'12年 5月、周囲は紫色が目に付く季節。

 




   草刈りで汗をかいた後、牧草地でも眺め一息つこうと近くの放牧地に行ってみたら、一面ほっくリ返した跡。牧歌的風景にも原発事故の腹立だしさだなぁ。


 今週初め、陽気のよさに誘われて少し春の遅い大石田まで行ってきた。中羽前街道、鍋越峠辺りは残雪と桜のコントラストが奥羽山中の遅い春を思わせる。
目的地は大根汁で食べる七兵衛そば。
 メニューは二つ(中身は一緒)基本的には単一メニューなので、注文の必要はない。黙って座っていてもちゃんと蕎麦が運ばれてくる。椀に入った蕎麦を食べ終わった頃お代わりも又、黙ってても運ばれてくる。 手打ちの田舎蕎麦食べ放題という事だけなんだけれど、自分が蕎麦好きになった元はここの蕎麦だった。

 今では自分が打つ蕎麦も多分ここの蕎麦と似たような味わいだと思うのだが、やはり季節の付け合せを味わいながら、大根汁に浸して食べる歯ごたえが良すぎる程の田舎蕎麦はこの大石田の寒村で食べるのが一番だと思う。
 帰りには初めて入った徳良湖温泉花笠の湯。花笠音頭の発祥はこの地だとか。       

 



黄色、白、薄桃色とかの春の花の後は藤の花の紫が周囲を賑わせている。
あまり目立たないが桐の花の芳香は香りに色があるならばやはり紫。


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