'15年 5月、ようやく田起こし。 

 


ウグイスは近くまで来るようになった・・・ウグイス分かりますかね。 。
    ツツジとコシアブラ。
 木楽庵エリア内か周辺では3羽、或いは4羽のウグイスが鳴く声が聞こえて来る。
 初鳴きの時からギコチさもなく見事朗々と鳴く個体がログに一番近い場所をテリトリーとしているようだ。
 ここのところの暖かさで、林の木々は淡い緑色に覆われて来た。用心深いウグイスもこの木々の葉っぱで姿を隠せると思うのか、安心感を持つのか近頃はログの前の木立に留まるようになってきた。
 声量と言ったら良いか、あの小さな身体で鳴き声の音量は驚くばかり。

 このところ良く晴れ気温も高い日が続きログ周辺のツツジが一斉に咲き始めた。
 下刈りをしながら、ツツジは残しておいた。笹が生い茂っていた林の土手は日当たりもよくなりツツジの赤が目立つ。
 北上山地である程度標高のある山々の山頂ではツツジの名所が多い。とても張り合うほどのスケールではないが土手一面に広がるツツジに目が和む。
 ツツジの間には細っとしたコシアブラの幼木。タラの芽と並び山菜好きの人には好評。
 採取出来る時期は1週間程と聞くが今年は成長が早いようで丁度良い頃合は3,4日程ではないでしょうかね。

 この山に入って8年。今でも初めて見かける植物もたまにある。
 林の土手と山道の際に咲いていた青く小さな花びら。
 遠目には春先によく見かける「オオイヌノフグリ」に似てるようで花はもっと大きい。
 ネット図鑑をあたると「フデリンドウ」という、その通り竜胆科の花。
 2年草で種が落ちても花をつけるのは翌々年、夕方には花弁をパラソルの様に閉じ、日が翳っても閉じる。
 今までも生えてたんでしょうが今年の好天続きで花もよく開いていて目に入り易かったのかもしれませんね。

 



ツツジが咲いて田起こし。「フデリンドウ」を合図の花暦にしてもいいかも。


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