'08年 2月 そろそろ丸太材の伐り出し。






  ひのきは板材用だろうなぁ

 20年から30年ほど前に植林した杉林はその通り植えたのは100%杉苗なんでしょうが、なんとヒノキもあるのです。目通し尺3寸材と 1尺材とでも言うのでしょうか。 まぁ目線の高さでの直径が50cmと40cmの結構立派な立木なのです。

 今、目論んでいるログ組みの建物は、丸太材は杉林から伐り出した物を使う予定なのですが、出来れば板材で手足の触れるところは、このヒノキ材がいいのではなかろうかと思っているところ。なにしろ、かのヒノキチオールとかの香りがほんに「木の香漂う」風情と加工性の良さと後々のアバレも少なく持ちが良さそう!!ということで、根元から見上げて見たのですが・・・

 デンと2本並んで立っている姿はとても立派な雰囲気ですが、さてこれを製材に出して出来上がる板はどの位の量になるものか!?何しろその板材を扱い加工するのがこの菊爺の木っ端細工では端材を出しすぎて必要量には足りなくなるか・・・
 ※この立木は植林した木ではなく、ここの山あいの谷間に育った天然木。植林した当時もここに育っていて今の杉材程度の太さだったかもしれない。谷間にあるため伐らなかったと言うよりはその後の成長を楽しみに残していたのかもしれない
   

    



WikiPediaで見るとヒノキの生育地は福島辺りまでらしく、この辺で育つのはサワラ・ヒバ(アスナロ)とも。
2月に入り、目通り寸法で選別、マーキング、Minimam中丸太サイズで伐採を開始。これから2,3ヶ月乾燥。


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