代育成支援対策推進法とか長ったらしい法律下で投入されているわけだが、まともに「安全」の方向に反映されているのならこの上ないことだが。とかくちょろまかしたり、転用、どこかの懐にでも行ってたりしたら・・・厚労省関連だと何かと疑ってかかりたくなる習性が我ながらさもしさを感じてしまうこの頃(笑 まぁそんな点は何処の役所でも似たようなモンもかもしれないけれど・・・
 ただただ、幼児二人を乗せて自転車を漕ぐ親とその子親子共々安全にと、知恵と工夫を凝らす開発者には頭の下がる想い。「財団法人自転車産業振興協会」さんが最終報告した資料に載せた12社(!?)の自転車を見てさてどれが安心できる自転車だろう?まぁちゃんと自分の子供を乗せて漕いでみないとすぐには分らないかもしれないけれどね。  



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