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東北も「梅雨明け」と言われた途端「立秋」。 ようやく「ミンミン蝉」が鳴き始めカンカン照りがやってきた。 蕎麦はこういった真夏の太陽を何日か浴びないと実入りが悪いと聞いた。蒔き時が早かったせいか、ひょろひょろ伸びて草丈がちょっと高すぎるような気がする。ほどほどの高さで白い花が埋め尽くされるイメージにはならなくて少し心配したが、この暑さを経過すれば、何とか実は付くだろう。 一般に犬は夏の暑さには強くなくて我家の番犬も犬小屋の隅に自分で掘った穴に入って、腹を地面に当て寝そべってグダ〜っと日中を過す。 夕方になり少し涼しくなると元気を取戻し散歩をせがむ。急に勢いづいた犬に引っ張られるように川べりを歩いていたら山際にハシバミの実を見つけた。ちょっと離れたところにはツノハシバミ。 何十年ぶりかでその変わった形を見た。子供の頃に外皮を覆った棘に手を刺されながら皮を剥いて苦労しながら食べた事を思い出した。これがへーゼルナッツと同種だったとは酒を飲むようになって、酒のつまみから知った事。木の実が付き始め秋が控えている事を感じさせる。 |
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この畑の蕎麦の花は今が盛り。本来はコスモスの季節と良く合うが |
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