'16年 2月、継ぎ手・仕口 。   



「追掛け大栓継ぎ」相方は滑り勾配を逆に。


何と言っても墨精度と面の仕上げが大事。
    金輪継ぎと腰入れ鎌継ぎ



 第2棟の柱刻みは終盤。角材は運搬の都合上3m長の材を使っている。桁材などは継ぎ手加工が必要となる。
 継ぎ手でオーソドックスな追掛け大栓継ぎを3箇所ほど加工した。
栓はホムセン調達の15φの丸棒。
 プロなら隙間も見えないほどに仕上げるのだろうがカタチは似ててもそこまでの精度には至らず!高々7,8本の実践では難しいですねぇ。


 土台には蟻仕口を多用したが、継ぎ手では主に↑の「追掛け大栓」と「金輪継ぎ」「腰入れ鎌継ぎ」なるものも一つづつやってみた。
 ちょっと失敗したものの、この中では「金輪継ぎ」をあと何ヵ所かやってみたいもの。
 追掛け大栓継ぎの加工と似ているが、滑り勾配がなくその部分に栓を打ち込み納める。栓を打ち込んで行くにつれ継ぎ手がしっかりしてくるのをみるのは面白い。
 まぁこれもきっちり仕上がれば!ですが。
   


 ↓又々頂いた野鳥画像。
 ヒヨドリとツグミ。
どちらも体長は大きめだが比べるとツグミの方が小太りというか、下膨れ的かな。
ツグミは丁度今時、雪が融け乾いた草原で上の方を眺めるように頭を向けていることが多い。
 特に周囲を警戒している様子ではなくボ〜っとして眺めている様なしぐさがなんとも癒される。
 反面、ヒヨドリはわりとスリムで動きが忙しなく「ギャースギャース」と小うるさく対照的。

 



ミカンが好きらしいヒヨドリと、今時期の草原でよく見かけるツグミ。


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