'12年 12月、先々週の「炉穴斗」あらため「ロケットマスヒーター」を試してみる!

 


 先々週、いじっていた炉穴斗ストーブ。燃焼炉だけで試して見たのだけれど、うわさ通りの燃え方に惹かれてしまった。この燃え方と灰の少なさだったら燃焼効率は悪いはずがない。ネット情報で謳われる薪の量1/4〜1/5も夢じゃなさそう!
 という事で、燃焼エネルギーを暖房として感じられるように、先達皆さん方のサイトを参考にしながら、もう一つの1斗缶とペール缶を使ったヒートライザーからの熱の取り出しタイプを作って見た。
   1斗缶は切り開いて燃焼筒の断熱壁を作る筒として。 ペール缶は燃焼ガスから熱エネルギーを輻射する外壁として、それぞれ連結用の加工を施す。
 そのペール缶を被せヒートライザーの完成です。

  組み上げた画像が左側。1斗缶の上にペール缶を載せてるのでバランスが悪そうですねぇ。(笑
この逆パターンの方が安定していいかもネ。
 まずはヒートライザーからの輻射熱を確かめたくて、煙突は従来のブリキストーブの煙突につないだ。
なので煙突は水平部90cm垂直部90cm程度。
このままチョイ使ってみて、煙道から取れる熱は後日水平方向の煙突を伸ばして見ましょう。

 着火初期は細かく割った乾燥材とか小枝が必要だが燃焼が安定すると、結構太い薪も燃やしてくれる。
 ただこの焚き口が小さい状態では薪の補充頻度が高くて面倒くさい。
 燃やす薪の炎は焚き口から吸い込まれるように燃焼筒に入って行くので、外には出てこない。ひょっとして焚き口も長く、燃やす薪材も細長くしてやてれば自動供給的に薪の補給サイクルは長く出来るだろうと・・・焚き口に煙突を延長。
 確かに頻繁に薪をくべる事はなくなり「楽」

でもそれは止めた方がいい!この構造で焚き口下部を空気取り入れ口として開けると、薪の補充筒がヒートライザーと化し焚き口から高温の炎が噴出する場合がある。まぁやってみて分るのも悪くはないが・・・危険      
 調理用:ロケットストーブ
 暖房用:ロケットマスヒーター
 (ではオーブンを併設したら何?)
 考案者:ラリー・ウィニアルスキー博士
 何時?:1982年

参考URL:下の引用図をクリックで!

○80%〜90%少ない木であなたの家を暖めます。
○排気はほぼ純粋な水蒸気とCO2(冒頭に少し煙)
○1つの熱源で終日使えます。
○1日半で作る事が出来ます。
○作られた皆さんの多くは費用20ドル未満で!

 



焚き口径半分程度の太い薪も炉内だけで燃えて、炎は内側に吸込まれ煙は出ない。
1000℃にも達する燃焼炉。屋内で作り付けるなら耐火煉瓦で作らないといけませんねぇ。


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