'15年 11月、鹿出没。   



エナガと暗闇に佇む鹿。
    雑木林

 闇に光る目は明らかに日本鹿。
暗くなるのが早くなった今、帰り道で道の傍に立っている2頭の大型獣を見かけた。「多分!!」と思って、まだ居るかな!?とUターン。
 雄雌の2頭だったんだろうが、対向車のヘッドライトが近づく中で押したシャッターで捉えたのは立派な角の雄の日本鹿。


 木楽庵周囲の雑木林は落葉が進んで大分閑散としてきた。
 目立つのは紅葉の残りと葉が落ち実だけになったムラサキシキブとウメモドキ。この実もやがて野鳥の餌。多分、その後の種は散らばって、またこの林に紫と赤い実をつける。


 キノコの終わりはナメコ。コイツは雪が降るまで生えてくる。ちょっと忘れていると傘も開いて5,6cm位にもなる。どちらかと言えば大きなほうがキノコらしく旨い。
 一昔前は吊るした干し柿と藁葺き屋根の民家が実際に周囲にもあったのだけれど、その組み合わせは今となればノスタルジックな絵だけしか見ない。色づいた柿の実もカラスやヒヨドリに食われるか熟して土に戻るだけかも。

 



里も霜に覆われた朝、須川岳には雪。


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