徒然なるままに

2010

'10,1

2009

'09,1 '09,2 '09,3 '09,4 '09,5 '09,6 '09,7 '09,8 '09,9 '09,10 '09,11 '09,12

2008

'08,1 '08,2 '08,3 '08,4  '08,5  '08,6  '08,7  '08,8  '08,9  '08,10  '08,11  '08,12 

'10/ 1/ 31 山仕事:睦月、霞染月の満月。

  「貴い人も卑しい人も、親しい人も疎遠な人も、互いに親しみ仲良くする月」ということで正月1月が「睦月」と云うそうな。
その他いわいづき・いはひづき(祝月)、かげつ(嘉月)、かすみそめづき(霞染月)、たんげつ(端月)、しょげつ(初月)、しょうがつ(正月)、けんいんづき(建寅月)、げんげつ(元月)、たいげつ(泰月)、たろうづき(太郎月)、さみどりづき(早緑月)、としはつき(年端月、年初月)、はつはる(初春):Wikipedia
とも表現されるようだが、この中では「霞染月(かすみそめつき)」がなんとも風情ありそう。

 週明けからは2月。この睦月、霞染月の最終週は日中の最高気温が5〜7℃辺りまで上り、真冬日が続いた寒中には春の陽気にも感じられる。南西の方から北東に抜けてゆく高気圧が暖かい空気を連れて来るせいらしい。もう少し経ちこのサイクルが落ち着くと三寒四温の春の始まりとなるのかも!?
 そんな陽気の夕方この月2回目の満月が昇ってきた。
輪郭、周辺がぼやけて確かにカスミがかかったかその霞に染められたようなぼんやりした月だった。
 来週2月節分には寒の明け、この週末のみぞれは春の近さを感じさせる。ホダ木伐り出しもスパートをかけないと・・・真冬らしくない霞染月というネーミングなのだが1月も末となり、うっすらかすんだ月をながめるとこの名称が合うようにも思える。歌を詠む素養はないが

寒明けの
あめゆきしたる
梢にも
葉芽緩めし
かすみそめつき

てな気分か。  

'10/ 1/ 24 山仕事:ホッとするような週中の暖かさも、すぐ又寒い冬の日に。

  通い道の道端に掲示してある気温計は朝方でも4℃を示す日があった。
それまでは−3℃とか、最低では−10℃と言う日もあったのが、それまでより10℃も上がれば相当に暖かく感じる。面白いものでそんな帰り道ではバイク(通勤なのか!?)で通り過ぎる姿も見えた。冬でも郵便の配達員はバイクで頑張っているが、普通の通勤者でのバイク姿は「こんな真冬に!ヒョエ〜!」てな感じなのだ。
 でもまぁそんな日は長く続くわけもなく、週末にはマタマタ普通の寒い日に戻った。

 伐採とかの山仕事を毎日続けていると、やたら周囲にやってくる野鳥なんかが目に入る。特にこの季節は冬の渡り鳥が森の木々にやってきたりして、一昨年は初めてルリビタキを見たが、今年の伐採現場には夕方になると同じ鳥だと思うのだが、今までは見かけない特徴のある野鳥がやってきている。青さが鮮やかなルリビタキの雄が割合近くまで寄って来るのに大して少し控えめに地味な色合いで連れ添っていたルリビタキの雌かなぁと、画像に撮ってネットで探してみるが、イマイチはっきり分らない。「調べ物得意さん」にそれは「ジョウビタキの雌」と教えてもらう。図鑑を見るとなるほど納得。数日前には腹部全体的に鮮やかなオレンジ色の姿を見たが、ここ最近は大分地味な色合い。この地味な方が雌らしく派手なオレンジは雄のジョウビタキ。
 雄が派手で地味な雌というのは鳥類の世界では普通のようで、ルリビタキもジョウビタキも色は両極端だが派手さ地味さは似たような感じ。

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 小沢一郎代議士VS東京地検特捜部。これは最終バトル!?

 ニュース報道とネット情報の内容程度しか分らないが元秘書現国会議員も含め、3名の秘書逮捕、本人は週末事情聴取。という事実。去年からの西松建設からの献金事件ではまだ公判途中ながら1月13日の第2回公判では西松建設元総務部長証言により、検察側主張が崩れてしまった。容疑者として逮捕された後の報道は「容疑を認めた!自供した!」という様な意味合いの報道が流れ、間もなく「そんな事は言っていない、否認している。」とかに変わり、メディアを通じた情報操作。との批判が多かった。

 そんな経緯もあり今回の別件での事件ながら、捜査や報道なども西松献金問題と似た現象が起きている。
 2度目の逮捕となった大久保秘書の場合も朝5時に岩手の自宅に捜査員が逮捕に出向いたシーンなど、何で朝5時に!?しかもTV局スタッフも総出でスタンバイしていて! とか事務所強制捜査とかも捜査員が勇ましく行列を組んで入っていく様もTVドラマさながらに報道される事の不思議。リークとも言われているが司法記者クラブ制ならではの大本営発表報道みたいなもの!TV、紙面に対しネットでは賛否半々か?政権後退前とでは攻守イニングが替わった様な左右傾倒で擁護/批判もいれ替わり。(笑 これだけ騒ぎになる人材とも言えるわけだが、もし彼が失脚したらクニにとって、将来にとって損益は!?そうなったにしてもあれだけ醜態を見せられてきた自民党に今更なぁ。結局ワリを食うのは国民という事に。
   確かに「記者クラブ廃止」とか官僚否定ではないはずだが「・・・からの脱却」とかをあからさまに言われる既得権益当事者はなんらかの反抗、反乱、を企てても不思議はないし多分そうするだろうなぁ。国会開催2日前に議員逮捕をした位だから、会期に入り聴取を受けた小沢幹事長に対しても逮捕許諾請求は出さないと中途半端だろうし、是非検察は請求して見せないとね、で民主党は拒否し、今度は検事総長の国会証人喚問でもしてお役人様の裏金漁りでも突っついて・・・いづれここまで来たのだからちゃんと勝敗がつくまでやってもわないとね。

 司法への国民関与は最近始まった裁判員裁判と有名無実な最高裁判事の国民審査しかなく、検察 官に対しては、全く及ぶ事のない聖域。正義の執行として託された良心への依存が恣意的に行使されたら・・・それも冤罪発生の一因になっている事は事実だろう。仮に小沢代議士に軍配が上がり、結果彼が懸念されるような強力な権力を更に高め独裁的な政治を行ったら・・・それでも国民には選挙権の行使による選択の権利は担保されている
 もう片方の検察側は・・・一般国民が彼らを牽制出来るのは唯一国民選択の政権与党が持つ人事権しかない。「官僚は使いこなすのだ」と言った前政権首相は実際は踏み込まなかった。確かに最後には正しいお裁きを下す水戸黄門や大岡越前にすがりたくなる絶対正義とか錦の御旗への依存心は強い国民性かもしれないが、その中てにする機能が暴走したら・・・

 でも今回のこの件はもうじき時効ではなかったかなぁ!?。   

'10/ 1/ 17 山仕事:ソーチェーン、消耗が早い。

 今、ホダ木伐りに使っているチェーンソーは4年前に、山仕事をするにはチェーンソーンなるものを使わないと!と、初めて買って初めて使ったものだった。
 何せチェーンソーに触るのも初めて!なのでどれを選んだらいいのか分らず、周りにいろいろ聞いたのだけれど、結局選んだのは貧乏なのでコスト優先。カタチから歯居るのが好きな自分のワリには世間で定評のある・・・とかからプロ用の!とかはさておいて、まずはこれで「チェーンソーとは!」をある程度覚えてから、という事で選択したのはホムセンモデルのリョービEK840というもの。37.2cc40cmバー91VSという3/8ピッチのソーチェーンを使う。ゼノアのOEM供給版。
 以降、タイプ別に買い増すわけだが、このEK840で基本的な使い方を覚えたようなもの。いわば素人操作なので、ある面では機会にとってはキツイ使われ方をしたかもしれない。意図する伐採方向通りに倒れず、ガイドバーを挟む事などしょっちゅう。チェーンが外れる事も良くあった。おかげで2台目3代目はソコソコ丁寧に使われているかもしれない。

 今回は主にはナラの木狙いなので、回転よりはトルクで!と持っているチェーンソーのうちではこのEK840はホムセンモデルという事もあり回転数も抑え回り方も幾分マイルドでトルク重視の味付けとなっている。ログワークではグルーブカットを主に使っていた。しばし杉材ばかり扱っていたせいかも知れないが、ナラの木を伐っていると、ソーチェーンの切れ味がすぐ落ちてくる。やはり木質密度がナラ、広葉樹の多くは杉よりずっと硬い!毎日目立てをするのだが20cm径位のナラの木を3本も倒して玉切りすると切れ方が遅くなってしまう。で目立て!と続けていると当然ソーチェーンの歯はどんどん細く!挙句に何度も伐採時に反対方向に倒れ掛かりガイドバーを挟み込んだりしてるものだから、バーも幾分変形してきた。こういった伐採仕事にはもっと大きなチェーンソーの方がいいのかもしれないが、先シーズン来てホダ木を伐っていたホダ木爺さんはむしろ一回り小型のチェーンソーを使ってたしなぁ・・・

 でもさすがに、この変形+ガイド溝の欠損も出てきたバー。これでは肝心の作業ペースも落ちてくるので、ガイドバーを買い換えた。試用はまだだが、新しい道具は常に使い始めは新鮮な感覚になる。さてさてこの切れ味は、歯の持ちは!?!?

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 鶴丸の翼をもう一度。

 正確な年は何時だったか忘れた。
カイシャイン時代、成田発JALの便。ロシア空域を超え英国ヒースロー経由スイス・バーゼル空港着で、仏国アルザス地方へ出張した事があった。
 当時、今もそうなのかは分らないが、搭乗機に乗ってから2時間程離陸しなかった。
機内の説明アナウンスでは当時のロシア航空局というのか航空管制を司る「当局の了解が取れないため」という説明だった。なんでも一定時間内にその空域に入れる機数が限られるためだとか・・・管制能力が低いのか国防上の決め事か単なる嫌がらせか !?

 その2時間の遅れが響きトランジットのヒースローで乗り継ぐエールフランスに乗り遅れた。
ヒースロー空港の広い建物中をアッチコッチ走り回って汗をかいたことが一番の思い出か(笑
 結局、JALの手配したホテルで一泊し、いかにも英国然とした渋い味のあるホテルのバーで飲んだスコッチが良かったなぁ・・・と、それも海外出張の良くありそうなアクシデントなのだが、そのヒースロー空港で乗り継ぎ搭乗口までの必死のかけっこやらホテルの手配をしてくれたのはJALの日本人女性職員だった。
 甲斐甲斐しさにも何時も走り回ってるのか?実に頼りがいのある逞しいお御足だった。

クリックで画像を別ウインドウで表示します。 息を切らしたどり着いた搭乗口近くの窓から、乗るはずだったエールフランス機の飛び立ってゆく機体を「あ〜ぁ〜」と見送りながら、滑走路と空港施設の一番端の方に駐機している機体には尾翼に丸い鶴丸マークのJALの旅客機が窓越しに見えていた。

※後から思い起こせば、この時見たエールフランスの駐機場所は様々な航空会社の機体が並ぶ中央付近。JALは端っこ。まぁこれは東洋の片田舎と英国、仏国とご近所付き合いのよしみ(苦笑なんだろう。とも思いもしたが、もう一つ、へぇと思ったのはJALのジャンボ機747が並んでいるのとエールフランスは当然エアバスなのだが中小型機しか並んでいないことだった。遥か東洋の田舎から飛んで行くのと、目と鼻の先を行き来するのでは必要な機体もそれなりなのだろうが、日本国内であっても747SR(ショートレンジ)とかを飛ばしている日本の航空会社との経営方針の違いか!?とも思ったものだ。
 それが破綻の足を引く一因ともなったかいづれ放漫経営とも言われた一端かもしれない。きょうびエアバスは海外には総2階立ての巨大旅客機を売りつけるのに。この辺りが欧州人のこすっからさなんだよなぁ。

 遠い国で見る、赤く両翼を上に丸く上げた鶴が描かれた垂直尾翼はたとえ駐機場の端っこにいようともそれに乗ればまさしく自分の国に帰ったかの様な安堵感に包まれそうな気がしたし、その旅客機クルーも地上スタッフも頑張っているんだなぁと思ったものだ。

 去年後半から、日本航空の存続云々という話題を見聞きするたびに「どうして・・・!?」という思いがしていた。3年前は300円今年年初は200円だった株価が今や7円(驚 殿様商売的なオシゴトのツケが回ったか?
 出来ればJALに乗るほうが気分的には楽だったが実際、仕事で海外へ出かける時にJALを選んで乗ることは多分自分は1割もなかったと思う。手配をするにもコストを見れば割高だったのが会社組織に属する身には選ばない理由だった。時流をリードする事も出来ず、自らを合わせて行く事も出来なかったという事なのだが。かつては肩で風切る職業のイメージで旅客パイロット、スチュワーデス(とは今は言わないか)など一面ではエリート職業だった事は確かだ。他のフラッグ・キャリアクルーは安手のホテルが定宿だったのに対しJALクルーは三ツ星クラスのロビーを颯爽と歩いていたイメージが残っている。

 1兆円近い或いは越すかもしれない何千億円とかの債務とか経営上の行き詰まりは中小航空会社も統合した後の最近の現象かもしれないが、自分にとって印象深い日本航空関連の出来事は1985年イラン・イラク戦争での自国民救出というかイラン脱出騒ぎの時だった。
 各国の駐イラン自国民はそれぞれの国、それぞれの方法で戦禍を逃れたわけだが、在イランの日本人約200名はトルコ航空便をもって脱出した事件だ。当時はフラッグ・キャリアの概念があり国営ではないにしろ各国の国際便はその国の代表する航空会社が担うというイメージが強く、米国ではまだパンナムが存在していたし、英国:ブリテッシュ・エアライン仏国:エアーフランス露国:アエロ・フロート韓国:大韓航空とかとか、当然日本は日本航空だった。

 事件当時、自衛隊を出す事も出来ず、日本航空は労組の反対等もありチャーター機を出すことは出来なかった。どう云う経路で手配がついたのかは分らないが結局トルコ航空が「エルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を」とも伝えられているが、相当のリスクを負って日本人の救出をした事があった。後に、NHKのプロジェジェクトXとか民放の番組でも取り上げられたので知っている人も多いと思う。
 遠目で「パッと」見には日の丸をイメージさせたマークの様にも見えなくはなくて「赤い鶴」はそんなナショナル・フラッグ・キャリアとしてのイメージ充分だったわけだ、だがその鶴丸マークもJAS統合化で2002年から色は同じ赤でも平板な赤い尻尾みたいな尾翼になってしまい、2008年5月で全て切り替わった。

 今の日本航空は経営破たん云々もあるのだけれど、この状態を招いた背景を思うに先のイラン脱出劇でナショナル・フラッグ・キャリアというものが日本にはないのか?と他国から言われたような先の事件を思い出してしまう。ヒースロー空港で無線機片手に先導して走ってくれた職員もいるが(まぁ間に合わなかったけれど(苦笑)全部が緩んでるとか腐敗とかではないが、よく言うその時代の日本の縮図みたいなものをどうしても連想してしまうのだ。小田原評定みたいに「そこにある危機」とは程遠い身勝手な建前論とか縄張り争いか我田引水的な駆引きとか、ハタマタ誰かはごね得狙いか!?いづれ適切なタイミングで行動出来ずに機を逸してしまう。
 命からがらイランを脱出した人たちは救援機の尾翼にくっきりと見える鶴丸マークを見ることが出来たなら、それだけで安堵と祖国への絶対信頼を持ち得たろうに。  

'10/ 1/ 10 山仕事:山の神様

 この1月は山の神様に関連する日があるとか、一般的には1月12日がそう云う日らしい。
なんでもその日は山の神様が山の木を数えて回る日で、山林での作業をしちゃダメだとか言い伝えられていると聞く。WikiPediaで見ると12月12日もそうだったらしいが、さてその日は山仕事は休んだっけかなぁ!?
 当地では1月8日もその様な日となっているらしく「戦時中は山仕事もしたんだが、山ノ神の日は山には行くなと言われていたんだ」と80過ぎの親父。今シーズンでは一番の降雪量もあった後!荒天も治まり天気も期待出来そうな平日。山ノ神様の禁忌日は偶然だったがこれ幸いと理由付けて、この日は休山日とし、足腰トレーニングを兼ねてスキーへと出かけた。
 今シーズンは世間からはずっと周回遅れのカービングにTry。いよいよ加齢なる滑りを・・・(笑

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 山仕事は、ちょっと手抜きだったので、少しハイテクっぽさの3D映像のはなし。

 映画「タイタニック」や「ターミネーター」の作品が有名なジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりの劇場映画「アバター」が大ヒットしているそうな。
 実際にこの映画を見たわけでは無いが公式ホームページを見た限りでは相当の制作費用がかかったものだろう。なんでもこの監督が表現したい「3D」映像を実現するために機器の開発も含め前作からの12年という時間を要したとか。プロモーションビデオを見てもその立体映像をを最重視したような画面作りの迫力が容易に想像出来る。 もう一つこちらはCGアニメだけれど「カール爺さんの空飛ぶ家」もほぼ同時期に3D映画として公開されている。こちらはディズニー映画なので、アニメーションとしてもストーリーの面白さも期待出来そう。

 どちらも相応の作品だと思うのだけれど、自分の興味はこの3D、立体視映像にある。数年前から液晶TVでも3D対応の試作品がCEATECなどで発表展示されてきたが、今年の夏ごろから実際に発売されるという。特にこのTVを買いたいわけでもないし、なんせ我が家のTVは今もブラウン管式だし「地デジなんてどこの話!?」みたいな世間からはおよそ2周位は周回遅れになっている(笑  もはや、ハードとしてのTVはかつて日本製が米国のみならず世界を席捲し、海外のTVメーカーの生産を断念させるまで市場をほぼ独占化した時代もあった。今や韓国、中国がまさにその日本製TVに取って代わろうとしている。防戦側はHDTVや今回の3Dなどの付加価値でしのごうという事だろうが・・・

 だいぶ昔、少年漫画誌などに付録で付いてきたような赤/青のセロファン紙の眼鏡で見たような立体画像とは違い、偏向グラス越しだったり、高速のフレーム毎に同期させた左右の液晶グラスを用いた今の立体視画像のリアリティは雲泥の差らしく、話題の映画は、3D版と普通映写版があるらしいが圧倒的に3D版の入りが多いという結果だそうだ。品質の良さは満足感につながり、そういうレベルならイヨイヨ3D映像の時代か!?とも思えるがさてそんなTVで見る事の出来る3D放送は元を3D映像製作したものじゃないと立体には見えないわけだし。裸眼で見たらとても見づらい映像なはずだし。う〜ん通常放送の何割位3D映像にできるものなのか!?公開済みの映画などは3D化出来ないだろうし・・・。

 コアな技術やキーパーツを囲わなければハードはすぐ追いかけられる。それより増して問題はソフトだよなぁ。特に今は定評がある日本のアニメが心配。単に天下る入れ物作りの「ナントカの殿堂」とかを発想する様な官僚様は本来ハコよりもっとずっとソフトパワー戦略を考慮しないと・・・CGアニメも3D化しないアニメーションの時は「なにもこんな映像よりは日本の手書きアニメの方が!」と思っていたが3D化には、はるかに有利なCGアニメに対し手書きアニメにこれは無理というもの。多重の背景などを3Dで遠近化して見せるようなのは簡単だが手書きキャラクターが3Dにならない/描ききれない(だろう)としたら、単に多板の紙芝居みたいなものだろうし・・・  マンガの原作を単に実写版にして2眼撮影なんかにしたら日本映画がかける制作費ではアバターなんかを見た目からすればチープすぎて視聴者が離れ逆効果になりそう。

 本来の得意方面のハード面で詰めるとしたらむしろ立体視用の眼鏡無しでは成り立たない現状の3Dから一足飛びにホログラムでの裸眼立体視TVを開発しないと!でもまぁ、面倒な付属眼鏡式3Dがスタンダードになることはないだろうと・・・この周回遅れランナーは眺めているのだが・・・。525本の走査線を1125本にして確かにキレイな「高品位テレビMUSE」を作りハイビジョン放送を謳いあげてもそれで、日本の家庭の全TVが入れ替わったわけでは無いし、アナログハイビジョンは過去のモノになってしまったように。

'10/ 1/ 3 山仕事: は、まだ始めていない。

 オトソ気分が抜けなくて・・・というか。元日からの雪で結構戦意喪失気味。
去年は正月でもバイクで走れた路面だった・・・といっても年賀状を出しに1km程先にある郵便局迄出かけただけだったが、サスガに今年の元日からの雪ではねぇ。
年明けからの雪でいよいよ冬の様相ではあるけれど、これから徐々に日が長くなってくるのを感じるだけで陰鬱めいた気分も大分軽くなってくる。

 久しぶりの年初からの降雪さまさま!という事で三が日は寝坊三昧。と言ってもその分夜が遅くなってちょっと生活パターンが2,3時間後ろへシフトしただけなので山仕事が始まり、少しづつ日も長くなるにつれ段々元に戻っていくはず。シフトした時間だけ酒量が増えるのも困りモノだがそれも年末年始がピーク、その勢いでオークチップ・カクテルを試す!
 なんて言っても大した事はない、ストーブ用に割った薪を削ったナラの木のチップを焼酎に放り込んで飲むだけなんだが、これが結構イケル。元々オーク材はウィスキーやワインの樽材でも使われる。ホダ木のコナラを伐ったり薪割りでこの木を割ると、なんともいえない洋酒の香りを思い出す。当然そんな木で作った樽に熟成させたウィスキーにもそんな香りが溶け込んでいるわけだから、酒飲みのキコリがナラの木を伐ってウィスキーを思い出すのも仕方がない。
 方法はいたって簡単。
薪材として割ったコナラをチョンチョンと鉈で削りナラの木チップを一掴みほど作る。
それをキッチンペーパーなどで包みティーバック状にしてグラスに入れ焼酎を注ぐだけ。
焼酎の中にはわざわざシェリー樽に入れて熟成させるブランドもある位でオーク樽で熟成したシェリーの香りは酒好きには好かれる香りなのだろう。

 味気なくても飲みなれてしまった甲類焼酎がほのかな味わい!う〜んグラスが早く空く。
   ・・・気になるお方はお試しあれ。是非とは言いませんが(笑
 

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