炭焼き窯、点火。

'06年11月、作りたての炭焼き窯。
乾燥の為、プリヒート。




 今まで特にイベントも何もゲン担ぎをしたものは無かったが、結構素人細工での初窯では固めたつもりのドームが崩れたりするようだ。内部の木が炭化するに従い容積が減って天面が丸く落ちる格好だ、内部の木には火がついているわけだから危険な状態になる。この辺りを気にして着火の際にはお神酒代わりに日頃の愛飲缶を奉げた。もっとも火を着けながらすぐ飲んでしまったが。。。

 試しにやってみるにはコスト的に一番負担が少ないブルーシート。炭焼き小屋はこれで覆った。
 週中には形が出来たので、日中だけ燃やして2日位必要という乾燥加熱のための焚き火。
 主にコンクリートブロックとレンガを使った前室部分で薪を燃やす。

 ほどなく後ろのステン煙突から白い水蒸気の煙が出てきた。 前日、ここの煙突を覗いたら底の部分に水が溜まっていた。水糸にタオルを結んで底に溜まった水に浸して引上げ、絞る事を繰り返して水抜きをしておいた。新しい窯なのでジョウロで水を撒きながら突き固めた土からの水分がここに溜まったのかもしれない。 乾燥用プリヒートの途中にもこの水抜きをしないといけないのだろうか!?。さて木酢液の採取には!?
とかとか、1工程進む毎にハテナ「!?」がしょっちゅう出て来る。

    



ここで生まれ降り、再び河口から優に100Kmは越して遡って来た鮭。
水温も下がり遡上の季節はそろそろ終わる。岸辺に役目を終えた骸。


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