Bike Life事始め

 正確には覚えていません、自分が自転車に初めて乗れたのは、小学校の2,3年生頃だったでしょう。
 当時の子供の遊びは大体が外で、近所の幼馴染が群れて遊んでいたものでした。
主に小学生は小学生で中学生は中学生で、といった感じ。学年の隔てはなくもっぱら幼いながらの力関係で序列があったかなぁ・・・

 なので目新しい遊びはその上級生か、物知りの友から教えられたもんです。
 自転車もその一環で年上の子はもう大人の自転車でスイスイ乗れていましたが、小さい子はそうはいかず、教えてもらったのが三角乗り。三角を描くフレームに片足を入れペダルを漕ぐ乗り方です。
 車体は斜めに傾き結構アクロバティックな乗り方ですが、むしろ大人は出来ないでしょう(苦笑
三角乗りは姿勢も無理がありせいぜい1,2Kmも走れれば大したもので、ようやく隣町まで行けたのはちゃんとサドルに座れた後でした。それまでは歩いて1時間もかかった距離が15分ほどで行けるので4km程離れた中学校は自転車通いでした。
 ただ中学校は山の上なので、漕ぎ通して辿り着くのは変速のない自転車ではちょっと無理でしたねぇ。自転車は早いけれど登りは息が切れる事を学習しましたね。都会ではは楽かもしれないけれど山村部ではかなりキツイと。    
  中学校も3年生になると遊びの群れの中では最上級となり、もはや下っ端の子分ではなくてリーダー階層ですから、遊びでもなにか新しい分野を開拓せねばなりません。
 まだタバコはいませんでしたねェ、田舎の純朴さですから性の目覚めもあることはあるのですが今の情報時代ではなくて活用知識が乏しく異性に対してはマダマダ初心なモンです。不純異性交遊という言葉があった時代ですからもっぱら自分の回りの男の子は野山を駆け回る遊びが主です。(笑い
 当時は小学生でも高学年頃からは田畑の仕事を手伝わせられたもんです。同級生の中では耕運機を持っている農家の子もいて、中学生辺りになるとそんな発動機で動く機械は男の子にとっては絶大な興味の対象です。中にはそれを動かしているとかいう話も聞きましたが、むしろそれよりはバイクへの興味は尽きないものでした。
 家にあれば目を盗んで乗ってみたりするのは当然の(!?)成り行き。なわけで、バイク初体験は親父のブリヂストンチャンピオン50というバイクでした。
ブリジストン
チャンピオン50
なんとこの時代BSはバイクを作っていたんですねぇ
オイル交換要注意です。
(苦笑
 ホームコースは自宅裏手を上がった細道です。結構 UP Downがあって自転車では降りて押す登り道もわけもなくなく走ってゆく爽快感は自転車の比ではありません。
 隣町迄ひとっ走り!道が続けばどこまでも行ける気がしました。
 ある日、クランクケースからのオイル漏れを見つけ、粘っこい油なら何でもいいだろうと食用油を入れました。見事エンジンが焼きついてオシマイ(泣;;親父にしかられた記憶は不思議とありませんねぇ・・・
 合法的に乗れてオイル交換も覚えたのは2年後。もっぱら原付きでしたが同級生の多くは90ccクラスでした。中にはSL350とかT500とかもいましたがとても自分にはそんなバイクに乗れる環境ではありませんでした。
 やがて仕事に就きクルマに乗り始めたらバイクからは縁遠くなってしまいました。
でも三十歳台に衝動的に原チャリのMM50
(今ではレアな...異様な!?車種ですねぇ)
を密かに購入。さてさてその後は・・・・・
⇒「Return Riderは・・・」
HONDA
MM50
ラクーン
初めて棹立ち転倒を喫した恐るべき50cc。ちょっと乗らなかった時期に油断してたら奥様はスカイに交換してしまった。













40歳も過ぎ、老化防止にバイクTouringが効く!
(説もあるそうですが、きっかけではありません)
とは別に、単に又バイクに乗りたくなったのです。

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