'08年 11月 初霜柱。




  庵への通い道。隣町を通過するときに町並みの中で大型の建築作業をしているのは目に付いていた。屋根部分の作業になって結構大きな木製のフレームが見えてきた。工事看板には地域交流センターとある。似た様な造詣で木造の隣棟の工法は鉄骨組み。同じ施設内でデザインは2つのコンセプトなのはなぜ?と思って後で市の計画議事を見ると【図書館、公民館部分が木造、多目的ホール部分がRC造り。】とあった。箱モノ企画という事か。

 もはや山道に積もる位散らした枯葉も落ちなくなって来て、林の中には色の付いた木の実が目立つ。パッと見に目に入るのは赤い「ウメモドキ」。その中に「ムラサキシキブ」が混じる。ウメモドキは盛大に実を付けているが、庭木と違い環境が厳しいのか野生のムラサキシキブの実は少ない。

 一旦は溶けた初雪の冠雪部分が今週はもっと下側まで雪で覆われた。葉を落とした林の木々の間からよく見える。柿はカラスが啄ばんでいた。

 ログは3本のシルログを刻んだ。ノッチの加工はセオリー通り、ラフスクライブのあと、組み付く接線部をスクライバーのインクペンのあとをなぞってノミを入れてからファイナルスクライブ。    

    



ノッチの上側は、お碗状に内側の削りを深くして、ラインに沿ってノミを入れる。
圧縮沈下分ハーフログ底面から約1cm浮いた位置にファイナルスクライブ。


戻る
徒然に戻る