'16年 4月、サクラとヒヨドリ。   



今年も去年と同じ両磐酒造の脇、磐井川堤防の桜を撮ってみた。
    カタクリが咲いた。


 去年、一関の中心部を流れる磐井川堤防のサクラは大方が伐採された。
 堤防整備の為ではあるけれど、結構見応えのある並木なので、次代へと苗木は植えられている。
 ただ、上の橋上流のサクラは堤防整備の工程が後まったのか、まだ伐られてはいない。
 このサクラは1947年の洪水被害の復興を願って1951年に植樹されたものなので樹齢は60年を超える。
 去年植えた苗木がこれほどの花を咲かせて花見を楽しめるのは孫の世代と言う事なんでしょうね。


 丁度、去年と同じ木だったかも知れない。
去年はスズメの群れがサクラの花の中にいて、花を千切って落としていた。
 今年はヒヨドリの群れ。群れと言ってもスズメよりは小さな群れ。
 スズメが花を千切るのに対しヒヨドリは蜜を吸っている。近くに寄ってもくちばしを花粉まみれにしながら夢中で花に飛びつく。
 民家の近くではスズメもヒヨドリも同じ領域で活動しているようだ、千切るよりは蜜を吸う方がいいでしょう。ヒヨドリにナイスクリック。


 花の蜜を吸う野鳥としてはハミングバード(蜂鳥)がよく知られている。 ホバリングしながら蜜を吸う様は小さな身体と相まって蜂の様子とよく似ている。
 そんな蜂鳥より数倍大きなヒヨドリが花の蜜を吸っている姿は初めて見た。
 元々ホバリングまではいかないが機敏な空中姿勢をとれるヒヨドリだけれど、さすがに これだけ密生した花の蜜は枝に留ってジックリ味わっている。クチバシの中程が黄色になるまで付いた花粉が微笑ましい。

 



ヒヨドリはサクラの蜜が好きなんでしょう。一息ついてようやく撮られている事に気づいた!?


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