'17年 3月 春彼岸。   



土手で餌を探すホオジロと梢で囀るホオジロ。
    ヤマガラ/アオゲラ


 「聞きなし」では
 「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)「源平つつじ白つつじ」
 とか言われるように結構、複雑な囀りをするホオジロ。
 こうさえずる時は高い枝の上などで少し上の方に向いて鳴いている。
 そんなイメージの野鳥なのだが捕食は地面の上が殆どのようだ。この日カシラダカかな!?と思った土手の上を歩いていたのは撮ってみればホオジロ。



 ヤマガラの囀りは「ツピー・ツピー」とシジュウカラにも似たシンプルな鳴き声。
鳴きまねをするインコとは違うが「御神籤引き」とか芸を仕込めるほど学習能力は高い。ま、今は「鳥獣保護法」によってそういう芸を見ることは無いが、爺が小学生の頃は捕獲して、縦長の鳥かごで飼われていたヤマガラは、籠の中で宙返りをしていた。
 ログ周辺ではコゲラ・アカゲラ・アオゲラの3種のキツツキが姿を見せる。この日は高枝の上にアオゲラ。



 今週、週始めは春の彼岸。
寒さ暑さも彼岸まで・・・まだ雪は舞って来るが来週当たりからは本格的に春を感じられそう。
 東西南北に合わせたログの西窓には、正面に日が沈んだ。  

 



彼岸の夕日は西窓正面。


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