徒然なるまま

2023 '23,1 '23,2 '23,3 '23,4 '23,5 '23,6 '23,7 '23,8 '23,9 '23,10 '23,11
2022 '22,1 '22,2 '22,3 '22,4 '22,5 '22,6 '22,7 '22,8 '22,9 '22,10 '22,11 '22,12
2021 '21,1 '21,2 '21,3 '21,4 '21,5 '21,6 '21,7 '21,8 '21,9 '21,10 '21,11 '21,12

'23/ 11/25  今週は二十四節季の、 「小雪」そして初雪!。

 11月の初雪は何年振りか!?往々にして初雪がビックリするくらいのドカ雪になる時も有るものだが、今年の初雪もそれに近い。
 夏の終わりに納車になったジムニーJB63用の冬タイヤが無かったので、幸いにして空いていた鉄チンホイールに中古冬タイヤを履かせていたので突然的な雪でも慌てる事はない。

 今年は時間の流れが早く感じた秋を経てとうとう雪の季節がやって来た感じ。ま、元からどこから秋が始まってここからは冬です!なんて事は無くて結局24節季の暦がアバウトでも感覚的には一番合っている様な気もする。
 気象観測をしているわけではないので、無駄に見てしまう昼時のワイドショーに翻弄されてしまう部分も多いかも。

 それにしても、今年の秋は季節の流れ以外に身近な関係性の葬儀とか不祝儀も重なり、挙句そういうタイミングで初コロナ感染とか、指の脱臼とかが重なってしまった事が大きかったんだろう。
 気づいたらあらら秋も終わりか!?てな感じで。勿論気象データでもいわゆる温暖化とかしきりに言われる気象変化も有るんだろうが。

 人間一人の体感記憶なんて数十年。それが地球・宇宙規模の時間の流れから見ればほんの一度の瞬きに過ぎず人間が天変地異的と思う出来事さえ、さざ波のひと時かも。今年異常と言われているの熊の出没さえ数百年前なら普通の事だったかも!?数千、数万年前なら熊が出たら早速追いかけ、命がけで狩って皆で喜び踊り、分け合って喰っていたのかも。

 通常、11月下旬になれば熊は冬眠に入るという、雪が降り始めれば尚更だろう。けれど誰が流行らせた呼称アーバンベアなる人家の近くに出没している熊たちはどうなんだろう?元々熊は動物の種としてかなり環境に順応性の高い生き物らしい。肉食を捨てたわけじゃないんだろうが食性としては雑食で、だからこそ現代まで生き延びしかも増えている!。と言っている研究者も居た。

 人間の生活圏の方が食料も得やすく冬眠と云う、従来の習性を止める或いは変化させる個体が増えてくれば、年から年中クマ出没に怯えないといけなくなる。今迄の様に雪の降る冬なら熊騒動も落ち着き一安心出来なくなる。
 ましてや今年出没情報で多い親子連れの子熊世代は尚更!!アーバンライフを学習したその子熊の数年先はサテ・・・

'23/ 11/18  今は、 四寒三温の頃合いかな!?。

 今週中盤はとうとう最低気温が0℃となり周囲、朝は初霜で白くなった。
初冠雪の雪が融けたものの既に祭畤のゲートは冬季閉鎖となり冬支度に入っている須川岳は平地が0℃なら当然氷点下。この日は五合目より上の方の白い部分が広がっていた。まぁ午前中の日当たりの良い斜面は融けた様だが。

 御存じ三寒四温は春先の天候の推移。 だけれど春にそういう感じで気温変化が季節の移り変わりを意識させるのであれば、秋、晩秋には「四寒三温」か「三温四寒」的な移り変わり表現が有っても良さそうな。今週は当地、もう少し冬側に進み「二温五寒」風な寒さを実感する週だったか。

 週中、MLB今シーズンのMVP確定。事前の予定通り日本時間17日8時発表という事で、中継していた民放TV局の一つを観ていた。解説は日本のプロ野球選手OBだったと思うが、発表の仕方が地味というかこれはMLBのやはりOBかな?詳しくは分らないがトレーナーを着たおっさんが少しもったいぶった前振りの後あっさりと大谷選手の名前を挙げた。満票でのMVPは史上初とか。

   最終候補者の3人には大谷以外、ワールドシリーズ優勝のレンジャーズ2選手。投票者の記者は各チーム番なる記者も居るそうなんだが「レンジャース番の記者も入れたんですね、後から何か言われないんですかね!?」とか発表のスタイルが極めてシンプルで、ドラムロールとは言わないが「日本ならもっとショーアップした派手な演出で・・・」どちらも番組進行のアナウンサーだったか!?

 解説者はMLB在籍者だったかもしれない
「向こうはこう云うもんですよ・・・チーム番記者にしてもその辺は公平感も持たないと信頼感も得られませんから・・・」と暗に日本メディアの、時に無駄に煽り立てるようなスタイルをチクリと話していた。まぁこれは大谷MVPに限らずバレーボールなどジャニーズ所属タレントのせいでも無かろうが、変な応援スタイルとかが変わってスッキリ観戦できるようになった。

 映画・芸能系、何とか賞であれば入場時からしてレッドカーペットと派手な演出が目立つしMLBでもオールスター戦イベントでは似た印象。いわゆる見世物、お祭り的な場面では徹底してそっちに振る。けれど結果を評し称える場面では違ってあたり前でしょうね。味噌クソひっくるめてお祭り騒ぎというか誘導しがちな日本のメディアの有り様は傲慢さ・都合主義に見える。

'23/ 11/11  今年は、 短い秋 かな!?。

 夏が長すぎて、夏が秋に食い込んだ!かも・・・てな感じか。
先月は、コロナ感染で1週間無駄に過ごした感アリアリなのと、通院が重なったせいもあるか?発熱外来からの自宅療養、それに掛かりつけ医の内科と眼科通院。おまけに薬指脱臼での整骨院通院やらで、無駄な時間ではないはずなんだが・・・

 今週は想定外・・・と云うか、仕方ない事ながら隣家高齢者の葬儀でお報せを頂いた。喪主さんは、同居はしておらず基本的には「家族葬・近親者だけで!」てな意向ながら我が家はすぐ隣家、地域的な関りも有り近親者カウントとなった様だ。暦上「友引」も入り、葬儀関連で週末までほぼフルメニューのお勤めとなった。

 実は先々月末も遠縁でやはり高齢者の葬儀が発生したものの当初より「家族葬で!」という伝えられ方だったので、我が家亡父母の葬儀ではお悔やみを頂いていたのだったが、通夜のタイミングで当地で言う「顔出し」弔問時に「ご霊前」としてお悔やみを渡してカタチを整えたようなモノ。

 両方喪主さんは「基本家族葬」の意向だったが、当地葬祭場は訃報看板というか葬儀までの主イベントを記載した表示を町内数カ所に設置するのが常。併せて新聞訃報欄も「不同意」としない限り死亡届を出した段階でピックアップされる。

 今週の隣家では、葬祭場さんの告知看板とでも言うのか、そういう告知的なモノと新聞訃報欄へも載せない旨をお報せを持って来た喪主さんからは説明を受けていた。なので葬儀までの各イベントというか参列者は喪主さん意向通りの所謂小さなお葬儀となった様だ。

 半面、先々月の遠縁の葬儀では、葬祭場の設置する告知看板も立ち、新聞の訃報欄にも載り、周囲には通常の葬儀と映ったのかもしれない。弔問者も普通どうり集り、大分混乱した・・・とも聞く。

 コロナ禍以降、人数が集まっての飲食などは避けられ以前の様な、5日とか長ければ7日も掛かる葬儀はあまり聞かなくなった。以前は「忙しくそっけない」なんて思われたりもした「3日はらい」が多くなった。コロナ感染症も当初の重篤化が少なくなりインフルエンザ並みの5類へ移行となった今もそれが定着した感がある。

 葬儀、故人への悼み方が簡略化過ぎる!的な印象を感じる面も有るかもしれないが、「多世代家族」が少なくなってきている実生活からすれば簡素化・家族葬へという流れはあ抗えないのだろう。
 ただ当地の様な「地方」では中々簡単には行かない面もあるのだが・・・

 かつて伊丹十三氏が描いた「お葬式」という映画が有った。かなりコメディっぽく葬儀での悲喜こもごもというか多少滑稽に描かれた。監督デビュー作でヒットし数多くの賞も受けたが映画化のきっかけは当時の奥さんであった宮本信子さん実父の葬式だという。誇張気味も有るかもしれないが葬儀アルアルがウケたのかもしれない。

 伴侶で、肉親ではない義父の葬儀という事ですこし冷めた目で観察出来、本来の故人を悼む行為より、形式・しきたり・義理首尾に囚われる様子とか、そういう心理の表裏などをおかしく描いた所が面白いと思ったものだ。

 古いとか新しいとか、どちらが良い・悪いとか云うつもりは全くなくて、余程常軌に逸する状態で無ければいづれ喪主さんの意向、方向性に依るものだろうし乞われる役割で応えるので良いのだと思うが・・・

'23/ 11/4  木星の衝の週に、 ラストTouring

 今週始めの満月は「ハンタームーン」と言うそうだ。
語源はアメリカ先住民の狩猟に最適な「餌を豊富に食べて獲物の肉付きが良くなって狩りの季節に入った最初の満月」という意味だとか。
 時節柄、巷間では熊ニュースが毎日のように続く騒動に普段は殆ど話題に上らないハンターの狩猟解禁日は今月15日。

 過去、田畑を耕し農閑期には里山を整備し続けた生活は今は殆ど無い。高齢化、担い手不足と言われるが沢田は勿論中山間地域の耕作地は雑草で覆われているエリアは増え続ける。林地と住宅地の境も曖昧になっている今、高齢化によるハンターの減少をも言われている中での熊騒動だが、困ったときの**頼みには少なくなったハンターも戸惑うかも。

 今年のハンタームーンには木星の衝となる日も近づく。
木星の会合周期は398.88日だそうで12年に11回、毎年のように近接して明るくなる日がある。けれど満月とその日が近づくタイミングはそんなに多くないが今年は月が登って来る10月29日19時頃には14夜の月の隣でも明るく目立つ木星が見えた。正確には今年は11月3日が木星の衝の日。既に月はラグビーボール状になっている。

 夜が長くなり星空がきれいに見えるこれからは星を眺めるには良い季節。特に明るく輝く衝を迎えた木星では双眼鏡とか倍率の高いカメラでも木星の衛星まで見える。これを見てガリレオは地動説に至ったそうだが、確かに木星の衛星たちは公転周期も短く、毎晩見てもそれぞれ衛星の位置が変わって見える。それまでの天動説から地動説に至った様子が思い描かれるかも・・・。

 秋仕舞いの季節、そろそろ当地バイクに乗れる季節も終わる。年毎にバイクでの走行距離が短くなっているこの頃、今年は特に4月の初ツーリング以来乗っていない。年齢的にも・・・てな所もあるけれど秋晴れで里山にも紅葉の季節がやってきている。高原ロードはそろそろ冬季閉鎖のルートも出てきている。ま、そこ迄登らなく裾野周辺でも!と思い近場の紅葉を見に走ってみた。

 前夜からバッテリーは充電し、軽く車体を見回し燃料を補給し昼食と入浴を兼ねて冬季はゲートが閉まる手前の真湯温泉、そこから、ここも通行止めとなる栗駒焼石ほっとラインを待って帰るイメージで家を出た。10時出発、家に戻ったのは16時ごろ。終日晴天が続き、走っている時間帯は小春日和が続いた。

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