徒然なるままに


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'15/ 7/ 25  撮影機材、カメラ四方山話

 自分が初めてマイカメラを手に入れたのは高校一年生の頃、もう40年以上前。
部活の中でカメラを使う環境に入ってしまったから・・・だったかも知れない。
 ま、別に自分の所有物として、持ってなければならないわけでもないけれど、どうせやるなら自分のカメラとして欲しい。
 勿論、時代はデジカメなどなくて35mmフィルムカメラ。
出来れば「一眼レフカメラがいい」とせがんで買ってもらったのは興和SET−R。
と書くとなんか上下レンズの古い2眼レフメーカーかと思われるかKowa SET-R

 レンズシャッター、TTL測光、バヨネット式交換レンズマウント
(交換するレンズなど持てなかったのに)
その後、手に入れたペンタックスSPがスクリューマウントだった。測光はコーワSET-Rが元祖TTL(Through The Taking Lens)でしかも開放測光なのに対しペン太は絞り込み測光。新しく手に入れたのに後戻りした感があった。 それでも世間では名機と人気の長寿なカメラだったのでミーハー(死語!?)選択だったのでしょうね。

 それにしてもレンズシャッター一眼レフなんてコイツだけだったかも!!
二度故障し一度目は保証修理で復活。二度目で諦め分解。
しても組立て直す事は出来ませんでした。

 カメラの作りにに詳しい方は構造を想像してみてください。名機・迷機かな。
シャッター音は静かでした。他の一眼が「カシャッ」ならコイツは「シャッ」でしたね。
※クイックリターンミラーとレンズの間にシャッターがあるので、ファインダーに被写体像を通すにはシャッターは常に開いておかなければならない。開放測光の光量を測るには都合良いがフィルムは感光しちゃうジャン!ここに秘密があるんですねぇ。
 フォーカルプレーンシャッターは無いけれどミラーとフィルムの間に遮光版を置いてそれがリターンミラーと同期して跳ね上がるのです。その前後シャッターは1度
適正な設定絞りまで閉めて、シャッタースピード時間を保持した後に全閉しミラーが落ちたら再度開放!居眠りのようですね。
言葉にすると難しい。迷機の誉れ(苦笑

 現在は興和名称のカメラは作っていないが「コーワ」とはなんとあの「ウナコーワ」とか「バンテリン」ちょっと年代が上がればカエルのマスコットと「コルゲンコーワ」が馴染みが深いか!?興和と言えば医薬品系の会社というイメージが殆どでしょう。
 既にカメラ製造はしていないけれど、今も観光地の展望台などで見かける観光用望遠鏡や、バードウォッチングでも使うスポッティングスコープを出しており昨年はマイクロフォーサーズ規格用の交換レンズを出したそうで、しぶとく光学系事業は続けているようだ。

   今時の子供たちなら高校に高校に入る頃には携帯電話(今日びはスマートフォンかな)を持っているのはベネッセの調査では高校一年で91%。なんと小学校4年生で22%もいるという。そんなのは都会の話だろうとよく見れば、確かに小中学生の所有率は中都市・郡部より都会の方が多いが高校生になると差は少なくむしろ田舎の方が所有率が多い。小さな子は安全のために!大きくなると情報ツールとして!てな使い勝手がそうなっているのかもしれない。
 2008年のデータなので今はもっと多いかも知れない。こういった携帯・スマホには低学年対象のキッズ携帯とかの一部以外はカメラはついているので、別にカメラを欲しくて買うわけでなくても写真を撮る機能は中学生ごろには自動的に手に入る。

 こういう子供たちが写真に納まる姿を見ていると、自分たち爺世代とは隔世の感がある。身を正してポーズを取り写真に納まるのは今も集合写真などではあるかもしれないが、それでも歯も見せずに慇懃そうな顔つきをするのは昔のはなし。
 スナップショットであれ今の子供たちは実に生き生きとした表情で写真に納まってくれる。少子化と言われ始めて随分経つが、親たちもせっせと写真或いは動画も撮りTVなどお母さんが家事で忙しい時などEテレチャンネルなどを旨く活用しているようだ。そういう時の子供番組でも画面からは多くの子供たちが恥ずかしがる事もなくむしろ積極的に映ってくれる。
 今もショッピングセンターなどのゲームコーナーなどで「プリクラ」の機械を見かけるが、コイツも楽しく写る文化の定着に寄与したのかも。

 自分がカメラを手に入れた1970年から80年代には一眼レフカメラを作っているメーカーは国内でも10社以上もあったんじゃないだろうか!?
 ペンタックス・ニコン・キャノン・少し遅れてオリンパス・ミノルタ。先のコーワ、友人が所有していたものでもトプコン・ペトリ・コシナ・ヤシカ・コニカ・フジフィルム・・・
 35mmフィルム以外でも写真館などでよく使った大判用カメラ、35mmフィルムを半分サイズで使うハーフカメラ。35mmから小型化を狙ったAPSサイズ。16mm映画用フィルムからコダック開発の110カメラ。

 工業高校を卒業し入社した電気製品の製造会社に入って数年後オイルショックに見舞われた時代、配置転換で、この110カメラに携わった事があった。
携わったといってもカメラ本体ではなくて露出とシャッタースピードの制御系。

 当時、レンズとかフィルム巻き上げシャッターなどのカメラの基本的メカ部分は当然カメラメーカー得意の分野。そしてCDS素子を使った外部測光からTTLまではカメラメーカーが次々と組み入れて行った。ただ自動露出の電気制御、要は内蔵する制御基板は極力小型化する必要があるしデバイスなども、カメラメーカーによっては電気製品メーカーに外注する方が現実的だった。
 今はオートフォーカスも常識となりデバイスも出揃い、むしろ画作りとか使いやすさのUIとかソフトのKnowHowはカメラメーカーに蓄積されて行ってるのかも。

 ひょんなことで携わったペンタックス「オート110」は110カメラその中でもキワモノだったかもしれない。110フィルムカメラでレンズ交換式一眼レフだった。それこそ普通の一眼レフカメラのカタチでを掌に載るサイズだった。
 今やデジカメ時代でコンデジで多く使われている1/2.3サイズのイメージセンサーカメラでレンズ交換式としたペンタックスQはこの「オート110」のデジタル化というコンセプトらしい。サードパーティで出回っているマウントアダプターを使えば40年前の「オート110」交換レンズが使えるという。

 言ってみればそんなこんなも日本らしい工夫とかこだわりとかガラパゴス化の一端かもしれないが、そういう日本国内のカメラ産業の裾野の広さが今の時代にもまだ世界で評価され選ばれ続けているのかもしれない。
 その後レンズに特化したいったりレンズを供給していてやがてボディも開発したメーカーとか、国内電気製品メーカーはいわゆるガラパゴス化を揶揄され斜陽感もあるが カメラについては今だ世界的に日本製品がトップシェアーを維持している。
 ただ断トツ9割以上のシェアと言えるのはレンズ交換式、一眼とかミラーレスで、殆ど汎用的なパーツで組み上げられるコンパクト系は家電製品と同じような流れになっているようだ。製造業種に携わってきた身には寂しさもあり日本メーカーには頑張って欲しいなという思いもする。

 フィルム時代に使ってきた一眼レフカメラ、最初のコーワSETから次のペンタックスSP、ミノルタのXシリーズ後期モデルの3台は既に手元にはない。
 デジタルカメラに変わってからは35万画素時代からコンデジだけで、6,7台も買い換えてきたかも。なにせデジものは陳腐化が早いし壊れもする。
 デジタル一眼レフはお下がりで娘へ行ったものもあり、現在も使っているカメラはコンデジ2台。デジ一眼も2台ながら、最初の1台はキャノンがエントリーユーザー向けに出した2003年の初代EOS Kissデジタル。

 1995年デジ1登場当時キャノンがコダックと提携して作ったEOS DCS1など発売価格は360万円だった。大手報道機関などは使ったというがプロ写真家でも手を出す人はいなかっただろう。
 それから8年ほどで爺にも手を出せる価格帯となったが、レンズもボディも樹脂製でセンサー画素数も現在のスマホの小さなカメラの半分、もしくは1/3の680万画素それでもレンズ付きで14万円ほどしたかな。ま、画素数が多ければ全て良いわけでもない。携帯・スマホのカメラでは撮れないホタルもしっかり撮れる。
 小画素数は当時のデジタル周辺機器の能力にはむしろ都合良かった。

 EOSKissデジタルは10年近く使ったがセンサーのごみ付着と汚れに耐え切れず同じキャノンのコンデジPowerShot SX200 ISを使い続けた。ただこれもセンサーのゴミには手を焼いた。キャノンさんはゴミが入りやすいのかな!?
 コンデジのプログラムモードでも夜景〜スポーツとか撮影する状況に合わせたプログラムモードが装備されていて容易く(!?)キレイな写真を撮れる事にはなっている。あるカメラで中々思うように撮れない。という時に同じジャンルで別なカメラで撮ったらきれいに撮れた!というような事もある。

 けれど、昔ながら写真を撮るワザとしての絞りとシャッタースピード。
(で得られる撮影効果)肝心のピント合わせをマスターしていれば、マニュアル操作出来るカメラの方が、見た情景を頭の中でイメージする写真に撮れるはず。そういう思いがマニュアル機能は外せない選択肢となっている。

 で、去年10年ぶりにデジ1更新。フィルム時代に使ったメーカーネームの親近感もあり、ペンタックスK−5U。ゴミ写りは今時のデジ1は普通にセンサークリーニング機構が付いてるけれど、結露痕などにも効果があるんじゃないか・・・と手ごろ価格で防塵防滴構造が決め手ですね。大手2社のようなレンズバリエーションの多さはないが、まぁ自分の撮り方では標準ズームと長めレンズ1本で事は足りそう。
 ただ、今年になってちょっと臨時収入もあり、コンデジの範疇ながら長レンズとやはり防塵防滴を謳った見た目一眼レフ風のカメラを買ってしまった。

 12年程前、能登にツーリングした時カメラを忘れて途中の家電量販店で殆ど最安価格のデジカメを買って使った。ツーリングから帰ってからは娘へのお下がりとなったのだけれどそれが富士フィルム製のコンデジ。
 里山の中に居ることが多いので野鳥を撮る機会もある。これまでの所有環境では35mm換算で640mmが最長レンズ。それを倍位の長さで!と機能/SPEC/コストで比較して鳥カメ専用としてはこれが良いか!と選択は富士フィルム製Finepix S1に。
 35mmフィルム換算で最大1200mmのレンズ長が魅力なのだが1/2.3インチのイメージャなので実際にレンズを伸ばしてもデジ1眼の135mm程度でコンパクト。
 1200mmを手持ちで!と心ウキウキだったが、実際に使ってみるとあれ!?あれ!?が多い・・・そうだよねぇ何もかも良いものだったらもっと売れてるはず(苦笑。
 だんだん目も衰えてくるというのに何処までカメラの沼は続くものでしょうか・・・

 
'15/ 7/ 18  気象庁発表はまだだが梅雨は明けたんだろうな

 台風11号は四国室戸岬辺りに上陸し松江から日本海に抜け能登半島方向に曲がって進んだところで熱帯低気圧になった。
 9号、10号、11号と発生した時はどれがどう進んでくるのだろうと、台風に気をとられている内に、今週頭には既に梅雨前線は東北より北側に上がっていた。
 これで又降りてこなければ梅雨明け!と言う事なんでしょうが、気象庁の梅雨明け宣言はまだない。
 今週前半には当地一関の中でも38℃を観測した地点があった。いくらなんでも梅雨の最中に38℃は無いんじゃない!?

 まぁ梅雨明け宣言が東北地方北部にはさほど気になる情報でもないが、台風情報は各地何処でも気になるところ。
日本の気象庁の台風情報もアジア圏では優秀なんだろうが、もう一つ!
【JTWC(Joint Typhoon Warning Center )】
【アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター】

の台風進路予測がかなり信頼性が高いようだ。

 というか、気象庁の台風情報は、台風が台風でなくなった時点で進路予報もやめてしまう。全て台風はやがて勢力が衰えて今回のような熱帯低気圧とか温帯低気圧となり、更に低い気圧も高まってやがては低気圧でもなくなる。
 それでも移動方向によっては周囲の天候は大いに影響を受ける。勿論気象庁も進路情報は台風情報コーナーなので、台風でなくなった時点でそれは終わり。あとは天気図を見てくれ!てな事でしょうが、天気図で表される進路情報は大雑把な矢印でしかない。この点JTWCの予報は低気圧化しても進路予報は示し続けている。

 気象予報士を目指す人は天気図の見方も描き方も知っているだろうが、今日びTVで放送される天気予報で、天気図の内容と時間帯毎あるいは週間天気予報のどちらを注目するだろう!?自分は後者、時間帯毎予報と週間天気だね。
 若い時分、山歩きをした方は毎晩放送する
「・・・那覇では南南東の風、風力2、曇り。気圧ン・ミリバール24℃・・・」
てな感じで始まる気象情報を順に書き留め気圧の等高線をなぞって天気図を描く作業が身の安全を保つ技術として習得していた人もいるんじゃないかと思うが、今時分、そういうことをしている人はわずかだろうし、天気図を見て今日の午後の天気を考える人も少ないんじゃないでしょうかね。

 「若い時分」と書いたのも百名山ブームからは年配者の山歩きというか古典的な山歩き趣味がそういう世代に移ったのかな!?つまりそういう方々は多分天気図描きはしないんだろうな。携帯もスマホもあるし山中でも日常生活との差は周りが自然そのものだという事と不自由さが楽しい食とか排泄とか、情報系は普段と変わらないという錯覚も多い。そして事故も起き易い・・・ような気もするんですがね。
 今の高齢者より楢山節考時代の高齢者の方が時代と自身とのバランス感覚なのか生きる覚悟というものは優れていたのかもしれないナ。

 気象衛星もスパコンもない1941年12月8日ハワイ周辺の天気予報をセヨ!という命令が気象庁に下されその予報をした人がいたそうな。
 現代でも軍事行動に気象情報が必要であろう事は容易に想像がつくが、太平洋戦争、日露、日清、明治維新の内戦、戦国時代と遡ってみれば天気情報の精度が低かった時代ほど!もし明日の天気が確実に分かれば、それはそれで軍事機密レベルなのでしょう。命が懸かるわけだから。
 気象庁の梅雨入り梅雨明け宣言精度などお気楽なものかも(苦笑
ン・今週はなんかネガティブ志向。明日は気分転換秋田男鹿Touringへ。


 
'15/ 7/ 11  当地、今年はカラ梅雨!?真夏日に3坪棟基礎作業(!?)

 外作業が多い生活をしていると気になるのは毎日の空模様。
先週の抜け殻を這い出た蝉は元気でいるかもしれない、今週夕方にはヒグラシの心地いい揺らぎを感じる「カナ・カナ・カナ」という鳴き声が聴こえる。
 毎晩、10日間予報を出しているtenki.jpを見て朝はもう一度ダメ押しでNHKの天気予報を見て出かける。当日の天気は殆ど予報通りの結果になる確率が高かったと思うのだけれどそれで的中率は9割迄にはなってないんじゃ・・・!?

 特に近年は荒れる予報が肩透かし的な方向になっているのかも!?先月は竜巻予報が多かった。解説では竜巻が多く発生する米国では竜巻予報が発達しているとの説明の後で、それでも当たるのは5%程度とか。

 長い事、日本では「竜巻」そのものの予報は無かったと思う。ニュースでその被害を見ても「強い風で」とか「突風が」との報道だったような気がする。
 それがいつの間にか竜巻注意報がよく出されるようになった。山地が多い日本では、米国でのそれのような地面から空に伸びて蛇の様にうねる竜巻の姿を目撃する機会が少ないのかも知れないなぁ・・・と思うのだけれど、現実的にはよく起きている気象現象なのかもしれない。

 去年後半から、NHKのTV番組で
「プロ・アドベンチャーレーサー田中陽希・日本百名山一筆書き踏破」
という番組をやっていた。BS放送では朝の15分番組だったので月曜から木曜日に放送される番組を録画予約しながら毎日観ていた。

 百名山間の移動も徒歩で歩き海峡はカヤックで渡る。約7800kmと言ったと思うが自分の足で7ヵ月半を掛けて登りきる。という暴挙!(苦笑・・・だった。
 タイトルに「プロ・」とつけてあるので一般素人ではないですよ!という事だろうが確かにその中の何座かは登った自分の目ではあれは一般人には不可能に近いのでしょう。なにせ登山ルートガイドブックのコースタイムの殆どを半分程度で登りきる。ま、プロと言う事ですし近代登山なので・・・

 ちょっと話が逸れ気味ながら、その番組の中で青森から北海道に津軽海峡をカヤックで渡った過程では天候が悪くなり波も高くなり難儀した渡航の最後に津軽海峡に発生した竜巻が映像に捉えられていた。
 田中陽希氏はあっさり「竜巻ですね!」とか話していたが、アウトドア系アスリートはワリと竜巻を身近に認識しているんだろう。

 明日の天気は実感的に的中率9割近くにもなるかも知れないが週間天気の後半はグッと下がるのが気象予報の今の実力かな。長期予報ともなると更に・・・。
 ここ1週間ではあまり間をおかず3個発生した台風9号から11号。幸いに日本列島に影響が大きいのは(ま、逸れて行った先には気の毒ですが)

 台風11号。9号は10号を追い越し中国に行ったし10号は優柔不断で朝鮮半島に向かうようだ。気になるのは11号ですね。あまり動かずエネルギーを溜めて日本列島南岸をなぞるように来るんじゃないでしょうか。いっそのこと梅雨前線も押し上げてサクッと夏にして欲しいところです。
 なにせ木楽庵ログの付属第2棟の水回りを集約した3坪棟の基礎作業工程に影響しますからねぇ。それと来週明けの一泊Touringにも。

 
'15/ 7/ 4  梅雨に入ったばかりながら、夏も近そう・・・(!?)

 当地、岩手県南部は東北北部と言ったら良いのか南部でもないし要は北部/南部の境になる。気象庁の梅雨情報では東北南部が14日北部が13日平年より梅雨入りが遅かったそうだ。ほぼ2週間。
 沖縄では既に梅雨明けと報じられていて梅雨の入りと明けは平年より11遅い梅雨入りで15日早い梅雨明けだったそうな。
この東北地方と似た感じの梅雨入りの遅れだったので、もしかしたら梅雨明けも早いのかな!?と思ったら南北に長い日本列島、九州・中部地域は梅雨入りは平年より3,4日早かったそうな。

 九州・中国地方では毎年梅雨時期の豪雨が伝えられるけれど、今年は殊更多いような気がする。なにせ梅雨前線が列島南部に停滞して動かない 。
 南の高気圧が弱い・北の高気圧が動かない・偏西風蛇行の下振れが丁度日本の上。とかとかTV局のそれぞれの気象予報士はおっしゃる。今週末には台風が3個並んで発生!位置関係の近さによっては予想外の進路と強さになるのです!!とも異常気象的な兆候なのだと暗に含むニュアンスで煽る、わりには毎日の天気予報は外れる事が多い。

 気象衛星初めスパコンやら目ん玉の飛び出るような高々な観測機器、予報システムを駆使する割には・・・とも思うのですが昔から観測している 生物季節観測の対象を増やしたほうが、意外と中期的な予報の精度は上がるかもしれない。なにせ生物生き死にの感度が退化してきている人間よりは虫・植物・野生動物のセンサーの方が精度は高い。

 今週初め、合歓の木の葉陰に引っ付いている蝉の抜け殻があった。一つ見つけ草刈りをしてたら、何個(何匹)か草の茎やら細い木の枝先に見かけた。う〜んこれも生物季節観測対象に入れても良いかも。
 蝉が羽化し始めたのは確かだけれど、まだ蝉の鳴き声は聞えてこない。
さ〜てこの辺の梅雨明けは早くなるのだろうか遅くなるのか!?いづれ列島南岸沿いにある前線がササッと北へ抜けてくれないと梅雨も明けないだろうし夏にはならんのでしょうからね。

 

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