徒然なるまま

2024 '24,1 '24,2
2023 '23,1 '23,2 '23,3 '23,4 '23,5 '23,6 '23,7 '23,8 '23,9 '23,10 '23,11 '23,12
2022 '22,1 '22,2 '22,3 '22,4 '22,5 '22,6 '22,7 '22,8 '22,9 '22,10 '22,11 '22,12
2021 '21,1 '21,2 '21,3 '21,4 '21,5 '21,6 '21,7 '21,8 '21,9 '21,10 '21,11 '21,12

'24/ 2/24  雨水の雪に、ホオジロ。

 平年でもこの時期の雪は珍しくは無いのだが・・・。
今シーズンは異様に雪の少ない冬の日が続いている。何時かは帳尻合わせのドカ雪が来るんじゃないか!?とは思っていた所に、雨水の週に入って屋根の積雪は10cm程になる雪が降った。

 前日は日中から小雪混じりの時間帯が多かったがあまり気温も下がらず夕方までは降って来るのも湿雪で、辺りが白くなり始めたのは陽が落ちてから。夜半には気温も下がり庭のアスファルトの上は5cm強程度の雪が積った。

 雪無しシーズンの帳尻合わせにはまだまだ少ないのだが久々の雪掻きは相応に汗もかく。一通り雪も片付いた昼食時辺り庭木の枝先にホオジロがやって来た。毎年、春から夏場に近くの林の高枝先で「一筆啓上仕り候」と甲高く囀るのは代々コイツ等家系かもしれない。

 今回はこんな程度の雪だったが、今週末から来週明けも雪!
今週は気温もあまり下がらない中の雪だったが、週末・週明けの雪予報では最低気温は‐5〜6℃迄下がり最高気温も今迄の様に高くはない様だ。そんな中での雪予報なら、さてどれだけ積もるか!?

 今日でロシアのウクライナ侵攻から丸2年目。
当初の驚きから丸一年も続いた戦線の推移を防衛省のサイトで時折見るのだが、進行当初のキウイ北側の初期浸食地域は取り戻したものの戦線は南東部4州境辺りで固定化しつつある。勿論それぞれの戦線の戦闘は継続中ながら来月17日は露国も名前だけはまねている大統領選挙が有るらしい。ちなみに米国大統領選は11月。「もしトラ」から「ほぼトラ」か。

 そんな折、今週NHKスペシャルは「プーチン」を再放送。他ウクライナ特集が増えている。本邦は勿論武器支援こそ無いものの対ロ経済制裁側におり、その宣言は驚く程早く意外と国防体制は機能しているんだな。と変に感心したものだった。収束点はまだまだ見えないものの戦場は廃墟化し、駐日ウクライナ大使は日本への支援期待は戦後復興と述べている様だ。
 ま、表向き資金用途と実行段階での運用用途については眉唾もので金に色は付いてないとかでなければ良いのでしょうが。

 戦争が長引くにつれロシアは子分的な北朝鮮の武器を入れ始め、ウクライナは弾薬不足を訴えている。
 どちらもはっきりした弾切れとは言わないし、ましてウクライナにしてみれば、奪い取られている領土回復を諦めるわけにはいかんだろうし本音一時停戦が実現してもむしろ一息整える役割にしかならんだろう。

 歴史的にも紅海から黒海を経てこの地域、スカンジア半島に至るまで宗教がらみ、イデオロギー、体制がらみの紛争が絶えないエリア。かつて口の軽い総理大臣は「とかく隣同士と言うのは仲が悪いもんだ!」とは言ったけれど同じく島国育ちの爺なども隣家とのアレレ的な(草刈り境目とか雪掻き境目程度の)領域意識も感じたりするがそれが「戦い」までには至らない(;'∀')

 というよりは今日の天気、台風・地震・雷、そして地震・噴火が身近な国土であり本邦の神様は八百万も居るのですからねぇ(´ー`*)ウンウン。
 一神教というかむしろ個人崇拝に突っ走る同種のお国、ごく最近では隣々国では経済落下で、またぞろ愛国主義の反日・用日に走り始めてるし。
 それだけに対人関係的にも日本人に比べ欧米人やインド中東系或いは中国等、大陸系というか互いの関係性に違和感を感じる所もある。「言わずもがな」は通じず、交渉事ではしたたかさ、或いは狡猾さと感じるワケで。  

'24/ 2/17  終日、晴天。

 今週後半、関東では春一番が吹いたとか。
その片割れか、当地でも日中風が強く去年枯れ落ちてすっかり乾いてしまった枯れ葉が庭先を飛び回った。晩秋ではないので吹き溜まるわけではないけれど、気になって塵取りに集めるんだが、やり始めると1日何度もやる羽目に(´;ω;`)

 夜中に小雨とか霙が降った晩も有ったものの、日中午前中には乾いてしまう程の雪掻きのない2月が続いている。自分も思ったりするのだが、このまま春〜初夏につながるわけではないだろう。どこかでつじつま合わせのドカ雪!?
 てな思いもするのだけれど相変わらず積雪は無くて週末は終日好天日。

 今週はようやく確定申告も終わり!
先月末からレシート整理やら収支内訳書をまとめていて、それらを元にe-TAXにアップした。既に還付金額などは確定しているもののUPしてみると、追加資料的にこれも!てな〇印に気付いた、減価償却計算書。去年は要求は無かったなァ。けれどプリント した収支内訳書にはその欄があるのだがそこに入力できるわけではなくて、単に追加資料をと!

 ま、あらかじめまとめた様式には算出元資料も有るのでそれらをPdf化して、添付資料枠にアップしておいた。他の経費計上 に対する元Data要求はないので、税務当役所はヤマを張って要求するのでしょうかねぇ、前回は用意しておいた資料はUpLoad容量枠一杯に上げやっておいたんだが、殆ど目を通してはいないんだろうな。

 それにしても、やはり使いづらいe-TAXサイト、これがデズタル庁も介在する我が国のIT化と言うのなら恥ずかしい限り。今だスタートページにβ版なるもの迄あり、使い勝手についての書込み欄などもあるけれど、評価点5点満点の1点台なのも納得ですわ。

 コイツでどれだけ人員削減が出来たのか!?単に旧態お仕事が楽になっただけでは困るんだけど!!自分も各項目に感じたまま書き入れたけれど、どう見ても1点台が妥当な所(´;ω;`)、ダメ出し行程が上手く回っていないのが見える様な所は、少し前に騒いだDなる車屋さんもそうだった風に見える状態に似ているか。

 さて来週からは、先週触れた「白い農地」と直接関連は無いとも有るともの日本型直接支払い交付金絡み作業。これまた手抜き行政の片棒かと思うと面倒くささが倍加する。欧州農民がトラクターを仕立ててて公道占拠のデモ活動、志向が良く分かるというか本邦では起きないことでしょうが・・・

'24/ 2/10  何ともキャッチーなフレーズ、白い農地。

 「新聞見た!?」近在の入浴施設でゴロゴロしていた時、携帯電話に着信。
リタイヤ後の農業者先輩からの電話、話題は新聞に掲載された記事。正確には「白い農地問題」それより大きなタイトル文字は「交付金1.6億円返還必要」と!!我が家の購読紙ではなかったので記事のコピーを貰った。

 内容は休耕地を石灰石類の残土処理場に使っている。それが域内に点在し、この耕地に交付金が支払われ続け、用途違反的に交付金の返還をする場合、そういった額になる。と云うモノ。
 これだけ聞くと時折ニュースになったり、場合によっては集中豪雨との兼ね合いで土砂崩れ被害が起きた!とか建設業の残土不法投棄的な記事と捉える人も居るかもしれない。

 記事になって表出する事件などは始めは単純そうで公金横領的な捉え方をされるかもしれないが、話はもっと複雑。大きくとらえれば日本の農政問題とも自分には見える。ここで言われる「交付金」とは日本型直接支払いと云うモノ、中山間地域等直接支払い交付金と、多面的機能支払い交付金の2つが主。

 制度は5年一期とし都度の総括と見直しが入り現在は第5期の4年目が終わろうとしている。そもそもの制度化は1942年から始まった食管法の破綻。逆ザヤ構造の挙句過剰在庫、無策な減反、WTO交渉が背景にあるがWTOに謳われる生産物価格に転嫁しない農業者への交付金として現在は前記「多面的機能支払い」と「環境保全型農業直接支払い」が加わったものとなっている。

 あえて「日本型」としているのは「農業・農村が持つ国土保全や水源かん養などの多面的機能の維持・発揮のために行う地域の共同活動や営農活動を支援する施策」と格好良く謳い上げ、金をやるからこれもやれ、あれもやれと付け加えたようなもので、本来は農業一本では継続できなくなってしまった産業、特に耕地的には不利な中山間地域への予算投入と言えば分かり易いか。

 ウクライナ戦争でも起きているがいわば穀物は戦略物資としての面も持つ。兵器もだが、食料も無ければ戦う事も出来ない。むしろ古代では食料争奪が争いの元になる事が多いし、現代では貨幣が国力の元になってるが、今回のNHK大河の時代辺りからは荘園制度で農地と農民の囲い込みが支配者の証しでもあり戦国時代からは米本位制ともいえる**藩何万石てな言われ方をした。

 それだけ農地維持確保は重要ではあるものの、そもそも農業で生計を維持するにはやはり規模が必要であり少子高齢化もあるけれど、産業人口の減少の方が切実。特に中山間地域では、現状耕地の維持すら困難になって来ており、離農、耕作地放棄が目立つ。で、その近辺では猪、鹿、熊が跋扈する!!!と。

 そんな中で「農家に増産指示、罰金も 食料危機時の対策法案、概要判明」なる法律が出来ようとしているようだ。まぁ口あんぐり状態の農家が多いだろうね(゚〇゚;;)。施行されるかどうかはわからんが農業従事者の低下に拍車がかかるかもしれませんね。江戸時代でもあるまし、そんなにして迄百姓、稲作に従事しようとする人間はサテ!?爺なら有機自家用だけにするね。

 ま、話は戻って記事の該当地は耕作しなくなった圃場を石灰石残土の処置場に転用した事が発端の様だ。転用に当たっては農業委員会に申し出たという事だが、その後の経緯は不明瞭。交付金支出は国が半分、県と市が1/4づつとなっているが転用許可と交付金支給の可否判断も良く分からない。勿論行政では年度毎の現況確認はしているはずだが・・・

 かく云う爺もこの中山間活動に関わり始めたのは現状の第5期から。
前4期までの経緯なども行政パンフレットと諸先輩からの申し送りなどからの推測も含め、「〜あ〜そうなんだ・・・」てな理解しかない。
 知れば知るほど難しいモノを抱えていそう。何より行政担当者自体、自分が関わってからも3人目。継続性など…忖度てな事も有るかもしれないし。

 白い農地など、それまでの行政担当は知っていただろうにね。中には上司に判断を求めたり相談した担当も居ただろう。なにせ結構交通量の多い県道からよ〜く見えるのだから。
 それを見たら、同じような境遇にある農業者はあぁこれはOKなんだ(^^♪と思うでしょうね。6,7年状況放置の結果がこの白い農地か(*´Д`)

 加えて、現在の第5期の前4期迄は、不適格な運用が確認された耕地が含まれる協定地区全体で既交付金全額がその期分の返却を求められる!てな連帯責任制だったようだ。さすがにこのあからさまな一罰百戒的仕組みは第5期からは是正され、対象耕地に限定される様にはなったが、懲罰的な色合いは濃い。行政担当もそんな恨まれ役は個人では担いたくないだろう。

 それにしてもこの話題を知ったのは、県紙と自称する新聞を購読している先輩のお陰だったが、我が家では県紙ならぬ市紙なるちょっと安めの新聞しか購読していない。あらためて県紙さんの記事を検索すれば去年から追いかけているテーマなようだが市紙では見かけたことが無い。市やら関連する組織のゴミ広報などは毎月分厚く、溜まってしまうとゴミ出しにも面倒な程配布されるけれど、この件は口を閉ざしているものか!?該当する地域の「新聞」としてはなんとも情けない(´;ω;`)。

 併せて、「白い農地」記事が出た翌週、市長の定例記者会見記事転記。
一関市東山町に点在する石灰の石や砂で覆われた白い農地に違法な転用、開発の疑いがある問題を巡り、佐藤善仁市長は4日の定例記者会見で、1年半前に認識したと明かし「事実関係を調査している」と述べた。
 報告を受けた当時は「大きな驚きと疑問を持ち、その状態は今も同じだ。農地は耕作をして農産物を取るためのものであり、なぜそうなったのか混乱した状態だ」と語った

を加えて今週はおしまい。

'24/ 2/3  早や、2月。

 先月は正月早々、能登地震。翌日には羽田空港での衝突事故。
初っ端から、なんという年だ(´;ω;`)という幕開け。震災から一カ月、ようやく孤立解消レベルという事だが、まだまだ避難所暮らしが続いたまま。
 ようやく一部コンテナ仕立ての仮設住宅(と言えるのか!?)が用意され始めたとの報。

 なにより水の供給が滞っているらしい。地割れ、地盤の損壊が多く水道本管の被害が大きく支障出ているとか。当地沿岸部では何より津波被害大きさが目立ったが、やはり電気・水道・通信の復旧に手間取った事を思い起される。
 損壊家屋の片付けボランティアの要望も多い様だが交通インフラさえ滞っている現状は個人ボランティアはまだ難しそうだ。

 当地今シーズンの雪掻きは2回だけに済んでいる。冷え込む日はソコソコあるのだが降雪は異常と思えるほど少ない。山道さえ未だ除雪機すら動かしていない。とはいえ2月に入ったばかりであと2か月程は安心できないが毎日のように雪掻きが続く例年よりは正直有難い。
 何時もなら庭の端には雪の山があり庭木周辺も覆われてるはずなのだが、今年はそれが無く露出している庭先にはツグミが来ている。

 と言いながらも週明けにはまたもや南岸低気圧通過とやらで「場合によっては警報級の大雪」てな記事を目にした。が、ちょっと待てそれは中央メディアの天気予報。あくまで関東甲信の話しらしい。確かに彼らにしたら周りが白くなったらお祭り騒ぎ、5cmも積もったら警報が出そうだな。

Past.Memo


HTML版Homeに戻る