'17年 12月 通い道で見かけたカモシカ。   



冬枯れの野原に2頭のカモシカ。
    根雪になった須川と鳶。

 今シーズンはあまりカモシカに出くわさなかった。通い道の脇、冬枯れ気味の野原で見かけたカモシカは久々感。
 少なくなった緑を探すのに集中しているのかペアの片方はこちらにも気づく様子はなかった。  

 雪が飛んでくることも多くなったが、晴れて姿を見せる須川岳は大分白くなった。
 山頂はもう冬へと移り雪庇らしきものも出来つつあるようだ。このまま根雪となって春まで融けない。
 大分離れた高枝のてっぺんにジッと動かないモノが見えた。最大倍率で撮ってみるとどうやらトビ。あまり精悍には見えないがさすがのタカ科。目はしっかりこっちを視認している。

 コシアブラの実も、辺りが雪に覆われ凍てつく前の安息も残りわずか。
 容易く腹を満たせるのか、代わる代わるコゲラとアオゲラが寄って来る。
 急いでいるのは、もうすぐやって来る厳しい冬を耐えれば又、春の優しさがやって来ることを知っているから。

 

 



わずかになったコシアブラの実が無くなれば又、今まで通り幹を突けば良い。


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